十三夜作品一覧

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  • 十三夜荘奇談
    完結
    3.0
    突然現れた五木くんと同居した達郎。「やさしいんですね、あなたは」、「やさしいと言うと…聞こえはいいけどな…」。――片すみに生きる小さな生命たちにやさしい視線をむける、秋生クンのファンタスティックな表題作の他、「夏の終わりに…」、「風の歌うたい」、「金の糸 銀の風」、「きつねのよめいり」、「ざしきわらし」、「アカプルコ・ゴールド」の6編を収録。独特な画風と巧みな心情表現で読者を魅了する吉田秋生の意欲作を集めた傑作短編集、第3弾!
  • 迎え火の山
    値引きあり
    3.6
    生と死の臨界に迫る傑作伝奇ミステリー。旧盆の十三夜、出羽三山の霊峰月山(がっさん)の頂から麓に連なる迎え火。即身仏(ミイラ)取材で帰省した工藤の友人正志は、古来の採燈祭(さいとうさい)復活に奔走していた。だが工藤の父親に続き、正志も闇の中で襲撃される。もう1人の同級生由香は工藤に、鬼から村を守ってきた一族だと明かし、「祭を止めて。ソ乱鬼(そらんき)が降りてくる」と告げた。(講談社文庫)
  • 悪魔の十三夜 愛蔵版1
    無料あり
    4.5
    11歳の少女マデリンは、弟のディオンと美しい母親、使用人のモイラとともに、南イングランドの人里離れた森の館でひっそりと暮らしていた。ある日、マデリンは村の子供たちと知り合い、仲良くなる。その頃、ロンドンは、吸血鬼のしわざと言われるいくつもの殺人事件の噂で持ちきりだった。そんな中、平和で楽しい日々を送っていたマデリンの周囲に、不気味な影が忍び寄る――。ホラーの名手、曽祢まさこの傑作長編・第1巻。
  • 悪魔の十三夜 1
    -
    1~2巻330円 (税込)
    11歳の少女マデリンは、弟のディオンと美しい母親、使用人のモイラとともに、南イングランドの人里離れた森の館でひっそりと暮らしていた。ある日、マデリンは村の子供たちと知り合い、仲良くなる。その頃、ロンドンは、吸血鬼のしわざと言われるいくつもの殺人事件の噂で持ちきりだった。そんな中、平和で楽しい日々を送っていたマデリンの周囲に、不気味な影が忍び寄る――。ホラーの名手、曽祢まさこの傑作長編・第1巻。
  • 悪魔の十三夜(1)
    完結
    5.0
    母と弟と供に、人里離れた南イングランドの森でひっそり暮らすマデリン。嵐の夜に恐ろしい夢を見ること、村へ行くのを禁止されていること以外は、何不自由ない生活だった。そんなある日、マデリンは森の中で、ロンドンから来たクリフ少年と仲良くなる。ロンドンでは切り裂きジャックの事件が世間を賑わせていたが、クリフの話では、ひからびた死体と吸血鬼の方が人々を怖がらせているという…。
  • 悪魔の十三夜 完全版
    値引きあり
    -
    ヴィクトリア朝時代のイギリスを舞台に、切り裂きジャックの逸話をからめ、血にまみれた悲しい運命に翻弄された一家を描く。 ホラーの名手・曽祢まさこの傑作長編。
  • 悪魔の十三夜 完全版
    4.5
    1巻726円 (税込)
    ヴィクトリア朝時代のイギリスを舞台に、切り裂きジャックの逸話をからめ、血にまみれた悲しい運命に翻弄された一家を描く。ホラーの名手・曽祢まさこの傑作長編。
  • 1 二葉亭四迷 樋口一葉
    -
    1巻1,018円 (税込)
    日本の近現代を代表する作家・詩人の名作を集成した文学全集。第1巻の収録作品は、近代小説の嚆矢となった二葉亭四迷の「浮雲」「平凡」、哀しい宿命を背負う男女の姿を丹念に描き出した樋口一葉の「にごりえ」「たけくらべ」「十三夜」「うつせみ」他。
  • 8(エイト) 1
    完結
