古来作品一覧

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  • 「闇学」入門
    3.7
    古来、日本人は月光を愛で、蛍狩り、虫聴きといった闇のレジャーを多彩に楽しんだ。江戸庶民は夜を徹して富士山に登り、『陰翳礼賛』で谷崎潤一郎が「洞穴のような闇」と評した日本家屋の暗がりは西洋の建築家たちを魅了した。つまり日本人は闇の達人だった。だが今、オフィスでは一日中電灯がともり、深夜でもコンビニの光が溢れる都市からは闇が駆逐されている。本書は風俗・文学・信仰・健康……などさまざまな視点から闇を見つめる。衰えた五感を再生し、地球の未来を明るく照らす、豊穣な闇世界への招待状である。【目次】はじめに/第一章 闇の現代史 光に鈍感になった日本人/第二章 闇を遊ぶ 闇を使った賢い生き方/第三章 夜目と夜覚の世界 五感は闇の中で磨かれる/第四章 日本の闇はやわらかい 日本文化は闇の文化/第五章 明るい未来から、美しく暗い未来へ/おわりに
  • 有職植物図鑑
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 平安時代以来、文学や絵巻に登場してきた四季折々の日本古来の植物を文献資料における事例で解説し、約200種を写真で網羅した図鑑
  • 雪贄の椿 【コミックス版】
    2.0
    酒販会社の御曹司α・颯天は、 山深い集落にある老舗酒造の八澤家に 研修で住み込むことになり、ひょんなことから、 屋敷の奥、人目を避けて暮らす男・利人と出会う。 外界の様子をあまり知らぬ風の利人に、 しだいに惹かれていく颯天だったが、 古来より密かにこの地で執り行われてきた儀式と 利人の正体を知ってしまい……?! 静かに、艶やかに描かれる、因習の忌み子オメガバーズ!
  • 夢渡り
    -
    夢の中に厳重に封印された、もうひとつの《世界》。 見る人の欲望の塊である夢に、俺は渡る。 古来より特殊な能力を持つ佐伯一族。悪夢に苛まれる人々を救済する『獏』と呼ばれる仕事をする青年・秋音の元に送られてきたのは、若く衰弱しきった女性・高城。彼女のこれまでと比べようもなく複雑で緻密な夢は、獏を危険に晒していく。一族である『獏使い』と呼ばれる補助能力者の従兄の夏彦、身の回りの世話をする従妹の春歌とともに、高城を救おうとするが、辿り付いたのは真実か悲劇か、それとも……。審査員たちが激賞したピクシブ文芸大賞「pixiv賞」受賞作に新たな1話「壺中天」を収録した物語。
  • 妖魔男爵(ようまだんしゃく)
    4.3
    妖魔退治の宿命を負う男・工藤明彦。不思議な霊に護(まも)られた老女・武井そよに依頼され、北の果ての深草家の島・護符島へ。古来、日本の権力を闇で支えた謎の「力」の守護者・深草家。当主の男爵は、50年以上前に突如、島の館の地下室に消えていた。工藤を迎えたのは「力」から生まれた超絶妖奇なメカと魔人化物! 翻弄される工藤は男爵を助けられるか!?
  • よく生き、よく死ぬための仏教入門―「神仏和合」の修験道ならではの智恵
    4.0
    「修験という日本独自の仏教のお坊さまが教えてくれる、我々が逝く前に知っておくべき仏教のことは?」終活を自分でなんとかするという思い込み、じつはそこに落とし穴があるのです。 葬儀や弔いの“意味”を知らないまま「終活」を行うと、遺された家族はもちろん、自分自身にも“重荷”を強いることになりかねない? 檀家制度が成り立たなくなりつつあるいま、「うちの葬儀のやり方」が機能しなくなり、家族葬、樹木葬、散骨……選択肢ばかり増え、たくさんの人を迷わせています。「家族のために」と行った終活がかえって家族に迷惑をかけてしまう……。そんな悲劇を招かないために必要な仏教にまつわる、そして弔いに関する知識を説いていきます。 本書は日本独自の「神仏和合」=修験道の僧侶が、日本ならではの死生観、弔いのこころ、そして仏教の基本的なことを説いた本です。思索で仏教を理解したうえに、修行で仏教を体得した著者の解説は私たち日本人の魂に響き、古来から綿々と続く死生観に関してストンと腑に落ちるものがあります。まさによく生き、良く死ぬための道標となる書です。 主な内容 ●日本独自の葬式仏教●弔いの本質から離れてしまった終活?●よく生きることを学ぶのが葬式●仏教が難しいのは当たり前、なぜなら……●「自分が仏になる」、それが仏教の大きな特徴●悟る前に人を助ける●日本で変容した仏教●父を仏教、母を神道とする修験道●江戸時代の檀家制度はいまの日本で継続できない!? ●野球選手が参加する護摩行ってなに?―――etc.
