酒造り作品一覧

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  • 京都伏見は水神さまのいたはるところ
    3.9
    東京でのめまぐるしい生活に馴染めなかった高校生のひろは、祖母の暮らす京都伏見の蓮見神社に引っ越すこととなった。幼馴染みで造り酒屋の息子・拓己とその家族に世話を焼かれながらの新しい暮らし。そんなある日ひろは拓己の家で、酒造りの要である井戸水に異変が起こっていることを知る。突然井戸から水が溢れるなか、ひろの耳には不思議な声が聞こえてきて!?
  • 福岡から行く 大人の日帰り旅(2025年度版)
    完結
    -
    写真に撮りたくなる絶景やちょっと贅沢なグルメ、酒造りの蔵元のほか、よりテーマに特化しアート、日帰り温泉、趣を感じる街並みなど福岡を起点とした大人だからこその日帰り旅スポットをご紹介。 太宰府天満宮の仮本殿や御船山楽園の庭園と チームラボ のコラボ等、今話題のスポットも掲載しています。 <特集内容> 【旬な旅】 ・祝全線復旧! 阿蘇 の トロッコ列車 と駅舎カフェ ・期間限定の仮本殿が話題、 太宰府天満宮 ・新しい話題が尽きない! 糸島 イチゴ狩り&農園直営カフェであまおう満喫 ・武雄の老舗温泉宿でデジタルアート&サウナ ・開業1周年の 観光列車 「 ふたつ星4047 」人気の秘密を探る 【絶景ドライブ】 ・唐津郊外の 紅葉 の森と棚田の夕日 ・水のカーテンが神秘の風景を描く、小国・鍋ケ滝公園 ・四季の花々に出会う久住の花公園 【テーマで訪ねる】 ・別府をテーマにした現代アートのホテルを日帰り利用 ・うきは、フルーツの里とリノベカフェ、雑貨店でお買い物 ・有田×波佐見、2つの焼き物の里でお気に入りの器探し ・大人気温泉、湯布院の現代アートミュージアムへ ・白壁の町家が並ぶお茶の町で八女茶を楽しむ 【おいしい日帰り旅】 ・自家野菜を求めて移転オープンした田主丸のイタリアンレストラン ・クラシカルホテルの“雲仙キュイジーヌ” ・歴史ある古湯の日帰り温泉とナチュラルイタリアン ・季節限定、有明海の牡蠣やカニを太良で味わう ・鹿島で個性派揃揃いの酒蔵めぐり 【大人のお泊り】 ・日南海岸のニューオープンリゾートホテルでくつろぎの休日 ・街近とは思えない!青い海と祈りの風景に出会う伊王島 ・神々が息づく神話の里、高千穂で神秘の体験 【コラム】 ・大充実!九州の観光列車 ・四季の 花絶景 ・イベントカレンダー ・ 道の駅 &産直市場
  • 情熱のフーガ【分冊】 1巻
    無料あり
    -
    ハンサムで情熱的な主ロマンに見初められ、シェリー酒造りの名門に嫁いだキャシー。しかしその結婚生活は悪夢のようなものだった。耐え切れず、イギリスに逃げ帰り1年。ロマンの金を横領した弟のため、キャシーは再び夫の暮らすスペインを訪れる。弟の罪の代償として、ロマンは彼女に3ヶ月の同居を求めるが・・・!?

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  • 新しい日本酒。
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2016年、「日本酒」は新たな局面へ! 本誌では、「次世代スター蔵」との呼び声が高い注目の酒蔵の蔵人たちを取材。 新しい酒造りへの挑戦を追いつつ、水・米・酵母という日本酒の原材料の最前線も紹介します。 「日本酒図鑑」では、ニューウェーブ蔵と実力派蔵、それぞれが生み出す[今]飲むべき注目の銘柄を、味や香りの特徴、おすすめ温度がひと目でわかる「利き酒メモ」付きでご紹介。 さらに、日本酒の旨さを追い求めるレジェンドたちがいる、極上の名酒場へもご案内。 今いちばん新しい日本酒の世界へようこそ!
  • exit_if・ニートのぼくが明治の嫁とロボっ娘と超時空派遣と酒造りする話
    -
    ニートの誉(ほまれ)は、どん底生活の中たまたま行った新潟・十日町の親戚の酒蔵で明治にタイムスリップ! そして現れたのはクールなロボッ娘とやんちゃな超時空派遣社員と、不運から酒蔵の若き経営者となっていた曾祖母。 もとの平成に戻るのか、それとも明治で暮らすか? 選択しようにも強烈に時間軸が衝突しているため、どちらにも行けない運命に。 誉はそんな入り組んだ因果律のループにはまりながら、彼女たちとの日々と明治の人々の心意気の中、男として成長していく。
  • お酒とつまみのお取り寄せ 2019/11/28
    -
    本書はお酒好きのための、お酒とおつまみだけに特化したお取り寄せガイドです。クラフトビールや泡盛など各界のスペシャリストがおすすめする、全国の美味しいお酒と、それに合う料理やスイーツのお取り寄せを一挙にご紹介。全商品QRコード付きで、気になったものがあればすぐに取り寄せることが可能です。毎日の晩酌を一層楽しむための保存版の一冊です。 表紙 目次 基本のペアリング 全国の美味しいものが集まる「平翠軒」の厳選おつまみ 平翠軒 森田昭一郎 ビール 赤ワイン 白ワイン 日本酒 焼酎 ウイスキー リキュール 旬のお取り寄せ 番外編 組み合わせてうれしいお取り寄せ 番外編 シチュエーション別お取り寄せ クラフトビールとおつまみのお取り寄せ クラフトビール東京 川野 亮 グラスを選ぶ ビールを探す ビアスタイルを知る クラフトビール ペアリング 女ひとり飲みのすゝめ ツレヅレハナコ 簡単アレンジレシピ 今、“クラフトハードサイダー”が熱い!北沢小西 伝統と革新の泡盛作りの今 崎山酒造廠 サキジョーグーの琉球お取り寄せ 泡盛の基本 Awamori Mariage 酒好き高知県民の絶品お取り寄せ&日本酒 こだわりの酒造りで日本酒の感動を世界に 極上コスパワインのおすすめマリアージュ 47都道府県 酒飲みお取り寄せの旅 辛酸なめこの大おかき会議 辛酸なめ子 〆のお取り寄せ さくいん

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  • 大人の日帰り旅 中国四国(2025年版)
    完結
    -