    4.0
    ▼第1話/蜂谷詠兎▼第2話/九藤俊作▼第3話/ハチ公物語▼第4話/5ヶ月目▼第5話/謎転▼第6話/SHOW MUST GO ON▼第7話/菜々子復活▼第8話/NIGHTMARE▼第9話/DOUBLE▼第10話/十三夜總会▼第11話/PRESENTS●主な登場人物/蜂谷詠兎(「マサトの仇を討つ」という決意を胸に、過疎化した中学に転校してきた謎の少年)、葛西シン(宇田川中学3年。ストレートな物言いをするスケボーの名手)●あらすじ/生徒数たったの6人の、宇田川中学3年の教室。うららかな昼下がりの授業中に、ナナコは爆睡をカマしていた。そして、ふと目覚めてもらした、「来た…」という言葉。それを裏付けるように、教師はきょう転校生が来る予定だと告げる。しかしナナコは、窓の外を見つめたままでいた…(第1話)。●本巻の特徴/宇田川中学校に転校生がやってきた! その男の名は、“エイト”こと蜂谷詠兎。ブッ飛び系の14歳が、新たなシブヤの伝説を作る!? 巨匠・上條淳士、待望の最新作が始動!!●その他の登場人物/ニカ(宇田川中学3年。おきゃん)、ナナコ(同中学3年。昔は有名だったらしい)
  • 江戸おんな坂(電子復刻版)
    -
    四谷塩町の老舗箪笥問屋・大野屋の内儀おつやは、暗闇坂で腹痛を覚えていたところ、若い男に送ってもらった。市村吉之助と名乗った男は、おつやを舞台に誘う。売れない芝居役者の言葉に、おつやはまだ自分が女として見られているという華やいだ気持を取り戻した。一度だけと、おつやは吉之助が出ている中村座へと足を運んだが……(「暗闇坂十三夜」)。女の哀歓と情艶がにじむ十一篇。(『江戸の女坂』改題)

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  • 絵のない絵本
    4.0
    無邪気な者への共感、貧しさへの熱き同情、湖に漂う白鳥に托す詩情…。そっと月が話してくれた33の話。音楽がきこえてくるようなロマンティシズムに薫る、巨峰アンデルセンの、絵にも似た詩的散文――無邪気なもの、貧しいものへの熱い共感と、湖に漂う白鳥の孤影に託された詩情。ローマの廃墟から中国の寺院にまで及ぶ、そっと月が話してくれた三十三夜のおはなしは、憧れを懐くもののよろこびと悲しみを奏でて、豊かな詩的アラベスクをなす。新訳で贈る、北欧風ロマンティシズムの香り高い「絵画詩」とも言える名作。
  • 絵のない絵本
    3.3
    演劇俳優を夢みて志破れたアンデルセンの孤独な生活から出た美しい童話。月が世界を旅する間に見た三十三夜の物語は、人間の悲しみに深く触れ、人々を深く感動させずにはおかぬ。物語の内容は高名な旅行家だったこの「童話の王様」の体験を材料とし、豊饒な想像力の翼は故国デンマークからヨーロッパ、インド、アメリカに飛ぶ。
  • 湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ
    3.8
    時は江戸。 火事で姉と離れ離れになった少女・梅乃が身を寄せることになったのは、お宿・如月庵。 如月庵は上野広小路から湯島天神に至る坂の途中にあり、知る人ぞ知る小さな宿だが、もてなしは最高。 かゆいところに手の届くような気働きのある部屋係がいて、板前の料理に舌鼓を打って風呂に入れば、旅の疲れも浮世の憂さもきれいに消えてしまうと噂だ……。 梅乃は部屋係として働き始めるが、訪れるお客は、何かを抱えたワケアリの人ばかり。 おまけに奉公人達もワケアリばかり。 美人で男好きな部屋係に、いつもパリッとしているがやたらと強い中居頭。 強面で無口だが心は優しい板前、宿に来るお客を全て覚えている下足番。 そしてそれらを束ねる女将。 個性豊かな面々に囲まれながら、梅乃のもてなしはお客の心に届くのか? そして、行方不明の姉と再会は叶うのか?
