高杉良のレビュー一覧

  • 挑戦 巨大外資(下)

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    外資で活躍する香川さんの話、後編。ちょっとみんな香川さんを褒めすぎのような気がするけど。。。皆さんがいうように、買収防衛のくだりはもうひと山欲しかったかな。
    100%子会社の日本法人のCFOがここまで持ち上げられるものなんでしょうか。外資のことはよくわかりません。

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    2013年01月13日
  • 挑戦 巨大外資(下)

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    悪くはないんだけど、主人公が完璧過ぎて感情移入が難しい。もっと主人公が困難に立ち向かいながら〜みないな場面が見たかった。

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    2012年12月25日
  • 燃ゆるとき

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    初高杉良作品。東洋水産(赤いきつね、緑のたぬき)の社長の伝記。伝記なので話しがタンタンと進むため話の盛り上がりやオチはなし、水産業がなぜカップ麺を作ろうと思い付いたクダリが全くなかったのも消化不良。それでも成功者の話を読むと「ヨシ、頑張ろう!」と思う。どん兵衛より赤いきつねを買おうかな。

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    2012年11月24日
  • 青年社長(下)

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    渡辺美樹は、次々に成長していくが、
    あとのスタッフが落ちこぼれている。
    創業者 金子、黒沢
    「金子」が常務になるが、しかし、岡本の参入で脱落。
    「黒沢」が、唐変木つくりでがんばるが、落ちこぼれる。
    「笠井」が、日本製粉のきっかけつくりとなるが、
    しかし、お好み焼き 宅配チェーンの閉鎖で撤退。
    江村が途中参入でがんばる。
    「利益を上げる構造」がいります。

    何故、お好み焼きがうまくいかなかったのか?
    お好み焼きは、「高級感」を演出しにくい。
    お好み焼き宅配は、うまくいくと思ったが・・
    「早くつくる」というハードルを越えることができたが、・・
    「高い」というハードルを越えることができなかった。

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    2018年03月10日
  • 青年社長(上)

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    「青年社長」を読みながら、実に勇気づけられる。
    自分は、何をしたいのか?
    そのことをもっと鮮明にする。
    <できないことはできない>こととして、率直に話をする。
    腹を割って話すとは・・

    ベンチャーは、つねに利益を上げねばならない。
    「つぼ八」は、何故失敗したか?
    そして、「ワタミフード」は、何故成功したか?

    社長って何か?
    いまあるところから始める。
    どう人から信頼を受けるのか?
    ケンカすべきところは、ケンカする。
    結局は、株式上場のところで、うまくケリをつける。
    このテクニックは、とてもうまい。
    自分をうまく演出している。
    30億円くらいの売上から、上場を狙うところに意味があるのか?
    「材

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    2018年03月10日
  • 社長の器

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    ネタバレ

    恋愛小説として読むと当初はその純愛に感動するが、途中から非常に悲しい気持ちになる。
    企業小説として読むと、ところどころ時が飛んでおり、肩すかしに感じる。

    いずれにせよ、本書自体はミネベアの高橋高見氏への怒りから書かれたと言われているが、特に読者は読んだところむなしい気持ちにしかならないので、もう少しなんとかしてほしかった。

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    2012年08月26日
  • 乱気流 上 小説・巨大経済新聞

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    今度は日経新聞ですか。

    いつものことながら取材力には脱帽です。

    文章力がないと他のレビューにありましたが、同感。
    しかしそこは目をつぶって・・・

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    2012年07月08日
  • 小説 消費者金融 クレジット社会の罠

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    ネタバレ

    【小説 消費者金融】 高杉良さん

    代議士秘書をしていた玉崎英太郎は政治の世界に見切りをつけ,金融業へと転職し「京阪クレジット」という消費者金融会社を立ち上げた。
    当時、銀行は大口融資先しか取り扱わず、個人を相手にする「京阪クレジット」は急成長を遂げる。しかし一方で彼は、その厳しい取り立てから「鬼玉」とも呼ばれ恐れられていた。やがて彼の噂を聞きつけた新聞や雑誌が彼を叩き始めた。
    鬼玉問題が大きくなり、彼が国会喚問の恐れも出だした時、大学時代のクラスメイト・渡辺が尋ねて来た。渡辺は通産省の官僚だった。渡辺は彼に、消費者金融の先進国アメリカの金融鵜システムを学んで来るように奨め、英太郎は渡米する。

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    2012年08月26日
  • 燃ゆるとき

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    ネタバレ

    マルちゃんで有名な東洋水産の創業からアメリカ進出頃までの話が
    実名で描かれている実名小説です。

    まあ、この作者お得意の製作パターンですね。

    高度成長期を背景に着実に大きくなっていく企業。
    時代だけではなく、創業社長の決意と意思決定で着実に
    大きくなった様が描かれています。

    確かに時代背景は、拡大均衡ですが、決意が無ければ、
    時代に飲み込まれてしまう。

    かといってむやみに拡大すれば均衡は保てずに破綻する・・・。
    バランス感覚にも優れていた証拠ということでしょうか。

    現在の日本経済は果たして縮小均衡状態なのか、単なる縮小だけなのか、
    意外に拡大傾向で拡大均衡ではなく、拡大のバランスを崩し

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    2012年06月20日
  • 金融腐蝕列島(下)

