高杉良のレビュー一覧

  • 小説 日本興業銀行(1)

    Posted by ブクログ

    「産業金融の雄」として日本の経済発展を支えた興銀は魅力的に描かれていた。実際に働いてみると本当に素晴らしい銀行であった。興銀で得たものは一生の財産であり、この会社で働くことができた自分は幸せだったと思っている。

    0
    2010年05月25日
  • 青年社長(上)

    Posted by ブクログ

    和民の現会長、渡邊美樹さんのお話。

    熱いです

    起業の難しさ、経営者とは何なのかを教えてくれます

    0
    2010年04月24日
  • 青年社長(下)

    Posted by ブクログ

    この本では、東証2部上場までが語られることになりますが、その後、コムスンの介護事業を助けようとしたり、学校の改革に乗り出したりと、一環して社会貢献ができる分野に乗り出しているのがわかります。

    アソシエやさまざまな書籍を見ている間にできた自分的な渡邊氏のイメージとしては、温和な笑顔ばっかりの人だったのですが、本書で多少イメージが変わりました。やっぱり基本は温和な人のようですが、時にはそうではない面を覗かせることもあり、社長というのは笑っているだけでは仕事にならないんだなぁと思いました。

    今も昔も好きな経営者のうちの一人なので、これからも見物(笑)を続けていきたいと思います。

    0
    2010年04月05日
  • 新装版 虚構の城

    Posted by ブクログ

    労働組合問題が題材となっている。
    会社の体質と、主人公の考え方の相違。
    自分の年齢が主人公に近いことから、つい自分の体験・考えを混入して呼んでしまった。

    ちょっと、オーバーな・・・出来すぎているところも感じるが、やっぱり面白い。

    0
    2010年02月13日
  • 青年社長(上)

    Posted by ブクログ

    あのワタミの起業から上場までのノンフィクション小説。成功の裏には大きな失敗もあったんですね。ちょっとホッとしました。青年社長は読むべき!

    0
    2010年03月06日
  • 勇気凜々

    Posted by ブクログ

    タイトルがいい。
    自分は経済小説が好きだが、これは全部実話。けどドラマティック。主人公のちょいちょい独断専行で失敗するところも人間味の一つの要素。
    周りをとりまく人間も魅力的な人物ばかり。特に主人公の後の奥さん。内助の功とはこのことか。こんな劇的な出会いが人生にはあるものなのか! 出会いっていうのは劇的なものだと改めて実感。

    0
    2018年10月15日
  • 挑戦 巨大外資 上(小学館文庫)

    Posted by ブクログ

    おもしろいっ!!
    一気に読んでしまいました。

    1970年代から始まっており、自分の生まれる前の世界から書かれており、とても興味深く読めました。

    0
    2009年12月20日
  • 青年社長(上)

    Posted by ブクログ

    主人公が佐川急便の勤務を経て、ベンチャー起業を立ち上げるまでの物語です。
    七転び八起きの展開は非常に勉強になりました。

    0
    2009年10月22日
  • 勇気凜々

    Posted by ブクログ

    父のススメ。
    働くうえで一番大事なことは、一緒に働く周りの人!!

    主人公がとても人間味があってそれがよかった。

    0
    2010年12月20日
  • 再生(上) 続・金融腐蝕列島

    Posted by ブクログ

    金融腐蝕列島シリーズその2

    続編はうってかわって銀行内部のちまちました人事抗争の話に終始する。

    銀行役員同士のゴミのような人事抗争。それに振り回される銀行員たち。この話もおおむね事実に即しているのだろうから(モデルは某銀行)

    主人公と若い女子行員との不倫の話も現実感が乏しい。おやじ好きの若い女は何らかの意味でファザコンの素因なり家庭環境を持つのだが、そういう背景を書き込まずにすましてほしかった。

    0
    2009年10月04日
  • 金融腐蝕列島(上)

    Posted by ブクログ

    バブル期の日本の銀行がモデル

    大蔵省役人への過剰接待、大物総会屋、頭取による銀行の私物化


    ノーパンしゃぶしゃぶもMOF担当という銀行員の幹部候補が行っていたものだったんだ。

    0
    2009年10月04日
  • 銀行大統合 小説みずほFG

    Posted by ブクログ

    1999年8月20日に発表され、その後の日本金融業界の方向性を大きく左右した第一勧銀、富士銀、興銀の三社大合併の内幕を、綿密な取材に基づいて描く実名企業小説。

    高杉良の小説を読んだのは実は初めてだった。実在の企業と実在の人物を使って現代の事件を再構成する実名企業小説の手法は、歴史小説の現代版といった趣きで、どこまでが取材に基づいた事実で、どこまでが著者の想像の産物なのか、わけのわからぬままに小説世界に巻き込まれてしまう。

    企業統合におけるトップ(特に興銀の西村頭取)の決断の速さによって電撃的な三行統合が実現する様が描かれる一方で、逆に、トップの IT の重要性に対する致命的な意識の低さが日

