高杉良のレビュー一覧
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「マルチャン」の東洋水産の海外発展の関連の本。 社会人なりたての一時期、ひたすら高杉良さんの本をいくつか乱読したが、社会人10年経験して、またふらりと読みたくなった。 大企業で10年くらいやっていて、閉塞感を感じているころなので、読んで力をもらいました。 と同時に、自らがおかれた立場にどう展開できる...続きを読むPosted by ブクログ
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初めはどうなる事かと思ったが、読み進めるにあたりどんどん引き込まれた。
まさにスロースターターの小説だ。
バブル前の話だが、今現在にも共通する組織の体質がみられて面白い。
組織の中で自分を曲げない強さ、そして良きにつけても悪しきにつけてもコミュニケーションの大事さが良く分かる小説だ。Posted by ブクログ -
中・下を読まないとレビューは書けないわけですが。。。
おもしろくてためになることは間違いないのですが、このシリーズの前作
「混沌」のときと、登場人物の描き方が変わってきているのがちょいと違和感を覚えます、正直。Posted by ブクログ -
震災後のシステムトラブルが記憶に新しいみずほFG統合に関する実名小説。実名ということで、他の高杉良作品に比べて記事や資料の引用が多く、エンタメ性が低く感じる。統合直後のシステムトラブルも、経営トップの観点から書かれており興味深い。Posted by ブクログ
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高杉小説はいくつも読んでいます。常務という立場にありながら頭取の合併案にただ1人反対します。左遷後も粘り強い反対活動を行う姿はけっして自分の信念を曲げない男の強さを感じました。Posted by ブクログ
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権力争い面白いー。外から見る限りだけど(笑
第一勧業銀行がモデルになっているらしい。現みずほ銀行。
人それぞれの葛藤や、罪の償い方が興味深い。
清廉潔白な人でも、周りの状況等を考えると、
消極的賛成をせざるを得ないときがあるんだろうなあ。
特に、このような大きな組織であればなおさら。
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「サンマル」のブランドで知られる大手食品メーカー東邦水産は、サンマル・INCを立ち上げ、即席麺の米国市場に進出した。長年悩まされた赤字からもようやく脱却し、第二工場も稼動を開始するが、セクハラ問題、ユニオン対策など、従業員の文化の違いに直面する...。山積する問題に、「事業は人なり」の理念で臨んだ結...続きを読むPosted by ブクログ
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限りなくドキュメンタリーに近いフィクションという印象。綿密な取材がベースにあるんだろうなあという事は感じられる。長い割に話の流れはトピックスごとに分断されていて、もう少しクライマックスのある物語を期待していた自分としては若干残念。Posted by ブクログ
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バブル崩壊後の金融業界の裏話的な内容。というか、金融に疎い自分にはこれが真の「裏話」なのかすら”?”なのだが、誰もが知っている大手銀行にもこういう裏の顔があるんだろうな、と勝手に納得。Posted by ブクログ
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今でこそ銀行が倒産するなんて事は当たり前?ですが、
あの時代にここまで書けたというのはすごい。
主人公の竹中が臨機応変に対応し、総会屋の大物とも懇意
となるというのが若干無理があるが。。。
二転三転するストーリー展開にどんどん引き込まれる。Posted by ブクログ -
なかなかよかった。
泣けるねー。
アメリカに進出しながらも日本型の経営を貫き成功する姿は感動ものです。
最後は「人」なんですね
出版社 / 著者からの内容紹介
日本型経営が、市場原理主義の米国を制す。迫真の長編経済小説!
食品メーカー大手の東邦水産は、「サンマル」ブランドで知られる即席麺の米国...続きを読むPosted by ブクログ -
途中までは面白かったが,最後はよくわからない終わり方だった。華麗なる一族の最後みたいな,中途半端に将来を予測させておわりといった感じでした。あと,政治家を変名にしているのですが(例えば「田中角栄」→「中田栄閣」など),読んでて頭がぐらぐらしてきます。Posted by ブクログ