首魁の宴 政官財 腐敗の構図

首魁の宴 政官財 腐敗の構図

649円 (税込)

3pt

3.8

日本の濁流を泳ぎ、カネのためには手段を選ばぬ経済誌主幹。政官財に蠢く男たちの欲望を手玉にとり、巧妙な手口で取り屋の本領を発揮する。持ちつ持たれつの癒着の仕組みのなかで、それぞれの思惑は限りなく肥大する。この恐るべき腐敗の実態を迫力の筆致で描く。

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首魁の宴 政官財 腐敗の構図 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年02月11日

    「濁流」のその後
    スギリョウから復職を迫られる大二郎
    綾との再会、大腸ガンの手術、叙勲プロジェクト、資金集めのために
    「ウォ-クンギ」誌の創刊
    最後はスギリョウと綾の再婚
    「杉野良治・綾夫妻に感謝する会」を開催
    集まった元総理をはじめそうそうたるメンバ-
    人数にあらためてスギリョウパワ-に驚き。

    1

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    政官財をめぐる構造的腐敗に迫っています, 2003/8/1
    レビュアー: dqg00527 - レビューをすべて見る
    金のためには手段を選ばぬ経済誌主幹の杉野良治と、その周囲にうごめく政官財の「老害」、一方、杉野から同社への復職を迫られ、思い悩む義理息子の田宮大二郎を中心に、日本の社会構造に潜在...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2015年06月28日

    前作「濁流」の続編の内容である文庫特別書き下ろし版。
    当然、登場人物の設定は全て同じでなかなか読みやすい内容。

    経済誌のトップで「ペンは剣よりも強し」と豪語し
    権力と地位を盾に財界人等から「取り立て屋」のごとく
    金を貪り取る交渉(脅迫)術など描写は非常にリアルである。
    恐るべき腐敗の実態を描きミド...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2009年10月28日

    こういう社会派モノはやっぱり高杉良かな、と。かといって、著者の中で突出したものがあるかと問われると、ふつうかな。

    1

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