SBCr作品一覧
-
4.6病に苦しむ母を救いたい――ダニエラは藁にもすがる思いで、評判の結婚相談所に登録した。でも家事以外に取り柄のない貧しい女と結婚して、莫大な治療費を負担してくれる男性がいるかしら? しかし奇跡は起こり、条件にあう男性が見つかった。億万長者の投資家レオだ。ダニエラは信じられない幸運に感謝した。そして結婚式当日。彼と初めて対面したダニエラは、ひと目で胸がときめいた。なんて素敵なの…。けれどレオは、彼女へ誓いのキスすらせず初夜も別で…!?
-
4.6「金持ちの男が必要なら、僕にしておきなさい」元恋人アントンの嘲りを含んだ申し出は、気高いクリスティーナのプライドを粉々に打ち砕いた。経営難に陥っていたクリスティーナは出資者を求めてパーティーに来ていた。そこへ世界的に有名な銀行の頭取となったアントンが現れ、彼女に蔑みの情けをかけたのだ。これはアントンの復讐だ。クリスティーナの脳裏に6年前、彼に浴びせた辛辣な言葉が蘇る。最愛の恋人を傷つけてまで別れなければならなかった事情も…。
-
4.6たちの悪い不良から狙われ困っていた教師のアニーは、突然現れた見知らぬ精悍な男に助けられた。彼の名はゲイブ。名前以外、素性もわからない彼がなぜか気にかかり、アニーは彼をそのままボディガードとして雇うことに。すると彼は、その日から片時も離れずアニーを守り始めた――。実はアニーは不治の病に冒され余命わずか。残された日々を、ゲイブとともに過ごしたい…。そう願い始めたアニーは、まだ知らなかった。彼もまた驚くべき秘密に苛まれていることを。
-
4.6「見つけたぞシンデレラ。もう逃がさない」ブルックは勤務先の病院で思わぬ人物と再会した。彼は6年前、お互い名乗りもせずに熱い一夜をともにした男性。どうして彼がここに? 彼はジェド・マシューズという優秀な医師で、診療部長に就任したのだという。初対面のふりをしたのに、彼は鋭い眼差しを向け、あの夜の答え合わせをしてくる。彼が覚えてくれていたなんて…。この6年間忘れることのなかった想いがこみ上げる。でも私には秘密がある。5歳の息子のことは…。
-
4.6【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ホテルで働くジニーと上司のロークは犬猿の仲。ジニーは、ハンサムだが次々と恋人を変えるロークにあきれているし、ロークはジニーを美人だが冷たく意地悪な女だと思っている。言い争いが社員たちの楽しみになっているほどだが、仕事上は驚くほど息が合うパートナーだ。ある日、ロークが困り果ててジニーに個人的な協力を求めてきた。「妹の結婚式に一緒に出席してほしい――僕の恋人のふりをして」ひきかえになんでも好きなものを要求していいと言うが…!?
-
4.6身長が178cmもあるデシーマは、それが理由で見合い相手からことごとく断られ続けてきた。兄に強制される縁談で、惨めな思いをするのはもうたくさん。これからは自立して一生独身で通すわ! 固い決意で家を出た矢先、デシーマは吹雪に遭い、偶然通りかかったアダム・ウェストン子爵に救われる。彼は驚くほど美しく何よりとても背が高い。デシーマの胸が高鳴った。このあと雪がとけるまでの間、誰もいない屋敷で愛に飢えたアダムに翻弄されることになるとも知らずに。
-
4.6ロンドンの大学病院で小児科医として働くエリーは、父が倒れたという知らせを受け、故郷アイルランドに帰った。彼女を出迎えたのは、実家の隣人ジェームズ。エリーは昔から彼が苦手だった。慇懃無礼で、周りを見下す態度が気に入らないし、人を挑発するようにいちいち絡んでくるのがたまらない。大嫌いなのに、なぜか無視できないエリー。いつもは冷静な私がこんなに動揺させられるなんて。もしかして彼に惹かれているの!? いいえ、だめ。私には婚約者がいるのよ!
-
4.6【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】NYで活躍する若き実業家ジェイクは故国ルテニアに呼び戻され、国王に即位することになった。秘書アンディをともない、国を立てなおして3年、閣僚たちに“来月の独立記念日までの結婚”を求められる。有力者の令嬢のなかから未来の王妃を選ぶ憂鬱なパーティーの夜、秘書アンディがなんと事故で記憶喪失に! 優秀だが堅物の彼女がまるで別人のように無邪気でかわいらしい女性になる。ふたりきりでいるところを記者に撮られ、思わず彼は言った。「彼女が僕の花嫁だ」
-
4.6【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】天涯孤独のエンジェルは雇い主の嫌がらせに耐え切れず、あと先考えずに町を飛び出した。行くあてもなく路頭に迷うエンジェルの前に現れたのは、美しい瞳をもつ男性ロイヤルだった。ひと晩だけ泊めてもらうことになったロイヤルの館は、それまで見たこともないほどの豪華さでエンジェルは驚愕した。そしてロイヤルの娘マディの予言どおり、エンジェルはナニーとして住み込むことに…。ところが、初めて幸せな暮らしを得たエンジェルにさらなる危険な影が迫り――!?
