岩井俊二のレビュー一覧

  • スワロウテイル

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    映画「スワロウテイル」の
    “岩井俊二”監督自身による
    もうひとつの原作小説



    わたしは自分の誕生日も知らない
    国籍もない
    そして名前もなかった

    そんな書き出しで始まる物語


    主人公の少女アゲハは
    日本人のサラリーマンと密入国した中国人女性の間に生まれた

    舞台は日本に『円』を堀に来る
    移民達が暮らす『イェンタウン』

    いつかは自分の店を持つ夢を抱きながら
    怪しい屋台で小銭を稼ぐヒョウ

    格闘技の達人で正体不明のリン

    売春で生計を立てるイェンタウンのマドンナと呼ばれ
    少女を引き取ったグリコ

    グリコの兄でヒョウやリンと墓荒しで小銭を稼ぐフニクラ

    グリコ達が暮らすアパートの隣人アーロウ


    個性豊かなメンバーが
    夢叶え
    新たな道を歩き出そうとした時
    事態は思わぬ展開を見せる…


    映画『スワロウテイル』の企画書であった本作品

    岩井俊二が描くテイストに溢れる世界は
    グイグイと僕を引き込んでいった

    まるで
    アゲハやグリコ
    ヒョウやリンの息遣いが
    歌い笑う声が聞こえてきそうな気がした………

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    2010年05月12日
  • ウォーレスの人魚

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    人魚伝説。なんか不思議な印象のストーリー。でも好きです。なんとなく物悲しい。インパクトもあり、実際こんなことあるのかも・・・って考えちゃう小説。

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    2010年05月11日
  • ウォーレスの人魚

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    自分の中にある”人魚”のイメージが一掃されました。

    めちゃくちゃ好きです。


    ******* 再読記録 *******

    2009.05.26

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    2010年09月07日
  • 花とアリス

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    映画が素晴らしいので当然素晴らしい。淡々とした感じのコマ割が好き。ただ、ちょっとお値段が高すぎると思う。

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    2009年10月07日
  • 花とアリス

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    映画「花とアリス」の絵コンテをベースに岩井監督が描き降ろした漫画。量で得た上手さでなく先天的な上手さがあります。他人の漫画だけ読んで漫画を描いてる人達は、これ読んで、人間を観察して描くという基本を思い出して欲しいです。

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    2009年10月04日
  • ウォーレスの人魚

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    惹きこまれたー

    人魚っていう題材。
    空想で描くアリエルのような幻想的な人魚全く否定して
    淡々と研究、ドキュメンタリーみたい。

    横文字カタカナな名前の登場人物、苦手だったのに
    不思議な世界観にまんまとやられました

    最後も納得いくし 愛の形は様々

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    2011年06月08日
  • トラッシュバスケット・シアター

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    最も敬愛する岩井俊二監督の映画にまつわるエッセイ集。面白いです。「トレマーズ」は自分にとっても衝撃的な作品でした。

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    2009年10月04日
  • スワロウテイル

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    映画と似ているようで全然違うお話。世界観がすき。ある意味、浅野忠信が渡部篤郎。あいのうたを聴くと泣きたくなる。

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    2009年10月12日
  • 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(1)

    匿名

    購入済み

    1巻

    (あくまで個人的な見解です。)
    何とも言い難いですね。
    まず多分主人公のかたわれの女の子が鍵を握っていそうなのですがそれが良く分からないんですよね。
    本当に不可解です。
    2巻である程度は分かるはず…

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    2026年09月22日
  • ラストレター

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    SNSでこの小説の中の一文がクローズアップされていて気になって読んでみました。岩井さんの作品を読むのが初めてということもあり、正直読みづらいなと思ってしまいました。。
    後半のパートではこの文章好きだなというのを見つけられ読んでよかったと思えました。

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    2026年06月27日
  • 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