    写真に撮りたくなる絶景やちょっと贅沢なグルメ、地酒が味わえる醸造所など大人だからこその日帰り旅スポットをご紹介。 ドラマで話題の高知市、佐川・越知や令和の大改修を終えた岡山城、2023年にオープンしたアート、自然、建築の融合を楽しめる下瀬美術館等、今話題のスポットも掲載しています。 <特集内容> 【旬な旅】 ・テレビドラマで話題になった牧野博士ゆかりの地、高知・佐川・越知 ・令和の大改修を終えた岡山城と城下町を訪ねる ・瀬戸内の自然と調和する下瀬美術館 【絶景旅】 ・鳴門で穏やかなウチノ海の風景に心癒やされる絶景パティスリー ・牡丹の島と宍道湖の湖畔で花と夕日の絶景を ・大山のパノラマビューと花、グルメ ・緑、青、赤のコントラストで圧巻の鳥居と海×橋の絶景を楽しむ、長門・角島 ・SNSの定番人気スポット、父母ヶ浜で瀬戸内海の美しい風景に癒される ・鉱山跡に広がる天空の産業遺産、別子銅山 ・絶景のカフェ&レストラン 【おいしい旅】 ・最高ランクの肉質が認められた奥出雲和牛を堪能 ・伝統のあなごめしと生産量日本一のカキ、宮島の二大グルメを味わう ・南予・宇和島伝統の鯛めしに ・かむほどにおいしさが広がる骨付き阿波尾鶏 ・ご当地絶品料理 ・三原で豊かな瀬戸内の恵みと生産者の想いが込められた、ワインと料理のペアリングを楽しむ ・小豆島唯一の酒蔵で独自の酒造りに触れる ・白壁土蔵の街に登場した倉吉発のクラフトビール 【大人の街歩き】 ・世界に認められた「伊予の小京都」大洲を散策 ・スタイリッシュな展望台から港町・尾道の街並みを見る ・江戸と現代が共存する倉敷美観地区でタイムトラベル ・先人の建築美が今も残るアートの街、高松 【大人のお泊まり】 ・足摺岬の絶景リゾートホテルで太平洋の大海原を望む ・古い町並みが残る瀬戸田で地域や人、歴史とつながる ・天狗高原から四国カルストの絶景と満天の星を眺める ・崖の中のオーシャンビューで特別なひとときを ・温泉街の「湯のベーション」に注目の長門湯本温泉 【コラム】 ・花絶景 ・伊予灘ものがたり ・特別な列車旅 ・大人のグランピング ・ 道の駅 ご当地グルメガイド
  • 学校蔵の特別授業
    -
    1巻1,760円 (税込)
    酒蔵に生まれ変わった“日本一夕日がきれいな小学校”を舞台に3人の識者と考える地方のあり方  2010年に廃校となった“日本で一番夕日がきれいな小学校”と謳われた西三川小学校。この廃校が2014年、酒造りの場、酒造りを学ぶ場、交流の場、そして環境の場として活用する「学校蔵」としてよみがえった。その活動の一環として「学校蔵の特別授業」と題したワークショップがある。島内外の人が学校蔵の教室に集まって、「佐渡から考える島国ニッポンの未来」を考える取り組みだ。  自然風土、文化、歴史ともに多様性に富み、海に囲まれているが故に独自の文化を形成してきた佐渡島は、人口減少、高齢化などの課題先進地であり、自然環境だけでなく、社会現象の面からも「日本の縮図」といえる。  本書は、過去2回開催された「学校蔵の特別授業」で講義した藻谷浩介・日本総合研究所主席研究員、酒井穣・BOLBOP代表取締役CEO、玄田有史・東京大学社会科学研究所教授を迎え、紙面にて授業を再現した。「地方」をキーワードに、話は佐渡島から、日本の地方と都会、そして世界とのつながりへと広がっていく。また、人口の高齢化やIT(情報技術)の進化をはじめとする、これからの社会の激変と私たちはどう向き合って生きていけばいいのか。個人としてのあり方についてもヒントが得られる。
  • 【合本版1-4巻】Trinitasシリーズ
    完結
    -
    【「Trinitasシリーズ」1-4巻を収録した合本版!】 「小説家になろう」で合計5,000万PV突破の大人気シェアワールド作品「Trinitasシリーズ」、待望の開幕! 中年技術者が転生して、内政チートで村を大改革! ※本電子書籍は「Trinitasシリーズ」1-4巻を1冊にまとめた合本版です。 (収録書籍) Trinitasシリーズ ドリーム・ライフ~夢の異世界生活~ Trinitasシリーズ ドリーム・ライフ~夢の異世界生活~2 Trinitasシリーズ ドリーム・ライフ~夢の異世界生活~3 Trinitasシリーズ ドリーム・ライフ~夢の異世界生活~4【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 【あらすじ】 人生に疲れた中年技術者は生まれ変わった。異世界の辺境領主の息子・ザックとして。神から授けられたのは「救世主を導け」という使命。それを胸に、ザックは剣や魔法の修行に勤しむばかりか、持ち前の知識で衛生や教育の問題を改革していく。やがて、少年は特産品開発のため、忘れかけた夢と再会する。それは、何と「酒造り」!? 失われた情熱がよみがえる、「夢の人生」の始まりだった!
  • 蔵を継ぐ 日本酒業界を牽引する5人の若き造り手たち
    4.4
    『冩樂』『廣戸川』『白隠正宗』『十六代九郎右衛門』『仙禽』。親の代からの「負の遺産」とともに代々続く酒蔵を継いだ若き蔵元5人。彼らはいかにして過去のしがらみから抜けだし、窮地だった経営を立て直し、最終的に「日本酒ブーム」を作り上げたのか。あくなき挑戦心、そして酒造りへの情熱。彼らを定点観測してきた著者が5人の熱い思いに迫る。
  • 紅一献!~恋、ひとしずく~ 1巻
    完結
    4.3
    全12巻110円 (税込)
    その「一粒」「一滴」には熱い魂が宿っている!大手コンサルティング会社のバリキャリから一転、地元の秋田で個人コンサルを始めるも上手く行かない主人公・紅(べに)は、祖父のツテで今にも潰れそうな酒蔵の再建をすることになる。初めは日本酒に興味なんて無く、しかも酒蔵の杜氏である元同級生・コウジは経営の「け」の字も知らないようなポンコツぶり!こんなのなんの勝算もない…。そう思っていた紅だが、酒造りに向き合っていく中でだんだんとやる気に火が付き―。ついに、コウジの長年の「夢」である、とある製造困難な日本酒づくりに挑む決意を固めて再建に乗り出していく…!
