加門七海のレビュー一覧

  • 目嚢―めぶくろ― 新装版

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    鹿角南が主人公のシリーズ。
    日常に侵食する怪異、いつの間にか狂っていく感覚…。
    知らないうちに取り込まれている感覚を読者も感じられて、前作とは異なる怖さを体験出来る。
    怪異とか、人ならざるものは理不尽だと言うのが根底にある気がする。

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    2026年03月20日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    ネタバレ


    浮遊する水 鈴木光司
    これあれじゃね?仄暗い水の底のやつって思いながら読み終わったら仄暗い水の底だった。びっくりした。

    猿祈願 坂東眞砂子
    ラストが本当に怖かった。不倫許せない人間なので、いい気味とか思えそうだったけれどもそんなこと吹っ飛ぶぐらい怖かった。読み終わってからヒェって声出た。

    影牢 宮部みゆき
    怖かった〜。語り口調の小説苦手なのに、すっと頭に入るのはさすが。驚くほどのどんでん返しはなかったけれど、ため息が出る感じの気持ち悪い怖さ。ずっとへばりつくような不気味さというか不快感があって、最後にそれがなんとなく意味がわかる感じ。

    集まった四人 三津田信三
    読んでる間ずっとぞわぞわ

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    2026年03月15日
  • 祝山(いわいやま)

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    ネタバレ

    日常が次第に侵食されていく。主人公の周りにも異変が、だが、主人公に関しては祟りや脅しているというより、山へ帰りたい旨を伝えていたのではないかと思った。
    山に悪戯心で入り穢し、勝手に山のものを持ち帰った者たちが次々と精神に異常をきたしたり、身体に異変が出たりする過程が日常のありふれた空間の中で異様さを纏い剥離されている奇妙さがなんともいえない。じわりじわりと見えない陰が読み手である自分にもページを捲るごとに落ちてくるようで、不気味かつ惹かれて読む手が止まらなかった。
    最後不満があるとすれば、彼女の行動だ。どうして降りてしまったのか、そしてどうなったのか、本当に彼女はおかしかったのだろうか。
    なん

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    2026年03月08日
  • 目嚢―めぶくろ― 新装版

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    祝山に続き鹿角南が主人公で、今回もジメジメとしたホラー小説という感じ。
    江戸時代の武家にまつわる因縁を読み解いていく課程はどこかワクワクしたけど、今回も因果は変えられないのか...。

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    2026年02月28日
  • 祝山(いわいやま)

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    祝山の怪異なのか、それとも思い込みなのか...。
    描写的に怪異があったように感じるけど、ギリギリ集団ヒステリー的な現象という考え方もあるのかな?
    でも、実際の不思議体験って往々にしてこんな感じなんだろうなぁ。
    ジメジメジワジワと迫ってくるような来る怖さが◎

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    2026年02月03日
  • たてもの怪談

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    家に関する話ということで読んでみた。
    面白く読めた。
    引っ越しにこだわりだすとなかなか大変なのねと思いつつ、同時期に読んでたマンションポエムの話と合わせて考えるとうーん、家を持つって大変と思ってしまった。

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    2026年02月02日
  • 怪と幽 vol.020 2025年9月

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    今回の特集は、昭和に流行ったオカルトについてと小泉八雲さんの2本立てで、ユリゲラーさんや つのだじろうさんのインタビューも掲載されていました。
    先月「緊急検証!THE MOVIE」を読んだばかりの私には、ユリゲラーさんが立て続けに出てきたから、懐かしいというよりも「ブーム再来!?」って勘違いしてしまいそうになる(笑)

    加門七海さんが当時のご自身のことを「心霊現象のみに強い関心を抱いていた」って仰られてたけど、考えてみれば私もそうだったかもしれない。オカルト全般というより、心霊と超能力に惹かれてたから、夏休みには毎年「あなたの知らない世界」とかワイドショーの心霊写真特集を友達と観たりしてたし、

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    2026年01月26日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    澤村伊智さんが以前から気になりつつがっつりホラーが苦手なので子供向けなら読めるかも?と思い読んでみました。
    短編集でテイストがそれぞれ違って面白かったです。怖いけれど、ドーン!バーン!みたいな怖さというよりは、ぞわっとする感じでした。想像力逞しい子供の頃だと眠るのが怖くなったりもしただろうなあ、と。
    「ログインボーナス」(芦沢央さん)、「えんまさん」(黒史郎さん)、「靴と自転車」(澤村さん)が特に面白かったです。

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    2025年12月21日
  • 船玉さま 怪談を書く怪談

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    とある三味線弾きのこと
    が一番好き
    次に好きなのは
    浅草純喫茶

    短編なので寝る前に少しひんやりしたい時にピッタリ

    203号室が取り上げられてて、あ、あれってそうだったんだ
    と読んだ人は思うはず

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    2025年10月27日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    著名作家による小学生向けホラーンソロジーシリーズ。
    学級日誌版より、こっちの方が読み応えあって、面白かったです。
    サブタイトルになっている作品の著者が斜線堂有紀だったので、それもちょっとうれしかったかも。このメンバーだと、宮部みゆきか?って思ったのですけどね。
    ルビは中学年程度です。文字も大きめで、一話に一つ挿絵があります。
    「えんまさん」黒史郎
    嘘をつくのが大好きで、それもとても上手に嘘をつくハルト。家族に怒られてもけろっとしています。おばあちゃんはえんまさんのことで諭します。おばあちゃんが話すえんまさんはちょっと具体的で...。
    「おはよう、アンちゃん」太田忠司
    絶対に空き地がなかった場所