-
4.6私ほど幸せな花嫁は世界中探したって見つからないわ! アシュリーは幸せの絶頂にいた。誰もが憧れる素敵な男性デヴォンに大切に守ってきた純潔を捧げることができ、翌日にはロマンティックなプロポーズをされたんですもの。子供は早く欲しいわ。この幸せを完璧なままに家庭をつくりたい。――夢みる彼女は南の島のハネムーンで残酷な事実を知る。この結婚は、彼女の父親と花婿デヴォンの間に交わされた会社合併計画の、ほんのおまけにすぎず、愛などないことを…。
-
4.6男兄弟に育ったおてんば娘のフラニーは、兄と賭けをしている。それは1か月で恋人を見つけられるか、というものだ。けれどそんなロマンスのあてなんてない…。途方に暮れていたとき、兄の親友ブレットが故郷のこの町に帰ってきた。彼はフラニーの淡い初恋の相手で、今でもやっぱり素敵な男性。すると彼はフラニーをデートに誘ってきた。どういうつもり?疑問に思いながらも、憧れていたブレットに誘われフラニーはときめいた。彼が賭けのことを知っているとも知らずに。
-
4.6【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】医師としてハナが働くオーストラリアの奥地に、ある日小型ジェット機が舞い降りた。やって来たのは、遠いアラブの国の偉大なる統治者シーク・マリク。彼は、ハナが育てている6歳になる甥のミッキーは未来の王になると告げ、こんな不毛の地に置いてはおけない、ミッキーを渡せと迫ってきた! なんてこと…育児放棄した妹の代わりに赤ん坊の頃から愛をそそいできたのに。しかもミッキーを手放さずに済む方法はただひとつ、彼との結婚だけだと宣言され…?
-
4.6彼だけはきっと、本当の私を見てくれる--。華やかなモデル業界を離れ、小さな町にやって来たリン。外見だけが騒がれる日々に疲れた彼女は、名前も服装も変えて平穏に暮らすつもりだった。けれど引っ越し初日にアパートメントの隣人ブレンダンと口論になる。廊下の荷物につまづいただけであんなに怒るなんて!でもリンは知らなかった。彼は盲目。その美しい瞳は何も映さないのだ。恥じ入った彼女をブレンダンはすぐに許し、やがてふたりは恋に落ちるが…?
-
4.6借金の肩代わりに、その冷徹さから“灰色の伯爵”と人々から恐れられる貴族チャールズと結婚したケイト。氷のようにクールな彼との生活に不安を感じるけれど、そんな彼女を陰ながら支えていこうとするチャールズの不器用な愛に気付き、徐々に魅かれていく…。しかし、屋敷で起きた事件が、打ち解けはじめた二人の仲を引き裂いて…!?
-
4.6オールドミスを絵に描いたような図書館司書のアメリア。しかし彼女には、夜になると別人となり、挑発的な衣装を着てウエイトレスをしているという秘密がある。ある日、いつものように働いていると、お客の中に以前から憧れていた町一番のセクシーガイ・タイラーを発見!彼は彼女を見るなり、アメリアだと気づかず熱烈にアプローチしてきて・・・・・・!?
-
4.6「今すぐこの城から出ていくんだ、財産目当てのハゲタカどもめ…!」妊娠中の妹スージーを連れ、オーストラリアの海辺の小さな村へとやって来たカースティ。事故で夫を亡くし意気消沈したスージーのため、亡き夫の伯父であるアンガス伯爵を訪ねてきたのだ。だが何を誤解したのか、伯爵の主治医だというジェイクはカースティたちを、死期の近い伯爵の財産を狙ってやって来た親族たちだと思い込んでいる。憤慨するカースティだが、病床の伯爵の看病のため、しばらく館に留まることになってしまい…!?