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    青春の1ページを切り取ったかのような小説で、10代の頃に親に反抗してやりたかったことが詰まっています。
    友達と好きな子を賭けて勝負したり、親から逃げようとしたり、とにかく10代感が満載で、自分もあの頃に戻りたくなるような感覚でした。
    世界観もファンタジーがいい具合にストーリーに絡んでいて、楽しく読むことが出来ました。

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    2026年06月03日
  • ラヴレター

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     映画にもなった作品。
     奇妙な偶然から始まった文通が思いがけず過去をあぶり出していく。いい思い出も悪い思い出も。
     この作品の主人公は最初に手紙を出した渡辺博子であるが、実は裏の主人公・藤井樹の物語にも思えてくる。

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    2026年05月31日
  • リリイ・シュシュのすべて

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    ネタバレ

    始めのブログで事件の話が進んでいくのは、現代の書簡体小説のようだと感じた。ブログ参加者たちの主観的な考察が飛び交っているのを眺めているという感覚で、面白い構成だと感じた。
    後半には事件の犯人の自白パートが続く。思春期の青少年たちの成長過程で出てくるやり場のない感情、日々の虚無感、それが形となって現れるネットの世界でもリアルの世界でも集団で人を攻撃する悪意、苦しい現実から逃げたくて何かに縋って自分を見失ってしまう様子たちが生々しく描かれている。

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    2026年05月26日
  • ラヴレター

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    映画「ラブレター」と小節「ラブレター」を当日に見て読んでしまいました。数十年前に初めて映画で観て,昨年公開30周年ということ,主演の中山美穂さんが亡くなったこともあり、再度劇場で観てDVDも買ってしまいました。そして、監督の岩井俊二さんが執筆した小説も今回初めて読みました。どうしても映像が頭に浮かんでしまい、映画をなぞってしまいました。映像と同時期に小説を読むことはあまり好ましくないのかもしれませんね。

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    2026年05月21日
  • 零の晩夏

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    読者は、最初から分かっていたけれど
    主人公は、物語を進んでいって遠回りして、
    やっと、近くに居た人に気付く。
    そして、わかっていたはずの読者も改めて
    物語に引き込まれてしまう。映像の世界感。

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    2026年03月20日
  • ラストレター

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    生きてることが正しいとは限らないと思っています。
    難しいかもしれないけど、死がマイナスなイメージでなく、また会おうねと言えるような世界が、人がいてもいいのかなとずっと思ってます。

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    2026年02月06日
  • リップヴァンウィンクルの花嫁

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    ネタバレ

    自分は嘘をつくのが苦手だし嘘の世界で生きるなんて以ての外だけど、実際この世界は嘘ばかり。自分が見えていない世界はまだまだ広いのだろうなと思った。そしてそういった見えていない世界でものすごいパワーを持って生きている人がいる。それを改めて感じた。
    様々な出会いがあって場面に変化はあるけど七海自身は最初から最後まで変わっていなかったのだと思う。カノンとの関係性が最初から変わらず続いていることがそれを表しているように思った。人に支えられる、人を支えることで無意識のうちに自分で自分を客観視するようになって成長したのではないかなとも思う。真白の母と安室さんと3人で飲むシーンが印象的だった。安室さんの正体はなんだろうか。ラスト、メッセージが回収されるところが岩井俊二らしい終わり方だと思った。

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    2026年01月07日
  • ラストレター

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    映画は以前見ていて、原作があると知って読みたくなった。
    鏡史郎のことがもう少しわかった。
    未咲のことも知りたかった。

    ラヴレターも読んでみようかな。

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    2025年12月22日
  • キリエのうた

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    キリエの歌聴きながら読んでいて心地よかった

    地震と津波の描写は、自分も関東圏からどこか他人事として捉えている節があるなと

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    2025年11月21日
  • 番犬は庭を守る

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    映画監督だと思うのだが岩井俊二による小説で、おそらく放射能で汚染された世界を舞台にした連続短篇集。はじめは反原発思想の作品かなと思ってしまったが、なんだろう、ちょっと変な舞台設定のファンタジーと言うか、快作と言っていいだろう。最後まで楽しめた。

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    2025年11月19日