  • よみがえる神武天皇 日本書紀の暗号を読み解く
    4.7
    日本書記は、神武天皇が「天(あま)の下を、ひとつの宇(いえ)としよう」(八紘一宇)と宣言して大和の国を建国した、と伝えている。ところが、今日の日本史の教科書に神武天皇はいっさい登場しない。それに代わって卑弥呼なる、なんとも怪しげな霊能力者が古代史の主役となっている。果たして本当に日本書紀が伝えることは、単なる神話、伝承なのであろうか? 「春秋2倍暦」という仮説がある。これは<古来、この国では1年に2歳、齢を数えていた>というものだ。この仮説を適用して日本書記の年代を見直すと、日本書記と現在の考古学は一挙に整合性を取り戻す。そこに見えてくるのは大和の国の創建時、天皇と国民(おおみたから)が共に歩む姿だ。それは、世界に例を見ない奇跡のストーリーで、この大和の国の格調高き歴史に卑弥呼がかかわる余地など当然ない。本書は、「新皇国史観」を確立し、混迷する建国史観を再建するために書かれた意欲作だ。

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  • 樂と萩
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「一樂二萩三唐津」と謳われるように、樂焼と萩焼は茶陶の最高峰として数寄者から古来、好まれてきました。その現当主が自らの系譜、焼きものとしての基本を解説します。本書の見どころは、なんといっても本邦初公開!異色コラボレーションから生まれた100碗の「紙上公開」です。樂吉左衞門さんが轆轤をひねり、坂倉新兵衛さんが手で捏ねて、お互いの茶碗を焼き上げます。
  • ラッキョウ漬け、糠漬けと腸内乳酸菌: 日本古来の美味しい文化の復活
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ともかく漬けてみること、そして次の年にはもっとおいしい味を求めて研究し悩んで、どこにもない自分好みのラッキョウを完成させてください。」(本文より)6年間、改良に改良を重ねて理想の美味しさを追求した、お医者さんによるラッキョウ漬け・糠漬けの自己流レシピ本‼久しぶりに「家の味」「おふくろの味」を味わいたい方におススメの一冊‼
  • 蘭菊の狐
    3.0
    代々狐つきの家とみなされ、村八分にされていた出雲家の孤児・阿紫。母は町長の命令によって、町民に凌辱され狂死、父は憤死……。そして、秘密をつかんだ兄も殺された。怒りと復讐に燃え、独り敢然と闘いを挑む阿紫の前に、奇妙な三人の中年男が……。古来より伝わる〈狐つき〉を題材にした長編復讐小説(ハード・バイオレンス)の白眉!