-
4.5「推しに貢ぎまくった我が人生に悔いはなし……!」恋愛ゲームに登場するアレキサンドライトを推すことを生きがいとしているアラサー教師の飛鳥。アニメ版でアレキが他のルートでは死ぬという事実を知り、あまりの悲しみで意識を失った飛鳥が目覚めると、なんとゲームの中のモブ令嬢・アリアネルに転生していた。アリアは推しの死を阻止するべく、ゲームのヒロインとアレキをくっつけようと悪役令嬢のフリをして暗躍するも、なぜかアレキはアリアに夢中で……!?さらにアレキの弟シトリンまでも、アリアに夢中になってしまい……「僕にとって、君の存在が奇跡そのものなんだ……」「あんたは絶対、俺が落とす」
-
4.5―――不幸な未来が訪れるなら、大好きなアナタに嫌われたいの……! 16才の侯爵令嬢ルイーゼはある日、ひょんなことから前世の記憶を取り戻す。 自分が大好きだった乙女ゲームの悪役令嬢に転生したこと知ったルイーゼは これから訪れるみじめで悲惨な未来を思い出し愕然とする…… 。 このままだと大好きな人には愛されず、不幸な王妃生活か 婚約破棄されて国外追放される未来が待っていると知ったルイーゼは……。 「そんな未来はどっちも嫌!」 自ら行動するため決意を固めたルイーゼ。 はたして無事に不幸な未来を回避することができるのか? 大好きな人に嫌われることはできるのか、彼女の行く末はいかに…… 。
-
4.5“幼少期に親が決めた婚約“を否定した女性たちが、婚約破棄ブームを巻き起こしている―― そんな国の一大事に終止符を打つためには、武勇の女王フィリスの結婚が必須!? 恋愛初心者のフィリスは、幼馴染である近衛騎士に思わず命令してしまう。 「真実の愛を知りたいので、手取り足取り教えなさい」 破壊神の異名を持つ鈍感女王と積年の想いを隠す騎士の、溺愛ラブコメストーリー。
-
4.5病弱な母の代わりに家のことをしていたジェマイマは資格など何もなかったが、幸運にもある老婦人の付き添い役の職につくことができた。狭いながらも自分だけの下宿。気難しい雇い主にふりまわされながらも、ジェマイマは新しい生活に胸を躍らせる。老婦人の甥のケイター教授はハンサムだが、怒りっぽくて失礼な男性だった。一瞬でもすてきなんて思ったのは取り消すわ。しかも、彼の恋人には“ねずみ”みたいとばかにされる。でも、彼に遠まわしな優しさをしめされて…。
-
4.5有力氏族と同盟を結ぶため交渉人として城へ向かうダンカンは、道中で美しい女性マリアンを助けた。夫もなくひとりで娘を育てているという彼女に心奪われるダンカン。やがて同盟は成立、宴の席で酩酊したダンカンが目覚めたとき、隣にマリアンが眠っていた! 妹を辱めたと決めつける彼女の兄に命じられ、ダンカンは名誉を守るための結婚をすることに。ところが迎えた初夜、マリアンが処女だとわかり…。娘がいるのになぜ? 彼女の秘密が気になるダンカンは――。
-
4.5クリスティは疲れはててしまった。兄を事故で亡くし悲しみも癒えぬうちに職場から解雇され…さらに今、正体不明のストーカーに嫌がらせを受けている。口座まで凍結されてしまった。いったい私が何をしたというの? 困ったらここに電話をと兄が残した電話番号にすがるが、それも意味はなかった。絶望し泣き疲れて眠るクリスティだが、目覚めたとき、家に見知らぬ男性がいることに気づく。怯える彼女に男性…ブーンは告げた。「君の兄さんに頼まれ、君を助けに来たんだ」
-
4.5クーデターで囚われの身となり、10年間王宮の地下で過ごした王女アニック。軍事政権が倒され女王の座につくことになったが身の危険も感じていた。即位式までの間、護衛を頼めるのはあの人しかいない。マキシマス・キング…美貌の大富豪と凄腕の特殊工作員というふたつの顔をもつ男性。1年前、囚われていた私を光の世界に救いだしてくれた人。どうしたら私の願いを聞いてもらえる? 悩みぬいたアニックは意を決してマキシマスに告げた。助けてくれたら純潔を捧げると…。
-
4.5看護師ティリーは両親が事故死したという突然の知らせを受け、目の前が真っ暗になった。婚約者には上司と会食があるとほうっておかれ、ティリーに手をさしのべてくれたのは院内でも一目置かれるドクター・サッカリーだった。「私が送っていく。いますぐに」茫然とする彼女の肩をやさしく抱き、支えてくれた。ずっと良い子で、わがままを言ったこともないティリー。住む家を失い、財産目当ての婚約者に別れを告げた彼女は、自分の本当の心に気がついて…。
-
4.5エリンの双子の妹が出産後まもなく亡くなった…子供の父親の名を明かさないまま。4年後、エリンは妹の遺品から日記を見つけ、姪の父親が世界的な資産家パーカー・ハミルトンだと知り、彼のもとを訪れる。妻を亡くして以来、世捨て人のように屋敷にこもって暮らしているというパーカーは意外にもすぐに事実を受け入れ、エリンと姪に屋敷に滞在してほしいと懇願してきた。彼の優しい眼差しに心がざわめくエリン。傷つき苦しむ彼を好きになってはいけないのに…。
-
4.5パイパーは家宝のサファイアの鑑定依頼をするため、宝石店に赴いた。応対してくれたのは社長であり、マンハッタン一のプレイボーイと名高いイェーガー・バランタイン。ひと目惚れしたふたりはその日のうちに結ばれる。一夜かぎりと決めた恋だったが妊娠したとわかり、彼に連絡を取るも返信はなかった。1年半後、父の借金のかたに自宅を差し押さえられた彼女は今度こそ家宝を売ろうと、ついにイェーガーのもとを訪れる。だが、彼はなぜか彼女のことを覚えていない様子で!?
