岩井俊二のレビュー一覧

  • キリエのうた

    Posted by ブクログ

    読み終わったけれど、著者がどんなことを伝えたいのかは今はまだよくわからない。しかし、つまらないという意味ではない。映画も見て見ようと思う。
    現時点で考えたことを以下に書く。

    喪失してからの回復というよりかは、回復までの過程を描いているのか?
    キリエの最後のうたはどういう意味なのか?
    他の登場人物は物語のその後はどうなることが予測されるのか?

    0
    2024年06月18日
  • 花とアリス

    匿名

    購入済み

    ストーリーは

    ストーリーは面白かったのですが、漫画としてはキャラクターの動きなどが分かりにくかったです。映画との違いを確認したいと思いました。

    0
    2024年06月17日
  • ラストレター

    Posted by ブクログ

    ラヴレターは原作も映画も好き。この作品は映画も知らなかったが文庫本の裏に「ラヴレターから24年の時を経て贈られる岩井美学の到達点」とあったので気になって読むことに。

    自分がラヴレターを読んだころから年を取ったから、現実離れしてるな…と全く入り込めなかった。途中出てきた編集さんと同じ感情。

    0
    2024年06月13日
  • 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    映像作品を文章にしたということと、筆者である監督自身があとがきで記されていますように、この作品を初めて小説で読んだ人には、伝わりづらいところが多々あります。

    とはいえ、私は、こうした、若さや青春特有———と思わせて、最早近頃は大人にとっても珍しくない、「くどくど」な周り道が、大好きだぁぁぁ!という思いを再確認致しました。笑

    小説から生きるヒントを学ぼうという人ももちろんいるとは思いますが、多分、ヒントに、直接的で実利的なものを求める人は、そもそも小説ではなく、HowTo・ノウハウの本を読むのではなかろうかと私は考えます。

    であれば、実利的でないのなら、小説は何を読むものなのか?

    その問

    0
    2024年06月09日
  • キリエのうた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    テーマが東日本大震災だとも、
    映画になっていることも知らずに手にとりました。

    あの頃の風景は東京にいた私でさえグレー
    関西の人たちとの温度差がすごかったことの記憶

    もう10年以上経つのに、まだ囚われる

    0
    2024年06月08日
  • キリエのうた

    Posted by ブクログ

    サラサラと読むことができる小説でした。結構薄めの本なので持ち運べて良かったです。
    内容としては、歌詞までキリエが考えた言葉遣いみたいななのがあって良かったと思います。ただ、マオリさんの詳細があまりわからないまま終わったりと「?」と思うところがありました。でもライブで物語が終わるのはキリエらしくて、そこに惹かれた人の視点からも言葉があるのもいいなと思いました。

    0
    2024年05月26日
  • 零の晩夏

    Posted by ブクログ

    那由多(ナユタ)から 零(ゼロ)へ
    一枚の絵に魅せられた女性花音の 画家とその作品を巡る旅のように 
    死神の異名を持つ画家、ナユタ
    絵のモデルとなった人は遠からず「死」を迎える
    絵を介して描かれる死と生の境界
    花音がナユタを追う道筋に出会う人達
    その全ての人達がナユタという画家を知る重要なピースとなっている
    生と死の一瞬を積み上げる為か、神戸の震災、サリン事件、幼児誘拐殺害事件等 映像のように流れていきます
    多くの登場人物 舞台となる幾つかの土地を渡り
    「晩夏」にまとめあげた素敵な作品です

    0
    2024年05月01日
  • 零の晩夏

    Posted by ブクログ

    ブグ友まことさんの熱いレビューに魅せられて、いつか読もうリストに入れておいた一冊。
    あれからずいぶんと時間が経ちました。

    言わずと知れた映画監督岩井俊二さんの著作。

    【彼女(モデル)たちは例外なく死に至る
     ”死神”の異名を持つ謎の絵師ナユタ。
     その作品の裏側にある禁断の世界とは?

