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緊張の定時株主総会を終えて渉外班の任を解かれた竹中治夫の次なる仕事は、営業本部プロジェクト推進部で大口の不良債権処理を進めることだった。その回収に乗り出して右翼や暴力団からターゲットにされた竹中は、家族まで巻き添えにされ、辛い闘いを強いられる。闇の社会に浸食されて腐敗した銀行にあって、竹中は活路を見出せるのか。先行きの不透明な日本経済の現状のなかで、ミドルの生き方を問いかける。日本の大銀行の恐るべき内実を明らかにし話題を呼んだ迫真のドラマ完結編。
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Posted by ブクログ
おそらくはうちの銀行が主なモデルの金融小説。
会長による不正融資、MOFへの接待、不可解な人事、暴力団との絡み、住専問題…
バブル後の痛みに痛んだ銀行の内部が1人の感情的で正義感の強い主人公の目を通して描かれている。
読んでいるうちにテンションが下がってきたが、次第に視点は変わってきた。
・絶望するような現実の前でも頑張れば正義が通ることもあり得る。
・内部の権力闘争はハンパない。
・政治と金融は切っても切り離せない。
人生キレイゴトだけで生きていけるとは思わないけど、いかにキレイゴトを大事にするかも大事だし、今は余計な心配をせずに夢を持って1日1日がんばろう!
Posted by ブクログ
三○銀行(現MTU銀行)がモデルになっているらしい。
しかし、次から次へと目が離せない展開。面白い。
いやあ、女は怖いなあ。気をつけないといけない(笑
しかし、柳沢吉保はどうなったんだろう。
結構気になったりするんだけど、やっぱり左遷されたのかなあ。
ふと思ったのが、国民は公的資金の注入について反対が多いのだろうか?
俺はそうは思わないんだけど。
もちろん、責任を出来る限り償わなければいけないけれど、
もし銀行が倒産したのなら、経済が大ダメージをうけることは事実だしなあ。
確かに、金融機関以外がつぶれる場合でも放置するのに、
金融機関に限って救済するなんておかしいと人情的には思うけど、
やっぱり長期的視野で論理的に考えるとせざるを得ないと考える。
ただ救済に痛みが伴わないのであれば、
銀行がモラルハザードに陥りかけないので、
出来る限りツケは清算しなければならないが。
しかし、こんなにやくざさんが絡んでたのね、金融って。
今はどうなのかなあ。
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