検索結果
-
-一年前に唯一の肉親である祖父を亡くした17歳のジュリオは、海に浮かぶ小さな島で二匹のペットと共に細々と暮らしていた。 温厚で気弱な性格のジュリオだが、就寝するともう一人の人格「ジュリアーノ」が目を覚まし、ペットの二匹も美しい獣人へと姿を変える。 ジュリアーノは、人型となって能力を解放した双獣を従え、悪人のみを狙う窃盗団として名を馳せていたのだ。 そんな主人に仕える獣人たちの密かな楽しみ。それは力を使い果たして眠りについた愛する主人の身体に淫らな悪戯をすることだった。 「初めてじゃないよ。ジュリオが寝てる間に俺たちが何度もしてるから」 「いっそのこと孕ませてしまえばいいんだ、そうしたら家族になれる」 心は純粋なまま、自分を慕う美しい獣人に身体は徐々に開発されて――。 ※こちらの作品にはイラストが収録されています。 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
-
-多杯真次、40歳。法の眼をかいくぐり、ゼネコン業界の裏側を巧妙に生き抜く“闇紳士”だ。その多杯には密かなる野望があった。それは首都遷都……“Z計画”である。大手ゼネコンのドン・黒木田を味方に、さらに推進派の大物議員をも取り込み、計画は極秘裏に動き出したかに見えた。だがある日、黒木田が狙撃され、多杯自身も何者かに襲われる。どこからか計画が漏れ、反対勢力が暗躍を始めたらしい……。じわじわと包囲網を狭めてくる強大な裏権力に牙を剥き、多杯の熾烈な闘いが始まった! 長篇ハードボイルド・サスペンス。 ●広山義慶(ひろやま・よしのり) 1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
-
-茎に横からあたってくるのは小さな白玉のようなものだ。そして全体にきゅうっと締めつけてくる。特に義母の唇から声が押しもれるときに締めつけがある。その感応こそ奈々子が隠したがっている悦びの身体的表現だと拓郎にさえわかる。「やんっ、だめぇ……」拓郎は腰を押しだした。根元まで埋め入れる。遅れて奈々子の身体がのけぞった。唇の間から熱い息がもれている。「ママ、すごいよ。すごくエッチだ」その声が届いているかどうかさえわからない。緩やかなウエーブのかかった髪がほつれて顎や首筋に乱れている。二人の陰毛がこすれ合うほどペニスを埋め入れてから、拓郎は腕をのばしてキャミソールの前をめくった。現われた乳房を両手で掴む。
-
-
-
-※配信サイトの倫理基準により一部作品が削除されている事がございます 「背徳の味、教えてあげる」絶望と恍惚…堕落し続ける美女達を描くダークエロスの雄・丑露ムキの初作品集がついに発売! 普通をなくした性行為娘、正義を蝕まれた女教師、心優しき魔王の娘、愛を渇望するお嬢様etc…穢され壊され弄ばれるヒロイン達がイキ狂いまくる! 果てしなく悦楽に支配される怒涛の絶頂中毒9連発をぜひご堪能あれ!! さらに電子限定で特別あとがき&イラストが付属! 背徳ファッカーの雄が贈る極上イラストをぜひご覧あれ!
-
-
-
-
-
-
-
-
-
4.2恋愛経験ゼロの杏華には、年上のイケメン社長・尚秋と結婚しているという秘密がある。親を亡くし天涯孤独になった杏華を守りたいと、兄のような存在だった彼がプロポーズしたのだ。朝から晩まで甘やかされる新婚生活が始まるけれど、ずっと“初夜”はおあずけ…。ところがある夜、同僚と杏華の仲に嫉妬した尚秋が豹変! 「お前の初めては全部、俺がもらう」と、色気を孕んだ表情で迫ってきて!?
