岩井俊二のレビュー一覧

  • ラストレター

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    一人の女性の死をきっかけに始まる邂逅。
    手紙という不完全なコミュニケーション手段だからこそ起こる出来事。
    小説家の止まっていた時間が、この偶然と正面から向き合いはじめる中で動きだす。
    人は皆、不完全で、でも、それを受け止めて前に進むしかない、魂の成長の物語。
    とりまく登場人物の性格づけがそれぞれ味わい深い。

    前半のややふわっとした展開を我慢して最後まで読む事をお勧めします。
    この物語がどんな映像になったのか、岩井さんのつむぎ出す空気感を今度堪能したくなりました。

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    2021年12月02日
  • 番犬は庭を守る

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    非常に読みやすく
    面白かったが…なんて言ったら良いか…

    人間の醜さ、なくなった秩序、色々な愛の形をカオスに表現してる作品
    読者によって好き嫌いハッキリ分かれそうですね。

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    2021年10月10日
  • リップヴァンウィンクルの花嫁

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    感想が難しい。

    読んでいる間、何が本当で何がうそか、よくわからなくなっていった。現実もこんな虚構なのかもしれないと思うと、ぞっとした。

    そんな中でも真白と出会い救われる。でも、真白も嘘をついていて、でもそれは七海が救われる嘘で、って、もうわけがわからん!でも、真白に出会う前の七海の嘘だらけの人生が苦しかったから、なんかちょっと救われた。

    結局、安室の存在がよくわからなかった。喪黒福造的な存在なのかしら。映画、見てみたいと思う。嘘に疲れるから、もう少し経ってからだけど。

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    2021年06月21日
  • ラヴレター

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    中学生の樹と亡くなる前の樹。
    樹とひろこの手紙のやり取り。
    現代とは違う手紙というツールが懐かしく温かいです。

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    2021年06月16日
  • リップヴァンウィンクルの花嫁

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    ネタバレ

    物語の世界観好き。全部が夢のような不思議なお話。
    落日の真白の長台詞が印象的。こんなの現実にありそうでなさそう、でもやっぱりありそうって思いながら読んでて、最後びっくりした。
    安室の最後の号泣は演技かなと思った。ランバラルと安室の関係が最後まで明言されなかった。「ランバラルのお友達ですから」ってセリフが何回も出てくるのに明かされない。

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    2021年05月12日
  • ラストレター

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    映画を見る前に読んでみた。
    全体的に悲しい感じが最初から最後まで続く。
    みんなを引き合わせるために未咲が亡くなったことにも
    何か意味があるというような箇所があったが、
    僕にはよく理解できなかった。
    映画を見て再度、内容を理解してみたい。

    2022.02.14
    映画を鑑賞
    役者の演技が良かったのか音楽もよくて泣けた。


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    2021年04月11日
  • ラヴレター

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    ネタバレ

    樹っていう恋人が死んで、なのに手紙を出してみたら返事が来て。それは樹と同姓同名の同級生の女の子が書いたもので、主人公はその人に似ていたから一目惚れしたって言われたことが判明して、しかも樹は最後に「これ返しといて」って渡した本の裏にその人の似顔絵があって、好きだったことが判明。主人公は樹の友達と付き合うんやけど、この転校前に渡した最後の本が初めてのラブレター。(しかも好きとは書かず似顔絵と名前だけ書くっていう切なさ)

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    2020年09月20日
  • スワロウテイル

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    ほんとによかった。アンダーグラウンドな世界観が好きすぎる。映画見るの苦手だけど、岩井俊二監督作品はみたいな。

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    2020年04月24日
  • 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

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    何度も時を戻してストーリーが進んでいく、自分の意思決定でいろんな世界線を選択しているんだなとか思った。女の子の、自分ではどうしようもない力が働いて、抗おうとする姿は良き。

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    2020年04月22日
  • 番犬は庭を守る

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    原発事故で汚染された近未来のディストピア.たまたま「種馬」として生まれたものだけが豊に暮らせる超格差社会のなで,その中でも劣等な部類に生まれついてしまったウマソーの人生が物語られる.

    暴力的で猥雑で醜悪だが,最後の一文がうまい.画竜点睛,この一文でうまく作品が仕上がっている.