    0
    2009年10月07日
  • 青年社長(下)

    Posted by ブクログ

    ワタミフードサービスを率いる渡邉美樹は、山積する課題に直面していた。フランチャイズ店の不振、売り上げ減少で迫られる業態転換、事実上の子会社化を求める大企業との攻防、仲間との別れ。一方で低価格路線の新ブランド「居食屋和民」は順調に軌道に乗り、不屈の闘志で困難を乗り切った渡邉は、かつて「僕が語る夢には日付が入っています」と妻に約束した念願の株式店頭公開へ向け、着実に歩み続ける。家族、友情、取引先との信頼関係に支えられ、ベンチャーに乗り出した男の、爽快なサクセスストーリー。

    0
    2009年10月04日
  • 勇気凜々

    Posted by ブクログ

    クラレ、倉紡、法政大学大原社会問題研究所、
    そして何より、倉敷大原美術館。
    中国地方の大資本家で大実業家の大原孫三郎の物語。

    メセナの精神を大正期に唱えた功績は
    倉敷を一大文化都市へと昇華させただけではなく、
    日本の産業、財界の在り方にも大きく影響を与えた点にある。

    その生涯は信念と情熱に燃え、内にあっては
    真の友を求めやがて人を信じ愛しつづけ、
    外にあっては、労働環境の整備を第一として
    会社と市民の関係を重視するという。
    そして文化を愛し育てることに注力している。

    日本の片田舎の美術館に、これほどの世界的名画があるという事実。
    これって、本当にすごいことだ。

    0
    2009年10月04日
  • 小説 ザ・ゼネコン

    Posted by ブクログ

    経済小説。バブル崩壊前の建設業界を描いている。
    大手ゼネコン「東和建設」のメーンバンクに勤める山本が出向を命じられるところからスタートする。
    そこで建設業界の様々な一面を見ることになる。

    政治力がものを言う世界。騙し合い。談合は当たり前の世界。
    物語とは別に「談合」については、考えさせられるものがあった。
    果たして「談合」は必要悪なのだろうか?

    毎回思うが、人物の心情表現が巧みさがすごい。
    ありありとその場その場の臨場感が伝わってくる。

    そして、社長業の難しさ。まったく違った価値観を持った人達を同じ方向に持っていかなければならないが、
    まわりにYesマンばかり集めてしまうと大きな損失につ

    0
    2009年10月04日
  • 青年社長(下)

    Posted by ブクログ

    唐変木「下北店」のテコ入れが必要になる。
    アイデアを募りながら自ら考える。
    立地のマイナス要素をアイデアでカバーしようとする。
    宅配お好み焼き、それが後に事業化し、お好み焼きKEI太となる。
    一方自社ブランド和民、手作り居酒屋を出発。

    上場へ向けて。
    日本製粉とのやりとり
    出店、撤退、出会い、別れを繰り返し、経営者として成長していく渡辺、
    そこにはやはりドライになっていくことが必要なようだ。
    最後に決断をくだすのは社長なのだから。

    0
    2009年10月04日
  • 再生(上) 続・金融腐蝕列島

    Posted by ブクログ

    協立銀行・竹中のその後の物語。凋落したかに見えた「鈴木天皇」の威勢はいまだ健在。児玉の魁偉も相変わらず。というところでやはり面白い。

    0
    2009年10月04日
  • 小説 日本興業銀行(5)

    Posted by ブクログ

    1〜5巻読破

    戦後日本の産業発展を支えた日本興業銀行に関する小説

    中心人物は中山素平。日本経済がいかにして発展してきたのか、その中で事業金融の雄としての興銀がどのような役割をしてきたのかと言うことが書かれている。

    5冊もあり、長いが日本興業銀行を主軸として、日本の戦後から高度経済成長前後までの日本産業史をわかりやすく描いている【戦後経済史入門書】とでもいえる。

    銀行が果たす役割についてちょっと考えさせられた・・・・・・

    0
    2009年10月04日
  • 銀行大統合 小説みずほFG

    Posted by ブクログ

    みずほフィナンシャルグループができるまでの、第一勧銀、富士銀、興銀の三行のやり取り、各行の意地そしてプライド、統合直後のシステム障害、株価が大暴落するなか1兆円にのぼる緊急融資を成し遂げる・・・・・・


    今自分の周りある銀行がどのようにできたか?と言うことがよくわかります。

    登場人物は実名で現れており、臨場感は抜群です〜〜〜〜

    金融に興味がある人は一回読んでみるといいかも・・・・・

    0
    2009年10月04日
  • 新・燃ゆるとき ザ エクセレント カンパニー

    Posted by ブクログ

    日本企業の海外進出をテーマに小説を展開。労働組合や裁判ざたなどのアメリカ特有の考え方などが小説を通じて少しですがわかりました。プロジェクトXを純粋に熱いと感じれる人にはお勧め!

    0
    2009年10月07日