  • 「理想の自分」に出会う本
    -
    「汝自身を知れ」というのは、古来、哲学者の大命題となってきたものである。 人類は、月面にまでその足跡をのこし、科学文明は、なおも発達を続け、インターネットに見られるような全く新しい「文明の波」に乗りつつある。  すでにアルビン・トフラーが説いたように、私たちは情報化社会になるほどに「ヒューマン・タッチ」が求められるという。つまり、「人間」そのものは、いつの時代にあっても、欠かせない。ロボット、コンピュータは主役にはならないだろう、と松本幸夫氏は指摘する。  松本氏は、企業で研修していると、人間関係をどうしていいかわからないという人が増えていることに気づく。例えば、隣席の同僚にメールを送る。相手もそれに対して、メールで返してくる。一言声をかければすむことが、すべてパソコンが代替してしまう。  社内ならそれですんでも会社から外へ出たら、今度はあいさつ一つできなくなってしまう。あるいは、一日中工場の制御盤の画面を見るだけという人もいる。やはり、会社から出て実際の人との接し方が、おかしくなってきてしまう。  周りを見ると、「便利だから」ということで、ずいぶんと省人化されているのがわかる。便利な反面、人は、人との接し方を忘れてしまってないか。あるいは、自分のあり方さえも。  あまりにも私たちは、「効率」のみを追い求め、「外」にばかり発達していこうと努力の方向を向けてきた。  その反省の意味で、内への旅、自分自身にもっと目を向けてみてはどうだろう。そして、自分という人間を知ることによって、他の人も知ることができることに気付いてもらいたい。その希望のもとに本書は存在する。 何かになろう、と努力することは尊いだろう。しかし、ただありのままに、自分としてそこに「ある」ということも貴重である。そして、他人と性格が一致することなどはないという事実をしっかりと受け入れることである。「自分と他人は別」という意識を持つことだ。その上で、「理解していこう」と努める以外に、他人とうまくやっていく方法はない。  また、「相手の立場に立つ」というのも同じようなことで、100%相手の立場に立つことなどできない。  成長していこうと「なる」ことばかりしてきた日本人は、この辺で自分の存在自体に目を向けるべきではないか。  一時の「哲学ブーム」は、決して一過性のものではない。そこには、もっと内に目を向けなくては、自分を見失っていないか、という本当の自己を探りたいという現代人の魂の叫びが見られる。果たして、われわれは自分を本当に知っているのだろうか。ぜひ本書で確かめてほしい。
  • 龍の世界
    4.0
    竜巻と共に天に昇り、海底深く龍宮に潜る。天空から海底まで自在に駆ける霊獣は、古来、皇帝から人民まで、中国人が最も愛する瑞祥だった。この想像上の生きものは、いつ、どのように誕生し、人々の暮らしに浸透していったのか。中国・日本・インドの龍とギリシア神話のドラゴンとの比較。龍を食べる怪鳥、正倉院に収められた龍の骨と歯の正体。四方から財宝を寄せると言われた「銭龍」や、薬用「龍眼」、中国人が畏れる「辰年の怪」まで、長年に亘る中国取材や様々な文献史料から、龍の逸話を丹念に採取!! 本書は『龍の百科』(新潮選書 2000年刊)を加筆、改題したものです。 目次 一 龍は、どう考えられていたか 二 龍は、どう形づくられてきたか 三 龍は、どのように自然界に潜むか 四 龍は、どう変わってきたのか 五 龍は、どのように語られてきたか 六 龍は、どう暮らしにかかわるか おわりに 索引 学術文庫版あとがき
  • 聊斎志異
    4.0
    中国清代の作家蒲松齢が、科挙に落第しつづける中、古来の民間伝承などをもとに豊かな空想力と古典の教養を駆使し、仙女、女妖、幽霊や精霊、昆虫といった異能のものたちと人間との不思議な交わりを描いた怪異譚。目の中に住みついた小人同士の会話、愚鈍なイケメンのドッペルゲンガー、金持ち狐の復讐、菊好きな男に惚れた菊の精、仙術修行は壁抜けの術、酒好き幽霊の恩返し、美女幽霊二人の誘惑に負けなかった男など43篇を収録。
  • 古来風躰抄 第一巻
    -
