河合隼雄の作品一覧
「河合隼雄」の「モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた 進化心理学が教える最強の恋愛戦略」「心理療法の本」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「河合隼雄」の「モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた 進化心理学が教える最強の恋愛戦略」「心理療法の本」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「子どもの宇宙」という題にふさわしい。
誰しも子どもの頃に宇宙を持っていた、その宇宙は果てしなく広く、大人は何もわからないし、分かろうとしてくれただろうか。
「大人になるということは、子どもたちのもつこのような素晴らしい宇宙の存在を、少しずつ忘れ去ってゆく過程なのかとさえ思う。」1
子どもに接する機会のある方(いわゆるすべての方なのだが)にぜひ一読していただきたい。ふとした言葉や行動を何気なく子どもたちは見ている。それら行動の一つ一つが子どもの宇宙にどのように影響するのかはわからない。分かろうとすることはできるが、それが正解かもわからない。
詰め込み教育といわれ、数字のみで評価したりされた
Posted by ブクログ
「努力によってものごとは解決しない、とよくわかっているのだけど、私には努力ぐらいしかすることがないので、やらせて頂いている」
とか、
「自立ということは、依存を排除することではなく、必要な依存を受け入れ、自分がどれほど依存しているかを自覚し、感謝していることではなかろうか。依存を排して自立を急ぐ人は、自立ではなく孤立になってしまう」
とか。
肩の力がふっと抜けるような言葉がたくさん。
でも、きっと忘れてしまうから、本棚に置いてまた思い出したら読みたいです。
河合隼雄さんの本は初めて読んだのですが、この本はエッセイでわかりやすく、サラッと読めました!
Posted by ブクログ
中学生の頃初めて読んだ源氏物語(と言っても漫画)は、光源氏の節操のなさや不誠実さばかりに腹が立ち、途中で挫折してしまいました。大人になった今、源氏物語は光源氏を主人公とした物語ではなく、それを取り巻く女性たちの生き方についての物語だったのだなあと思えるようになり、面白く読めるようになりました。
女性(だけに関わらず男性も)の生き方が多様化し、どう生きるかへの答えをそれぞれ個人で見つけ出さなくてはならない現代において、異性との関係や一般的な価値観だけによって、自分の幸せや生き方を定めていってもよいのか、それとも自分だけの生き方(物語)を模索し続けるのか・・・重い課題です。
河合隼雄氏ならで
Posted by ブクログ
河合隼雄 [著]. -- 講談社, 1987. -- (講談社学術文庫 ; [811])
目次
第1章 影(影のイメージ、ユングの「影」概念、影の種々相)
第2章 影の病い(二重身、二重人格、夢の中の二重身)
第3章 影の世界(暗黒、不可視の影、地下の世界)
第4章 影の逆説(道化、トリックスター、ストレンジャー)
第5章 影との対決(自我と影、影との対話、影と創造性)
-感想-
読み終わって、あまり感想を書く時間も無いのだけれど、やはりぼーっとしている。自己実現とは、自分の自我に無意識を少しずつ統合していくこと。本当の自己を実現(現実に顕在させる)という意味で、「自己実現」というっぽい。今