  • 紅一献!~恋、ひとしずく~【単行本版】 1巻
    完結
    -
    全2巻679円 (税込)
    敏腕経営コンサルタントとして働いていた天野 紅。彼女は辞職、失恋と不運が重なり、心機一転、秋田の実家に戻ることに。そこで祖父のツテで山田酒造の経営コンサルを依頼されて…!?山田酒造は最近、紅の元同級生・コウジに杜氏を譲ったばかりで経営がうまくいっていないとのことだった。はじめは気乗りしない紅だったが、彼らの酒造りに触れることで、日本酒の奥深さや魅力、コウジの熱意に次第に動かされる…!日本酒づくりに命を燃やす!酒×経営コンサルの異色ストーリー、開幕!◆収録内容◆「紅一献!~恋、ひとしずく~」第1話~第6話+単行本収録の描き下ろし※本作品は、電子書籍「紅一献!~恋、ひとしずく~」1~6巻を収録した単行本「紅一献!~恋、ひとしずく~1」の電子書籍版です。
  • 月刊「潮」2024年3月号
    -
    1巻719円 (税込)
    月刊「潮」2024年3月号 主な内容 【特別企画】いま私たちが直面している危機 「政治とカネ」にメスを入れる改革は待ったなし! 川上和久 VS 石井啓一 世界の危機を前に甦る朝河貫一の“警鐘”。 安部龍太郎 VS 浅野豊美 ≪特別ルボ・後編≫ 人間性を破壊する戦争の怖さと愚かさ――ウクライナの激戦地から。 宮内悠介 【特集】ロマンあふれる文化の楽土・栃木県 大好きな栃木のためなら何でもお手伝いさせていただきます! 大島美幸 マツケンサンバを通して伝えたい「夢」の大切さ。 真島茂樹 北関東の未来を乗せて宇都宮LRT、出発進行! 原 武史 「おらが街のチーム」を県民が育てる“スポーツ王国”。 小森信道 野に咲く花のように――歌で皆さんに元気を送りたい。 ダ・カーポ 【特集】池田大作第三代会長と月刊『潮』の63年。 月刊『潮』編集部 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 道を開く人篇 【新連載】老舗探訪――100年企業のここがスゴイ! 千疋屋総本店――世界でも珍しい老舗「果物商」の機敏な舵取り。 神田憲行 【新連載】東北の未来を拓く「青年力」 伝統製法にこだわる酒造りで個性が輝く。 佐藤祐輔 【特集】アスリートたちの肖像 ≪ルポ≫箱根で見えた課題と収穫――ドキュメント創価大学駅伝部。 酒井政人 井上尚弥VSタパレス観戦記――彼にとって富や名声は、付属物にすぎない。 天野純希 美術史学の権威が「大シルクロード展」の魅力を語り尽くす。 青柳正規 【ルポ】学校を飛び出し“学び”に出合う真夏の大冒険。 黒島暁生 【好評連載】 ニッポンの問題点 山野千枝 VS 田原総一朗/鎌田實の「希望・日本」 鎌田 實/高島礼子の歴史と美を訪ねて 砂原浩太朗 VS 高島礼子/他 その他
  • ココミル新潟 佐渡
    完結
    -
    新潟の遊びスポットやグルメ情報、佐渡の観光案内など、新潟県の楽しみ方をご紹介。 カラフルな格子柄の表紙が目印の、おしゃれかわいいガイドブック、ココミル(なに見る?どこ見る?ココミル!)。 旅先の「見てほしいところ」を網羅、充実の情報量&掲載物件で旅をサポートします。 便利なドライブ&タウンマップ付きです。 【主な特集テーマ】 ・【新潟タウン】みなとのマルシェピアBaidai ・【新潟タウン】古町・西大畑さんぽ ・【新潟タウン】ご当地寿司メニュー「極み」 ・【新潟タウン】雪国生まれの個性派ラーメン ・【新潟タウン】利き酒&お酒造りの現場を見学 ・【佐渡】絶景ドライブ ・【佐渡】ユニーク島体験 ・【佐渡】眺望自慢のカフェ ・【上越・中越・下越】弥彦神社と風情ある門前町 ・【上越・中越・下越】職人の町・燕三条 ・【上越・中越・下越】越後湯沢「大地の芸術祭」の里 ・【上越・中越・下越】月岡温泉/温泉街さんぽ ・【上越・中越・下越】越後3大花火 etc. 【主な掲載エリア】 新潟タウン、燕市、弥彦、岩室温泉、寺泊、長岡、柏崎、越後湯沢、魚沼、十日町、津南、上越、糸魚川、妙高高原、月岡温泉、佐渡 【そのほか、便利なページ】 ・交通ガイド ・知っておきたいエトセトラ:そのエリアにまつわる本や映画、祭りやイベントなど、プランニングに役立つ、ちょっとした豆知識
  • 故事・ことわざ・四字熟語 教養が試される100話
    3.0
    知ればますます面白い!本物の語彙力。 「画に描いた餅」の“餅”をお正月のモチと思っていませんか?「覆水は盆に返らず」の“盆”を“おぼん”と思っていませんか? 使い方や意味がわかっていても、その言い方の由来をきちんと把握している人は意外と少ないものです。故事成語、ことわざ、四字熟語、慣用句にまつわる日本人が知ってて知らなかったエピソードが満載の一冊。◎酒造り職人のリーダーはなぜ「杜氏(とうじ)」と呼ばれるのか◎かつては勉強ができる人=「秀才」ではなかった!?◎「檄(げき)をとばす」とは文書を送ることだった!?◎「孟母三遷」を生んだ元祖・教育ママの悩みとは◎「酒池肉林」って男女の淫らな宴会? でも実は…◎意外!「折檻(せっかん)」は誠意ある行動に由来していた…つい人に話したくなる奥深い日本語読本。
  • 琥珀の夢 小説 鳥居信治郎 上
    4.3
    1~2巻814~880円 (税込)