    1~98巻10,010~26,180円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 藤原俊成・定家・為家の3代が、相次いで勅撰和歌集の撰者となって以来「歌の家」として存続してきた冷泉家。その御文庫に、800年にわたって襲蔵されてきた貴重な典籍・古文書を、精巧な影印で複製。王朝の文化を21世紀に伝える画期的出版。

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  • 礼道の「かたち」 人間道、八〇年のあゆみ
    -
    二〇一六年に、冠婚葬祭業の市場規模は、第一次産業の漁業と林業を合算した金額を超えた。その原動力ともなった「冠婚葬祭互助会」を社会に認められる組織にすべく法制化に尽力して浸透させた初代日本冠婚葬祭互助協会会長で、株式会社サンレーの創業者である著者が、儀礼につながる「礼道」と、人間性を高めるための道である「人間道」の真髄を語る。戦後の混乱期、日本の伝統文化を軽視する風潮が蔓延する中、大学で民俗学を修めた著者は、日本古来の伝統的な道を探求することで、冠婚葬祭の正しいあり方を確立するべく、会社を立ち上げ、まだ日本に存在していなかった冠婚葬祭互助会を広めるべく東奔西走する。そして、日本の歴史や人物、宗教などの研究と、現代の偉人との交流などを積み重ねることで、窮境の「八美道」を完成するに至った。五〇年にわたる冠婚葬祭業の発展に捧げた人生の軌跡と、日本人として忘れてはならない生き方を指南する魂の書。

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  • れいわ怪奇譚 第一集
    完結
    -
    全4巻660~770円 (税込)
    見えない恐怖の扉が、いま開かれる 【目次】 お寺の風呂 雨の日の怪談 浅野くん 民ちゃん 臨終の後 霊感はあるのか 日本古来から語り継がれてきた怪奇譚。現代も不思議な話は日常のあちらこちらで耳にする。本書はその中でも、選りすぐりの6編を収録した第一弾だ。物語の中に登場する人物たちは、ふとした瞬間に不思議な世界へと引きずり込まれていく。実在する恐怖は、次第にあなたを飲み込んでいくだろう。
  • 恋愛の達人 ~彼の気持ちをつかむ恋愛心理学~
    -
    恋愛は人間の本質と深く関わりのあるものです。古来から、偉大な哲学者たちが恋愛について考え研究し、今でもなお人生のテーマとして論じ続けられています。時には至上の幸福であったり、また時には人間模様を翻弄する恐ろしいものであったり、さまざまな側面を持ち合わせます。  本書は恋愛において冒険したい、追求したい方へ心理学的な見方をご紹介し、人生に役立つヒントとしてご活用いただければと思います。 【目次】 1 上手な恋の第一歩 2 恋のつかみ方教えます 3 もう恋愛下手なんて言わせない 4 知っておきたい恋の処方箋 5 あなたもなれます、恋の達人 6 別れ上手は恋愛上手 7 意外な、恋の深層心理学 ◇◆◇著者 富田 隆◇◆◇ 1949年東京生まれ。駒沢女子大学教授。専攻は認知心理学とコミュニケーション心理学。社会問題から芸術まで多方面に渡り独自の才能を発揮。心理学に裏付けられた分析とエスプリのきいたコメントでみんなに愛され、テレビでも活躍中。『嫉妬を味方につける心理術』『誘惑の心理術』『どうすればあなたの愛は伝わるか “特別な人”になる恋愛のマジック』『魔法の幸せ法則~恋と結婚・願いをかなえる心理術~』『夜の心理術 人の二面性から導く愛の法則』(各電子書籍、SUMIDA出版)など、他多数の著書がある。
  • 論語
    -
    春秋時代の魯国、周王朝の復興を唱え、政治へのあくなき情熱とともに理想を追求した人、孔子。その言行録『論語』は、古来、多くの人々に人生の指針を与えてきた。孔子が弟子たちに教えたもの、それは学問、礼の実践、徳の涵養である。中心にあるのは徳であり、わけても「仁」を至上とした。仁とは、日常生活において状況に相応しい価値を適切に選び取れることを指し、それを体得した者が君子となる。本書は、「『論語』をして『論語』を語らしめること」を主眼に置き、何晏、朱子、仁斎、徂徠など、数多の解釈を比較考量。新たな書き下し文と明快な現代語訳、詳細な注と補説を付した決定版訳注書である。
  • ローソク足パターンの傾向分析 ──システムトレード大会優勝者がチャートの通説を統計解析
