高杉良のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書は「居食屋 和民」チェーンを統括するワタミフードサービスの創業者であり、代表取締役社長である渡邉美樹氏のサクセスストーリーを追ったノンフィクションである。昨年「週刊ダイヤモンド」誌に連載された同名作品に、加筆・修正を加えたもの。父親が経営する会社の倒産を目の当たりにした時、まだ小学生だった渡邉氏は「大社長になる」と決意した。佐川急便のセールスドライバーで事業資金を貯め、「つぼ八」のフランチャイズ店をはじめ、お好み焼き店「唐変木」やサントリー系の居酒屋「白札屋」を次々と出店する。一時経営は悪化するが、日本製粉の支援、そして居酒屋と食事処を兼ねて「居食屋」と名付けた和民が人気を集めるなど、グル
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Posted by ブクログ
主人公の竹中は、部下との不倫を部下に詰め寄られて、企画部長への昇進は水泡に帰した。
そのせいもあり影の実力者“カミソリ佐藤”により協立銀行梅田支店支店長のポストに就いた。
そこで竹中が見たものは、銀行の論理に基づく、貸し剥がし、貸し渋りの横行。その矛先は財務状況が良くない企業にとどまらず、優良企業へも向けられる。
そんな竹中の梅田支店長生活は1年。1年後には本部の広報部長の任に就くが、またしても降りかかるポスト頭取を巡る現頭取-相談役の対立。
公的資金の導入も行われ、銀行に求められるのは中小企業支援。しかし協銀内部対立の激化の影響はいかに!
前作と異なり、銀行外との関わりは上巻の住 -
購入済み
めりはりがなく、ダラダラ続く印象でがっかりしました。
どのような展開になるのか期待していたのですが、起承転結の転結が全くなく、あっけない終わり方。
職場での問題も家庭での問題も全てあやふやなままでした。読者の判断に任せるということだったのでしょうが。 -
購入済み
うーん
頷く点は数あれど…
そこまで感銘を受けなかった。
確かに平目ばかりが上に行く業界だけど、そこまで人事ばかりに興味があるかと言うとそうでは無い気がする。
演出過剰か。