加門七海のレビュー一覧

  • もののけ物語

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    全てではないけれど、古いものって持ち主を選んだり主張したりするんですねぇ。
    私は骨董やアンティークに興味はないんですが、もし何かの流れで手にすることがあったら気をつけようと思いました(良いものばかりじゃないから)。

    第2章の『怪談徒然日記』では、「幽霊が見えている人の日常ってこんな感じなんだー」と驚きました。某月某日、と書かれているため間隔はわかりませんが、「毎日のように(怪に)遭遇してるんじゃないのこれ?」と思う量。
    加門さんは慣れたもので、失礼な霊には怒るレベルに達しているようですが、普通の人だったら相当怖ろしいと思います。
    私、零感で良かった・・・。

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    2015年07月06日
  • 鳥辺野にて

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    ホラー短篇集。ホラーでも古典の説話集を意識した作品が多い。【がりょうびんが】がモチーフになった『墨円』がおもしろかった。

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    2015年06月13日
  • 怪のはなし

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    加門さんはいわゆる「視える人」。そういう人が語る怪談には、格別の怖さと真実味がありますね。
    不思議系のお話も良かったです(猫の話が好き)。

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    2015年06月11日
  • 怪談徒然草 ―出雲大社大遷宮の夜―

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     小説家でエッセイストの加門七海さんがこれまで見聞きし、体験したことをJETさんに漫画化してもらった『怪談徒然草』シリーズ。特別編として六十年に一度の「出雲大社御遷宮」の取材模様を漫画化。加門さんがあの場で何を感じどう思ったかは本編を読んでもらうこととして、読んで私が思ったのは「大自然や災害を眼前にしたように、やっぱり“こういう場所”では、人の存在が卑小に感じるわ」
     その場で生活する人が自分以外の存在を考慮しないで思うままに場を改造した結果、悪い事が起きるとか、少なからず見聞きする話だし。それを知る術が現代に至るまでに断絶してしまっただけで、古代には彼らなりの知恵や創意工夫があったんでしょうねぇ。善悪はともかくとして、やっぱり“伝統”って大事なことだわ。

     また、今巻から『怪談徒然草 (角川ホラー文庫)』で記された体験談を中心に話は展開されるそうで。
     別に限定しなくても――と最初は思ったが、あまり最近の話だと他の著作を出している他所の出版社に迷惑がかかるから、ある程度時期が過ぎた古めの話を漫画化しているのかな、と深読みしてみたり。でもそれならやっぱり、『文藝百物語』で語った話とか、文章化されてからある程度経過した体験談も、機会があれば漫画化してほしいなぁ。
     でも、文庫版に収録されている体験談を中心に、ってことは、いずれあの「▲」の話も――?

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    2015年02月07日
  • もののけ物語

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    ネタバレ

    面白かった。私には、不思議な力はないけど、よくよく読み返したら怖いやーんってことも(笑)ちょっと、自分も羨ましいなぁと思う反面、やっぱりこの力と一生付き合うのは嫌やなとか。


    物が自分をよぶみたいなのも、本当にあるのかな。んーーー、まだ私は経験したことないなぁ。勝手にこれは今買うべきやろとか言い聞かせる事はあるけどねー。

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    2015年02月06日
  • 猫怪々

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    表紙に惹かれて購入した。
    怪談体験中心の内容なのかと思っていたが、1冊丸ごと猫への愛で溢れている素敵な本だった。
    私も猫を飼っているため、共感出来る部分も多かった。また、成る程!と思うようなこともあって、読んでいて飽きなかった。
    猫好きな方におすすめしたい。

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    2015年01月21日
  • 怪談実話系/愛 書き下ろし怪談文芸競作集

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    辻村深月さん目当てで購入しました。涙と戦慄なしには読めない愛の怪談ということなのですが、期待したほどではないような・・・ もっとドロドロしたものかと思いましたが 意外とそうでもなかったです。

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    2014年03月20日
  • お祓い日和 その作法と実践

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    日本の風習や文化に乗っ取って、こういう作法やしきたりがあるという解説本。もしくは加門さんの備忘録。

    厄払いと厄除けの考え方の違いや、旧暦の豆知識など、
    ゆっくり味わいたい一冊。

    白南天とか置いてみようかなー。

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    2013年08月05日
  • お祓い日和 その作法と実践

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    お祓いの「作法と実践」とかいうとちょっとマニアックな感じがするけど、書かれていることはごく当たり前のことが多かった。
    身の回りをこぎれいにして、季節を感じて生きるとか、自然から与えられるものに感謝するとか。ええ、そうありたいものです。
    『祓いにおすすめの品々』の写真が美しくて楽しかった。

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    2013年05月05日
  • お祓い日和 その作法と実践

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    なんだろう。
    とりあえず、心身ともに清潔にしておきましょう、ってことだよね。
    予防するのが、第一。
    風邪を防ぐには、うがい・手洗いが大事、と同じことですな。