    完結
    -
    百聞は一見にしかず。 値動きの傾向(バイアス)を統計分析で明確に! いつの世も、相場の主体は「人間」である。人間の買い意欲が売り意欲を上回れば、相場は上昇し、下回れば、相場は下落する。 そして、いつの世も、人間の感情は本質的に変わらない。株価が暴騰すると、歓喜して買いたがり、暴落すると、恐怖から売りたがる。 ローソク足は、その色や形から、そうした買い方と売り方の「攻防」と「心理状態」を一目で判別できる優れたチャート描法である。また、その特性から、古来、ローソク足の形状や複数本の組み合わせを売買サインとする「パターン」が生み出されてきた。例えば、江戸時代に本間宗久によって開発されたという「酒田五法」が、その代表だ。 多くのローソク足紹介書で、こうした伝統的パターンが「通説」として紹介されている。このパターン出現を頼りに売買のタイミングを決めている投資家も少なくない。 しかし、こうした「通説」は、実際に信頼に値するものであろうか。そのパターンを心から信頼してトレードを継続できるだろうか。 本書は、日本株27年間3862銘柄1483万5838取引のデータからローソク足パターンの「現実」を分析したものである。「三川明けの明星」「十字星」「はらみ線」「三空叩き込み」など、35種類のパターンを「全期間」だけでなく「6つの期間」で解析し、そこにみられる「傾向(バイアス)」を考察した。 期間を6つに分類したのは、株価には上昇基調のときもあれば、もみ合いのとき、下落基調のときもあるからだ。こうした相場局面にかかわらず「傾向」に変わりがなければ、ある程度の持続性、つまり「人間の本能的な相場行動パターン」が見えてくる。 今回の統計分析から、通説が事実にそぐわないケースと、事実どおりのケースがあることが明らかになった。 本書で提示したような膨大なデータから値動きの「傾向」を探し出す作業は、短期売買、デイトレード、スイングトレードの研究に役立つだろう。システムトレードでも、こうした優位性(エッジ)を最大限に発揮するための「売買戦術の着想」に役立つはずだ。 伊本晃暉(いもと・こうき) 大阪大学大学院物質生命工学修了。確率理論研究所所長。A型。トレンドとローソク足(日足)を参考に株式を自動売買するアルゴリズムで、第1回スーパーカブロボ・コンテスト大会(カブロボ運営事務局主催)に優勝。著書に『toto最新攻略バラ買い理論』『toto最新攻略新バラ買い理論』(ともに情報センター出版局)、27年間の株式投資データ解析を収録した『電子書籍ローソク足の統計分析データブック』がある。
  • ローマ帝国の神々 光はオリエントより
    4.3
    古代ローマ帝国は、オリエントの進んだ文化や技術を積極的に取り入れた。エジプトやシリアなどを起源とする諸宗教も、皇帝から奴隷まで多くの信者を獲得した。当時、ローマ古来の神々はすでに形骸化していたため、新しい宗教が求められていたのである。イシス信仰からバール神、キリスト教、グノーシス主義、占星術まで、ローマ帝国全域で信仰された諸宗教の密儀と神話、信仰の実態と盛衰に光をあてる。
  • 若杉友子の「一汁一菜」医者いらずの食養生活
    3.5
    著者は76歳を過ぎてもメガネも補聴器もいらない、自分の歯でなんでも食べられる元気ばあちゃん。日本におけるマクロビオティックの創始者、桜沢如一氏の食養を30年以上にわたって学び、実践しています。本書は若杉さんが実践する食養の考え方をもとに、現代日本人の健康や暮らしを一刀両断、日本古来の「一汁一菜」の食事が、日本人の体を健康にすると説きます。旬の食材で質素な食事、どうしてそれがよいのか食材の持つ力を伝え、春夏秋冬、からだにいい「食べ物」、誰もが実践できる「食べ方」を紹介します。写真・亀和田良宏、イラスト・石坂しづか、主婦と生活社刊。
  • 倭国伝 全訳注 中国正史に描かれた日本
    4.2
    古来、日本は中国からどのように見られてきたのか。金印受賜、卑弥呼と邪馬台国、倭の五王、「日出ずる処」国書、「日本」国号、朝鮮半島と動乱の7世紀、遣唐使、僧侶や商人の活躍、蒙古襲来、勘合貿易、倭寇、秀吉の朝鮮出兵。そこに東アジアの中の日本が浮かび上がる――。中国歴代正史に描かれた1500年余の日本の姿を完訳する、中国から見た日本通史。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 円地文子の源氏物語 巻一(わたしの古典シリーズ)
