加門七海のレビュー一覧

  • 着物憑き

    Posted by ブクログ

    着物好きの筆者の古い着物にまつわるエッセイ集

    「憑き」というのは自分が着物にのめりこんでいることと古い着物に憑いている何かのダブルミーニング

    怪談的なものを期待して読んだけどそれほど怖くなく、着物とのかかわりと少し不思議な話という感じ。

    この世にもうないものを感じる筆者であるらしいのでもっと怖いお話がきけるかと思ったんだけど。
    加門さんがそれを怖いと思わないほどきっと感じてしまうことが日常なのかも。だからさらっとした文章になっていると思われる。

    着物は着たいけどやっぱりアンティークは怖いかな…

    0
    2020年10月04日
  • 目嚢―めぶくろ―

    Posted by ブクログ

    旧家の古い蔵にまつわる話。
    展開があまり無く途中飽きてしまいそうだったが、ぞくりという怖さはあった。

    0
    2019年12月10日
  • 怪のはなし

    Posted by ブクログ

    私は怪談が好きなわけではないのだなあ、と、京極夏彦周りを読み始めた時に感じたのだった。
    それでも気に入った、好きになった著者は何人かいて、加門七海もその一人。
    実話怪談しか読んだことはないけれど、怖さの加減が独特でいいんだよなあ。
    怖い、よりは少し不思議?
    猫の霊とか「百匹の羊」とか、「何が見えたんだぁぁぁ!」とか、描き方にユーモアを感じる。

    0
    2019年08月06日
  • 目嚢―めぶくろ―

    Posted by ブクログ

    中盤までちょっと退屈だったけど、後半一気に怖くなってきた。
    言葉の選び方が主人公の年代にあってないというか。かなりのじい様がしゃべってるよう。

    0
    2018年08月16日
  • 猫怪々

    Posted by ブクログ

    ナツイチの限定カバーにつられて買いました。

    オカルトな話には少しギョッとするものもあるけど、大半が猫の話で中和されるので怖くないです(笑)

    読んでいるだけでなぜか癒やされる猫様様でございます。

    0
    2018年07月15日
  • 猫怪々

    Posted by ブクログ

    怪談とか書ける人なんだ~。
    だからネコのいろんなのが見えちゃうんだな。
    私はそういうの全く見えないけど、ネコ好きにはうなづける部分が多くて微笑ましい。
    ののちゃんかわいい。

    0
    2018年07月13日
  • 霊峰富士の力 日本人がFUJISANの虜になる理由

    Posted by ブクログ

    家のベランダから遠くに富士山が見えるだけでもなんだかうれしいものです。
    富士山のすごさを自分の不思議体験とともに語る著者はなんだか楽しそう。そりゃそうかもな。

    0
    2018年05月16日
  • 猫怪々

    Posted by ブクログ

    猫バカエッセイ。ただし怪異がもれなくついている。気功やらお経やらで対抗する加門さん。何より猫への愛情ありき。

    0
    2018年02月28日
  • たてもの怪談

    Posted by ブクログ

    がっつり体験談かなと思って読み進めたけども、エッセイだった。
    一息に読めるくらい軽めの文体で、怖さもほぼほぼ無い。

    『怪談徒然草』を期待して読むと拍子抜けするかも。

    引越しのために、こんなに念入りに準備する人は初めて。笑

    0
    2017年07月19日
  • たてもの怪談

    Posted by ブクログ

    「家」をテーマにした怪談(『残穢』)を以前読んで、その類いだろう、つくりもの、つまり嘘だろう、と思って読んでみたら......違った。
    著者自身の経験、つまりエッセーだ。
    もちろんこれは巧妙に見せかけた「物語」かもしれない。
    そう思わせておいてやはり事実なのかもしれない。
    どちらにせよ、少しばかりの寒気を感じる代物だ。

    「お化け屋敷の話」では私自身も感じていたことが書いてあった。
    東京タワーの蝋人形館、花やしきのお化け屋敷。
    もともと怖がりで、夫が帰宅しただけでも飛び上がって驚くほど(大不評だ)。
    しかしそれとは別に、なんとなく長居してはいけないところというのは感じる。
    動物的な勘、第六感、

    0
    2017年07月16日
  • パワースポットの歩き方 スペシャリストに聞く聖地のヒミツ

    Posted by ブクログ

    借りたもの。
    コミックエッセイ作家による、パワースポット魅力・不思議探求本。作家たちの接し方は多種多様で、それが興味深い。
    歴史的なこと、自然と雰囲気を堪能すること、神社仏閣でお参りするときの心得などなど…内容は多岐に。
    森林の浄化力、自然そのものの力(磁場?)や、風水的な地理学を踏まえて人為的に力を集める場所など……
    パワースポットの多様性も、そのご利益云々抜きに興味深い。
    神社に纏わる日本神話についても、コミックで紹介。
    日本に留まらず、イタリアのアッシジ、(詳しく描いていないけれど)インドのバラナシなど、海外のパワースポットまで。
    ……日本と海外のパワースポットって、何がちがうんだろう?