-
-この世に彷徨う魂を、その焔は優しく葬る―― 幼い頃に両親を亡くした女子高生の小夜は、親戚からの援助を受けながら、一人暮らしをしている。 食べることが大好きで、将来自分で飲食店を持つことを目標に、大変なこともあるけれど、今日も毎日笑顔を大切にしている。 そんな小夜の日常にある変化があった。それは“不思議な生き物”が見えるようになったこと。 しかし特に害がないため、そのままにしていたが、ある夜遭遇した“それ”は自分に明らかな敵意を向けて来て!? 死すら覚悟したその時、小夜の前に現れたのは、スラっと身長の高いつり目の男性で…? 怪異を葬って世界を救う、学園ファンタジー! コミックス限定★ 電子書店特典ペーパー付き♪
-
3.8この世に彷徨う魂を、その焔は優しく葬る―― 幼い頃に両親を亡くした女子高生の小夜は、親戚からの援助を受けながら、一人暮らしをしている。 食べることが大好きで、将来自分で飲食店を持つことを目標に、大変なこともあるけれど、今日も毎日笑顔を大切にしている。 そんな小夜の日常にある変化があった。それは“不思議な生き物”が見えるようになったこと。 しかし特に害がないため、そのままにしていたが、ある夜遭遇した“それ”は自分に明らかな敵意を向けて来て!? 死すら覚悟したその時、小夜の前に現れたのは、スラっと身長の高いつり目の男性で…? 怪異を葬って世界を救う、学園ファンタジー! ※この作品は『PRIMO Vol.1』に収録されています。重複購入にご注意下さい。
-
4.8
-
-これは、私の恩人に当たる方に関する事実に基づく物語です。彼が天国に旅立つ1カ月前に、20年ぶりの再会の場で遺した魂を文字につづりました。 平成30年3月初旬。恩人は、自身の新規事業立ち上げのパートナーとして私を選び、そして誘うため、20年ぶりに突如私の目の前に現れます。しかし、最初、私は彼の事業内容に難色を示しました。2人はお互いに日本の将来を憂えていましたが、再興については違う意見を持っていたからです。それでも、恩人は私を説得することを諦めることはありませんでした。常に直球勝負、シンプルで豪快で型破り。私が昔から彼を敬い慕う理由。心の師匠でもある彼は、全く変わっていませんでした。 そこから「4日間」、2人とも家に帰らず、激論を交えての、「気持ちを闘わせる酒と涙の熱い小旅行」が展開していきます。これは、その最中、さまざまなお店で出会うさまざまな方々をも巻き込んで進む、その「激動の4日間」が生み出す人間ドラマです。恩人の大きな器、決してぶれない己の軸、常に整理されている考え方。そして最後は、魅力の塊であるその日本男児を前に、私から事業参加をお願いすることになるのです。この男と共に、日本再興を目指したい、それは困難な道かも分からないが、挑戦したい、冒険したい。愛するものを守るため、日本のためにと。 しかし……。 いったん解散し、その1カ月後、始動の合図を待つ私の元へ届く恩人逝去の知らせ。 「自分の仕事で日本を元気にする」という恩人の遺志を受け継ぐために書き記したこの一冊が、一人でも多くの「あと一歩の勇気を持ちたいと望む方々」の一助になることを願ってやみません。
-
4.5
-
-【間違えてエロい触手召喚しちゃった!? モンスター達に凌辱されるハード異種姦エロス!】 異種姦腹ボコ作家・うのせろが贈る、ドジっコ×たくさんの触手とのどすけべハードSEX! 人里離れた地で研究に没頭する魔術師・アイーダ。 ある日自分の屋敷のゴミを掃除するため家事スキルの高い触手を召喚するつもりが、間違えてエロスキルLv999の触手を召喚してしまい…!? どんどん召喚される触手と淫魔達に全身犯される、激しすぎるモンスター乱交FUCKッ!!