    3.7
    1~3巻495~605円 (税込)
    紫式部の筆になる『源氏物語』は、光源氏の物語といってもいい。類いまれなる美貌と才能にめぐまれた光源氏は、古来、日本を代表する美男として、あまりにも有名である。帝の愛子として、誕生から成婚までの「桐壼」の巻から、空蝉に再会する「蓬生・関屋」の巻までを収録。起伏に富んだ光源氏の青春時代の明暗を描いて、現代語訳に生涯を賭けた著者の精髄ここに結実。
  • 和の台所道具 おいしい料理帖
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 毎日の料理が信じられないくらいおいしく、手軽に。レシピといっしょに覚える日本の料理道具のカンタン使いこなし術。 日本古来の料理道具を使えば、定番料理がもっと手軽に、別もののようにおいしくなります。豊富なレシピにそった道具の使い方と手入れ術を紹介する、 毎日の食卓と「おもてなし」をレベルアップしたい方のための一冊です。 【主な予定内容】 和の台所道具を使ったレシピ(一部) ●いつものごはん、もっとおいしく おいしいご飯の炊き方(米あげざる、土鍋、おひつ) ●蒸し料理が得意になる 蒸し野菜・茶碗蒸し・おこわ(中華せいろ、アルミ鍋) ●日本料理の原点「する」 ごまのすり方・つみれ・とろろ(すり鉢、すりこぎ) ●出汁から煮物まで 出汁の引き方・みそ汁・角煮・シチュー(行平鍋、やっとこ、落とし蓋) ●使って育てる 鉄製フライパン 野菜の炒め方・オムレツ・焼き肉(打ち出しフライパン、スキレット) ●使い心地で決める 包丁とまな板 野菜の切り方・刺身・魚のフライ(板目、牛刀、出刃、柳刃、砥石) …etc.
  • 笑い
    3.6
    古来多くの哲学者が人間を「笑うことを心得ている動物」と定義した。フランスの哲学者ベルクソン(一八五九‐一九四一)は、この人間特有の「笑う」という現象とそれを喚起する「おかしみ」の構造とを、古典喜劇に素材を求めて分析し、その社会的意味を解明する。生を純粋持続ととらえる著者の立場が貫かれた一種の古典喜劇論でもある。

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  • 笑いの哲学
    4.1
    笑いについての考察は古来さまざまに試みられてきた。西洋哲学においては笑いの底に人間の「突然の得意=優越感」あるいは「小心さ」を見た。また「笑いの空間」と「差別の空間」が重なり合うところで起きていることも意識されてきた。 では、笑いという現象を解く一個の原理があるのだろうか。 笑いとは平穏な日常の破裂である。独特の状況や人間関係のなかから生まれる。また、笑いとは生ものである、刹那的である等々、笑いという現象はいろんな側面からその特徴を見出すことができる。 本書では西洋哲学の知見から現代日本における「お笑い」さらに広く芸術まで、笑いの現場を視野に入れつつ秩序、掟への揺さぶりとしての笑いの可能性を縦横に考察する。
  • わらべ歌に隠された古代史の闇
    -
    1巻699円 (税込)
    古来、子どもには不思議な力が秘められていると考えられていて、神に近い存在とみなされていた。だから多くの重要な神事にも、童子・童女は主役級の大役を任されてきたのである。その、子どもが行ってきた神事・祭りが、遊びとなって今日に伝わった疑いが強いのである。(本書「はじめに」より)「カゴメカゴメ、籠の中の鳥は、いついつ出やる。夜明の晩に……」カゴメ歌は、昔からよく知られた馴染み深い歌だ。しかし、歌の意味はよくわからない。実は、この意味不明な歌詞に登場する籠、鳥、亀などは、古代日本の民俗信仰や神事と深い関係がある。また「竹取物語」「羽衣伝説」とも共通点が見られるのだ。本書は、カゴメ歌の暗号を端緒に、古代史の真相に迫ろうというもの。歌に秘められた悲劇とは? 歴史から抹殺された者たちの怨念とは? 『かごめ歌の暗号』を改題。
  • 悪い気は植物が吸ってくれる
    3.0