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    銀行が舞台になっています。
    三和銀行がモデルになっている”協立銀行”が舞台。
    正直、銀行ってところはどんな業務をしているのか知っていそうで、
    知らないことが多く”へぇ~”って感じでした。
    特に、主人公が色々と銀行の裏側で、スキャンダルを処理するところなどは、
    フィクションならではの描写だろうなぁ~
    などと読み進めていきました。
    ただ、高杉良作品は比較的事実を元に、脚色している部分もあり、
    真実味があり、”こういうこともありえるんだ”と感じる部分が多々あり、
    参考になりました。

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    2012年06月20日
  • 金融腐蝕列島(上)

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    銀行が舞台になっています。
    三和銀行がモデルになっている”協立銀行”が舞台。
    正直、銀行ってところはどんな業務をしているのか知っていそうで、
    知らないことが多く”へぇ~”って感じでした。
    特に、主人公が色々と銀行の裏側で、スキャンダルを処理するところなどは、
    フィクションならではの描写だろうなぁ~
    などと読み進めていきました。
    ただ、高杉良作品は比較的事実を元に、脚色している部分もあり、
    真実味があり、”こういうこともありえるんだ”と感じる部分が多々あり、
    参考になりました。

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    2012年06月20日
  • 虚像(上)―覇者への道―

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    挑戦ー巨大外資といい、主人公、井岡のキャラがいまいちで、どこが優秀なのかがよく分からない。加藤愛一郎のキャラも、なんとも中途半端な印象。傲慢ならその傲慢さをもっと全面に出すような描写をしても良かったような。小説としてもスパンが長い分、どうしても物事の上辺をなでるような作品になりがちなのが高杉先生の最近の作品の不満なところだな。

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    2012年05月27日
  • 虚像(下)―驕りの代償―

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    若干8年ほどだけど、商社で、偉い人たちの移り変わりを見てきたので、企業の人事のしがらみや哀愁はなんとなく、ピンとくる。だから息子に、サラリーマンでなくて誰にでもはできない必要とされる資格を身につけなさい!と言いたくなる。たいへんなのはどんな仕事も一緒だろうけれども、ならば自分の力で勝負できる世界にいなくちゃあ。親の欲張りかな?

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    2012年05月03日
  • 虚像(上)―覇者への道―

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    経済用語がたくさん出てくるので理解できない部分もあるが,企業戦士が活動する様々な場面がリアルに書かれており,楽しめた.下巻に期待している.

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    2012年04月14日
  • 銀行大統合 小説みずほFG

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    システム障害/派閥争い/いらぬプライド/最強・最高の銀行/外資との闘い/第一勧銀/興銀/富士銀/信用

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    2012年03月28日
  • 新装版 バンダルの塔

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    故あって中東での石化プロジェクトの歴史を調べている中で読んだIJPCは華々しい失敗の例だが、その外側内側で起こっていた緊迫したやり取りを小説化している。
    小説ということでドラマチックなストーリーにしたて上げなければという意図を感じるところはあるが、現実に起こった緊迫感あふれる事態を感じながら読み進めることができる。なかなか入手することは難しいが実際に三井物産をはじめとするプロジェクト関係者が編纂した「IJPCプロジェクト史」という本があり、こちらも合わせて読むと遠いペルシアの地で苦労した日本人の足跡をより深く追うことができる。

    とりあえず読んでいるとピスタチオが食べたくなります。

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    2012年03月24日
  • 管理職の本分

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    経営破たんした千代田生命がモデルとなった高杉良のビジネス小説。
    うん、ちょっと物足りない。
    山場があるわけでもなく、何だかなーって感じで一気に終わってしまいましたとさ。

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    2012年02月18日
  • 勇気凜々

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    ネタバレ

    自転車メーカの「ホダカ」の創業者である武田光司さんの物語。
    これって、小説?ノンフィクション?
    イトーヨーカドー含め実名企業がバンバン出てくる小説と思いきや、小説というには、オチがないので、武田さんの半生を語るノンフィクションだと思います。

    武田さんってすごい人です。
    何も知らずに自転車販売事業に入って、失敗、成功、を繰り返しながら、企業を成長させていく、人間味あふれる機関車のような人を想像します。

    本書の中で、一番感じられるところは、人との縁。
    ヨーカドーとの取引から始まり、さまざまな人との出会い、人との縁の中で経営者として、企業として成長していきます。もちろん、だまされた縁もあります。

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    2012年02月18日
  • 管理職の本分

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    生保、どこが潰れ、どこが合併し、どこが外資に、そしてまたどこかに売却、合併。

    もはやさっぱりわからん。

    私も損保の代理店の仕事の経験あり。そして破綻も経験。

    結局泣くのは客。とんでもないわい。

    一気に読みました。

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    2012年02月12日
  • 管理職の本分

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    高杉良氏らしい一冊。生保の実話に基づき仕立てあげていくストーリーはいつもながらだが、その中で管理職たるものはこうありたい=本分を、押しつけがましくなくさらりと読ませる。
    ただ、本当に彼らしい作品を超えるものでもなく読後の新鮮感、サプライズは無い。

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    2012年02月05日