岩井俊二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ映画の企画小説を出版化したやつ。汚い社会だからこその人情。底辺階級だからの可愛らしさ、爽やかさ。
映画より小説のほうが好き。
岩井俊二の作品で一番に有名かもしれんけど、あんま好きじゃない。もっと狭い世界を描くほうが向いてる。イェンタウンはちょっと世界観が大きかった気がする。田舎が舞台のストーリーがちょうどよい。
作品としてはテンポが速くていいですね。読み飽きない。ちょうど良い浅さ。大風呂敷を広げて変になったりしていないのがすごい。こじんまり。
アゲハがきっかけになってる。だから登場する。
アゲハが来なければ、ずっとグリコは町はずれの娼婦だったろう。でも、事件に巻き込まれて、家を出なきゃいけなくなって、そのおかげでプロデビューする。でもそのおかげでみんなバラバラになって、切なくなって…。
最終的にみんなサバサバしてんだよね。そこがいいね。スラムの人間は切り替えが早い。
小市民は小さい規模のまま生活していたほうが幸せなんだ。自分の身の丈に合った生活ってのがある。そういう、日本人らしいほんわか作品なんだよな。結局。舞台はイェンタウンというパラレルワールドな日本で、スラムの不法移民たちだし、もっとでかいことやるのかと思いきや、これだもんな。だから好きになれないのかな。
下町ストーリーを異世界でやりましたってことか。
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Posted by ブクログ
ネタバレYouTubeで主題歌を聞いて、映像が綺麗で話が気になったので。
アニメで観てみたいなぁと。
文書では想像しにくい部分があるかなと...。
真夏に中学生の2人物語が甘酸っぱくて可愛かった。
もしも玉を投げるともしもの世界にいける話。なずなが好きで一緒にいたいからもしも玉を投げる典道くん。
夜に灯台登って花火見るとかいいね、青春。
なずなといたいからってかわいいね。
海の中でキスするシーンもかわいくてよかった。
でも話の内容は少し?薄いと思った。
茂下(もしも)って名前はもうちょっとなんかなかったのかね...ネーミングセンス...。笑
機会があればアニメ見てみたい。
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Posted by ブクログ
ネタバレ「もしもあの時ああだったら…」が叶う物語。
けれど、その願いが叶うことで自分の周囲に異変が起こり始めます。
最初はスイカバーの形から始まり、その他身近にある物の形等がどんどんおかしなことになっていきます。
あるべき形から変わったものがある世界=正しい世界ではない。
あるべき形のものがある世界=正しい世界。
という考えが面白いなと思いました。
正しい世界に戻った最後、一人で戻るなずなに何も言えない典道。
次に会った時にはもしも玉を投げた時のように大きな声で、なずなに自分の気持ちを告白してほしいと思いました。
(きっと顔を真っ赤にして言うんだろうな!) -
Posted by ブクログ
ネタバレ昨年の「君の名は。」のように8月映画公開を待つか、小説を先に読むかでしたが今回は先に読む方を選択。
ヒロインの女の子と一緒にいたいから、助けたいから"もしもの世界"をやり直すボーイ・ミーツ・ガールを主軸に「時をかける少女」・「銀河鉄道の夜」をうまく融けこませたような物語でした。
電車車内でなずながアカペラで歌う「瑠璃色の地球」は自分が中学校の合唱コンクールでクラスで歌った合唱曲でもあったので懐かしくなりました。ピアノのメロディがきれいで歌詞も日本語が美しいですよね。
最後のシーンは映画館でどのように画かれるのか、確かめてみたい気持ちにさせられます。アニメーションならではの美しさに期待です。
どちらが好いという訳ではなく、岩井俊二:著の「少年たちは花火を横から見たかった」と読み比べてみるのがおススメです。違いが楽しめます。 -
Posted by ブクログ
映画は昔見たことがありますがイマイチ内容を忘れていました。
とりあえず漠然と深い映画だなぁと思った記憶程度。
今回この小説を読んでみての第一印象は横書きで非常に読みづらい
というものでした。ネット上のやり取りのみでほぼ話が進んでいくので
ネットの掲示板を見ている感じと同じなのですが
紙面上でやられると最初は読みにくかったですね。
途中から慣れましたが。
ちなみにネットの掲示板でのやり取りというのが
ネット黎明期の雰囲気を上手く醸し出していて
懐かしいというかそんな風に感じました。
全く救いのないストーリーで中学生のリアルというには
少し行き過ぎているような気もしますが
リリィ・シュシュというアーティストを置くことで
上手く幻想的にしていますね。
単純に続きが気になって読み耽った割には
読後感は取り留めのない感じのような
スッキリとしないものでした。
また映画も見返してみたいと思います。