【感想・ネタバレ】続ジャパネスク・アンコール!のレビュー

あらすじ

高彬と煌姫を契らせるという陰謀が失敗に終わった守弥は、瑠璃姫が籠もる吉野に乗り込むが…!?(『守弥のジャパネスク・ダンディ』)。父母を亡くした小萩は、幼い姫の話し相手として貴族の邸に勤めることになる。それが瑠璃姫だった!(『小萩のジャパネスク日記』)。いよいよ京に戻ることになった瑠璃姫。みんなに内緒でこっそり帰京するが、それを待っていたのは…!?(『瑠璃姫にアンコール!』) 【目次】守弥のジャパネスク・ダンディ の巻/小萩のジャパネスク日記 の巻/瑠璃姫にアンコール! の巻/あとがき

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「瑠璃姫。もう、いいですから、お帰りなさい」のくだりで、ものすごくぶわっときて、泣いた。
ものすごく、目に鮮やかな、景色を見た。

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2012年09月24日

Posted by ブクログ

前巻に引き続き高彬の乳兄弟・守弥が登場です!


若君をかどわかす憎き瑠璃姫のいる吉野に乗り込んだ守弥。
でも、道中、崖から転落して記憶喪失になるっていう…。

ドジっ子ですね、守弥。
20歳なのに、笑。


吉野の君の件で傷心の瑠璃姫。
ちょっと廃人状態だったと思うのです。

守弥が助けになるなんて思わなかったなー。

瑠璃姫帰京のきっかけとなった会話が、とても切ない。
いつも元気な瑠璃姫なだけに、ギャップがね。

守弥は、なんだかんだで良い人だ、笑!



で、本編3部でもある「瑠璃姫にアンコール!」
このお話も好きです。

登場キャラの夏姫(なつひめ)の女心が切ないですね。
どんなに想っても情けすらかけてくれない相手を好きになってしまったんだから。

それを知った瑠璃姫も複雑な心境で…。
応援するわけにもいかないしね。


そして、高彬はどんどん男前に成長していきます!
一巻では15歳だった彼も、もう17歳。

一途に真摯に想い続けてるのに、いまいち瑠璃姫に伝わってない…っていう、笑。
でも、ついに念願かなって瑠璃姫と結婚ですね♪


最後の一行。
「あたしたちは今までになく、仲よしになった。」が良い!

0
2010年08月30日

Posted by ブクログ

『守弥のジャパネスク・ダンディ』までかかるんですよね。瑠璃姫が自分の気持ちに区切りをつけるのは。(1)からここまでが吉野君篇だと思ってます。
そして、ここでも目がうるうるしてしまうんですよね・・・。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

『ジャパネスク』こそライトノベル風少女小説の基準原点である
何度読んでも時代を経てもその位置は変わらず

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2019年01月12日

Posted by ブクログ

守弥の吉野行きの話。

小萩の日記。

瑠璃姫の帰京と、融の家出、夏姫の恋。

どれも切なくて美しい感情に満ちたお話で素敵でした。
時代の華やかさだけじゃない、人物の心が、伝わってくるものがあって。
ほんと素晴らしいです。

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2013年03月15日

Posted by ブクログ

以前読んだ「なんて素敵にジャパネスク2」から開いたうえに、
間の「ジャパネスク・アンコール!」がとんでいてなのですが、
間の「アンコール!」が番外編的なので何とか
2と繋がりました。
2の後、瑠璃姫は静養に行ってたんですね。
はじめの守弥と子萩の一遍は、番外編的だけど
どちらも可愛い姿が見れて良い♪
一応続きにも繋がっていく話にもなってます。
特に守弥の思わぬ役得ぶりは凄い。

瑠璃姫にアンコール!はコミカライズ版のラストにあたる部分
(現在コミカライズ中の「人妻編」の前にあたる)
なので、マンガ版でも読んでおり、懐かしさもひとしお。
「あの」瑠璃姫をも唸らせる「夏姫」。
彼女の抱える想いが切ないことは知っていましたが、
やはりホロリと…でも「裏の夏姫」ですからたくましく
生きていくことでしょう。

何か高彬が気の毒でしたが、最後が幸せ(この本でも)なので
いいかな?(笑)

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2010年12月11日

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氷室先生の訃報を聞き、少しずつ著作を読み返しています。私は、氷室先生の作品のリアルタイムな読者層とは若干年齢がずれているのですが、それでもやはり、氷室先生の本は私にとって青春の1冊だっとのではないか、と思います。90年代後半以降、新作が出ず、新作が読める日を心待ちにしていました。永遠に、その夢はかなわなくなりましたが、それでも残された著作があり、それを読み返すことができることを幸せに感じます。これからも、何度となく読み返すことでしょう。氷室先生のご冥福をお祈りしています。

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2011年07月20日

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守弥の声で帰ることを決めた瑠璃姫がせつなかったです。
そして夏姫のお話がなんだかとてもかなしかったです。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

再読。

「アンコール」についで守弥、小萩が主役のスピンオフと、瑠璃姫が京都へ戻るまでの三作を収めたスピンオフ。

吉野君にそっくりの声で現れた守弥が、記憶を取り戻しても、失っていた間の瑠璃に惹かれて、当初の予定とは違う言葉をかけてしまう場面が印象的。確かにこうでもないと、帰京の決心はなかなかつかないよね、上手い!

瑠璃が主役のスピンオフは、うーん・・確かに笛の中将の気持ちはよーく分かるけど、それにのったんだから!とイライラしてしまう。それにひきかえ、夏姫のかっこいいことよ。

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2011年12月03日

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