-
4.510年間、私を苦しめ城に閉じこめていた父親が亡くなった。私は自由になったんだ――! ヘレナ・ランバーズは、弁護士から後見人だという絵本の王子様のように美しいダーネル卿に引き合わされる。私が見えていないんだろうか。こんなに野暮ったくてがりがりに痩せた私なんかを迎え入れるはずが…案の定、彼の家族はひと目で気絶する。しかし、ヘレナは気づいていなかった。自分が数か月後には、さなぎから蝶に生まれ変わるほどに美しくなり社交界デビューするなんて!
-
4.5亡き兄夫婦の子供を育てるローズマリーに、義姉の兄である億万長者ニコラスから報せが届いた。今さら会いたいだなんて…葬儀にも来なかったのにいったいなぜ? 彼は冥王のように冷たい目でローズマリーを見すえると、血の繋がった後継者である子供を自分が引き取ると宣言した。お金のことしか考えていない男性に、この子は渡せないわ。拒絶するローズマリーにニコラスは、子供が成人するまで結婚も恋愛もしないと約束をするならナニーとして雇ってやると告げて?
-
4.5ギリシア富豪ドラコンに突然プロポーズされ、ルーシーは驚愕した。かつて町中の女の子が憧れた御曹司…その彼が私を覚えていただけでも信じられないのに、まさか結婚を申し込まれるなんて! 聞けばドラコンの兄が遺した子供のために母親を必要としており、元助産師のルーシーはうってつけなのだという。彼が求めているのは妻ではなく、無償の愛を注ぐナニー…愛のない結婚なんて嫌だけど、家族をもつ夢が叶えられるのなら。ルーシーは秘密を抱え、求婚に応じるが…?
-
4.5
-
4.5
-
4.5
-
4.5穏やかで誠実な同僚教師のプロポーズに、カレンは応えられずにいた。彼――アレクシスに再び会いさえしなければ、私は予定調和の幸福に包まれていたはずなのに。7年前、初めてアレクシスと出会い、身分違いと知りながら、ひと目で恋に落ちた。地味であかぬけない私を、なぜか彼はデートに誘ってくれた。なのに…。無残な初恋の思い出は今も私を苦しめる。ところが再会した彼は、私のことを覚えてすらいなかった。それどころか、また誘惑の手を差しのべてきて…。
-
4.5詐欺容疑で拘束された父親を救うため砂漠の国を訪れたエスメラルダ。ところが美しい国王ザイードに王宮へとつれ去られ、残酷な命令を下される。「僕の許しなく宮殿から出てはならない…父の身を案じるのなら」どうしてこんなことになってしまったの? 戸惑うエスメラルダだが、拘置所の父が病に倒れたとき、思わず彼に懇願しまった。あなたの欲しいものはすべてあげるから父を助けて、と。ザイードの魅力に抗えず純潔を捧げ、世継ぎを身ごもることになるとも知らずに。
-
4.519歳のとき、グレーシーは旅先のローマで美しい男性マリクと運命的な出会いをはたした。彼の滞在するホテルのスイートで初めての一夜を過ごすが、現れたマリクの祖父に、彼は一国の王子だと告げられグレーシーは低俗な娼婦と追い払われた。初めから遊びのつもりだったのね。忘れようとした矢先、妊娠が発覚し…そして10年後。子育てに励む彼女のもとに、ふたたびマリクが現れた。昔と変わらない優しい笑みに翻弄されるグレーシー。彼のたくらみにも気づかないまま…。
-
4.5「僕と結婚するんだ」招かれざる客の言葉に、アリシャは封印したはずの想いを抑えきれずにいた――。ダンテ・ヴィットーリ…アリシャの亡き父が会社を託すほど、実の娘よりも大事にしていた男。彼との間にある決定的な確執が生まれ、彼女は18歳のときに家を出たのだが…。ダンテへの嫉妬と淡い憧れはとうに絶ったはずなのに、なぜ胸が高鳴るの。聞けばこれは互いに利益を得るための契約結婚。それなのに誓いのキスが熱すぎて、8年越しの恋に溺れてしまいそう。