-
3.1
-
-想人は精神病を治すため、治療院があるという島へと向かう。そこで思いもよらぬ人物、幼馴染の影太と再会する。二人はかつて実の兄弟のように親しく過ごしていたが、ある出来事をきっかけに疎遠になっていた。影太はその治療院で働いているらしく、想人の治療を担当するという。想人の病は「悪魔に取り憑かれている」のが原因だ。悪魔を想人から切り離すため、想人の夢の中へ入り込まなければならない。だが夢に入るためには、二人がある行為をしなければならないらしく…。
-
-母親譲りの怜悧な美貌の志延は、庶子故に馴染めなかった家を出て税理士として働いていた。しかし突然の父の死で残されたのは、破綻寸前の会社と重体の異母兄だった。唯一自分に優しかった兄のため、志延は財閥の若き総帥・郡上と「己が人生」を代償に契約を交したが…。与えられる愛撫は思いがけず優しく、志延を戸惑わせる。身売りのようなものと割り切る事で全てを受け入れていた志延だったが、心の内に生じた甘やかな思いに追い詰められてー。 ※こちらは2008年に発売された商品となります。重複購入にご注意下さい。
-
-
-
-金星を舞台に、SFと神秘主義の境界で語られる壮大な物語 宇宙開発部隊の記録員ルー・風(フー)は補充要員として金星の衛星基地に着任した。しかし、そこで彼を待っていたのは、まさに混沌だった。荒んだ基地。狂った制御脳。えたいの知れぬ人々。錬金術に没頭する科学者。そして金星上での不可解なできごと。さらには人間がやってくる以前から金星にあったという謎の女人像。それらの作り出す状況に翻弄されながらルー・風は金星に降りたち、そこで世界創生の秘密を解く鍵を得るのだったが…。惑星探査を始めた人類につきつけられた謎を発端に、人智を越えた世界創生の物語が明らかにされようとしていた。 ●川又千秋(かわまた・ちあき) 1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『火星の白蛇伝説』(中央公論新社)、『翼に日の丸』(角川書店)など著書多数。
-
-目が覚めたら鶏になっている自分を発見した。そして周りの動物たちからは「夜が明けないのは、貴様のせいだ」となじられた。一体どうなっているのだ? この世界はなんだ? どうして僕はここにいるのだ? 全ての記憶を失くし、深い森の奥で「自分自身」と対峙した「コケコ」の軌跡。そして物語は予想もつかない展開を見せてゆく……。悶絶必至、シュールで混沌に満ちた長篇小説。 ●薄井ゆうじ(うすい・ゆうじ) 1949年茨城県生まれ。イラストレーター、デザイン編集会社経営を経て作家へ。1988年『残像少年』で第51回小説現代新人賞を受賞。1991年に初の長篇『天使猫のいる部屋』を発表。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川栄治文学新人賞を受賞。映画化・舞台化・ドラマ化された作品も多い。
-
4.0なうてのゲーマーである高校生、ミサキとジン。行く先は、大規模仮想現実RPG《アルマゲドン》いつものようにログインした二人はその日、ゲームマスターのレオに謎の言葉をかけられる――「向こうの世界で会おう」突然ホワイトアウトしたゲーム世界、ミサキとジンが飛ばされたのは"ただの"異世界なのか、それとも!? ……後に荒涼たる原野で二人が知る隠蔽された地球の真実とは!? 新たな世界の神をめざす幻想空間創世譚!
-
-
-
-【小説版登場!】任務に赴いていた士門は、異常行動をみせるケガレの大群により危険に陥る。突如現れた天馬の助けもあり、なんとか土御門島に帰還した士門を衝撃の知らせが待ち受けていた。それは婆裟羅がケガレの軍勢を率い、侵攻を開始したというものだった!! 清弦、士門、天馬の激闘秘話が解禁!!
-
5.0【デジタル版にはプレゼント応募券は付属しません】【小説版登場!】陰陽師たちの住まう島、土御門島に入った天若清弦の娘・音海繭良。繭良は島に到着後、天若家の新当主として苦難の日々を過ごしていた。ろくろと同じ舞台『御前試合』を目指し、修行に励む彼女の側には、十二天将・朱雀の斑鳩士門の姿が!? 士門と繭良、ふたりの絆を“繋ぐ”物語が解禁!!
-
5.0【小説版登場!】かつて清弦は、土御門島である組織に所属していた。それは島に生じた“異端者”を処理する、表に出ることはない暗部“律”。ある日、本土に逃げ出した“異端者”を追った清弦は、処分の現場を少女に目撃されてしまい…!? そこから清弦の運命を大きく変える物語が幕を開ける!!
-
4.6
-
-
-
-帝国海軍の二人の将星、山本五十六と堀悌吉。才能に秀でた二人は一致協力して、世界に類のない本格的な空母艦隊の創設に邁進する。多くの障害を乗り越え、帝国海軍の「すべての空母を新たに一から造りなおした」二人に、アメリカとの決戦が迫っていた!!
-
4.0迫害され、大陸の片隅に追いやられた人族の国境の町に「一生に一度会えたら幸運」とまでいわれている龍族が現れた。そして『世界』を揺るがす事件は始まった――花田一三六の意欲作!
