山本文緒の作品一覧
「山本文緒」の「ブラック・ティー」「かなえられない恋のために」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山本文緒」の「ブラック・ティー」「かなえられない恋のために」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
神奈川大学経済学部卒。1987年『プレミアム・プールの日々』でデビュー。同作はコバルト・ノベル大賞の佳作を受賞。『プラナリア』で第124回直木賞受賞。『恋愛中毒』、『ブルーもしくはブルー』、『絶対泣かない』など数多くの作品を手がける。『パイナップルの彼方へ』などの作品が映像化されている。
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Posted by ブクログ
「私は何が悪かったんだろう」 「何がいけなかったんだろう」 「どうしたらよかったんだろう」と、ずっと考えてしまう水無月。
この「考えている時間」が本当に苦しいんだよな、、と読みながら私も苦しかったです。 そしてどうしたらいいのかを水無月と一緒に考えていました。
執着や未練ってどうやったら変わっていくんだろう。
簡単に「違うことに打ち込めばいい。仕事でも他の男をつくるとかでも。」って言うことはできるけど、そんなのは本人も分かっているけど、執着や未練に飲み込まれてしまっている時は難しいですね、、
しんどくて何回か手が止まり、ずっと水無月大丈夫かな、、大丈夫じゃないよな、、って考えて、早く読まないと私もしんどい、、と思って最後まで読みました。
32歳で先生と出会って関係が始まり、ラストは40代になっている。 色んなことがあって長い時間が流れて、ラストは先生とたまに会う関係になっていて、激しい執着が完全になくなったように見えるけど、分厚い蓋をされてるように感じました。 この先大丈夫かな?ってちょっと心配だけど、、
完全に気持ちをなくさなくても、その気持ちが自分の人生を全部占領しなくなることができたように感じて良かったです。
「もしも、、」は私も考えてもしょうがないことは分かっているのに考えてしまっているところがすごく共感できました。
10年以上ぶりの再読で、めっちゃすごかった!としか覚えてなかったので初読の感じで読めました。 やっぱり良かったです。
水無月の心の動きや葛藤が苦しいくらい細かく描かれていて、満たされない感じがずーっとあって。 自分に何回も誓いを立ててるのに、分かっているのに、それができなくてまた同じことをしてしまうのが人間臭くてやっぱり好きです。
幸せな時も不安やどこか信用できない感じがあったり、親との距離感や、親友も友達もいなくて、荻原だけが唯一の友達で、荻原がいて良かった。
山本文緒さんの作品はこの本でハマって何冊か昔読んでどれも良かった記憶があるのでまた再読していきたいと思いました。