    0
    2017年05月27日
  • 目嚢―めぶくろ―

    Posted by ブクログ

    「耳嚢」ならぬ『目嚢』!なるほど納得。「祝山」のような怖さはなくとも、古文書を解き明かして行った先ある話には、ひー!映像化出来ないよ!という凄惨な話も。いずれにせよ、生半可な気持ちで実話怪談には関わっちゃいけませんね。肝に銘じておきます。

    0
    2017年05月18日
  • 大江戸魔方陣

    Posted by ブクログ

    結界結界また結界。江戸の結界って天海僧正からの話じゃなかったのか。昔と今じゃ川の流れや海岸線などかなり地図が変わってるとは思うし、何より空襲で焼けてるじゃないか、という疑問はありますが面白かった。

    0
    2017年02月09日
  • 目嚢―めぶくろ―

    Posted by ブクログ

    加門さんの話は、リアリティものすごい。
    読み終えたらすぐに本を手放したくなるような、気持ちにさせられる。禍々しい感じのする本。

    従妹の嫁ぎ先の土蔵で見つかった『目嚢』に興味を惹かれ、調べていく主人公に降りかかる怪異の数々。おかしなものには、近寄らないほうがいいんだと思った。
    これを読むならやはり、夏がお勧め。ゾッとする感覚で涼むことができそう。

    0
    2017年01月31日
  • 祝山(いわいやま)

    ネタバレ 購入済み

    凄い怖いとまでは

    凄い怖い!やばい!とゆう感じでは無く、現実にありえるかもしれないなと、、リアルに物語が描かれています。あまり極端に怖い事は起こらず、怖い話などを調べ尽くして読み尽くしている方には刺激が少ない様な印象もありました。恐怖とゆうものは、日常に常にあるのかもしれない。その人の生き方、考え方、感情、環境によって、恐怖の感覚、また関わり方もまた違ってくる。私としては、この物語は、今も何処かで誰かの日常にも起こっているかもしれない出来事として、読み進めて行きました。最後の方で、あんな事したのに、あの人(男性)のあの後はどうなったの?とゆう様な静けさの中で終了した感じには物足りなさも感じましたが、そのくらいが

    0
    2016年12月19日
  • たてもの怪談

    Posted by ブクログ

    前半は、著者が自分の住みたい物件を探して引っ越すまで(加門さんらしく、普通の物件探しとはちょっと違う目線やこだわりも)のことが書かれており、大変興味深く、面白かったです。
    後半はたてものに関する怪談色々。他の本で読んだお話やその続編も一部ありました。
    結構怖くてゾクゾクしたけれど、加門さんの書き方は「怖がらせよう」といった感じではないのでまだ良かったです(まぁ、だからこそ滲み出る怖さというのもあるのですが)。

    0
    2016年12月18日
  • 目嚢―めぶくろ―

    Posted by ブクログ

    幽霊を視ることのできる人が昔書いた絵日記という設定が本当にありそうで実話ではないけどワクワクする。でも都合よく幽霊が出てきたり、因果関係が解き明かされてしまうとお話感が出てしまってなんか残念。作者さんは視る人なので、怖い場面の臨場感がものすごくあってコワ楽しいです。

    0
    2016年12月09日
  • 真理 MARI

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これは怪談でなく、ホラー小説。人違いを何度伝えても全然話が通じないところがさすが生霊という感じで理不尽で怖い。ラストが追い払うでもなく、殺されるでもなく、お話ならではのまとめ方で面白い。

    0
    2016年12月07日
  • たてもの怪談

    Posted by ブクログ

    相変わらず文章が冗長で、
    メインはうっすーいエッセイ。
    何本か、他で読んだ話がチラホラ。
    とりあえず東京タワーの蝋人形館
    クローズしてたの知らなくてびっくりした!
    しーちゃんが死んでしばらくして
    しまってたんだね。
    とりあえずお化け屋敷は、本物がいそうで
    最近入れなくなったけど…

    0
    2016年11月16日
  • 目嚢―めぶくろ―

    Posted by ブクログ

    タイトルの字面を見ただけでなんだかもう怖いと思ってしまうのがすごい。
    怖すぎると困るので移動中の電車の中とか、人の多いカフェとかを選んで読みました。それでもやっぱり怖かった。

    0
    2016年11月13日