  • 怪奇十三夜
    -
    1巻495円 (税込)
    目ざめたとき、最初に映ったのは灰色の天井だった。いやに高い天井に、くろぐろと蝶のようなしみがあった。下半身は青い薄衣で覆われている。両手は紐で固定されている。病院には見えないが、どうやら手術台の上らしい。「気がつかれましたね」穏やかな声が響いた。目つきのあいまいな、背の高い老人が立っている。額に何かを剥がしたような痣がある。(「鬼祭」より)  怪奇小説家・倉阪鬼一郎が初期に発表した幻想文学・怪奇短篇集。 *鬼祭 *絶句 *階段 *人文字 *幻小路 *地球儀 *怪奇十三夜 *夢でない夢 *人肉遁走曲 *禿頭回旋曲 *七人の怪奇者 *異界への就職 *猟奇者ふたたび ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は170冊を超える。
  • 金沢つくも神奇譚~万年筆の黒猫と路地裏の古書店~
    3.6
    古都・金沢×伝統工芸×ほっこりあやかしストーリー! お疲れ社会人の玉緒(二十四歳・空気読み過ぎ系女子)は、馴染めない会社をあることがきっかけで退職し、東京から地元・金沢に帰還した。 そんな折、小説家だった亡き祖母の書斎で、古い万年筆を見つける。 万年筆に憑いていたのは、尻尾がペン先みたいな黒猫姿のつくも神・マネだった。 マネは玉緒に、祖母の書き残した小説を完成してほしいと頼む。 その小説は、金沢の伝統工芸品に関わりをもつ、つくも神たちを巡る話だった。 金沢の街を舞台に、様々な物に憑いているつくも神たちと人間の想いを、玉緒は相棒の万年筆猫と共に紡いでいく。 ◎Contents 序章 一章 万年筆の黒猫 二章 神社の童の願い事 三章 路地裏の古書店 四章 十三夜の宴 終章 ◎執筆 編乃肌: 石川県出身。2016年に「あなたのドコかに花が咲く」で第2回お仕事小説コン特別賞を受賞。2017年1月にモーニングスター大賞で「余命六ヶ月延長してもらったから、ここからは私の時間です」が受賞。同年3月に「あなたのドコかに花が咲く」を改題した『花屋「ゆめゆめ」で不思議な花束を』(マイナビ出版ファン文庫)でデビュー ◎カバーイラスト Minoru
  • 鎌倉盛衰記≪一≫ 海に眠る 義高と大姫
    4.3
    源頼朝の長女・大姫の“お婿様”として鎌倉へやってきた木曾義仲の嫡男・義高。だがその実態は“人質”。そして父・義仲の反乱で義高の立場は一層危ういものとなった。「俺は、死んだら海に還るよ。鎌倉で死んでもどこで死んでも、必ずこの海に還る」。そう語る義高の腕に抱かれながら、大姫はその揺れる心を感じ取っていた……。涙と感動の歴史悲恋ものがたり。※イラストは収録されていません。
  • 学研の日本文学 芥川龍之介 羅生門 蜘蛛の糸 杜子春 トロッコ 地獄変
    -
    1~109巻440~880円 (税込)
    明治・大正・昭和を代表する作家・詩人の名作を集成した文学全集。収録作品は、芥川龍之介の「羅生門」「蜘蛛の糸」「杜子春」「トロッコ」「地獄変」。
  • 言葉のゆくえ
    -
    明治初年、舶来の科学からお辞儀の最新マナーまで、新来の多様な言説が「文学」の地殻変動の中で交錯していた。その現場を「舞姫」「十三夜」などにとらえる。幻の名著再刊! 解説=齋藤希史
  • 死にふさわしい罪
    NEW
    -
