【感想・ネタバレ】ラストレターのレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年09月16日

売れない小説家の主人公は、中学時代の初恋の相手へ想いを引きずっている。というか、彼女とのことを書いた小説で賞をとったきり、そこから前へ進めないでいる。いろいろあって、彼女の妹と再会。なぜか妹は姉のふりをし続けている。あとから分かったことなのだが、という設定でその裏幕も描いていてちょっと複雑な構成でス...続きを読むトーリーが展開されるが、とってもドラマチックで面白く切ない。
初恋の彼女とのいろいろには、妹のジャマが入ったりしているけど、妹も決して憎めない性格で、村上春樹のノルウェーの森で言えば直子と緑みたいに対照的。
彼女が自分のもとから去って行った原因を作った、ろくでもない男にあっさりと再会するが、その男の存在感もなんとも言えない。やはり良い小説は脇役が良いよね。
生きていくのがすごく大変にも、すごく希望にあふれているようにも、どちらにも思えるストーリーだった。
ちょっと今の私には、生きていくのすごく大変、の比重の方が重いけど。

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Posted by ブクログ 2020年03月29日

読み終わった後に、スマホを一旦置いて、大切な人に想いを伝えたくなる。手紙を書きたくなる。
とても素敵な本でした。

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Posted by ブクログ 2020年03月20日

映画を観た後に読んだけれど、また映画が観たくなる。
その後は、少し時間をおいてまた本に。
多分、そうすると思う.

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Posted by ブクログ 2020年03月16日

今年封切りされる映画の原作。ラブストーリーなのだけど、現在と過去(中学生時代)、彼女と妹という時間的にも人間関係的にも少し複雑で、手紙という媒体のやり取り(しかも、ストレートでないやり取り)で、状況の理解が進んでいくというのはいかにも映画的な作品であることを感じた。原作が岩井監督ということで、先に映...続きを読む像ありきなんでしょう。
主人公にとっては彼女の存在はとても大きくて、大学時代に一時期付き合っていた時期があるわけだけど、それ故になのか初恋の相手でありながら、忘れられない存在に。彼女の気持ちは終始不明。そして中学時代は彼のことを好きだった妹の気持ちも今は判らない。主人公だけが女々しく忘れられないのかと思いきや、ラストレターの形で届けられたメッセージから主人公への想いが伝わってきたような気がする。とても遠回りで、ストレートでない分、何か不思議な魅力が感じられる作品なのではないかと思った。

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Posted by ブクログ 2020年03月16日

映画を先に観てからこちらを読んだのですが、映画と少し異なりほぼ主人公目線の語りになっていて、映画で描かれていない部分も知ることができました。

そして読んでみてあらためて映画のキャストの素晴らしさがわかりました。原作以上の魅力が出ているように思いました。

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Posted by ブクログ 2020年03月08日

手に取ったのはかなり前なのですが、ようやく読み切りました。岩井俊二さんの小説は、ホントに久しぶりで、不思議な透明感のある作品でした。高校生の頃や大学時代とそこから時間を大きくあけた今の繋ぎ方って色々あると思うのですが、妙に共感できる作品でした。
少し時間をあけて、もう一度読みたい本です。

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Posted by ブクログ 2020年02月29日

良かった。毎回映画とは違う視点のものという位置付けなので映画と合わせて楽しむものとして認識してる。この小説内ではスルッと通り過ぎる風景が映像になるとあんなに強烈な印象で透明感のあるものになることに驚く。

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Posted by ブクログ 2020年02月07日

本を読んでいないけど、映画を観てどうしても感想を書きたかったので。記録。

美しい。
なんでこんなに日常を綺麗に楽しく切り取れるのか。
例えば、どうして早く会いにいかなかったのか、なぜあんな男を選んだんだ、男運がないわ、、大学で一体何が、、広瀬すずと森ななちゃん可愛い。。。
そんな単純な感想が出てく...続きを読むる後に、あぁそんなことはどうでも良くって、人間の脆さや、弱さや、汚ささえも、岩井俊二監督は、なんで全て丸めて美しいものに変えてしまうんだろう、と思った。
何がどうとか、どうして、とか、そんな理論的な話は全く必要のない、映画や人が作る作品という、真髄がここにある気がする。美しい絵を見た時と同じで心にそのままくる感じ。

いつか本を読んでみたい。

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Posted by ブクログ 2020年02月04日

映画鑑賞後に読んでみた。
映画とは異なり大部分が鏡史郎の一人称で語られるため、鏡史郎の感情の動きがよく理解できた。また映画では語られなかったエピソードも多々あって、映画の登場人物をより深く知ることができた。
鏡史郎と未咲の間に残ったわずかな結びつきが、時空を超えて本人達だけでなく裕里や鮎美、颯香をも...続きを読む救うことになったと考えると、温かい終わり方のように思えた。

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Posted by ブクログ 2020年01月30日

3.8
映画を先に見ました。
映画がイマイチ理解できなかったが、地元仙台が舞台という事で少し甘めの評価で観てました。
映画では表現しきれなかった部分があるんだろうと、小説を読みました。
ほぼ、映画と同じ内容です。細かい部分は違いますが。
作者が伝えたかった部分は映画見た時点のモヤモヤから、少しだけ晴...続きを読むれましたが、スッキリしたと言うほどの解釈は出来ませんでした。
読解力が無いのか、切なくて、最終的には前を向く話なんでしょうけど、スッキリと前を向けるほどスッキリしてない感じでした。
読後感がもうちょっと良くできたんじゃないかと悔やまれる展開です。設定は悪くないんですが、、
それでも点数が割と良かったのは、映画の補完が少し出来たことと、まあ綺麗な話なのでちょっとは前を向けるかなという所でこの点数となりました。
原作を先に読んでから映画を見た方が良いかもしれません。

