あらすじ
大ヒット映画『花とアリス』の前日譚を、『ニッケルオデオン』道満晴明氏がコミカライズ!
転校生のアリスは、クラスの不穏な雰囲気にとまどっていた。
このクラスでは去年、殺人事件があったという。
殺されたのはユダ。
事件の真相を調べるアリスは、当時を知る引きこもりのハナと出会う。
そして、“ユダの4人の妻”ひとりひとりのもとを訪れ、謎につつまれた殺人事件の核心へと近づいていく……
岩井俊二監督による初の長編アニメ映画『花とアリス殺人事件』を、
『ニッケルオデオン』の道満晴明がわりと自由にコミカライズした異色作。
謎と友情の物語、そのマンガだけの結末をどうぞ見届けてください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
叙情をもって力ずくでぶっとばしながら全て収まるところに収める道満マンガ。ラストの爽やかさ、エピローグの疾走感。原作未見で申し訳ないんだけどこのマンガの記憶を残しときたくて観ないで終わってしまいそう。
Posted by ブクログ
岩井俊二の花とアリスの、新作の、道満晴明によるコミカライズ・・・って位置づけでいいのかこれ? 原作知らないで読んだんだけど原型はあるの?? っていうかなんで道満晴明を選んだ、いや超慧眼だと思うけど。
道満晴明はすっかり一般誌で活躍する人になったなあ感ある。そういうときに水爆とか読むと味わいが増す。
Posted by ブクログ
原作は見たことがなく、更にこの作者(漫画家さん)の本も初めて。なんとなく表紙に惹かれ(岩井俊二が好きという事もあり)購入。
とても不思議な一冊だった。独特なタッチとギャグセンス、クセのあるコマ割りで、読めば読むほどこの世界に引きずり込まれていった。読み終えた後はすっかりこの作者さんのファンになってしまっていた。
そして、内容がとても面白かったので、アニメ(映画)も観てみたくなり、某動画サイトで予告篇を見たのだが、あまりにもこのコミカライズの衝撃が大きすぎて、なんだかそちらが霞んで見えてしまった(失敬)。
Posted by ブクログ
映画と比べると本質的なストーリーは変わらないんだけど、うまい具合に自分のテイストを織り込んでいて、映画のほうを先に観てみても十分に読みごたえがあった。
Posted by ブクログ
とりあえず読後の感想は「大丈夫かコレ?」
むちゃくちゃ面白かったし岩井俊二作品パロディもすごく多くて岩井俊二ファンとしては楽しい一冊
ギャグも性癖もキレキレで楽しい。
でもこれたぶん映画見てないとわかんねーんじゃねーかな。
Posted by ブクログ
映画→漫画。
陸奥睦美さんが、活躍。
意外にアナフィラキシーショックを大きく扱う。
落語好きの先輩、リリイシュシュ、フライドドラゴンフィッシュといった目配せもありつつ、概ね原作通り。