    「愛」を解くのは、どんな謎より難しい。平家落人伝説の残る宝沼。そこに眠るのは、財宝か、平家の亡霊か、それともーー? 天才高校生・上杉和典が真相に挑む! 高校の秋休みに神戸の別荘を訪れた上杉和典は、駅で出会った女性が、少女マンガ家の伯母と隣家に住む気象予報士と知る。彼女の夫は一年前の十三夜に失踪していた。かつての探偵チームKZの仲間たちにも知恵を借りながら、真相を突き止めようとする和典は、事件の鍵を握ると思われた伯母に接触を試みる。
  • 新宿警察(1) 捜査篇 新宿警察
    -
    1~10巻770円 (税込)
    東京・新宿にある警察署を舞台に、燃えるような情熱をもった刑事たち  聞込みは、運が左右する。不意に思いがけないことをきかれて、すらすら思い出せるものではない。それに、なにか大事な目撃をした者が、聞込みの時に居合せなければ、それきりである。それに喋るほうは無責任で、正確を期そうとするわけではない。それらの悪条件を克服するのは、犯人を捕えないではいられない情熱と運と、足が棒のようになるほど、根気よく聞込みをつづけることである。(「放火」より)  日本の警察小説史上に輝く最大の金字塔、「新宿警察」シリーズが全集として電子で復刊! 本書は短篇集〈捜査篇〉。巻末に書評家・杉江松恋による解説を収録。 *新宿警察 *所轄刑事 *放火 *新宿西口ビル街殺人事件 *刺傷全身三十余カ所 *轢逃げ *新宿その血の渇き *新宿首狩り事件 ●藤原審爾(ふじわら・しんじ) 1921年、東京都生まれ。「小説の名人」と讃えられ、純文学から中間小説、推理小説、犯罪・スパイ小説、歴史・時代小説、恋愛小説など多種多様なジャンルにまたがって作品を発表。初期の代表作『秋津温泉』や、『泥だらけの純情』『新宿警察』など、映画・ドラマ化された作品も数多い。1952年「罪な女」等で第27回直木賞を受賞。 監修:杉江松恋(すぎえ・まつこい) 1968年、東京都生まれ。ミステリーなどの書評を中心に活動中。著書に海外古典ミステリーの新しい読み方を記した書評エッセイ『路地裏の迷宮踏査』(東京創元社)、『読み出したら止まらない 海外ミステリーマストリード100』(日経文芸文庫)など。2016年には落語協会真打にインタビューした『桃月庵白酒と落語十三夜』(KADOKAWA)を上梓。近刊にエッセイ『ある日うっかりPTA』(KADOKAWA)がある。
  • 十三夜
    -
    1巻440円 (税込)
    樋口 一葉による作品。
  • 十三夜
    -
    1巻220円 (税込)
    読みやすい!夭折した天才作家、樋口一葉。これまで読みにくかった作品を現代語に翻訳しました。貧しい家に育った美しい娘お関は望まれて高級官僚に嫁ぐ。しかし夫は手の平を返したようにお関を虐めるようになる。思いあまったお関は離婚を決意し子供を残したまま十三夜の夜に実家へ帰るが……。運命に翻弄される人々の悩みをせつせつと描いた作品。
  • 十三夜
    -
    1巻495円 (税込)
    異世界から送られてきた謎多き怪奇短編小説集  謎の失踪劇を引き起こしたホラー作家・智乃健造から、突如連絡があり、「第一夜」と題された手書きの原稿用紙が送られてきた。月刊誌「怪奇幻想マガジン」編集部は、戸惑いながらも、その短編小説を掲載。やがて、「第二夜」「第三夜」と物語は続いていき…。 ●飯野文彦(いいの・ふみひこ) 1961年、山梨県生まれ。早稲田大学卒業。1984年、『新作ゴジラ』(講談社)のノベライズ作品にてデビュー。『オネアミスの翼』(朝日ソノラマ)、『アークザラッド』(エニックス)などノベライズ作品を数多く手がける。『怪奇無尽講』(双葉社)や『ハンマーヘッド』(ティー・オーエンタテインメント)など個性的なホラー作品ではマニアックな評価が高い。その他には『「超」怖い物語』シリーズ(竹書房)、『影姫』シリーズ(角川書店)などがある。