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Posted by ブクログ 2020年01月20日

映画を観て、小説も読んでみたいと思って手に取りました。映画と設定が少し違うところもありましたが、それほど違和感を感じることなく読むことができました。
映画を先に観ているせいか、読んでいても同じ場面で映画のシーンが蘇って、泣いてしまう部分もありました。
主人公の心の中では、きっと彼女は生き続けるのだろ...続きを読むう、そして小説を続けて生きていくのだろうと思いました。
岩井俊二監督らしい映画でも感じられた、柔らかく優しい雰囲気が随所に感じられました。

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Posted by ブクログ 2020年01月05日

想い人を探し求める物語が想い人の「死」から始まる以上、この作品の終着点は1ページ目の時点で決まっているとも言える。しかし、この作品はどこまでも生者の物語なのだ。死も初恋もこの作品の主題ではない。あくまでそれらによって強く映し出される生者の葛藤、苦しみやそこからの再起こそが主題なのではないか。身近な人...続きを読むの死を経験してない私にはこの作品の意図するところが完全はわからないが、今後の人生、幾度かこの作品を思い出すことになるだろう。「死」というスイッチによって。

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Posted by ブクログ 2020年01月01日

『ラストレター』岩井俊二著
主人公小説家。初恋中学時代が処女作。次作描けず25年ぶりの同窓会へ。彼女との再会を胸に。
スマホ時代。手紙を軸に過去現在、気持ちも交錯しはじめます。
静かにページをめくりながら最後に涙となりました。
2020年1冊めです。
2019年96冊
#読書好きな人と繋がりたい

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Posted by ブクログ 2019年11月17日

なるほどぉ。ラストレターですかぁ。不朽の名作と言われる「ラブレター」が未読のため、過去の物語は本書で語られていることから回想に浸ったが、実に不器用で繊細な男のまっすぐな愛情の物語と言えるのではないでしょうか。

中年になっても、二十四年前にラブレターを送っていた相手を未だに想う主人公。正直すごいなぁ...続きを読むと思う。そんなに長い期間会わなくても想いつづけられるものだろうか。しかし、この主人公はそれだけとんでもなく生き方が不器用で、でもまっすぐな性格なんでしょうね。この時代ではなかなかいないかもしれない。だから惹かれる部分もあるなと思います。

この物語では、スタートから、その大好きだった彼女の死から始まり、その妹が姉のふりをして主人公と手紙のやり取りをするところから始まります。やはりキーとなるのは手紙:レター。いまだに想いをふっきれない主人公の様子、真実を知ってしまってからの苦悩、大きな失意と絶望、生き写しのような彼女たちの娘との再会、そしてずっと止まりっぱなしだった時計の針を進めようとし出す主人公。若い頃ならあまり味わえなかった作品かもしれない。歳を重ねた今、この本を読むと、なんともいえない寂寥感、ノスタルジーを感じてしまう。重く、切なく、でも前に進むんだよなぁという読後感を持ちました。

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Posted by ブクログ 2019年11月03日

『これは君の死から始まる物語だ』

同窓会に現れたのは、僕がずっと恋してる君ではなかった。

どうして君は姉のふりをしているの?
そんな妹との文通が始まった。

明かされる真実

君の姿、声を聞くだけで…
大人になってもときめくものなのだ。

君の幻から抜け出せない。

美しく悲しい物語。

この本...続きを読むを読んでると、私も文通したくなった。

スマホがある現代に手紙のやり取り。文通というのは昔を思い出していいですよね。

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Posted by ブクログ 2020年04月14日

最後の場面、バスの中で読むんじゃなかったなぁ、というのが一番の感想です。

終章「遺言」は、今年(2020年春)、特に心に響くように感じました。

映画のある作品とのこと。どんな映像で物語が描かれているのかも気になりました。

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Posted by ブクログ 2020年03月08日

過去に囚われて生きる乙葉にイライラを感じつ拭えなかったが、最後は爽やかに終わり後味はそれほど悪くなかった。

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Posted by ブクログ 2020年02月11日

映画とは違う視点で描かれていて、映画を観てから読むと二度面白かった
鏡史郎視点だったり、裕里の視点だったりで物語が進んでいく
映画を観て原作読むのがオススメです

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Posted by ブクログ 2020年02月04日

ずいぶん前に『Love Letter』を読んだ。映画も見ました。それ以来の岩井俊二。この作品も映画で観てみたくなりました。岩井さんの作品は映像の方がしっくりくるような気がします。

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Posted by ブクログ 2020年02月03日

【いま、君は何をしていますか】忘れられない恋。人はなぜ愛おしいと思うのか。忘れられない人がいるのは幸せか。書いては消して書き直し便箋もなくなり…そんな風に手紙を書いた日はいつだったか。今はメールやSNS。ただ連絡先を聞かないと連絡できない。個人情報のこともあり卒アルには住所記載ないから手紙も書けない...続きを読む。手書きの手紙はやっぱり美しい。直に書かれた文字に触れて心が弾みキュンとなる。恋は盲目、愛は?絆とは?SNS、メールでのラブレターで行き違いの恋もあるよね。淡くて切ない。人の温もりを感じたくなる恋愛物語。

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