    明治12年、大阪船場、薬問屋が並ぶ道修町に近い釣鐘町で一人の男児が産声を上げた。両替商、鳥井忠兵衛の次男信治郎、後に日本初の国産ウイスキーを作り、今や日本を代表する企業サントリーの創業者の誕生であった。丁稚奉公先の小西儀助商店では薬以外にウイスキーも輸入して扱っていたが、儀助は国産の葡萄酒造りを考えていた。信治郎は夜毎、儀助と葡萄酒造りに励んだ――。
  • これでいいのか新潟県
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は2012年10月に刊行された『日本の特別地域特別編集38これでいいのか新潟県』の原稿に加筆と訂正を施し、さらに新たな書き下ろしを加えて文庫化したものである。 さて、今回のテーマである新潟県。ヨソ者の多くは「新潟県」というワードに豊潤で甘美な響きを感じ取るかもしれない。その理由は美味なる食の数々にある。 新潟といえば日本一の米王国にして、その代表品種「コシヒカリ」は絶対的なブランド力を持っている。また新潟といえば地酒。 米どころは得てして水も清冽だから酒どころとなるが、新潟はその気候も酒造りに向き、総じて淡麗で上等な酒ができる。 さらに酒が美味ければ肴もとなるが、長い海岸線を有しているので多種多彩な魚介が揚がり、背後に連なる山々からも豊かな恵みがもたらされる。 そんな美味い地酒と山海の幸を名湯と共に味わえば気分も最高。まさしく新潟は豊穣の国、この世のパラダイスのようである。 しかし、そんな新潟からどんどん人が減り続けている。豊かな県なのになぜなのだろう?おそらくヨソ者が新潟に感じる好印象とは裏腹に、県の内側には大きな問題が潜んでいるのではないだろうか。 新潟は古くから人材流出県ではあった。もともと新潟県には驚くほど多くの人がいた(明治初期の人口は全国1位)。 やがて大量の出稼ぎで人が流出。さらに上越新幹線や関越自動車道など首都方面への高規格インフラの開業で、多くの若者が新潟を出ていくことになった。 こうした構図は東北も同様だが、田舎から人が出ていく要因は、いつの時代でもまずは「職が無い」こと。そして現代の若者に多いのは「大都会への憧憬」である。 つまり、新潟県内には美味い飯や酒はあっても雇用が不足し、政令指定都市はあってもそれは東京に比肩し得る「魅力ある都会」ではないのだ。 ただだからといって手をこまねいてばかりでは、高齢化や過疎は進み、県内はどんどん衰退していくだろう。 本書では新潟県を構成するさまざまなファクターを丹念に分析。 さらに各地の問題点については現地に赴き、調査・取材を基にその真相や真実を明らかにした。 これを読んでみなさんはどう感じるだろうか?最後までお付き合い願えれば幸いである
  • 金剛
    -
    人気同人誌「みおの実」の小説版。 髭面でオヤジな自信過剰気味天狗、金剛は腕の良い杜氏。金剛の造る酒は人も妖も誰もが美味いと絶賛する。そんな美酒は、蛟に自らの体を喰わせる…なんてことまでして造られていたのだった。それには神酒屋という一人の人間との触れ合いがあったから…。金剛が酒を造るきっかけになった出会いとは? 天狗の長の真白、チャラいバーテンのミキヤ。蛇から龍へ成長途中の妖、蛟。 酒造りを柱に、時代と種族を超えて交錯する、熱くもハートフルな物語集。

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  • 最新版 日本酒完全バイブル
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ■日本酒を楽しみたい全ての人へ向けた、日本酒入門書の決定版■ ロングセラーの「日本酒完全バイブル」がリニューアル! 充実の銘柄紹介では近年話題のお酒を取り上げ、需要の高まった「お家飲み」で役立つ情報も掲載しました。 「日本酒って何を選んだらいい?」が「これを飲みたい!」に変わります。 【日本酒の美味しさの秘密を知ろう】 本書では、日本酒の美味しさの秘密をひもとく、日本酒の造りや原料といった基本知識から、 美味しい日本酒の選び方・飲み方、ラベルの見方、酒器の選び方まで詳しく解説しました。 【話題のお酒や蔵元を知ろう】 トレンドとなっているスパークリング、白麹や有機米、低精白の日本酒、低アルコールの日本酒などを紹介しています。 また、日本酒の新たな可能性を模索する、注目の蔵元を取材。 酒造りの姿勢やこだわりを、蔵紀行として掲載しました。 【お家飲みを楽しもう】 お酒の取り寄せ方、少量でいろいろ楽しむコツ、飲み方のバリエーション、料理との合わせ方や簡単レシピなど、 お店とは違う、自宅ならではの日本酒の楽しみ方を紹介しました。 【大充実の銘柄紹介で、自分好みの一本を見つける】 味わいや香り、おすすめの飲み方が一目でわかる大充実の銘柄紹介は産地別に厳選しました。 自分の好みのお酒が見つかるはずです。 さらに、各地方の酒蔵を取材した「蔵紀行」では、日本酒の新たな魅力を発見できます。
  • 斎藤一人 発酵力 微生物に学んだ人生の知恵
    4.0
    【注 電子版にはCD(音声)はありません。ご了承ください】300年以上続く老舗酒蔵「寺田本家」の23代目当主が語る、実業家・斎藤一人さん直伝の成功の法則と、自然に学んだ「自分もまわりも幸せにする生き方」。著者の寺田啓佐氏は、経営の破綻と病気を機に、自然酒造りに転向。無農薬・無化学肥料で栽培されたお米を使い、添加物を一切使わない昔ながらの製法で、体にいい酒造りを行い、話題を呼んでいます。本書では、そのような自然酒造りをする中で、著者が微生物から学んだ「発酵」の魅力をお伝えします。発酵を支える微生物たちがお互いを生かしあう姿からは、人間が学ぶべき生き方のヒントがあるといいます。人間にたとえると、発酵している人は、明るく、自らを幸せにするために変化していきます。それは、斎藤一人さんに教わった、自らが幸せを発しだし、まわりの人も幸せにしてしまう「発酵=発幸」の力につながっていくのです。自分の人生を幸せへと醸しだす知恵が満載。