-
3.0窓際部署にいた若手の刑事・シンゴは、突然署長のバークマンから、舌っ足らずに老練な口調で喋る、見た目小学生の変わった少女・マリィと共に連続殺人事件の捜査をするよう命じられた。殺人鬼の名はハリーロイド。女性三人を殺し、都市警察の特殊部隊“C.S.C”をも返り討ちにして行方をくらましている凶悪犯だ。幼い外見ながら、感覚強化・知識量増大といった効果を持つ多数の“ユニット”を脳へ埋め込んだマリィと、銃や“ユニット”はからっきしだが、柔術の腕と直感が光るシンゴ。たった二人の捜査線は、果たしてハリーロイドを捉えられるのか!?第19回電撃小説大賞最終選考作!即席の“相棒”となった二人が織りなすポリスアクション&サスペンス!!
-
-【本作品は同人誌となります】 ◆寄宿学校へ通う少年同士の愛を描いた創作BL◆ ・芯が強い大人びた少年×純粋無垢でちょっぴり天然な少年 「落ち着かないみたいだね。当ててあげようか?――僕と"キス"したいんだろ?――」 彼をひとめ見たときから、言い表せない感情が胸にこみ上げた。 ◆◆◆ 人口増加、多子化問題、政治不信、様々な闇を抱えた某国――。 孤○院で育てられたハンスは、優等生として寄宿学校で暮らしていた。 そこに転校してきた美少年、アラン。彼の不敵な笑みになぜか心が揺れてしまう。 同性同士の恋仲は禁断とされているこの国で、アランに心惹かれていくハンス。 そんなハンスを見透かすように、アランは部屋へと誘うのであった。 ……二人の関係が知られなければ、いいと思っていた。ずっと一緒にいられると考えていた。1枚の写真が彼らの運命を変えることを知らずに―― ◆◆◆ジャンル:オリジナルBL◆作品傾向:シリアス ◆作品要素:寄宿学校、半ズボン、ソックスガーター、少年同士、禁忌な愛、両想い、初体験、初精通、メリバ的な要素があります。 ◆Hシーンは全体の3分の1程度になります。 ◆立ち読み版はモザイクを強めにしています。 ◆総ページ数:44ページ(本文41ページ)
-
4.8帝国北方の辺境を守る名門・張家のご令嬢ながらも、 文武両道、才色兼備、民からも慕われる美少女、白玲(ハクレイ)。 「貴方を助けてから――十年間、一緒に居ました。私が、貴方の背中を守りたいんです」 「……全く、困ったお嬢様め!」 一〇〇〇年前の不敗の英雄が転生した俺・隻影(セキエイ)を死の淵から救ったのが、彼女だ。 それ以来、俺達は張家で兄妹のように鍛錬して暮らしてきた。 だが、時は戦乱。異民族との戦争が始まり―― 「若の剣さばき、見えたか!?」「弓も百発百中!?」 俺は前世の武才を活かして、白玲と共に天下無双の大活躍! 転生英雄と美少女達の戦乱ソードファンタジー、開幕!
-
-押し寄せる怪物たちに追い詰められる人類。 そんな彼らの前に現れたのは、禍々しくも強大な力を持つ鎧に呪われた記憶喪失の少年だったーー。 彼は、世界の救世主になれるか!? そして、鎧を脱げる日が来るのか!?
-
4.0「やっと会えた。あんたは今からあたしの騎士になるの。」 魔女と騎士が協力して【黒星の災厄】(ディアボロ)に立ち向かう世界。シンは騎士でありながらディアボロを消滅する能力を引き出せる【魔女騎士】(ヘクセンリッター)として、魔女たちの学院へと入学する。多くの少女が魔女騎士の力を目当てにパートナーになろうとするなか、シンは幼いころに出会った少女、セイナと再会する。セイナは呪われた【黒魔女】として周囲から避けられていたのだが、約束通りにシンとパートナーになるため、それぞれの能力を使いこなすための特訓を始める。 セイナのため、そしてディアボロを倒すため、魔女騎士の伝説がいま始まる!