  • 十三夜
    無料あり
    1.0
    1巻0円 (税込)
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  • 十三夜の焔
    4.1
    天明四年五月の十三夜。将軍家外出時の警護や市中見廻りの御役目を負う先手弓組番方・幣原喬十郎は、湯島の路上で男女の惨殺体を発見する。傍らには匕首を手に涙を流す若い男。喬十郎は咄嗟に問い質すが、隙をつかれて取り逃がす。やがて、逃げた男は大盗「大呪の代之助」一味の千吉だと判明。喬十郎は追及するが、千吉は再び姿を消す。雪辱を果たすべく矜持を持って悪事に立ち向かう喬十郎と、闇社会をうまく立ち回る千吉。二十年以上にわたる因縁の対立関係を描く、熱き時代小説。
  • 人権からみた文学の世界【明治篇】
    -
    1~2巻660~1,320円 (税込)
    徳富蘆花『不如帰』の浪子、島崎藤村『破戒』の丑松、樋口一葉『十三夜』のお関……。著者が明治期に発表された数々の名作の中から、人権にかかわる問題に着目し、作中の人物を通して、その時代の断面を検証、解説。 時代を超え、現代を生きる私たちの自己点検にもつながる人間認識の確立という新たな視点を提言した良書。 目次 まえがき――本書を読む人のために 第一章 樋口一葉「十三夜」の世界 第二章 泉鏡花「照葉狂言」の世界 第三章 与謝野晶子「みだれ髪」の世界 第四章 徳冨蘆花「不如帰」の世界 第五章 田山花袋「重右衛門の最後」の世界 第六章 木下尚江「火の柱」の世界 第七章 島崎藤村「破戒」の世界 第八章 白柳秀湖「駅夫日記」の世界 あとがき
  • 川柳作家ベストコレクション 小代千代子
    -
    1巻880円 (税込)
    起承転結 どう咲いてどう散るか 深く静かに火種抱く(柳言より)    短詩型文芸界に燦然と輝く、ベスト・オブ・ベスト川柳! 47都道府県から川柳界を代表する最精鋭の第一線作家による柳言と秀句集、圧巻の川柳作家ベストコレクションシリーズ200。 大分を代表する川柳作家・小代千代子の渾身の作品群! 本書のサブタイトルになっている作品は著者の代表作「ぶり大根ことこと煮込む私も」。    十三夜今宵いのちを横抱きに 十五夜の月には百の選択肢 満月もやがては欠ける人も世も 高い高い山へ登ってゆくおとこ 長い長い橋を渡ってゆくおんな たましいを洗うとうすい涙色 ずぶぬれに濡れて明日が見えてくる
  • 相場師入門―株のプロを目指せ
    -
    道理の上に立てば勝つ! 長年、経済記者として株の世界を見てきた著者が、相場の秘伝書「本間宗久翁秘録」をもとに投資家の心構えと相場の読み方を解き明かす。 【主な内容】 I章 株の神髄を知る──プロへの第一歩 1 道理の上に立てば勝つ 2 株のプロ──基本心得三カ条 3 株価理論を超える 4 株の本質──投機の本質を知る II章 株の鉄則を知る──プロの基本則 1 株の本筋──大勢張り 2 自分の癖を知る 3 株のプロと機会最大化の原則 4 横槍主義の実践 5 株の大鉄則──「休むも相場」 III章 儲かる株をつかむ──プロの目での銘柄選び 1 長期方針での銘柄選び 2 相場のテーマに乗る 3 業績変化率をみる 4 出遅れ割安株を狙う時 IV章 株の買い方とタイミング──プロの基本兵法 1 買いの基本兵法を知る 2 相場から買うタイミングをつかむ 3 買い下がらずに買い上がる 4 株式格言から買うタイミングをつかむ V章 株の売り方とタイミング──株式格言に学ぶプロの売り方 ・「月なら十三夜、七八分にて止むべし」 ・「名人、天井売らず底買わず」 ・「人のゆく裏に道あり花の山」 ・「見切り千両、しまったと思ったら手仕舞え」