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    2013年03月19日
  • お祓い日和 その作法と実践

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    現代日本に残っている種々のお祓いの簡単な作法と、その根本にある考え方を記した本。
    今に残る伝統行事について考えるきっかけを与えてくれる本です。

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    2013年02月07日
  • 怪のはなし

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    ただ本人の体験が淡々と語られているのであって、怖がらせようという意図がない。そこが逆に話に真実味を持たせ、怖かったりもするのだが、気付いたらこの世ならざるモノの存在を認め始めている自分が…。

    こういう体験談は、ツッコもうと思えばツッコミどころ満載なのだろうし、多くの人には見えないことだけに、信じがたいということもあるが、じゃあ現代の科学で解明できないことは、イコールありえないことなのか、というとそれは早合点という気もする。
    よく霊的なモノを見たり感じたりする人は、鼻がいい人がいたり、勘の鋭い人がいるみたいに、気の動きを読み取る感覚が鋭いってことかも、と加門さんの話を通して思った。

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    2012年08月17日
  • オワスレモノ

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    『アメ、よこせ』が秀逸。流れがいい。どんどん怖くなっていって、最後もいい。新耳袋の、山の中にある無人の牧場話に通じる怖さアリ。

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    2012年07月26日
  • 東京魔方陣

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    古本市で購入した本。この手の本に何故興味を持ったのか理由は、現在シリーズで読んでいる本」(再読ですが)「陋巷にあり」で主人公の顔回は巫儒の一族(霊魂を扱う)の出身で、時折呪術の技法が登場します。この間読んだ箇所で、都を選ぶのは偶然ではなく、何年もかかり最上の土地が選ばれた・・・との下りがあり、これが風水のもとになったものだったということが分かったからです。
    筆者はこの本の前に、「大江戸魔方陣」を執筆しているようなので、そちらを先に読むと分かりやすいのかもしれませんが、おおよそ筆者の主張は東京は呪術都市、日本は呪術国家ということのようです。
    つまり、徳川幕府が築いた江戸城下を護るための結界を破り、あらたに皇居に天皇を迎えるために、地霊を抑えるための結界を張った(社寺を建立する=魔方陣)ということです。
    風水では水の流れることと同様の機能が鉄路にもあるそうで、東海道新幹線や山の手線の作る結界にも触れています。それから、東京タワーなどの電波塔までも・・・
    (余談ですが最近できたスカイツリーはどうなんだろうか??)

    内容は筆者が自身で語っているように、かなりオカルトオタク的で日本地図上に引かれた魔方陣の図がところどころに載っています。
    ついていけず、読み飛ばしたページも多くありましたが、この本の主張は確かに真実の部分も多くあるのだろうと思います。
    昨年の大震災では、津波で流された場所と流されずに残った場所などの土地の比較などで、神社仏閣の築かれた土地の意味が今更ながら大きいものになったのではないかと思ったからです。
    私たちの祖先は、日本という古来から風水害などの自然災害の多い土地柄で暮らす間に、その智恵を培って伝えてきたのだと思うからです。祖先が築いた貴重な智恵を受け継ぎ、身を守る術を身につけていきたいものです。

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    2012年07月01日
  • 美しい家

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    怖さよりは幻想的なものも多く、最後の2つはほんわかするもので、ホラーとしては物足りなかったけど、小説として面白かった。

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    2012年06月30日
  • 怪のはなし

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    ほどよいこわさ。
    これだけの目にあっておきながら自然体というか、何か理由をつけたり因果を探そうとしないところが好き。

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    2012年02月11日
  • 美しい家

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    ホラー、という割には、怖くなかったです。でも、最後の「金ラベル」という話は、大好きで、何度も何度も読み返しました。薄荷は初恋の味♪

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    2011年04月27日
  • 鳥辺野にて

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    江戸次代を中心に書かれた短編集。1編1編が短いからかそこまで加門さんの世界に入り浸る事は出来なかったものの、独特な怖いようで、妖しいようで、それでいて美しくもあるそんな感じがした。でもやっぱり短編だからかなんか私の好きな加門さんの世界はこんなもんじゃない!っとも思った作品でした。

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    2010年05月15日
  • 美しい家

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    これまた「異形コレクション」参加作品が主として収録された(この作家としては「オワスレモノ」に続く)短編集。
    この著者、『見える』ことで一部ではつとに有名であり、その類の本や作品も出しているのだけれど、といってイロモノかというと、さにあらず。そういう知識がなくとも十分に愉しめる作品ばかりだと思う。

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    2010年04月26日
  • オワスレモノ

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    書き下ろしの表題作を除く7編中、6編は他のアンソロジーに収録済(光文社文庫だけれど初出が「異形」は1作のみ)。
    手堅く、怖い短編揃い(笑わせられ、ほろりとさせられる作品もあるが)

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    2010年04月13日