-
-
-
4.0
-
3.0漱石の生きた半世紀(1867-1916)は、X線、電子が発見され、量子論が誕生し、特殊相対性理論が発表されるなど、古典物理学から現代物理学へと移行する激動の時代であった。 理科が得意で、自らも建築家志望であった漱石は、寺田寅彦と科学談義を楽しみ、作品にも最新の話題が登場している。 本書は文学者漱石の旺盛な好奇心に従って、熱、光、量子、時間と空間について物理学発展のあとを辿り、乖離する文科と理科の交流を目指す。 ■□■目次■□■ 序章 漱石と物理学―文科と理科の交流 1章 古典物理学の完成―激動の嵐の前 2章 新しい自然観の台頭―19世紀から20世紀への転換 3章 量子仮説の提唱―人間からの離脱 4章 量子力学の誕生―極微の世界に向けて 5章 相対性理論の誕生―時空概念の変革 終章 再び漱石と物理学―文学の中の“自然法則”
-
4.5辛くなったら漱石先生に聞こう! 代表作「こころ」が朝日新聞に連載されたのは1914年。それからちょうど百年にあたる2014年、またまた夏目漱石はブームの様相を呈しています。漱石は小説家であると同時に、人生を探究する哲学者であり、文明批評家であり、さらには頑固で短気で癇癪持ちといったイメージとは裏腹に、若い門弟や友人の相談にのって的確なアドバイスや励ましを与える慈父のような存在でした。彼の遺した小説、随筆、評論、書簡、俳句、漢詩などにも、百年後を生きる私たちの指針となる言葉があふれています。 「人を観よ。金時計を観るなかれ。洋服を観るなかれ。泥棒は我々より立派に出で立つものなり」「余計なことをいわずに歩行いていれば自然と山の上へ出るさ」「本を読むばかりで何にもできないのは、皿に盛った牡丹餅を画にかいた牡丹餅と間違えて大人しく眺めているのと同様だ」「あなたの生涯は過去にあるんですか、未来にあるんですか。君はこれから花が咲く身ですよ」「夫婦は親しきを以て原則とし、親しからざるを以て常態とす。君の夫婦が親しければ原則に叶う。親しからざれば常態に合す。いずれにしても外聞はわるいことにあらず」……。 本書は、ユーモアと真理に満ちた234のメッセージを厳選した名言集です。ご一読いただけば、文豪が「あなたの心の師」と感じられることでしょう。
-
4.0
-
4.0
-
3.4
-
4.2
-
3.5私が漱石山房に出入したのは明治四十年から大正五年先生が亡くなられた時まで、十年間である。その間に私はただの一度も先生に叱られることがなかった。それは私が入門した時の事情から、先生がとくに私の神経をいたわって下さったということもあろうが、とにかく私は一度も先生から叱られたことがなかった。それで私は先生を恐いと思ったことがなかった。神経衰弱でいじけており、この偉い先生の前で畏まってはいたが、恐いと思ったことは一度もなかった。こんな優しい人が世にあろうかと先生の在世中も思いつづけたし、死後の現在でもあんな優しい人には二度と遭えないと信じている。(「世にも優しい人」) 漱石晩年の弟子の眼に映じた師とその家族の姿、先輩たちのふるまい……。文豪の風貌を知るうえの最良の一冊。
-
3.0
-
-夏目漱石研究は、出つくした。そう断ずるのは、まだ早い。 作家漱石に師はなかった。しかり、シェイクスピアを除いては――。 日本語・日本文学の枠を超え、シェイクスピアとの対峙を洗い出したときに見えてくる全く新し い漱石論。 夏目漱石は、世界に先駆けた文学理論書『文学論』でシェイクスピア作品を最も多く引用しているばかりでなく、 東京帝国大学での講義録やメモ・蔵書書き込みなどでもその「面白さ」を盛んに称讃・解析している。 かつそこには、作家漱石がこの文豪の手法を自作に生かそうとした形跡も探知される。 そもそも文学が「面白い」とはいかなる「事実」に由来するのか?――本書では、漱石の「批評的鑑賞」の姿勢を継承し、 《シェイクスピアに向き合う漱石》の全貌を明らかにしたその先に、『こころ』など主要作品の深層を浮上させる。 知的に爽快な、生きた文学論である。佐々木英昭の頭脳は漱石と共に動く。 明治の英文学者はシェイクスピアをどう読み、作品にどう用いたか。分析の心理は鋭く、手際は鮮やか。 平川祐弘(東京大学名誉教授) 「心理学」確立以前に漱石が苦労して到達した、言わば「下意識」を表現する手法の歴史性を解明している秀書。 漱石がなぜ現代に至るまでこれほどの感動を呼ぶのかが分かる。 ソーントン不破直子(日本比較文学会会長・日本女子大学名誉教授)