  • たけくらべ・にごりえ
    5.0
    古い浅草吉原の四季のうつりかわりのなかに、美登利、信如、正太郎ら少年少女の日常と幼い恋心を、女性作家ならではの肌理細かな観察と流麗な筆致で浮き彫りにした、明治文学不朽の名作「たけくらべ」。ほかに「大つごもり」「にごりえ」「十三夜」「わかれ道」「われから」を収め一葉文学の代表的作品集とした。
  • 月影に松島
    -
    1巻1,144円 (税込)
    地元の名士・入間金四郎の百回忌にて、謎の漢詩が公開された。 それは入間家の隠し財産の存在を示唆していた。 四大観、金島、浦戸諸島……。 松島の知られざる名所や料理処を巡りながら、 100年前の暗号の謎解きに挑む、長編ミステリー小説。 プロローグ 第一章 十三夜 第二章 小望月 第三章 十五夜 第四章 十六夜 第五章 立待月 エピローグ

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  • 寺子屋 素読暗誦
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現在設立準備中の小中一貫校「志明館」の独自科目「寺子屋」の教材として編集された1冊。「偉人伝」「伝統文化」とあわせた三部作となっている。論語・漢詩などの漢文、短歌・俳句・近現代詩・唱歌などの和文を収録。 <目次> 【寺子屋漢文】 ■論語 論語I 論語II 論語III ■その他漢文体 『その他 漢文体』I 『その他 漢文体』II 『その他 漢文体』III ■漢詩 <『漢詩』I> 早に白帝城を発す 春暁 春望 偶成 桂林荘雑詠 梅花 <『漢詩』II> 勧学歌 勧学 元二の安西に使ひするを送る 九月十日 大楠公 九月十三夜 偶感 青森聯隊の惨事を聞く <『漢詩』III> 垓下歌 春夜 天草洋に泊す 青之洞門 壁に題す 両英雄 白虎隊 【寺子屋和文】 ■短歌俳句 『短歌・俳句』I 『短歌・俳句』II ■近現代詩 <『近現代詩』I> 蓮の花 風の又三郎 雪 星とたんぽぽ ある ある ある おがわのはる 大漁 そっとうた <『近現代詩』II> お祭り 竹 雨ニモマケズ 大阿蘇 <『近現代詩』III> 小諸なる古城のほとり 生徒諸君に寄せる 道程 寧ろ彼らが私のけふの日を歌ふ 生きる ブロオドウエイ・ペイジェント ■唱歌 <『唱歌』I> 花 海 一月一日 椰子の実 待ちぼうけ 青葉茂れる桜井の(桜井の訣別) <『唱歌』II> 夏は来ぬ 紀元節 箱根八里 水師営の会見 仰げば尊し <『唱歌』III> 早春賦 我は海の子 埴生の宿 元寇 鎌倉 ■その他和文 <『その他 和文』I> 竹取物語 平家物語(坂落) 徒然草(高名の木のぼり) 学問のすゝめ 伊豆の踊子 <『その他 和文』II> 枕草子 方丈記 髙瀨舟 山月記 あばれ川を治める <『その他 和文』III> 源氏物語(若紫) 奥の細道 南総里見八犬伝 草枕 旅の日記から 歴史と文学 あとがき 集中一貫校「志明館」開設への想い
  • 桃月庵白酒と落語十三夜
    4.5
    男は強くなければ生きてゆけない。やさしくなければ生きて行く資格はない。加えて粋で乙でなければならない。その上モテれば言うことない。それには――やっぱり落語でしょう!桃月庵白酒が語る「落語の骨頂」!