    これぞ日本古来 最強の開運法! 「榊(サカキ)を部屋に置きなさい。」 ・嫌な事が減る ・協力者が現れる ・気持ちが前向きに ・寝付きが良くなる あなたの不調は、お部屋の植物が解決してくれます! 植物、なかでも榊は、人間の負の感情を吸い、土地の邪気を祓い、 開運につなげてくれる不思議な力があるのです。 気鋭の植物セラピスト・時雨が教える、知られざる植物浄化の世界!! ◉植物は「いのち」を使って浄化する ◉最強の組み合わせは榊(サカキ)+百合(ユリ)! ◉神様がお喜びになる植物とは? ◉神棚のご神気は榊で変わる ◉部屋別、浄化に適した植物一覧 ◉植物を使った「家」「心身」「もの」の浄化法 ◉植物からのメッセージを読み取る ◉浄化に向かないNG植物 ...ほか
  • 我に秘薬あり 家康の天下取りと正倉院の名薬「紫雪」
    -
    1巻2,035円 (税込)
    家康の二度にわたる正倉院開封の目的は幻の妙薬「紫雪」にあった! 天下取りを目前に毒殺をなによりも恐れた家康。幕府を磐石にし、子々孫々に権力を末長く伝えていくためにも、政敵の魔手から逃れる万能の解毒剤を独占したかった……。そのために家康がとった手段とはいかなるものだったのか……。 クスリを通して歴史の闇に迫るmedical history novel。 ●徳川家康はなぜか東大寺の正倉院を二度にわたって開けさせています。正倉院は勅封といわれ、天皇の命令がなければ開けることができません。源頼朝、足利義政、織田信長、豊臣秀吉も開けさせていますが一回だけです。  正倉院には天平以来の珍奇な生薬や鉱物薬が納められています。いっぽう家康は養生にきわめて関心が深く、みずから薬を調合するのがなかば趣味だったともいわれています。とすれば、家康の正倉院開封の目的は薬にあったのではないか。しかも収蔵帳には、古来、万能の解毒剤とされてきた幻の妙薬「紫雪」の二文字が記されていました……。  多くのライバルの非業の死を目の当たりにしてきた家康。天下取りを目前に毒殺をなによりも恐れていたにちがいありません。しかもその権力を磐石にし、子々孫々に末長く伝えてくためにも、暗殺の魔手から逃れる妙薬を独占したかった……。そのために家康がとった手段とはいかなるものだったのか……。また、徳川三百年の平和の背景にあった「紫雪」とはいったいどのようなクスリだったのか。 ●……高貴中の高貴薬といわれるのが、「紫薬」である。まさに秘薬であった。 医薬の研究者なら一度は目にして、できれば口に含んでみたいと熱望する名薬である。口中に投じれば淡雪のように融けるという。そこから、「雪」の字が当てられていた。用いる生薬類も入手困難のうえに高額で、製法に高度な技術を要するので、当時、製剤は事実上、不可能だった。中国から輸入され、唯一、正倉院に所蔵されているだけである。奥医師ですら現物を見た者はいない。幻の薬である。 その幻の薬を家康は欲したのではないか。医典籍を渉猟し、みずからも製剤するまでに医療に長けた家康だからこそ、正倉院に幻の薬を発見して入手を思いたったといえる。 家康は単なる好奇心だけで「紫雪」を探したのだろうか。……
  • ワンダーランド in 大青山
    -
    舞台は人里離れた大田舎の村、大青山村。村長は村おこしのためにテーマパークを作って都会から人を呼ぼうと画策するが、開園前に早くも呼び物の「世界一長い滑り台」が台風のため崩壊。急遽お化け屋敷をメインに開園を強行するが、これが完全な空振りで、訪れた客の笑いものになる。一方、村の近くの山奥深く、古来から狐の親子が猫又の一族と暮らしていた。愛郷心の強い老狐は、失敗したテーマパークを救うべく、勇躍お化け屋敷に乗り込むが……。あの世とこの世を魑魅魍魎が愉しく飛び交うユーモア・ファンタジー。 ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。
  • ヴェニスの商人
    3.7
    シェイクスピア(一五六四―一六一六)の喜劇精神が最も円熟した一五九○年代の初めに書かれ、古来最も多く脚光を浴びて来た作品の一つ。人肉裁判、筐選び、指輪の挿話等をたて糸とし、恋愛と友情、人情と金銭の価値の対照をよこ糸としているが、全編を巨人の如く一貫するシャイロックの性格像は余りにも有名である。

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