加門七海のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
七人怪談は、7人の作家さんがテーマを与えられ、それにそった内容の怪談を書くという形式になっていた。
澤村伊智 霊能者怪談
加門七海 実話系怪談
名梁和泉 異界系怪談
菊地秀行 時代劇怪談
霜島ケイ 民俗学怪談
福澤徹三 会社系怪談
三津田信三 建物系怪談
それぞれ怖い作品であったが、どれも読みやすくあっという間に読み終えてしまった。
霜島ケイさんの話では、主人公の行動によって最悪とも思える結果になってしまう。その後のことは書かれていないが、これから何が起こるのか想像するだけで恐ろしい。
でも、自分が主人公の立場でも同じように考えるだろうし、対応すると思う。その当たり前の行動が取り返しのつ -
Posted by ブクログ
これはやばい、、、着眼点が素晴らしすぎる
好きだわぁ
てるてる坊主、最初から顔書いちゃってたし、南側っちゅーのも知らなかったから効果なかったのかな?
正式なやつでこんどやってみよーっと
針聞書ー!やったー!
陰陽道では東西南北に人生をみる
東枕→は若々しくいたい人、南↓はエネルギッシュに活動したい人、西←は落ち着いて眠りたい人
北は死を含む発芽以前の状態
式神育てるのめっちゃいいじゃん!おもろそう!
イマジナリーフレンドとかいって爆笑くそやば
いや!こういうのは俯瞰してみちゃあかん!
“家の不浄を送り出す”は参加者の皆様方のレポートがくっそおもろすぎる!大好き!天才! -
Posted by ブクログ
★3.5
触れてはならぬ“地名”がある。
ただの肝試しのはずだった──あの日から、現実はどこか歪んでいる。
“瑞祥地名”
たとえば「希望ヶ丘」や「さくら台」みたいな、縁起のいい言葉で飾られた地名のこと。
ときに、こうした地名は“歴史や土地の記憶”を上書きするために生まれる。縁起がいいからといって、アテにはならない。
さて、本書には不敬な行動が祟りを引き寄せるという日本的畏怖観が作品全体に流れている。
肝試しに参加したメンバーは徐々に異常をきたし、短気になる、精神が乱れる、太るなど、一種の“病的狂気”に包まれていく。
幽霊や化物が登場するわけでもない、曖昧で不気味な恐怖。
加門七海が描 -
Posted by ブクログ
"視える"悠希と、霊能力を持つ水月。辛い過去を持つ兄妹は新宿の片隅で、占いを生業にひっそりと生きていた。何者かが、新宿の街に邪悪な呪術を仕掛け、2人は否応なく巻き込まれる。
呪術の描写が妙にリアルというか、知らない世界だけど、ホントにこんな感じなのでは?と思ってしまうのが、さすがの加門七海‥。「祝山」ほどの衝撃はなくとも、違う種類の怖さがある。
悠希と水月、2人の生い立ちはかなり可哀想で、過去の描写は胸が痛い。平穏な生活を守るため、水月を危ない目に遭わせないため、悠希は頑張る。事件を追う刑事、魚名二郎とは、わりといい関係になったのが嬉しい。いろいろ背負ってしまっている2 -
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Posted by ブクログ
視える人、加門七海の、たてものにまつわるエッセイ。もちろん、怖くて不可思議な話がたくさん出て来るのだけど、文体はライトだし、物語ではないから、読者を怖がらせようという感じが全然ない。よくよく考えれば怖いのに、家にGが出た、みたいなノリで書いてあるし。でも、行ったことのある場所が出てくるし、全体を通してうっすらコワイ。私は視えたことないので、興味はあるけど、視えなくて良かった、とも思う。
前半の著者の引越し話を読むと、視える人って大変だな〜と思う。視えなきゃ気にならないのでそれはそれでいいのだけど、霊能者や神社に顔が利く知り合いがいるって、ちょっとうらやましい。
それにしても、存在しない部屋