高杉良のレビュー一覧

  • 欲望産業 上 小説・巨大消費者金融

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    某消費者金融をモデルとした、ノンフィクションノベル?
    こんなに無茶苦茶をやっていたのかと思うと、過払い利息に追われていた人が浮かばれない。著者の本を初めて読んだが面白かった。

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    2011年07月30日
  • 青年社長(上)

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    話が面白く、どんどん読めた。
    過大評価かもしれないけれど、人生の勉強になると思う本だと思った。

    過去の経験が現在や未来の自分をつくる。
    目的達成のために、いろいろアイデアを出し、最適と思われる手段を講じる。
    年長者を指導者として、その人の話を聴いて参考にしたり、聴いたことを実行に移す。
    多くの人に支えられて、大きな仕事や自分の目的を達成できる。
    何事にもめげずに、負けず嫌いなところは見習わないとなと思う。
    感謝し続ける心と何かのために粘り強くやりつづける力や精神力は大切にしないとなと感じた。
    またどこかで再読することになる本であると思う。

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    2011年07月04日
  • 欲望産業 下 小説・巨大消費者金融

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    かつて法律事務所で働いていた私としては、とても興味深い内容だった。
    消費者金融の実情。
    この物語はフィクションではあるが、現に会社更生に至った企業があるところをみると、この内容はあながち嘘ではないのではと感じた。
    大宮さんの熱さ、石野さんの颯爽さ、男の駆け引きとロマンを感じました。

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    2011年07月04日
  • 青年社長(上)

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    ネタバレ

     渡邊美樹が会社を興し、株式を上場するまでを描いた経済小説。
     会社の規模感がどんどん大きくなっていく様子を疑似体験し、興奮した。大きくなるにつれ問題も生じてくる。マネジメント、折衝、経営判断、法的なあれこれ。このところは考えなければいけない。どの規模を目指すかでだいぶ違ってくる。

     社員一人一人のストーリーを追っていたのも面白かった。コミットできる仕事が限られているタイプと、色んな仕事で力とモチベーションを発揮できるタイプがいるかも。自分はたぶん後者。そんな自分が力を発揮するために必要な力を見極め身につけよ。

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    2011年06月25日
  • 青年社長(上)

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    ワタミの元社長、渡邉美樹さんの生き方を描いた小説です。
    パワフル!
    こういう人になりたいな、と思っています^^
    (芳崎)

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    2011年06月23日
  • 金融腐蝕列島(下)

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    バブルを知らない世代の自分にとっては、当時の様子がリアリティを持って書かれているので非常に面白かった。小説ではあるものの、金融の歴史を知る意味でも役に立つ本だと思った。

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    2011年05月22日
  • 金融腐蝕列島(上)

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    銀行の歴史を知らない世代なので、歴史を学ぶという意味でも面白かった。もちろん普通に小説としても面白い。とりあえずシリーズ全部読んでみたいと思った。

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    2011年05月01日
  • 青年社長(上)

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    何よりそのバイタリティに圧倒。大企業との提携、不採算店の撤退、ハードネゴシエーションの連続。カリスマ性、明るさなど主人公の魅力はいくらもあるが、何よりすごいのは強靭な精神力に他ならない。
     人生の成功者として華やかな面に注目されがちだが、この本を読むと、走り続ける人生の道のりがいかに苦しいものか、が心に響く。(すべての人が彼についていけるわけではない。むしろ道を違え、脱落していく人が多くその背中が切ない)
     ただ、そうして積み重ねた努力で築き上げたサービスが誰かを幸せにする。それがきっと生きる意味であり、働く意味だ。
     

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    2011年04月23日
  • 新装版 大逆転! 小説 三菱・第一銀行合併事件

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    「第一銀行(現・みずほ)と三菱銀行(現・三菱東京UFJ)が合併します。」社長同士の合意から始まった騒動は多くの関係者を巻き込んでいく。

    今でこそ3メガバンクだか、1970年代の高度経済成長期、産業界の大型化に伴い資金調達力向上のための銀行のメガバンク構想は、やるべきだが皆様子見であった。

    構想や内容は優れていても、プロセスを誤ると正しいものも実現は難しいことを理解させてくれる。

    また合併の難しさを感じる。
    この小説は第一銀行視点から描かれており、規模や財閥の関連企業が多い三菱との事実上の吸収合併であることに多くの人間が反対している。(会社視点ではなく、自らの処遇を憂いての反対だが…)

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    2011年03月06日
  • 燃ゆるとき

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    東洋水産の立ち上げから、アメリカ進出までの30年間にわたる企業の歴史を読みやすく小説として書かれたもの。

