山本文緒の作品一覧
「山本文緒」の「恋愛中毒」「自転しながら公転する(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山本文緒」の「恋愛中毒」「自転しながら公転する(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
神奈川大学経済学部卒。1987年『プレミアム・プールの日々』でデビュー。同作はコバルト・ノベル大賞の佳作を受賞。『プラナリア』で第124回直木賞受賞。『恋愛中毒』、『ブルーもしくはブルー』、『絶対泣かない』など数多くの作品を手がける。『パイナップルの彼方へ』などの作品が映像化されている。
Posted by ブクログ
どうか、どうか、私。これから先の人生、他人を愛しすぎないように。愛しすぎて、相手も自分もがんじがらめにしないように。私は好きな人の手を強く握りすぎる。相手が痛がっていることにすら気がつかない。だからもう二度と誰の手も握らないように。
この抜粋に惹かれて読み始めた本。
ずっと水無月さんに感情移入しながら読んでしまった、すごくこわかった。
分かっていながらも飛び込んでしまった経験のある身としてはもうずっと、過去の自分を振り返ってるようだったし、自分の行く末をみているような気がした。
(もちろん状況や境遇は全然ちがうけども)
水無月さんは先生を好きだったのかな。先生へは憧れと好きを混同していたけ
Posted by ブクログ
タイトルの無人島の二人から無人島でのサバイバルの話かな?と想像したのだけれども、読み進めるとサバイバルといっても病気とのサバイバルだった。
医師から告げられた膵臓がん4b。
どんなにショックだったか。
そして無人島という言葉、とても心に刺さりました。
私の家族が大病の告知を受けた時の気持ちは今でも忘れられません。
何も考えられず頭のなかが真っ白になり、家に帰ってからインターネットで検索すると出てくる言葉はネガティブなことばかりで涙が止まらなかった。
「何で?何で自分達なの?」
自分達家族には大事件が起きても、日常は普段と同じ顔で何事もなかったようにやってくる。まるで自分達だけ別世界、無人島の
Posted by ブクログ
山本文緒さん、大好きだった。
学生時代、何冊も読んだし、何度も読んだ。
亡くなられた時は、寂しかった。
本作も、その頃に読んだなかの1冊。
新装版が出ると知り、気づいたら購入してた。
(旧版も、たぶん実家にあるはずだけど)
社会人になって、20年近く。あの頃とは違った感想を得る。
仕事のつらさ、厄介な人間関係、他人への妬みと羨望……仕事のネガティブさが、こうも身に迫って感じられるなんて。
一方で、今日は今日、明日は明日。どんなにつらくても、嫌なことがあっても、明日の仕事へ向かう推進力は、たとえ小さくても、あの頃より確かだ。
奥付を見たら、作者がこの作品を書いたのは、32~33歳頃のことらし