綿矢りさの作品一覧
「綿矢りさ」の「激しく煌めく短い命」「生のみ生のままで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「綿矢りさ」の「激しく煌めく短い命」「生のみ生のままで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
早稲田大学教育学部国語国文学科卒。2001年『インストール』でデビュー。同作は文藝賞を受賞し、映画化されている。『蹴りたい背中』では19歳という最年少で芥川賞受賞。『夢を与える』、『勝手にふるえてろ』などの作品を手がける。
Posted by ブクログ
『かわいそうだね?』
携帯盗み見たあとの真っ黒なページに「綿矢りさを読んでいる…!」と興奮した。
隆大の正義感は『かわいそう』が動機で、かわいそうな人ありきだから脆弱なのだろう。だってかわいそうな人などいないのだから。体格のいい見た目と、なまじっかなこの正義感が、樹理恵の震災へのトラウマを包み込んでくれそうに見えて、彼女を盲目にしたんじゃないかな。大阪弁はたしかに、アキヨさんのやわらかで、どこかほつれた印象とは真反対。アキヨさんが『隆大に寄りかかる』ことを選択した人生なら、ラストの樹理恵大阪弁大暴走シーンは、地震の克服もあいまって示唆的で良い。
『亜美ちゃんは美人』
リカちゃん人形の例え
Posted by ブクログ
嫌いなら呼ぶなよで良い感じの毒と爽快っぷりの世界観にハマってしまい、
そこからの、またしても気になるタイトル。
彼氏の家に元カノが同棲するっていうとんでもない話から始まるんだけど、主人公は同棲が嫌なら別れるまで言われる。
そこまでか!?と主人公側が思うことからもやもや悩むけど、またそこで2人は海外に住んでいた経験やら、文化の違い?とか、まさかの火垂るの墓のいじわるなおばさんの話まで出てきたら、確かにな…って思えてきちゃってる自分もいて、でも、最後はもう本当にありがとう!ってこっちも気持ちすっきりした。
もう1つの作品はとにかく美人な友達と引き立て役としてずっと過ごしてきた2人の話なんだけど