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  • 酒蔵ほろ酔い一途婚 蔵元おじさま、幼妻にがっつく【電子特別版】
    4.4
    私が好きな人は千景さん──40歳の酒蔵オーナー。 酒造りに精魂を込める鬼のように厳しい職人。 どんなに想いを伝えても振り向いてくれない。 ところが20歳の誕生日を迎えた瞬間── 「最初の酒は、俺が呑ませる約束だ」 初めてのお酒──そして初めてのHまで!? 大人になるのを待っていた? 彼も一途な恋心を! 落ち込んだり、ピンチの時も守ってくれる 頼りがい抜群の旦那様になりました。 渋いオトナに一途に愛される年の差2倍の溺愛婚 ★電子書籍特典は番外編ショートストーリーです★
  • 酒好き医師が教える 薬になるお酒の飲み方
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 毎日飲まずにはいられない! 飲み方次第で酒は薬にも毒にもなる? お酒が大好きな医師が、 医療的エビデンスとともに 「体に薬になる飲み方、毒になる飲み方」を解説。 今日からできる健康的な飲み方を具体的に提案します。 読めば読むほど、安心して飲める!そんな1冊です。 ***** プロローグ ウワサを検証! 酒にまつわるウソ・ホント 第一章 酒好きなら 絶対に知っておきたい酒と体の関係 第二章 酒好きの医者だからこそわかる! 薬になる酒の飲み方 第三章 呑兵衛に朗報! 最新科学が証明した酒の健康効果 監修者略歴 秋津 壽男(あきつ としお) 1954年和歌山県生まれ。大阪大学工学部醗酵工学科で酒造りの基礎を学ぶ。卒業後、社会人を経て再び大学受験をし、和歌山県立医科大学医学部に入学。卒業後、同大学循環器内科に入局し、心臓カテーテル、ドップラー心エコーなどを学ぶ。東京労災病院等を経て98年品川区戸越に秋津医院を開業。主な著書に『長生きするのはどっち?』(あさ出版)、『83歳の誕生日まで元気に生きて、その1週間後に苦しまずに死ぬ方法』(徳間書店)、『古酒礼賛―熟成の刻は、ワインを磨く。』(ヴィノテーク)などがある。テレビ東京系「主治医が見つかる診療所」レギュラー出演中。
  • 焼酎の科学 発酵、蒸留に秘められた日本人の知恵と技
    4.0
    魅惑の酒、焼酎の七不思議に迫る。 身近な存在ながら、じつは非常に特殊な蒸留酒、焼酎。 どんな原料でも焼酎にできて、蒸留酒なのに新酒でも旨く、健康にも良い。 蒸留すればただの「湯気の集まり」のはずなのに、さまざまな個性的な風味も持っている。 歴史的・文化的背景、酒造りの技、酵母・麹の働き、「風味」の決め手、健康への寄与、飲みかたで変わるおいしさ―― 今や世界から注目を集め、国酒にも認定された焼酎には、 清酒を造れなかった九州地方の人々が生み出した知恵と技が詰まっている。 知るほどに驚く、焼酎の世界へご招待します。 ・前割りするとまろやかな味になるのはどうして? ・なぜ、どんな原料でも焼酎にできるのか? ・香りを嗅ぐだけでも良い? 蒸留酒なのに身体によい理由とは? ・血栓を溶かす? 血糖値が上がりにくいって本当? ・どうして最近の芋焼酎は臭くなくなった? ・たった0.2%の成分が、焼酎の風味を決めている? ・蒸留酒なのに新酒でもおいしく飲めるのはなぜ? ・おいしいお湯割りはどうやって作ればいい? ・高い温度で発酵させるのに腐らないのはなぜ?  ――本書を読めば、その答えが分かります! 〔主な内容〕 プロローグ 焼酎に秘められた「七不思議」 ――神秘的な酒、本格焼酎の魅力 第1章 焼酎500年の旅 ――その歴史から見えてくる日本独特の酒文化 第2章 本格焼酎を知るための基礎知識  ――発酵、麹、酵母とはなにか 第3章 焼酎ができるまで ――麹の力、杜氏の技、蒸留と熟成の科学 第4章 最大の謎「風味」の科学 ――何が焼酎の味を左右するのか? 第5章 健康を考えるなら焼酎 ――のんべえに優しい魅惑の酒 第6章 読むほどに旨くなる飲み手の流儀 ――おいしさを科学する
  • 新酒番船(しんしゅばんふね)
    3.5
    1巻704円 (税込)
    海次は十八歳。丹波杜氏である父に倣い、灘の酒蔵・樽屋の蔵人見習となったが、海次の興味は酒造りより、新酒を江戸に運ぶ新酒番船の勇壮な競争にあった。番船に密かに乗り込む海次だったが、その胸にはもうすぐ兄と結婚してしまう幼なじみ、小雪の面影が過っていた――。海を、未知の世界を見たい。若い海次と、それを見守る小雪、ふたりが歩み出す冒険の物語。
  • 情熱のフーガ
    完結
    -
    ハンサムで情熱的な主ロマンに見初められ、シェリー酒造りの名門に嫁いだキャシー。しかしその結婚生活は悪夢のようなものだった。耐え切れず、イギリスに逃げ帰り1年。ロマンの金を横領した弟のため、キャシーは再び夫の暮らすスペインを訪れる。弟の罪の代償として、ロマンは彼女に3ヶ月の同居を求めるが…!?