-
4.5スコットランドの城で父と暮らすジェンナ。ある夜、イギリス軍の捕虜になっていた従兄が傷だらけで現れ、反革命勢力ジャコバイトの英雄ダンカンを捜してくれと頼まれる。彼女は場末の酒場「娼婦の目」へと向かうが、危機一髪のところを、銀の十字架を首に下げた黒髪の男性に助けられる。ふいに唇を奪った彼こそがダンカンその人だった! 翌日、来城した金髪の陽気なイギリス貴族バーン卿――似ても似つかないふたりが、同じ瞳をしているように思えて…。
-
4.5アレクシオの手は、握られただけで抱かれているみたいな気分にさせる――。その日、不運続きのシドニーに奇跡のような出会いが訪れた。パリ行きの飛行機、エコノミー席の隣に、あの世界的に有名な航空会社のCEOアレクシオ・クリスタコスが座ったのだ。しかも彼は飛行機が苦手なシドニーの手をやさしく握ってくれた。アレクシオの熱い体温が、シドニーを甘い妄想へと駆り立てる。地味な私を相手にするはずなんてないのに、彼がいつまでも手を放さないのはなぜ?
-
4.5
-
4.5「お願い…私をモノみたいに扱わないで…」マリサは絶望の淵で、夫ロレンツォに心のなかで懇願していた。大恩あるサンタンジェリ侯爵家に、ただ子供を産むためだけに無理やり嫁がされたマリサ。せめて初めての夜くらいはやさしくしてほしかった。なのに夫はせわしなく乱暴に処女を奪っただけ…。幼い頃から兄のように慕っていたロレンツォがこんなまねをするなんて…!? しかも、妊娠するまで何度でもこの行為を受け入れなければならないのだ――…。
-
4.5王女でありながら、クレシダは不幸な娘だった。不義の子として父王に疎まれ、華やかな姉たちの陰で目立たぬように生きてきたのだ。そんなある日、縁談が舞い込む。父からの初めての頼みにクレシダは喜ぶが、相手のシーク・ハリルは経済援助だけが目的の冷血漢だ。結婚後は一切自由などなくなるだろう。その前に一晩だけ冒険がしたくて、クレシダはロンドンの高級クラブを訪れる。まさかそこで、シーク・ハリル本人と情熱的な口づけを交わすとは夢にも思わずに…。
-
4.5トップモデルとして活躍していたリディアは18歳の時、ブレインと燃えるような恋に落ちた。プロポーズの言葉、満たされた日々、何もかも充実していた。そんな時、ブレインの父に呼び出され、リディアは残酷な運命を知ることになる。彼女は何もかもひとり飲みこみ、彼のもとを去ることを決意した。11年の時が経ち…ある少年のナニーとしてバミューダ島を訪れたリディアの前には、変わらず素敵なままのブレインがいた。雇い主は彼なの!? 情熱と秘密が彼女の心をさいなんで…。
-
4.5財政難な孤児院の院長を務めるグエンドリンは、恵まれない子どもたちに、ささやかでも心のこもったクリスマスのお祝いを贈ろうと寄付を募りにクーム・リース伯爵邸を訪れた。5年前に火事で大やけどを顔に負い、不気味な風貌になったと噂される人嫌いで有名な伯爵。グエンドリンは噂どおりの冷酷な彼の態度にもひるまず、やっと説得に成功するが――気づけば館の外は猛烈な吹雪になっていた。グエンドリンは不本意ながら、伯爵と夜を明かすことになってしまい…!?※この作品はオリジナル版に着色したものとなります。
-
4.5「1年か2年…婚約したふりをしてくれないか?」エヴァは高級デパートの社長秘書。社長の息子ジョスに、末期がんの父に安心して引退してほしいと偽りの婚約を頼まれた。大好きな社長のためならとエヴァも快諾するが、ビジネスライクな関係と思っていたのに、ジョスは本物らしくみせるため同居するという。さらに偽りの婚約と知らない周囲は、ふたりを出張でスイートルームに泊まらせたり、婚約指輪を選ばせたり。否が応でも甘く濃密な新婚気分が高まって!?
