高杉良のレビュー一覧

  • 新装版 虚構の城

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    石油業界と通産省の関係値とか、排脱処理?とか、難しい仕組みについてはチンプンカンプンだったけど、頑張れ田崎!と応援したくなった。

    出光興産がモデルらしいけど、
    そんな古い体質だったんだーという驚き。まあ、出光って確かに創業者の名前だもんなー。

    最後に、どんでん返しがあったのがすごい!高杉さんの作品で、まさかの大どんでん返し!
    面白かったです。

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    2013年04月25日
  • 青年社長(上)

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    ワタミの渡邉社長の物語。
    あのバイタリティーの裏にはつらい人生経験があり、それをばねにして、若くして社長を目標に頑張り続けた。佐川急便のSDを1年間して資金をため、会社を立ち上げた。失敗もあり、挫折を繰り返して店舗を拡大。こうした手腕と渡邉社長の人を引き付ける力には見習うべきものがたくさんある。

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    2012年09月26日
  • 新装版 大逆転! 小説 三菱・第一銀行合併事件

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    企業合併にここまで反対できる人はいないだろう。上層部、会社の決定には逆らえないというのがサラリーマン間での暗黙の了解であり、それが愛社精神などと思われている。そういった精神は果たして正しいのか、信念を曲げてでも従わなければいけないのか、その覚悟はあるのか、よく考えさせられる作品。

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    2012年09月25日
  • 社長の器

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    昭和の話とみせて、内容はさほど古くない。でもこの業界の労使交渉は本当に苛烈だったんだろうな…。。ひとを惹き付ける力はいつの時代も最大の武器。

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    2012年09月22日
  • 金融腐蝕列島(下)

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    右翼団体からのいやがらせなどに耐え、少しずつ正道に建て直していく。
    終盤には裸の王様鈴木会長を含めた権力逃走が描かれる。
    最初は愚痴っぽくひがみっぽい主人公も随分成長している。

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    2012年08月06日
  • 金融腐蝕列島(上)

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    行内一大勢力で役員手前の佐藤秘書役とその腰巾着で同期でエリートMOF担の杉本の策略に巻き込まれ、ある調査・融資に荷担することになる。
    やくざや総会屋との交渉など、銀行会の裏の世界が描かれていて、事実はともかく、おもしろい。

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    2012年08月06日
  • 乱気流 下 小説・巨大経済新聞

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    実は上巻いまひとつだったのだが、下巻はおもしろい!

    子会社の不祥事をめぐるやりとりがリアルです。

    一気に読みました。

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    2012年07月08日
  • 小説 日本興業銀行(5)

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    名頭取として有名な中山素平氏を中心に、日本産業の発展を裏から支えた日本興業銀行を描いたもの。日本興業銀行は、経済界に長期資金を融通するだけではなく、様々な人材を供給し、「産業金融の雄」として日本産業の土台となっていた。
    しかし、その道のりは平坦ではなく、終戦直後は戦犯銀行として、GHQから閉鎖命令を下されそうになる。また、昭電疑獄などもあり、銀行の存立が危ぶまれたりした。5冊の本のうち、2冊は戦後の混乱の時期から再建までを描いており、実はそのあたりのことは、知らなかったので、勉強になった。
    3冊目以降は、海運再編や新日鉄誕生など、業界再編における影の主役として、興銀の活躍ぶりが描かれている。

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    2012年05月27日
  • 虚像(下)―驕りの代償―

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    井岡の活躍は本書の中心だが,ごますり野郎の広瀬,カリスマトップの加藤のような人はどこの会社にもいると思います.でも立花のような信頼出来る人がいることで井岡も力が発揮できるのでしょう.証券化等の経済用語が頻出していてやや理解できない所もあったが,企業小説として面白く読めた.