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    2020年03月18日
  • 番犬は庭を守る

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    難しい。
    破滅後の退廃的な世界。
    希望がない世界に希望を探す主人公たち。

    主観的な感情なので、
    希望なくても希望って産まれてくるのね。

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    2020年01月16日
  • リップヴァンウィンクルの花嫁

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    静かで妖しい、闇夜のような魔力を持った物語だった。
    突拍子もない方向に話が進んで、主人公の七海も流されていきつつも、ぎりぎりのバランスで保たれる。人間は、なんと寂しくて儚くて強くて美しいのか。

    今や重要なコミュニケーションツールのひとつだと理解しているものの、私自身はSNSが怖くて嫌いだ。
    それは嘘だから。虚構だから。
    でも、そうした嘘の仮面の向こう側に、本当があるんだと感じた。みんなどうにかして繋がりたいんだ。触れたいんだ。

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    2019年02月05日
  • ラヴレター

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    うーん。こういうのって、この不思議なやり取りから「藤井樹」の鮮明さが浮き上がってくるのが楽しみだけど、それがすごく茫洋としてて、博子がなぜ樹を好きなのかわからないままだったなー。

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    2018年12月23日
  • ウォーレスの人魚

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    ◆◆思いっきりネタバレがありますので未読の方はご注意ください

    進化論をベースにした人魚のストーリーは自分でもかつて考えていたことがあるのでどうだろうと思って読み始めたが、ウォーレスの実話というか伝説というかと近未来の科学的視点からの人魚の描写の緻密さに驚いた。進化論的な味付けもおもしろくグイグイと引き込まれた。やはり自分はこういう「科学=現実領域」と「人魚=幻想領域」が接するようなところで展開する物語が好きな
    のだなと改めて実感。密とジェシーが出会ってすぐにお互いを求めあってしまう廃屋のシーンもふたりの感情の描写がうまく、なぜかすんなりと納得させられてしまった。

    圧倒的だったのはやはり海洲

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    2018年10月15日
  • 少年たちは花火を横から見たかった

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    ネタバレ

    アニメ映画の原作版を読んでいたので、展開については予想がついていたが、映画とは描写が異なるので面白く読めた。

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    2017年11月26日
  • 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

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    ネタバレ

    アニメ版鑑賞済み。ドラマ版未鑑賞。アニメ版を見て、不満があった為、文章を読んで理解の助けにしようと思ったのが鑑賞動機。結論から言えば、アニメ版でよく分からなかった部分は理解できたので私的には満足。ただ、中学生にしては好きな子への反応などがちょっと子供っぽい反応をするのが気になる。もう少し大人びた行動をするとも思うのだが自分の気のせいかな?。感想はこんなところです。

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    2017年11月25日
  • 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

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    ドラマ、映画とも視聴済み。
    典道の視点から描かれるなずながいいな。広瀬すずの声も良かったけど奥菜恵のなずなも良かったなぁ…とか思い出しながら読んでた。
    そんな感じで、映画のノベライズとしては良かったと思う。映画でわかりにくかった部分はやっぱり文章で書かれていると理解しやすい。特に結末の部分は映画ではちょっと曖昧な感じがしたけど、これは典道の視点できちんと描かれていてわかりやすかったような気がする。
    映画をもう一度観たくなった。

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    2017年10月30日
  • スワロウテイル

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    ネタバレ

    映画の企画小説を出版化したやつ。汚い社会だからこその人情。底辺階級だからの可愛らしさ、爽やかさ。


     映画より小説のほうが好き。
     岩井俊二の作品で一番に有名かもしれんけど、あんま好きじゃない。もっと狭い世界を描くほうが向いてる。イェンタウンはちょっと世界観が大きかった気がする。田舎が舞台のストーリーがちょうどよい。

     作品としてはテンポが速くていいですね。読み飽きない。ちょうど良い浅さ。大風呂敷を広げて変になったりしていないのがすごい。こじんまり。


     アゲハがきっかけになってる。だから登場する。

     アゲハが来なければ、ずっとグリコは町はずれの娼婦だったろう。でも、事件に巻き込まれて

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    2017年10月06日
  • 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

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    何度も同じ体験を不思議な力でやり直しが出来る話。
    もし、あの時、プールでライバルに勝っていたら
    もし、あの時、彼女を相手の両親から救って逃げれたら
    もし、あの時が続く話。

    時間を戻す度に花火の形が変わったり
    電車の線路が変わったり
    アイスバーの形が変わったり
    不思議なことも同時に起こる。

    やり直しをして、時を戻せば
    恋は成就できるのか?

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    2017年09月17日
  • 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

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    ネタバレ

    YouTubeで主題歌を聞いて、映像が綺麗で話が気になったので。
    アニメで観てみたいなぁと。
    文書では想像しにくい部分があるかなと...。

    真夏に中学生の2人物語が甘酸っぱくて可愛かった。
    もしも玉を投げるともしもの世界にいける話。なずなが好きで一緒にいたいからもしも玉を投げる典道くん。

    夜に灯台登って花火見るとかいいね、青春。
    なずなといたいからってかわいいね。
    海の中でキスするシーンもかわいくてよかった。
    でも話の内容は少し?薄いと思った。


    茂下(もしも)って名前はもうちょっとなんかなかったのかね...ネーミングセンス...。笑

    機会があればアニメ見てみたい。

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    2017年08月21日