-
4.5英国貴族リチャードがロンドンの貧民街で出会ったのは、ジョージーと名乗る路上の少年。盗みを働こうとしたところを捕らえたが、少年の下町言葉は明らかに偽りで、肌も真珠のように滑らかだった。高貴な出自の家出少年か、誘拐か? そう踏んだリチャードは彼を屋敷に連れ帰るが、湯に入れて洗い清めると薄汚いと思った少年は、なんとも美しい少女だとわかった。両親の死後、伯父の借金のカタに見知らぬ男に嫁がされそうになり、逃げてきたというのだが…?
-
4.5アニーはどうしてもその屋敷、マンクス・ホールを手に入れたかった。幼い頃の、幸福だった家庭を思い出させてくれるから。婚約者のノーマンとの新婚生活は、絶対ここでスタートさせたい! ところが、そんなアニーの夢を粉々にしようとする男が現れた。ノーマンの従兄弟だというルークが、マンクス・ホールを競り落とそうとしているという。危険な香りを放つルークは不安なアニーをさらに追いつめ、強引にキスをして言い放つ。「本心では君も僕を求めてるんだ」
-
4.5
-
4.5妹の子供を引き取り我が子のようにかわいがるキャシーの前に、スペインの名門一族の当主ハビエルが現れる。彼は弟の忘れ形見である子供を後継者として引き取りに来たというのだ。そのうえキャシーを子供の母親と勘違いした彼に、なかば脅される形でスペインへと行くことになってしまう。養子縁組の認可が下りるまで妹のふりをすることにしたキャシーは彼と過ごすうちにどんどん惹かれてしまい…。でも彼が触れてくるのは子供を奪うための罠だと知り――?
-
4.5医師である両親を目の前で殺され、心に深い傷を負ったマンディは、それ以来、話すことができなくなった。ある日、たまたま誘われたパーティーで酔っ払いにからまれた彼女に、小説家ブライアン・ストーンが救いの手を差しのべてくれた。身寄りのないマンディは、彼の小説をタイプライターで打ち込む秘書として屋敷に住み込むことに。なぜ、こんなに優しくしてくれるの? 彼にとって私は助けなくてはいけないほんの子供。なんの意味もないのよ、勘違いしてはだめ…。
-
4.5
-
4.5
-
4.5
-
4.5「きみの唇、すごくおいしいね…」ハンサムな弁護士に突然唇を奪われ、ハリエットは硬直した。どうしてこうなったの…!? ハリエットは大伯母から古く大きな屋敷を相続した。売ろうかとも考えたがいい買い手が見つからず、改装してフロアごと貸すことに。その借り手のひとりが、たった今ハリエットにキスをしたフィンだ。彼はとんでもないトラブルメーカーで、連日のパーティーに、ひっきりなしに訪れる美女たち。もう我慢ならないと苦情を言いに行っただけなのに!
-
4.5大富豪レアンドロとの情熱的な恋は、盗みの濡れ衣を着せられ、1か月で終わった。スラム街出身のアビゲイルへの偏見はどこまでも彼女を苦しめた。1年半後、ようやくついた宝飾店の仕事で彼女はレアンドロの婚約パーティーに指輪を届けることになる。再会は、ふたりの運命の歯車をまわす――。大雪のせいで、ヘリで家まで送られることになり、彼に秘密がバレてしまったのだ。彼の子を産んだことを。DNA鑑定の結果、彼にプロポーズされる。愛も信頼もないまま…。
-
4.5ロンドンの病院に勤務する看護師のフェロメナ。患者の信頼もあり、国家公認看護師の試験もトップで合格した彼女だったが、それを祝ってくれる者はいなかった。この道を応援してくれていた父は亡くなり、残った継母や妹たちは看護師という仕事を嫌い、華やかな世界に生きている。地味で冴えない私は祝ってくれる恋人もいない…ひとり家に帰ろうとする彼女を誘う声がした。オランダから来たハンサムなドクター・ワーレだ。彼は魅力的に微笑むとフェロメナを食事につれ出して?
