加門七海のレビュー一覧

  • ぼくらは怪談巡礼団

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     いいね、加門さんいつもいきいきしている。
     怪談、オカルト関連で生き生きしている事ってちょっとないよね。大体は恐怖が前面に押しでてしまっているのだから、でも加門さんが絡むとそういう雰囲気が飛んでしまうんだよね。でも、どうかな、ずぶの素人が無防備で同じ体験ってやめた方が良いのかな。

     スカイツリー近辺が四谷怪談の該当地だとは初めて知った。四谷じゃなかったんだ。

     でも行きたいね。どうせならもう少し詳細地図なども載せてくれればよかったのに。

     ところで、浅草寺の子院妙音院でマスコミは何をやらかしたのでしょうね。

     
     

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    2014年08月28日
  • 怪談実話系/愛 書き下ろし怪談文芸競作集

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    今回のテーマは「愛」。
    うすぐら~い印象になりますね、怪談のテーマが愛だと。そういう印象持つのは、愛っていうハッピーなイメージと同じぐらいに、どろどろした憎しみのイメージがあるからでしょうね。

    そんな恋愛したことないですが。

    全話通じて、過ぎたるは及ばざるが如し、っていうのが思い浮かびます。なんかもう、気持ち悪いさが酷い。
    怪談って、怖さなんだけども、今回は気持ち悪さです。
    そういうお話になるきっかけの心の動き自体は、理解できないものではなかったりするので、余計に。
    行き過ぎた愛欲の気持ち悪さ。異性・同性・家族・他人問わず。

    「犬小屋のこと」が一番怖く。
    「ある姉妹」「隣のベッド」で人の心が怖くなる。

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    2014年04月10日
  • 霊峰富士の力 日本人がFUJISANの虜になる理由

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    いやあ、この本。
    ジャケ買いタイトル買い禁止の一冊であります。
    世界遺産登録でブームだしぃ〜、ちょっと富士山に詳しくなっておこうかな〜、なんて軽い気持ちで手に取るとエライ目に遭います。

    なんたって著者は「あの」加門七海さんよ?
    普通の富士山ガイド本なんか書く訳がありません。
    普通の富士山本に、諏訪信仰との関連やら徐福一行の移動ルートについての考察なんて出てこないでしょ(´・ω・`)
    当然、紹介される富士山近辺スポットなんかも(富士浅間神社なんかは別として)かなーりマニアック、であります。うふふ、満腹満足。

    それにしても、こんなタイトルにしたのは確信犯かそれとも出版社の軽挙妄動か…気になるなあ。

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    2014年03月15日
  • もののけ物語

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     まず表紙の双眸に引き込まれる。可愛らしいとか愛嬌があるという形容詞ではなく、井戸底を覗き込むような酩酊感がある。つまり「怖いもの見たさ」。
     中を読むと案の定だったが。
     著者のエッセイは、オカルティズム溢れる事象が詰まっているが、軽いタッチですんなり読むことが出来るので嬉しい。だが、表現を冷静に想起すると恐れ慄くこと筆舌に尽くし難い。
     私は「この世の不可思議」を感知しない人間で良かった、とつくづく思う。知らぬ世界の話は、書籍を媒介に俯瞰するくらいでちょうど良い。
     それにしても、著者よりどうも上手なのが御母堂様。切り返しが、いちいち秀逸で脱帽。

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    2014年03月13日
  • 美しい家

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    短編集。異形コレクションなどに収められていて話の採録が多いが、この人の文章が好きな身としては、一度に読めるのは嬉しい。
    相変わらず綺麗な文章だ。
    『金ラベル』はファンタジーか童話のような、心地よい、物語。

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    2012年10月30日
  • 鳥辺野にて

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    もっと怖いホラー小説かと思っていたら、幻想的な描写のたくさんある、美しい短編集でした。読んでいてところどころ知らないこともたくさんあって、歴史はもちろん古い日本の風習にも造詣が深い作家さんなんだなあと。初めてですが、夏限定でなくこれからもちょっと読みたい気が…。

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    2012年08月21日
  • 怪のはなし

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    読んでしまったΣ(´□`)

    エッセイ集なんですが、タイトルどおりで背筋が寒くなる話がいくつか…。

    怖いのが苦手な人はやめたほうがいいと思う。

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    2012年05月09日
  • 美しい家

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    非現実的すぎてその怖さについていけない内容の作品もあった。しかし、身近なものになればなるほどその怖さは引き立ち引き込まれてしまった。

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    2011年04月06日
  • オワスレモノ

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     新感覚のホラー小説の多い著者の短編集。
     本作もそれほどはずさずにそこそこのストーリーを提供してくれている。
     ホラーというのは,「何を怖いと思うかという感性が作家と読者とである程度共有できる場合でないと恐ろしく感じないものである。
     「なかにはこれのどこが怖いの?汚いだけじゃん」なんてのも多い中で,彼女の作品は,強烈ではないが,さりげない怖さを感じさせてくれて,なかなかよい。

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    2010年03月23日
  • オワスレモノ

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    【目次】
    夜行
    白衣の天使
    恋人
    二十九日のアパート
    人魚の海
    雪
    アメ,よこせ
    オワスレモノ
     解説(菊地秀行) 

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    2009年10月04日
  • 祝山(いわいやま)