  • 世界でいちばん熱い日本酒
    3.0
    酒造りは経験と勘がものを言う世界だ。しかし大学を出たばかりの若者たちが、熟練の杜氏をもうならせる日本酒を造ってしまう事件が起きる。孤立無援、悪戦苦闘、ど根性、そして……。彼らが全国新酒鑑評会でも金賞を連発する謎に迫る、元気が出るノンフィクション。
  • 大吟醸の恋
    -
    1巻942円 (税込)
    酒蔵の跡継ぎでありながら、日本酒が苦手で実家を出た昌弥。祖父の葬儀で久しぶりに帰省した彼を待っていたのは、クールでどこか高飛車な杜氏、池崎だった。祖父の遺志を継ぐ池崎に反感を抱きながらも、昌弥は酒造りに参加させられることになる。しかも単なる偶然と誤解から、池崎とセックスまでしてしまい…。
  • 「獺祭」の挑戦 山奥から世界へ
    4.2
    『島耕作』シリーズが国内外で大人気の 漫画家・弘兼憲史が渾身の書き下ろしで迫る 山奥から世界へと挑んだ酒蔵の成功物語! 1984年、山口県岩国市周東町 獺越(おそごえ)にある 小さな酒蔵「旭酒造」の3代目社長に就任した桜井博志。 地元の酒造メーカーではしんがりなうえ、 当時は日本中が焼酎ブームということもあって 売上的にも苦しい状況が続いていた。 値引きをしたり、ノベルティをつけたりしたものの 一向に改善されず窮地に追い込まれるばかり。 ある日、桜井は、日本酒造りのなかでも難易度の高い 「純米大吟醸」造りを決意した。 反対する杜氏の意見をはね除け、 試行錯誤をくり返しながら試作を重ねるが なかなか思い通りの日本酒はできなかった。 そして6年近い歳月を費やしたすえに 純米大吟醸「獺祭(だっさい)」が完成する。 1992年には精米歩合を磨き23%にまでチャレンジした 「獺祭 磨き二割三分」が誕生。 その技術には世界中が驚嘆した。 ところが、桜井が手がけた新規事業の失敗から 杜氏と蔵人全員が旭酒造を去ることになった。 ふたたび絶体絶命のピンチを迎えた桜井だったが、 残された社員だけで酒造りを続けることを決め、 年中造る「四季醸造」へと舵を切りなおす。 さらには問屋との付き合いも断ち、 酒屋との直取引へと商いの形態も変えていった。 桜井の目線は、東京へ、 そして世界へと向いていった……。
  • 月に捧ぐは清き酒 鴻池流事始
    4.5
    清酒を造ったのはあの山中鹿之助の息子だった! 尼子一族を支えた猛将の息子は、仕官の誘いを断って商人の道を歩む。 日本を代表する鴻池財閥の始祖が清酒の醸造に成功するまで。 山陰尼子家の忠臣山中鹿介の息子でありながら、叔父に育てられた新六は、父を知らず尼崎で成長する。 父の死後、武士を捨て、幼馴染のはなとともに商人として生きる道を選ぶ。 とある出来事から新六改め新右衛門は新たに酒造りを始めるが……。 豪商鴻池の祖となる男の波乱万丈の生涯を描く傑作歴史長篇小説。 解説・島内景二(国文学者)
  • 天涯の海
    4.0
    モデル・冨永愛さん、絶賛! 「苦難と災害に立ち向かいながらも 受け継がれる想いに、心に火が灯るような活力を得る! あぁ、日本の素晴らしさをまた知ってしまった。」 江戸後期。知多郡半田村(現在の愛知県半田市)で酒造業を営む、 五代・中野半左衛門の急死により、婿養子に迎えられた三六(のちの初代・中野又左衛門)は、 酒造りの傍ら、酒粕を使った粕酢造りを思いつく。 いまや世界で愛される日本の「寿司-SUSHI-」。その流行の淵源となった「粕酢」に生涯をかけた、 初代から二代、三代へと受け継がれる三人の又左衛門の物語。 巻末に女優・高島礼子氏との特別対談を収録。 「歴史書であり、啓発書であり、企業書でもありますね。仕事に悩んでいる人に 読んでもらいたい本です」 「私はお寿司が大好きですが、酢飯に注目して食べたことはありませんでした。これからは、酢の歴史にも思いを馳せて味わいたいと思います」 ――女優・高島礼子さん(巻末の特別対談より抜粋)
  • 天涯の海 酢屋三代の物語
    4.0
    世界に誇る「江戸前寿司」はなぜ誕生したのか―― 「粕酢」に挑んだ三人の又左衛門と、彼らを支えた女たち。 江戸の鮨文化を一変させた変革と挑戦! 江戸後期。知多郡半田村で酒造業を営む五代・中野半左衛門の急死により、 婿養子に迎えられた半六は、酒造りの傍ら酒粕を使った粕酢造りを思いつく。 後に分家を許された三六は、又左衛門家を興す。 初代から二代、三代へと、粕酢造りは受け継がれていくが、彼らの行く手には 幾多の苦難が待ち構えていた。 三人の又左衛門は、いかにして粕酢を江戸中に広めたのか――。 いまや世界で愛される日本の「寿司-SUSHI-」。 その流行の淵源となった「粕酢」に生涯をかけた人々の歴史長編小説。
  • Trinitasシリーズ ドリーム・ライフ~夢の異世界生活~
    完結
    3.7
    「小説家になろう」で合計5,000万PV突破の大人気シェアワールド作品「Trinitasシリーズ」、待望の開幕! 中年技術者が転生して、内政チートで村を大改革! 書き下ろし短編「ドワーフライフ~夢の異世界酒生活~」も収録! 【あらすじ】人生に疲れた中年技術者は生まれ変わった。異世界の辺境領主の息子・ザックとして。神から授けられたのは「救世主を導け」という使命。それを胸に、ザックは剣や魔法の修行に勤しむばかりか、持ち前の知識で衛生や教育の問題を改革していく。やがて、少年は特産品開発のため、忘れかけた夢と再会する。それは、何と「酒造り」!? 失われた情熱がよみがえる、「夢の人生」の始まりだった!