-
4.5「俺はこの領地のすべてを要求する。その中にはあなた自身も含まれる」女城主キャサリンは、我が地を奪いに来た騎士サー・セネットの言葉に毅然と逆らう一方で、胸の内ではいまだかつてない感情に動揺していた。彼が領主になる条件は自分との結婚だと王から聞いているキャサリンは、断固として拒むつもりでいたのだが…。サー・セネットの鋭い目、多くの戦場で鍛えあげられた強靭な肉体、それらの野性的な魅力がキャサリンの心を一瞬で捕らえてしまった――。
-
4.5ギリシア富豪アントニオスと恋に落ちたこと、それがリンジーの悲劇の始まりだった。彼の祖国で妻に迎えられると、待っていたのはニューヨーク生まれで庶民のリンジーを蔑む義弟妹たち。頼みの夫は家庭を顧みない仕事人間だとわかり、リンジーは孤独に耐えられず故郷に逃げ戻った。お願いアントニオス、この結婚は間違いだったとわかって…。悲劇の終幕を願うリンジーの前に、半年の沈黙を経て薄情な夫は現れた。離婚を受け入れる代わりの、苦しい条件を用意して――。
-
4.5売れない舞台女優のケイトは、美しく明るい妹の陰に隠れるように生きてきた。ずっと片思いしていた男性と妹が結婚すると知ったときも、自分の感情を表に出すことはなかった。妹の結婚式で、ケイトは敏腕プロデューサーのブレイクに、突然、自分の映画に出演しないかとスカウトされる。驚くケイトだったが、彼は本気だった。どうして美人の妹じゃなくてこんな地味な自分に…。彼の説得に少しずつ心を開いていくが、周囲は猛反対。だが、ついに彼女は決心を固めて…!?
-
4.5
-
4.5仕事が人生のすべてのオリヴィアにとって、尊敬する気鋭の経営者トニーの申し出はまさに晴天の霹靂だった。私に彼の赤ん坊を産んでほしいですって!? 結婚は望まず、かわりにビジネスの援助を受け入れる割り切った相手を探しているのね。悩ましいけれど男性とのおつきあいを一度はしてみたい。私にとっても、トニーほど魅力的で好都合な人はこの先現れないかもしれないわ!! オリヴィアは型破りな取り引きに応じた。彼にも誰にも言えない秘密を持つ罪悪感を隠して…。
-
4.5社交界の華ともてはやされる妹と、それを陰ながら支える姉――エイミーがみずからの結婚をあきらめ、生涯、妹を助ける道を選んだのには、無口で品位漂う妹の知られざる秘密が関係していた…。ある時、野心家のベンが名士である姉妹の父に近づくために妹に求婚する計画があると知ったエイミーは警戒心を強めた。絵に描いたような美男子の彼は公爵の落胤と聞くが、謎の多い人物。妹を利用する男なんて近づけない! そう心に誓ったはずが、彼の虜になろうとは――…。
-
4.5アビーは大富豪ニックと愛しあい、結婚したが、幸せは長く続かなかった。冷たいベッド、女優とのゴシップ、秘書との親密な関係。それでも彼を愛していた。そんな中、アビーは妊娠に喜び彼に告げるも、思いがけず突き放されてしまう。「興味もない」と。その後、一方的に離婚され、子供は認知すらされなかった。涙に暮れたあの時から4年。ニックは再び現れ、復縁を迫ってきた。いったいどういうつもり? 抵抗したいのに、彼の瞳にまた囚われてしまいそうで…。
-
4.5世界的な歌姫エイプリルは、不慮の事故により記憶を失くしてしまう。病室に現れた容姿端麗なホテル経営者セスから自分が彼の弟と事故前、ホテルと音楽レーベルを交換し買いとったと聞かされた。信じられないエイプリルだったが…。もしかすると記憶の手掛かりがそこにあるかもしれない…! 母親の手を離れライトハウス・ホテルに訪れたエイプリルは、日々優しく接してくれるセスに心を癒されていく。だが、彼はホテルを取り戻すために彼女を誘惑していただけ…!?
-
4.5私が社長をたぶらかす? いったい何を言っているの? ケルサは、傲慢な御曹司を、混乱した眼差しで見つめた。社長の息子で出世頭のライルは、彼女と父親の関係を疑っているのだ。確かにケルサ自身、なぜ入社早々に気に入られ、社長秘書に抜擢されたのか不可解に思っていた。そのうえ社長はまるで父親のように接してくれる。手切れ金を言い値で払うというカイルのあまりの侮辱に、ケルサは思わず彼の頬を叩いていた。すると仕返しとばかりに、強引に唇を奪われ――。
-
4.5
-
4.5ロンドンでは、身寄りのない女性たちが姿を消す事件があいつぎ、社交界をにぎわせていた。外務省の仕事で、この失踪事件の解明を引き受けたトリスタンと、友人サラが巻きこまれた事件の犯人を追うアニカは気づかぬうちに、同じ事件の謎を追って奔走することに。男装してまで街で情報収集するアニカが危険な行動をするたびに、どこからともなく現れ、助けてくれるトリスタン。やがて彼のことを愛しはじめていることに気づくアニカだが、彼女を狙う魔の手が迫り…!?