     岩井俊二が描く、生と死の輪郭線。
     渾身の書き下ろし絵画ミステリー。】

    おもしろかったです。
    本業が映画監督さんのせいか、とても簡素な文章で読みやすく、テンポも速くてさくさく進みます。
    帯には怖そうなことが書いてありますがホラー感は弱め。
    怖いのが苦手な方にもいいでしょう。
    絵画というか、ミステリアスな

    0
    2024年04月21日
  • キリエのうた

    Posted by ブクログ

    映画よりも分かりやすく、解像度を上げてくれる。キリエという存在はもちろんそうだけど、イッコの方にめちゃくちゃ感情移入してしまう。

    0
    2024年03月23日
  • キリエのうた

    Posted by ブクログ

    映画では描かれていない真緒里がイッコになった理由や、夏彦の心情がわかるところは良いのですが、やはり本作はアイナ・ジ・エンドさんの歌声があってこその作品なので読んでいても歌声が聴こえてきてしまいます。

    0
    2024年02月04日
  • キリエのうた

    Posted by ブクログ

    映画を観てからこの本を読みました。映画、本それぞれがそれぞれを補っており、どちらも楽しめる作品でした。

    0
    2024年01月16日
  • キリエのうた

    匿名

    購入済み

    キリエの歌、自分も、聞いてみたいです。

    0
    2024年01月13日
  • キリエのうた

    Posted by ブクログ

    映画の脚本?って思うぐらい構成や背景がほぼ映画通りでびっくりでした。
    小説にしかない背景だったり構成がカットされて映画版になるのはあるあるだと思いますが、今作は映画と小説の差異は少ないと思います。
    映画観た人ならサクサク読めると思います

    0
    2023年12月17日
  • キリエのうた

    Posted by ブクログ

    映画を補完する本。
    大好きな映画だからそれをもっと深く知るためには読んでよかった。夏彦とまおりの人物像や歴史がよくわかって良かった。

    0
    2023年12月14日
  • キリエのうた

    Posted by ブクログ

    本→映画 にしようと思ってたけど中々見れそうにないので

    思春期男子の性欲がなんだか気持ち悪いと思った
    でもそれは自然の摂理で仕方がなく、でも言えず許されることもなく、ただ悲しみを忘れないことが償い

    0
    2023年11月20日
  • キリエのうた

    Posted by ブクログ

    この小説は、「映画」だなと思った。
    映画版を観た人、これから観る人にはぴったりの本なのだと思う。
    どちらでもない私にとっては、正直良くも悪くもないという感じだった。
    路上シンガーの話なので、音楽にストーリーをのせると、また感じ方が変わるのだろうなと思った。

    0
    2023年11月13日
  • キリエのうた

    Posted by ブクログ

    キリエのうた、映画版を見た後に読みました。
    映画の補完をするにはぴったりの小説でした。
    夏彦の希に対する恋愛感情の描写が映画だとはっきりと分からなかったので思っていた以上に好きなんだと気づきを得ました。
    イッコのバックグラウンドもしっかりと分かり、映画→本→映画の順番で観るとより深く楽しめると思います。

    0
    2023年11月08日
  • 少年たちは花火を横から見たかった

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最後に書いてあるナズナの意味にはっとした。これも1種の伏線なのか?
    好きだーって叫ぶところにグッときた。こんな青春過ごしてみたい人生だった。

    0
    2023年08月29日
  • ラストレター

    Posted by ブクログ

    映画が大好きなので、本をたまたま近所の古本屋で見つけて購入。読んでみた。

    やはり作家ではないから書き方とか描写が人気作家に比べると素朴というか、シンプルな感じがした。

    映画とは少し違う部分があったのか、自分が理解できてなかっただけでそのままなのか、もう一度映画を観て確認しなければ。

    本が薄くてサラッと読めた。

    0
    2023年06月04日
  • リリイ・シュシュのすべて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    映画見てから読んだ。映画の脚本と違う部分も少しだけあったけど...どちらにせよ救われる要素が増えるわけではない。それぞれ映画で表現する意味・書籍で表現する意味を追求した結果生まれた違いなのかな...?と思ったり。
    文体について、電車男みたいにネット掲示板の形式をとっている。
    前半部分では、生産性があるとは言い難いネット掲示板の会話が描かれていて、
    時代感・年齢感などを通して、ひとつの音楽を取り巻くファン達の存在がリアルに感じられた。
    後半部分は、主人公の掲示板での独白でストーリーが進んでいく(弁明?解説?のような感じ)。
    蓮見くんは、こんな子だったんだ、いろんなことを考えていたんだ、と、口を聞

    0
    2023年05月13日