    ちょっとした縁があって読んでみようと思い、買ったわけだがなかなか面白い。商社系の資本に入ることの生々しさや競合他社とのウェットな争いなどが見れて、やはり物事きれいごとばかりではないなあと、今の自分の現状を踏まえるとより一層感じられる。
    でも、ここで得られる知見はそこではなく、それでもあきらめず「やる気と誠意」で戦い抜いている森社長率いる、東洋水産の力強さであると思う。

    うむ、うまくはめられているような気がしないでもないけど、東洋水産のこと少し好きになりました。

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    2011年02月11日
  • 金融腐蝕列島(上)

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    初めて読んだときは、面白くて止まらなくなった。銀行の専門用語も多いが、ストーリーがはっきりしていて読みやすい文章なので、女性にもとっつきやすい。その後、2、完結編、続、新など、次々と出たが、つい読んでしまう。いずれも最初のテンションは下がっておらず、また飽きさせないのはさすが。この著者の本は出ると買ってしまう。くせになる。ジャンルはちょっと違うが、私にとってはJ・アーチャーみたいな人だ。

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    2011年02月02日
  • 青年社長(下)

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    ワタミ社長のノンフィクション小説の下巻。
    この本のすごいところは、例えばワタミが店頭公開するところ。
    店頭公開にあたって必要な書類や質問事項への回答などが具体的に書いてあり、他では目にすることができない情報として非常に新鮮でした。
    読み終わって、『新・青年社長』を読みたくなっています。

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    2010年10月19日
  • 青年社長(上)

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    居酒屋ワタミの社長が、どのような苦労をして今の会社を築き上げたかが、本人の心構えや人間関係も含めて良くわかります。
    読むと、「自分ももっと頑張らなきゃ!」と思わせてくれる本。
    フィクションの小説ではなく、リアルな実話でそう思わせてくれるところが気に入りました。

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    2010年10月19日
  • 青年社長(下)

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    「和民」ができるまでのエピソードがリアルで面白かった。
    事業を興す人は、学生時代から普通の人とは少し違う気がする。

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    2010年10月04日
  • 青年社長(上)

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    「和民」ができるまでのエピソードがリアルで面白かった。
    事業を興す人は、学生時代から普通の人とは少し違う気がする。

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    2010年10月04日
  • 燃ゆるとき

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    「マルちゃん」でお馴染みの会社の話。森社長の魅力にクラクラ。日清の社長は腹が立つように書かれている。とても面白く、感動的。

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    2010年09月26日
  • 新・燃ゆるとき ザ エクセレント カンパニー

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    小説というよりは、企業経営者向けの海外展開時のマニュアルといった感じ。
    小説のモデルは「マルちゃん」ブランドのあの食品会社社長とのことだが、こういう小説を読んで、しかも面白いと思える年齢になってきたという点でも感慨が。

    初の高杉良だったがなかなか気に入った。

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    2010年09月11日
  • 新・燃ゆるとき ザ エクセレント カンパニー

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    なにが凄いって、大きなミスがあったとしてもそれを飲み込み、糧にさせる上司の姿。今の日本企業じゃ間違いなく左遷、降格だろうな。でも高度成長期の日本には大きなことをできる市場があったろうな。今じゃ、厳しいだろうが。

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    2010年08月29日
  • 金融腐蝕列島(下)

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    三○銀行(現MTU銀行)がモデルになっているらしい。
    しかし、次から次へと目が離せない展開。面白い。

    いやあ、女は怖いなあ。気をつけないといけない(笑

    しかし、柳沢吉保はどうなったんだろう。
    結構気になったりするんだけど、やっぱり左遷されたのかなあ。

    ふと思ったのが、国民は公的資金の注入について反対が多いのだろうか?
    俺はそうは思わないんだけど。

    もちろん、責任を出来る限り償わなければいけないけれど、
    もし銀行が倒産したのなら、経済が大ダメージをうけることは事実だしなあ。

    確かに、金融機関以外がつぶれる場合でも放置するのに、
    金融機関に限って救済するなんておかしい

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    2010年08月14日
  • 青年社長(下)

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    ワタミが店頭公開から2部上場まで。

    資本金の配分について、大会社の日粉と
    ぎりぎりの交渉を行ったり、一時好調だった
    お好み焼き事業からの撤退。

    様々な人との出会いがあり一方、
    設立当時のメンバーが去っていく等
    苦労があった事がわかる。

    今は1部上場し、介護事業、教育などにも
    活動の幅を広げ、TVコメンテータとして活躍している。

    天狗になってたまるか。と社内報で言っていたが
    大企業となった今でも、その理念は薄まっていないのだろう。
    近所のワタミはやっぱりサービスがいい。

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    2010年07月23日