-
4.5伯爵の血筋を引くアニカは、ロンドンの社交界でもとびきりの変わり者として知られたレディ。自立した自由な人生を求めるアニカは、どんな男性にもこびることを知らなかった。そんなアニカをひと目で気に入った貴族のトリスタンは口実を設けて接近するが、彼女を意のままにするどころか、その突飛な行動に振りまわされてばかり。一方、アニカは自分の行動に理解を示すトリスタンに惹かれながらも友人サラを助けるために、さらなる危険に飛びこむことになり…!?
-
4.5
-
4.5カメオの制作をするペイジの工房に、突然見知らぬ男性が現れた。「火事だ」と叫ぶ言葉に訛りがある。窮地を助けてくれた彼は、ロシアから来た新しい隣人だった。ステファンと名乗る彼の容姿はすばらしくセクシーで、恋することを拒み、ひとり暮らしていたペイジの胸は高鳴った。すると彼は次の日、また次の日も英語のレッスンと称して現れ…気づくと、へんてこな英語を話す美男子はペイジの生活の一部になっていた。恋はしないと決めているのだから私に近づかないで!
-
4.5幼なじみのロバートにずっと片思い中のデイジー。だけど、容姿に自信がない彼女にとってハンサムでプレイボーイなロバートはまぶしすぎて…! 大好きな彼と一緒にいられる唯一の方法は、恋愛対象外の“友達”でいること!! 彼と会うときはわざと冴えない格好をして取り巻きの女の子たちと一緒にされないよう気をつけてきた。そんなデイジーが、兄の結婚式を機に不毛な恋から卒業し、新しい恋を見つけようと決意する。セクシーなドレスを着た彼女にロバートは…!?
-
4.5父の死後、華美な社交界とは無縁と本の世界へ没頭するペネロピ。そんな彼女を見かねた兄は、唯一の楽しみである読書を禁じてしまった! 兄に遺産を管理されている以上、好きに使うことはできない……そうだわ、私の好きに読書させてくれる夫を雇えばいいのよ! こうして夫探しの旅に出たペネロピの馬車に飛び込んできたのは、酩酊状態の男性。身なりよし、顔も――文句なしに美しいわ。これはまたとないチャンスと婚姻関係を結ぶも、なんと彼は公爵で…!?
-
4.5ルーシーはロンドンの病院を辞め、逃げるようにイタリアへと向かった。本気で愛したと思った男性が大嘘つきだったのだ。身も心もぼろぼろの彼女は妹の代診医をひきうけ、仕事に没頭する。ローマは情熱の街。ハンサムな医者ヴィットーリオにバーで甘くささやかれ、大好きなオペラに誘われても私にややこしいロマンスは必要ない。たとえ彼の謎めいた瞳に自分と同じ悲しみがかいま見えても、恋に落ちて傷つくようなまねは2度としない。そう決めたはずなのに…。
-
4.5メラニーはイギリス旅行に出たことを後悔した。予約したマナーハウスがひどい嵐で見あたらないのだ。途方に暮れたそのとき、立派な貴族の館が見えてきた。 館の主デイビッドの厚意により、ひと晩の宿を確保したメラニー。だが、館の住人は彼だけではなかった。幼い双子の手厳しい歓待を受けた彼女は、主の悩みの種でもある双子の心を魔法のように開く。 彼女の美しさと見事な手腕に魅せられたデイビッドと、胸の高鳴りが抑えられないメラニーの眠れない夜が始まる――。
-
4.5
-
4.5
-
4.5舞台からの転落事故でバレリーナ生命を絶たれたアンディ。23歳の誕生日に姉夫婦と食事していたところ、大富豪ダリウスに声をかけられる。彼は暗い噂のある実業界の大物だ。以来、脅迫まがいなほど強引に食事に誘われるようになる。子供の頃からバレエにすべてを捧げてきて男女のことなんか何も知らない。身体に醜い傷跡のある今ではなおのこと。世慣れたセレブの彼とは住む世界が違うのに。1度だけと承諾するが、有無を言わせぬキスをなぜか終わらせたくなくて…!?
-
4.5セスナ機はロッキーの山腹に墜落し、乗っていた男女ふたりは森へほうり出された。女の名はマディー。「醜いから」という理由で美しいが身勝手な母親に捨てられ、冷たい財産家の祖母に育てられた彼女は、わざと高飛車に振る舞うことで、孤独な心を周囲の誰にも悟られないよう生きてきた――。男の名はリンク。彼は、すべてを見透かす誠実な黒い瞳で、わがままなお嬢様でしかないはずのマディーが痛々しいまでに心を隠し強がっていることに気づき…。