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  • 日本史がおもしろくなる日本酒の話
    3.7
    日本酒ブームの火つけ役による、 歴史好きも酒好きも驚く65の歴史エピソード。 ヨーロッパでワインを中心とした歴史をひもとくと、 十字軍が遠征したときに中東からブドウの木を運んだ話が必ず出てきます。 同じように、イギリスのウイスキーやドイツのビール、ロシアのウォッカ、アメリカのバーボンなど、 「国酒」といわれるお酒は必ずその国の歴史と深くつながっています。当然、日本酒も。 誰もが知っているあの歴史的人物の愛した地酒や酒グセ、古代の人々が食していた酒の肴など、 「日本酒」というメガネを通して日本史を見ると、これまでとは違った姿が見えてくるでしょう。 お酒を飲める人も飲めない人も、読めばきっと日本史と日本酒が好きになれる1冊です。 *目次より ・最古の日本酒は口の中で造られた ・おいしいお米から悲劇が始まる ・天皇の役割は「稲作文化を伝える」こと ・お金以外で支給されていた地方公務員の給料 ・酒造りはエリート官僚からお坊さんの仕事に ・武士の時代の新常識「酒は買うもの」 ・将軍の二日酔いを癒した仙薬とは? ・将軍と天皇が一緒に飲んだ最初で最後の飲み会 ・じつは味醂は高級酒だった ・火事がきっかけで生まれた「居酒屋」という新業態
  • 日本酒ドラマチック 進化と熱狂の時代
    4.3
    【電子版特別付録】シーンで楽しむオススメ日本酒ガイド 収録!……電子版にのみ、著者セレクトの呑むべき日本酒ガイド掲載。著者は2005年の著書『愛と情熱の日本酒』でブームに先鞭をつけた第一人者。30年以上にわたって全国蔵元や酒造りの現場を取材してきた集大成として、日本酒の「熱狂」を生み出している「新時代の造り手」たちと、進化する現場に長期密着して描くルポルタージュです。
  • 日本神話がわかる 神々のくらし
    5.0
    神話に登場する神々はじつに人間的である。他者と言い争ったり、他者に嫉妬したり、喜びをあらわにしたり、悲しんだり。 『古事記』や『日本書紀』は天皇家の正当性を世間に知らしめるために作られたものだが、神話に出てくるスサノオやオオクニヌシ、ヤマトタケルなどは、われわれ普通の人間と変わらぬ情感を発揮している。 神々は失恋もすれば、他愛もない悪戯もし、失敗して罰を受けたりもする、とても親しみやすい存在である。 そして、これらの神々の行動や習慣、情感は、長い年月の間受け継がれ、現代の日本人の暮らしのなかに根付いている。 人間の本性は、技術がいくら発達してもほとんどかわっていないことを、われわれに教えてくれる。 こうした「神々のくらし」を知ることで、日本神話が、よりわかるようになるだろう。 【もくじ】 主な神々の系図 序章 神話を読むための基礎知識 第一章 現代に続く食文化 一つ釜の飯を食う――イザナキとイザナミのやり取り 家族そろって食事をする――食事の席に着かなかったヤマトタケルの兄 神饌にみる日本の食文化――刺身のツマなどを殊更に高く盛り付ける訳 神代から続く酒造り――ヤマタノオロチ退治のときに造った八塩折の酒 神事として続いてきた米作り――高天原にあった神聖な田んぼと機屋 第二章 神代から続く生活と教え 巨大な柱は「立柱式」のルーツ――イザナギとイザナミが立てた神聖な柱 神々の結婚と恋愛――妻争いと、奔放な性の告白 神にも適材適所がある――転職に失敗した海幸彦と山幸彦 神代の裁判――アマテラスとスサノオの誓約 神々の罪と罰――スサノオの刑罰 神も占いに頼った――政治に使われていた占い 蒲の穂(花粉)は傷に効く――因幡の白兎神話 第三章 神代から変わらない人情と人の心 今も変わらぬ夫婦愛――海の藻屑と消えたオトタチバナヒメ 見るなと言われれば見たくなる――神たちの覗き見 昔も今も変わらない嫉妬心――イワノヒメ、清姫の嫉妬 神代にも身内を庇った――アマテラスとスサノオ 神も子の親――オオクニヌシの意外な現代的父親像
  • 日本の酒
    4.2
    古い文明は必ず美酒を持つ。醸造酒でありながら世界的に見ても珍しい蒸留酒並のアルコール度を誇る日本酒。麹カビから育てた酒の文化史・社会史を古今の書に探り、科学の眼で語る。「火入」「生もと(きもと)」「山廃造り」等、日本の酒造りの方法はどこが興味深くまた優れているか。醗酵学者・坂口博士(1897-1994)の決定版・日本酒読本。

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  • 美酒の設計
    4.0
    「美酒の設計」、それは高橋藤一杜氏が醸す純米酒。 酒造りの常識である「櫂入れ」をせず、微生物の自然の営みを辛抱強く見守り続ける。ものづくりの原点に挑む、渾身のノンフィクション!酒造りは、自然に出来てくるのを待っているのが基本。自分で造ろうとは考えていない。だから我々の蔵の酒造りは、菌に関与しない。人間がしゃしゃり出て行くような世界ではありません。ですから、そこに櫂を入れるようなことはいたしません」(本文より)
  • 美酒復権――秋田の若手蔵元集団「NEXT5」の挑戦
    4.0
    【内容紹介】 秋田発で日本酒業界に新風を巻き起こした 5人の蔵元のグループ「NEXT5」その劇的な足跡を辿る! それは、5人の帰郷から始まった──。 ゆきの美人=小林忠彦、白瀑(山本)=山本友文、福禄寿(一白水成)=渡邉康衛、新政=佐藤祐輔、春霞=栗林直章…… 2010年4月、秋田の蔵元5人が「NEXT5」という名のグループを立ち上げた。 5人が同じ方向を向いて、酒造りを研究し、共同醸造酒を造る。 その活動は、やがて一つのブランドとなり、右肩下がりで苦境に直面していた多くの酒蔵に刺激を与えていく。 日本酒界を牽引するムーブメントを起こした蔵元集団の軌跡を追ったノンフィクション。 旨い酒、秋田にあります! 知力を結集し、郷土の酒を変えた5人の物語 【著者紹介】 [著]一志治夫(いっし・はるお) 1956年長野県松本市生まれ。東京都三鷹市育ち。講談社「現代」記者などを経て、ノンフィクション作家に。『狂気の左サイドバック』で第1回小学館ノンフィクション大賞受賞(新潮文庫収録)。主な著書に、『失われゆく鮨をもとめて』(新潮社)、『たったひとりのワールドカップ 三浦知良1700の闘い』(幻冬舎文庫)、『魂の森を行け 3000万本の木を植えた男』(新潮文庫)、『幸福な食堂車 九州新幹線のデザイナー水戸岡鋭治の「気」と「志」』(プレジデント社)、『旅する江戸前鮨 「すし匠」中澤圭二の挑戦』(文藝春秋)など多数。 【目次抜粋】 プロローグ 五人の帰郷 第1章 ゆきの美人 蔵元杜氏の誕生 第2章 山本 どん底からの再起 第3章 一白水成 地域に根づいた酒を 第4章 新政 伝統と革新の探究 第5章 春霞 六郷湧水群が生む美酒 第6章 NEXT5 最強軍団の誕生 第7章 米づくりへのアプローチ 第8章 酒蔵をコミュニティの核に エピローグ あとがきにかえて
  • 福島で酒をつくりたい
    4.0
    「磐城壽」という漁師が好む酒で知られた福島県浪江町の鈴木酒造店。大震災の津波で蔵が丸ごと流されるも8か月後に山形県長井市で酒造りを再開。その酒造りへの情熱を描く。
  • ブドウがブドウ酒にかわるとき
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 醸造学者が語る、ワインの不思議。発酵が食生活にもたらした大きな恵み。ブドウからブドウ酒が出来るまでを、酒造りの側からやさしく解説する。
  • 勇者と賢者の酒蔵~酒造りの天才が異世界で日本酒を造ってガンガン駆け上がる~
    3.8
    二年前、勇者として異世界に召喚された青年ツカサは、同じく賢者として召喚された幼馴染の少女ハルカとともに魔王を倒し、異世界を救った。その後、平和になった異世界で暇を持て余したツカサとハルカが始めたこと――それは、異世界には存在しない酒である【日本酒】を造ることだった! 手始めに造った【どぶろく】は市民どころか女王陛下からも大絶賛! かくして実家の酒蔵で蓄えた酒造りの知識と、勇者&賢者としての能力と人脈をフルで活かしながら、二人は本格的な日本酒造りに着手し、異世界のお酒事情を塗り替えていく!!