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    2012年04月24日
  • 新装版 懲戒解雇

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    どこまでも意地汚く居座る首脳陣のみっともなさ、優秀でない男の嫉妬の醜さが、後半余り描写がなくて残念です。

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    2012年04月24日
  • 管理職の本分

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    千代田生命の破綻を扱ったもの。主人公が熱く、かっこよすぎ。最後は、作者の今の不満を主人公に語らせている。

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    2013年10月01日
  • 青年社長(下)

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    ワタミ創業者・渡邊美樹さんの創業までの奮闘を描いた実名小説。
    ワタミの会長はすげえなあ~って思います。

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    2011年12月31日
  • 青年社長(上)

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    ワタミ創業者・渡邊美樹さんの創業までの奮闘を描いた実名小説。
    ワタミの会長はすげえなあ~って思います。

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    2011年12月31日
  • 新装版 大逆転! 小説 三菱・第一銀行合併事件

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    第一銀行と三菱銀行の合併構想を第一銀行の反対派が阻止する話。非常に大きな企業の決断もまた、人が行っているんだなと、当たり前のことに気付く。数十年が経過した、現在の二行の現状を照らし合わせても面白い。

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    2011年09月24日
  • 青年社長(上)

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    父と子の約束ごと
    一、約束を守れ、嘘はつくな
    一、陰口を言うな、愚痴は言うな
    一、笑顔で元気よく挨拶せよ
    一、人の心のわかる優しさのある人間になれ
    一、正しいと思って決めたことは、諦めずに最後までやり遂げよ

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    2011年09月01日
  • 消失(下) 金融腐蝕列島・完結編

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    やっと、下巻まで読み終わりました。
    長きにわたって書きつづけられてきたシリーズの完結編。
    サラリーマンの身として、登場人物(特に主人公)のそれぞれの場面でそれぞれの立ち居振る舞いは、
    自分ならどうするだろう?と考えさせられることが多々ありました。
    まあ、この小説に出てくるように、社内の人間に会うのに秘書をとさなくてはいけないような会社にいるわけではないですから(笑)ここまで、シリアスな場面に立ち会うこともないとは思いますが。しかし、どんな会社でも、社内政治は必要だとは思うので、大いに参考にすべきところはあると思います。

    正直、主人公の竹中治夫のように実直でありながら、また、何度も左遷されなが

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    2011年08月14日
  • 青年社長(上)

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    ザ!和民。
    和民が出来上がるまでのお話。
    自分が大学生の時には、このような考えを
    全く持って考えることが
    出来ませんでした。(笑)

    苦労多くありのようですね。
    そりゃぁ、そうですよね~。

    細かい描写でわかりやすく
    リアルにその時を思い浮かべることが
    出来て、なかなか良いですよ。

    すっげーですね。色々な意味で。
    ためになりました。

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    2012年02月06日
  • 消失(中) 金融腐蝕列島・完結編

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    (上)よりはおもしろいです。さて、(下)でどんな展開になるか
    (といっても大筋は、実話をもとにしてるからわかっちゃいますが)

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    2011年07月27日
  • 炎の経営者(上)

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    日本触媒化学工業の勃興をそれを支えた経営者である八谷社長の経営手腕を交えながら描いている。
    経営小説、経営者自伝はどれも自身に刺激を与えてくれるが同業他社を扱う本小説はその中でも特別である。

    問題に直面したり、モチベーションが落ちたとき再び手に取りたい作品である。

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    2011年07月16日
  • 炎の経営者(上)

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    ネタバレ

    日本触媒化学工業の勃興をそれを支えた経営者である八谷の手腕を交えながら描いている。多くの経営小説、経営者自伝があり、それらは刺激を与えてくれるが、本書は特にそうである。なぜなら自身の勤務する企業と同業他社であり、自社も信念を持ち変革に挑戦しなくてはならないと思わせてくれるからである。

    経営者が直面する窮地に比べれば自身が出逢う問題など屁の河童。モチベーションが上がらないとき、変革に挑戦しようとするとき、再び本書を手に取ろうと思う。

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    2011年07月16日