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    けっこう昔の作品。割と短くて手短に楽しめるけど、ホラーの怖さはあまりないかな。オカルトなストーリーだけど大した展開もなく、それで終わり?と思ってしまう。どんどんおかしくなっていく登場人物がジワジワと不気味に感じる、そんな感じ。

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    2026年10月27日
  • 祝山(いわいやま)

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    ネタバレ

    おもしろかった!
    呪いの因果関係がわかりやすいタイプのホラーだった。
    何かわからないものになぜか追い詰められているというよりも、因果応報。
    ただ、呪いによっておかしくなっていく様子が「違和感」の範囲をギリギリ超えるか超えないか、みたいな感じなのが日常ホラー感もあり、不気味だった。
    やっぱり山って怖いよね~という感じ。

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    2026年10月16日
  • 祝山(いわいやま)

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    ずっと読みたかった本でした。
    地図や風景を頭に浮かべるのが苦手なので、難しい部分もありましたが、面白かったです。

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    2026年10月05日
  • 猫怪々

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    本当に各話が日記くらいの長さで、サクサク。
    怪談要素もあるのだが、野良猫に餌をあげたり子猫を育てたり、どちらかといえば猫あるあるのような猫記録という印象が強く残って、読んでいて猫の良さを感じた。

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    2026年09月14日
  • 七人怪談

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    ネタバレ

    七人の作家たちにそれぞれ霊能者怪談、実話系怪談、異界系怪談、時代劇怪談、民俗学怪談、会社系怪談、建物系怪談というお題を振り、「最も怖いと思う怪談を書いてください」 と依頼して仕上がったアンソロジー。人生に絶望していて「向こう」の世界に引っ張られかけた主人公を昔の知り合いが助けてくれたことで怪異から逃げ切ってほっとしたと思ったらまさかのオチが待っていた異世界系怪談の「燃頭のいた町」が一番ぞくっとした。

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    2026年09月10日
  • 七人怪談

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    三津田信三さん目当てで手取った1冊。
    まだ蒸し暑い日が続いてるので駆け込みホラー。

    『二階の王』で読んだことのある名梁和泉の短編が良かった。
    アンソロジーはやはりお得感があって好きだな。

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    2026年09月06日
  • 祝山(いわいやま)

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    著者紹介欄に「オカルト・風水・民俗学などに造詣が深い」とあるように、その方面の解釈や思想が多分に含まれた物語でおもしろかった。

    読書時の集中度合いのせいもあると思うが、たまに情景がうまくイメージできないシーンもあった。
    が、最後実際のモデルになった人物はもっとこうであるという描写で急に実体験がベースとなっていることを思い出させられ、うわっ!となってよかった。

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    2026年08月29日
  • 裂神

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    鹿角南シリーズの3冊目。
    関わり方しては3冊の中でかなり消極的な関わり方。食指が動かなかったのか本にならないからか。
    今回は偶然手入れたお面を被り踊った生徒が亡くなったことからその源へと向かうお話。
    目の部分が縦に裂けたような穴だけがある仮面。口で咥えて固定する面。知識の中では激しく動く踊りとかでそういうのがあると聞いたけれど、そうするには通気穴がないのでかなり苦しかろうと思う。
    お面を被るのは、仮面の人として振る舞うためとか、神のふりをするとかあるけれど、この話では神に目を貸して見ることなのか、神が見ているのを見ることなのか、どちらになるのだろう。日本の神様は目をつけられたら終わり、みたいなところがある以上、神と共に見るという行為もそもそも外れた行為のようにも思う。
    後半にいくにつれ、怪異に巻き込まれ、思い通りにならず、気力でどうにか死なないようにもがく主人公の心の声のクソッタレ感が面白く、悪い方向にいっているのに人の生きるという強さで死を押し返そうとしているようにも見えて面白い。
    たたろうがよわかろうが神は神である以上当たり前の結末ではあるけれど、怪異を恐れず受け入れてしまうことの怖さは、他のホラーにもあるように悪手なのだわかる?

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    2026年08月26日
  • 真理 MARI 新装版

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    ネタバレ

    まさかの心霊系。

    昔は大好きだった心霊・怨念ものも、年々苦手になってきた。それでも序盤は怪異そのものより、人間の思い込みや逆恨みが生み出す「ヒトコワ」として面白く読んだ。

    それにしても、とんだ濡れ衣だ。
    なぜキンケシ本人に確かめないのか。
    なぜ亮子が相手だと思い込むのか。
    何も知らないまま人違いで恨まれ、
    憎悪を向けられる理不尽さは、
    下手な心霊現象よりよほど恐ろしい。

    ところが物語が進むにつれ、これでもかと怪異現象のオンパレード。あまりに畳みかけてくるものだから、怖がるどころか少々興醒めしながら読み進めていた。

    ――が、ラストで一転。

    最後に待っていたとんでもない展開を知った瞬間、それまで見えていたものの意味まで変わってしまった。

    幽霊も怨念も十分怖い。
    けれど結局、一番恐ろしいのは人間なのかもしれない。

    そして中でも――女の嫉妬、恐るべし。

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    2026年08月25日
  • 祝山(いわいやま)

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    既に20年程前の原作だが、映画化の話題で興味惹かれた。心霊現象そのものより、それを興味本意で茶化す人間の方がよほど恐ろしいと言う事が分かった。

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    2026年08月24日