  • ワイン王国別冊 ビール王国 Vol.42
    -
    feature ●特集:Dig into Craft beer  クラフトビールを4つのキーワードで掘り下げる ●Town /クラフトビールな街めぐり  静岡県静岡市/神奈川県横浜市/東京都文京区大塚 ●Out Door /澄み切った空気とともにビールを飲み込む快感  K`s Camp(静岡県伊東市)/ヴィ・アゲインヴィレッジ(静岡県御殿場市) ●Cuisine /現役料理人が造るクラフトビール  シンキチ醸造所 ●Fruit /フルーツビールの新たなる潮流 リンデマンス/コエドブルワリー/ドリームビア interest ●王道のアメリカンペールエール 「よなよなエール」はこうして誕生した ●上野の名店「鳥番長」は、なぜ「サントリー生ビール」を選んだのか ●木内酒造の酒造り拠点を巡る「BAR BUS HITACHINO」が始動 ! ●ルミネとコエドブルワリーが世に送り出した   EATo LUMINE × COEDO『 Our Time』開発ストーリー ●ブルワリーはなぜDREAMBEER を選んだのか section4 ●リンデマンスが切り拓いたフルーツビールの新たなる地平 ●ブルワー魂 田沢湖ビール 佐々木純一さん ●パブめしメシペアリング ●奥深きペアリングの世界 ハンバーガー&サンドウィッチ編 ●魅惑のビアアミューズメント第29回/ナッシング バット けん玉 ●Kingdom Information ●テイスティングレポート ●魂の一串、極の一杯 堀晋福/つなぎとグーデンクラシック・カロルス ●ハーヴェスト・ムーン園田智子の無限ペアリング ●アメリカンクラフトとのおいしいペアリング ●ビールとまちづくり 山梨県小菅村Far Yeast Brewing 編 ●ローカルビールに会いに行く ●〆のビール26 /  松本ブルワリー 取締役釀造長 勝山拓海さん story 和田明日香のLet’s シュフBEER ! 真鍋かをりの「旅先ビール」42/心の窓が開いたバリ島サヌールの旅 ベルギービール解体新書31/山本高之

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  • 私だけの日本酒 南部杜氏・多田信男の仕事
    4.5
    美酒はどんな人の手で、いかにして造り出されているのか――世界屈指の人気銘柄『磯自慢』杜氏を務める多田信男さんの、六〇年に及ぶ酒造り人生を振り返る貴重なオーラル・ヒストリー(口述歴史)を中心に、名だたる専門家たちが日本酒の近現代史を解説し未来を展望する証言集。岩手県の南部杜氏たちによって引き継がれてきた酒造りの基本から高度な応用、近年の技術革新と消費者の嗜好の変化までを分かりやすく解き明かし、清酒醸造の伝統文化と科学の力による進展の関係を考察した、清酒醸造のプロやその志望者から、日本酒文化に知的関心を持つファンまで、必読の一冊である。 目 次 はじめに――日本酒・温故知新の旅 第一章 杜氏になるまで(一九六〇年代) 一 多田信男さんインタビュー その一 二十代の修業 二 南部杜氏の成立と発展(さけ近代史) 第二章 杜氏として立つ(一九七〇年代) 一 多田信男さんインタビュー その二 新人杜氏の経験 二 三増酒から地酒ブームまで(さけ現代史1) 第三章 河村傳兵衛氏と吟醸王国「静岡」(一九八〇年代) 一 多田信男さんインタビュー その三 静岡で杜氏としての基盤 二 証言・鈴木真弓さん 静岡の独自性とは 三 地酒ブームから吟醸ブームへ(さけ現代史2) 第四章 日本酒高級化の波(一九九〇年代) 一 多田信男さんインタビュー その四 宮城で奇跡の吟醸 二 証言・小関敏彦さん 技術革新と蔵元杜氏への移行 三 『十四代』『飛露喜』の登場と新機軸(さけ現代史3) 第五章 『磯自慢』で頂点に(二〇〇〇年代) 一 多田信男さんインタビュー その五 伝統型でサミット乾杯酒に 二 証言・長谷川浩一さん 日本酒と命運ともに 三 「日本酒ブーム」と国際化(さけ現代史4) 第六章 多田流の酒造りとは 一 多田信男さんインタビュー その六 洗いと麹造りを丁寧に 二 証言・八重樫次幸さん、松崎晴雄さん――杜氏と日本酒の将来 結び  伝統文化と革新 あとがきに代えて――農家の日常

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