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    2025年09月17日
  • 怪と幽 vol.009 2022年1月

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    テーマと、澤村伊智さん松原タニシさんの対談に惹かれて、過去号をお迎えしました。
    タニシさんの事故物件が13件目の時に対談されたらしく、先日聞いたラジオでの状況(その時は27件目とか言ってた、うろ覚え)との違いに感慨深くもなったり。
    タニシさんをいくつかの媒体で追っていても、全然知らなかったことがこの対談でいくつも明かされていて、お迎えしてほんとに良かったなぁってなってます(事故物件価格設定とその裏事情とか)
    あと、タニシさん、お話を引き出すのが相変わらず上手いですよね~ 澤村さんの黒い部分(笑)が引き出されてて、興味深く読ませてもらいました(笑)
    そして、2025年現在、ピンピンしておられます

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    2025年09月14日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    9人の作家によるアンソロジー。
    5人が既知だったので読んでみるか、と。

    全体的に面白かったけども、加門先生、斜線堂先生、澤村先生の作品はかなり良かったなー。特に斜線堂先生のはゾワっと来た。

    芦沢先生と宮部先生は怖いというよりは不思議な良い話ってところか。これも良かった。

    短い話は外れることも多いけど半分以上は 面白かったので良いアンソロジーであった。

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    2025年08月20日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    「えんまさん」黒史郎
    「おはよう、アンちゃん」太田忠司
    「青いコップ」加門七海
    「きれいずかん」井上雅彦
    「部分地獄」斜線堂有紀
    「おやすみ、ママ」宇佐美まこと
    「靴と自転車」澤村伊智
    「ログインボーナス」芦沢央
    「よあるきのうた」宮部みゆき

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    2025年08月13日
  • 呪術講座 実習ノート

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    これはやばい、、、着眼点が素晴らしすぎる
    好きだわぁ

    てるてる坊主、最初から顔書いちゃってたし、南側っちゅーのも知らなかったから効果なかったのかな?
    正式なやつでこんどやってみよーっと

    針聞書ー!やったー!

    陰陽道では東西南北に人生をみる
    東枕→は若々しくいたい人、南↓はエネルギッシュに活動したい人、西←は落ち着いて眠りたい人
    北は死を含む発芽以前の状態

    式神育てるのめっちゃいいじゃん!おもろそう!
    イマジナリーフレンドとかいって爆笑くそやば
    いや!こういうのは俯瞰してみちゃあかん!

    “家の不浄を送り出す”は参加者の皆様方のレポートがくっそおもろすぎる!大好き!天才!

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    2025年07月29日
  • たてもの怪談

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    最近、本物に出会う機会が少なくなり、久方ぶりに読んだ本物感。
    やっぱり加門さんも好きな作家と改めて思います。
    普段の通り道、会社との往復道、会社の近く、家の周りなどなど、、、
    気になることだらけです。
    これから都庁を見る目が変わります。
    さっ!次の本物探そう!!

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    2025年07月12日
  • こわい話の時間です 部分地獄

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    子供向けのホラー短編集。
    好きな作家さんがいたので購入しましたが、サクッと読めて、怖さもほどほどで期待通りでした。
    「青いコップ」「よあるきのうた」がお気に入りです。

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    2025年07月10日
  • 蠱囚(こしゅう)の檻

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    シリーズ2作目。
    前作より全然面白くて一気に読んでしまった。
    こーゆー世界観好きだなぁ。
    まだまだ続いてほしい。

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    2025年07月07日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    子供向けの怪談話。懐かしい感じで小学生の頃によく読んでいた怪談本を思い出した。結構、バッドエンドが多かった事を思い出しつつそれが怖かった事も思い出した。3.8

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    2025年06月17日
  • 蠱囚(こしゅう)の檻

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    ネタバレ

    今回は蠱毒ということで、面白かったです。
    やはり加門さんの得意分野の小説は楽しい(^^)
    続きも待ってます。

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    2025年06月01日
  • 黒爪(こくそう)の獣

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    "視える"悠希と、霊能力を持つ水月。辛い過去を持つ兄妹は新宿の片隅で、占いを生業にひっそりと生きていた。何者かが、新宿の街に邪悪な呪術を仕掛け、2人は否応なく巻き込まれる。

    呪術の描写が妙にリアルというか、知らない世界だけど、ホントにこんな感じなのでは?と思ってしまうのが、さすがの加門七海‥。「祝山」ほどの衝撃はなくとも、違う種類の怖さがある。

    悠希と水月、2人の生い立ちはかなり可哀想で、過去の描写は胸が痛い。平穏な生活を守るため、水月を危ない目に遭わせないため、悠希は頑張る。事件を追う刑事、魚名二郎とは、わりといい関係になったのが嬉しい。いろいろ背負ってしまっている2

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    2025年04月10日