-
4.4
-
-明治25年9月、「帝国主義」がまだ誇り高い言葉として使われてる帝都ロンドンにひとりの日本人青年・熊やん(南方熊楠)が降り立った。その風貌はスラムの住人たちよりもさらにひどく周りから蔑まされていたが、革命騒ぎで別れたキューバ島以来の親友八っつあん(岡本八之助)と会い、自分の穢い部屋に呼び飲み明かす。熊やんの研究は多種に渡り、論文は学会に反響を呼び、大英博物館の嘱託となっていた。だが嫌がらせにより英国にいられなくなってしまう――。夏目漱石、南方熊楠、コナン・ドイル、江戸川乱歩など明治時代の実在の著名人を配して描かれる連作ミステリー作品集。
-
4.5『吾輩は猫である』を1905年に発表し、文壇に登場してから絶筆となった1916年の『明暗』まで、10年余りの作家活動で人生を深く考察した夏目漱石。その読み手として著名な直木賞作家・出久根達郎氏が、「漱石の作品のすべてが人生を論じている」として選んだ随筆、講演、書簡などから、人間と人生を凝視した警句と人生訓を読み取る。(講談社学術文庫) ※この電子書籍の底本である、講談社学術文庫の原本は、2001年4月に講談社より講談社文芸文庫として刊行されました。『漱石人生論集』は、講談社学術文庫を底本とし電子化した電子書籍のほかに、講談社文芸文庫を底本とし電子化した電子書籍も配信中です。電子書籍の講談社文芸文庫版には、電子書籍の講談社学術文庫版に収録されている「解説」(出久根達郎)が収録されていません。
-
3.8先生はごく温かい柔らかい心持ちを持った、いわばあの作物の中の坊ちゃんであられたのである――自他共に認める「別格の弟子」が、教師と生徒としての第五高等学校での出会いから、その素顔と作品、周辺に集う人々までを親愛と哀惜の情をこめて語る。文庫オリジナル 〈座談〉小宮豊隆・松根東洋城・寺田寅彦 〈巻末エッセイ〉中谷宇吉郎 (目次より) Ⅰ 先生の追憶 夏目先生/蛙の鳴声/夏目先生の自然観/「柿の種」より/夏目漱石先生の追憶/埋もれた漱石伝記資料/「自由画稿」より/『普及版漱石全集』内容見本推薦文/『決定版漱石全集』内容見本推薦文/日記より三句/思ひ出るまゝ Ⅱ 先生に集う人たち 根岸庵を訪う記/初めて正岡さんに会った時/仰臥漫録/子規自筆の根岸地図/子規の追憶/『子規全集』/明治三十二年頃/芥川竜之介君/高浜さんと私/『藪柑子集』自序/『藪柑子集』執筆当時の追憶/『漱石襍記』について/津田青楓君の画と南画の芸術的価値 Ⅲ 先生と俳諧 夏目先生の俳句と漢詩/天文と俳句/涼味数題/思出草/俳諧瑣談/こころもち/〈座談〉小宮豊隆・松根東洋城・寺田寅彦 漱石先生俤草/『漱石俳句研究』より 〈巻末エッセイ〉中谷宇吉郎 寒月の「首縊りの力学」その他/冬彦夜話
-
-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 孤独と個人主義を貫き、百年単位で考えながら、やさしさとかなしみをユーモアでくるんで生きた先達へ。
-
