綿矢りさの作品一覧
「綿矢りさ」の「生のみ生のままで」「パッキパキ北京」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「綿矢りさ」の「生のみ生のままで」「パッキパキ北京」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
早稲田大学教育学部国語国文学科卒。2001年『インストール』でデビュー。同作は文藝賞を受賞し、映画化されている。『蹴りたい背中』では19歳という最年少で芥川賞受賞。『夢を与える』、『勝手にふるえてろ』などの作品を手がける。
小説・文芸
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Posted by ブクログ
偶々出くわした落雷から始まる二人の恋。彩夏のあまりに突然過ぎる告白に当惑しつつも、最後には本能で受け容れる逢衣の姿が印象的でした。
異性愛を前提とした旧態依然な社会の常識や世間体から解放され、自ら快楽の海に堕ちることを選択した二人。これは正に、18世紀を代表する哲学者ルソーが唱えた『自然に帰れ』の考えを端的に示しているのではないでしょうか。社会化によって失われた人間本来の感性・直感・本能を回復することを目指す。同性愛、マイノリティという枠組みを越え、生の欲求を人間本能の回復にまで昇華させた描写はどれも美しく、綿矢りさの圧倒的な筆力にただただ感動した一冊です。
Posted by ブクログ
コロナ禍の中、夫56歳のいる中国北京へ行く。
隔離期間を経て北京を堪能する菖蒲(あやめ)36歳の話。
夫は3年も北京にいるのにいまだに馴染めず、憔悴。
菖蒲は観光、ショッピング、夫婦ともコロナになりヨロヨロだったり、春節を遊び尽くしたり、珍しい食を楽しんだり、大学院生の男の子にちょっかいだしたり、と忙しい。
菖蒲は自由で、何にでも慣れて、すぐに順応するし、何でも受け入れる懐の深さがあるし、観察眼もあって、言うことは言うけど、簡単に怒らない忍耐強さも持ち得てて、なんか勇ましくて痛快。読んでいておもしろかった。
北京話がちょうど良いいい塩梅で繰り広げられているのもよかった。
私は菖蒲のよ