-夏目漱石は、探偵が嫌いだ――。『草枕』では登場人物の口を借りて、「探偵? 何の役に立つかの。なけりゃならんかいの」と、こっぴどくくさしている。しかし、2016年が漱石の没後100年、2017年が生誕150年という節目の年だと聞けば、漱石の義理の孫にあたる「歴史探偵」が黙ってはいない。本書では、漱石を“先生”と呼ぶほどに愛してやまない著者が、『吾輩は猫である』『坊っちやん』『草枕』『こころ』などの名作を、隅から隅まで深読みし、ユーモアを交えて解き明かしていく。●有名な一文、〈吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生れたか頓と見当がつかぬ〉の「頓と」とは? ●『坊っちやん』の「バッタ騒動」には明治日本への批判のまなざしが隠されている? ●門下生の一人、和辻哲郎に「遺した全著作より大きい」と言わしめた漱石の人柄とは? など、著者ならではの歴史的な視点をまじえて、名推理が繰り広げられる。文豪の知られざる素顔と、名作の新たな魅力を発見できる1冊。
-
3.3その時分の私たちというのが、なんでも先生の真似をして見ようという、随分馬鹿気きっていた時分なのである。――師・夏目漱石をはじめ、寺田寅彦、鈴木三重吉、森田草平から芥川龍之介まで。漱石山房で、ともに文学談義を交わし、酒を呑み、気焔を上げた人々を、第一の弟子が回想する。文庫オリジナル 〈コミックエッセイ〉香日ゆら 目次より 夏目漱石 休息している漱石/漱石二十三回忌/漱石と恋愛/漱石二題/漱石と読書/漱石と画/漱石と烟草/偽物/注釈/「漱石発狂」の報告者/漱石文庫/漱石半身像/漱石のうちの猫/修善寺日記 寺田寅彦と松根東洋城 『漱石・寅彦・三重吉』序/「寅彦全集」/「破門」/『回想の寺田寅彦』序/漱石と寅彦/寅彦と死相/寅彦と俳諧/寅彦と羽子板/「御髭」/松根東洋城のこと 鈴木三重吉 三重吉の思い出/鈴木三重吉/三重吉のこと/青春記/写真 安倍能成 安倍のこと/眼鏡/アンシュリアム 森田草平と内田百閒 森田草平/『実説草平記』/誤植/誤伝の経路/チョッキのまぼろし/白髪 野上豊一郎 野上の死/野上のこと 芥川龍之介 芥川龍之介の死/一挿話
-
-文豪が残した手紙には人生の知恵が満載! 生涯に2500余通もの手紙を残した、文豪・夏目漱石。人生論、文学論から俗事に至るあれこれを、時にまじめに、時に軽口をまじえて認(したた)められた手紙は、「人は生くるに、かくあるべき」という教えに満ちている。「漱石大学」であらゆることを学んだ、と自任する著者が、時を超え文豪の内面世界に読者を誘(いざな)う。
-
3.0
-
-東京帝大講師から新聞記者に転じた夏目漱石。読売との引き抜き合戦で朝日が勝ったのは給料の額だった。40歳、筆一本で立った漱石の言文一致体の近代小説と、正岡子規、上田万年、池辺三山ら漱石を支えた人々、大衆社会の形成とともに成長した朝日新聞のメディアビジネスをビビッドに描く。
-
5.0「自意識は強いのに他者との関係に自信が持てない」――漱石文学の主人公たちは皆、早く生まれすぎた“現代人”だったのかもしれない。『それから』まで主要な前期六作品を取り上げ、「漱石的主人公の誕生」という新たな解釈をもとに物語の奥に込められたテーマを浮き彫りにしていく。時代を超えて通じる閉塞感と可能性を読む。
-
3.0他人の目を気にせず、自由気ままに――「猫」のように生きてみたい。そう思ってはいても、上手くいかない現実に、日々鬱々としていませんか? 私たちと同じように、自分の筋を通すことに腐心し、しなやかに生きることを目指したのが、明治の文豪・夏目漱石でした。本書は、著書や書簡、日記などに遺された漱石のことばを、“自分らしく生きる幸福”という視点で読み解き、著者独自の解説を加えた、今までにない名言集。明治という日本はじまって以来の激動の時代に、東大教授の肩書を捨て、作家という道を選んだ漱石に、誰にも媚びない「猫」のような人生観を学びましょう! 漱石文学初心者もファンも楽しめる、歿後100年に読みたい一冊。【内容例】●淋しさをさらけだす。――『こころ』●まっすぐな喧嘩をしてみる。――『坊っちゃん』●そのままの自分で生きる。――『それから』●変えられないなら自分が変わる。――『吾輩は猫である』
-
3.5
-
3.9
-
3.7漱石を好きすぎるが故に、担当編集にそそのかされ、ヲタクとマニアの狭間でゆらゆらしながら漱石談話を繰り広げてしまう香日さんが贈る文藝コミックエッセイ!