  • 首無の如き祟るもの
    4.5
    奥多摩の山村、媛首(ひめかみ)村。淡首(あおくび)様や首無(くびなし)の化物など、古くから怪異の伝承が色濃き地である。3つに分かれた旧家、秘守(ひがみ)一族、その一守(いちがみ)家の双児の十三夜参りの日から惨劇は始まった。戦中戦後に跨る首無し殺人の謎。驚愕のどんでん返し。本格ミステリとホラーの魅力が鮮やかに迫る「刀城言耶(とうじょうげんや)」シリーズ傑作長編。(講談社文庫)
  • にごりえ・たけくらべ
    4.1
    落ちぶれた愛人の源七とも自由に逢えず、自暴自棄の日を送る銘酒屋のお力を通して、社会の底辺で悶える女を描いた『にごりえ』。今を盛りの遊女を姉に持つ14歳の美登利と、ゆくゆくは僧侶になる定めの信如との思春期の淡く密かな恋を描いた『たけくらべ』。他に『十三夜』『大つごもり』等、明治文壇を彩る天才女流作家一葉の、人生への哀歓と美しい夢を織り込んだ短編全8編を収録する。

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  • 花はらはら人ちりぢり 私の古典摘み草
    4.0
    「もうどうでもいやになりました」――。初恋のお関につぶやく車夫、録之助(樋口一葉「十三夜」)、「水島さん」にひたすら憧れながら打ち明けられない少女、豊子(吉屋信子「花物語」)、破滅をいましめつつも、恋のぬかるみに足ふみ込む赤良の狂歌などなど……。極北の絶望にむしろ力を得たり、少女の可憐にエールを送り、愛とエロスに酔いしれる。今も昔も変わらない、恋する心の花びらを摘んで束ねた、お聖さんの古典案内。長谷川青澄画伯の美しい装画入り。
  • 三日月、朔月、十三夜。
    完結
    4.4
    かなしいことです。僕はこどもに泣かれるのです。……小児科の医者なのに。でもある夜、僕を見ても泣かないこどもたちがやってきました。こどもたちは薬泥棒で、そのうえまふまふっとした黄金色の耳とシッポが生えていて……!? 絶望的にこどもに嫌われる小児科医・灯一が出会った、ふたりのこどもとの、ある夜のおはなしを中心に、四つの物語をまとめた、ぴかぴかの短篇集が登場です。
  • ヤマケイ文庫 おらが村
    4.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 漫画家矢口高雄の隠れた名作、堂々の復刊! 令和の時代にこそ読み返したい「昭和」の貴重な物語。 802ページの大ボリューム。 東北は秋田、奥羽の山懐に包まれ、半年は雪の下に埋もれる厳しい自然、それが“おらが村”。 寂寥、倦怠、不安、欲望、喧騒、期待、そして夢とないまぜのなかで過ごす村人たち。 ゆかいな高山一家を中心に、彩り鮮やかな四季を通して矢口高雄の精緻なタッチが描く極上のヒューマンドラマ。 遠く忘れさられていく昭和時代の貴重な記録集。 【内容】 囲炉裏の章 横座/狐棲む里/鱩/師走/寒春/福寿草の香/ メメンコ/蕗のとう こぶしの章 儀衛門のクマ/カタゴの花筵/ テル坊主の池/つばくろ/ヒデコ/雨あがり 桑の実の章 ホトトギス/ 忘憂草/UFO飛来/はたおり 嫁ききんの章 律子/十三夜/渋柿/ 末枯れ/神無月/忍華/白春/ふきどり/せせらぎ/土橋/帰去来/ 春宵 段落の章 廻春 経済活動・開発・天災・人災による環境変化から現代人は逃れられない。 だが、「日本人として決して忘れてはいけないもの」を矢口先生は僕らに教えてくれる。――宮沢和史
  • ゆうべ不思議な夢を見た 百五夜物語
    -
    1巻1,540円 (税込)
    サラブレッドをモチーフにしながら必ずしも競馬にとらわれない短編小説集。亡き恋人が好きだった伝説のレーサーとのふれあいを描く「サーキット」。モチーフは、ターフに散った快速馬サイレンススズカ。同郷の恋人と別れ大都会の奇跡を信じて一人で生きる女性を描く「泣いた男」。モチーフは、地方競馬出身で奇跡のラストランを演じたオグリキャップ。不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を百五話収録。第零夜から第二十夜まで21巻シリーズの集大成版。

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  • 妖美伝(1) 双星妖美伝
    -
    1~5巻495円 (税込)
    現世に転生し闘い続ける桜姫と彼女を守る五人の鬼の物語 “日本は古(いにしえ)より呪いをかけられてきた国なのか?”摩訶不思議な夢に出てくる美女の姿に導かれて、男4人と女1人が揃った。上代の昔からの呪いと戦うために…! そして、夢に現れた女も幾度もの転生を経て、現代に生き続けていた…。凄絶なる魔戦を妖しく蘇らせる、怪奇アクション「妖美伝」シリーズ第1弾。 ●竹河聖(たけかわ・せい) 東京生まれ。青山学院大学文学部卒。ホラー、伝奇小説、ファンタジーを中心に続々と作品を発表。劇場版アニメ化もされた「風の大陸」シリーズや「巡検使カルナー」シリーズなど著書多数。
  • 366日 天気のはなし 1日1ページで読む空と天気の不思議
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1日1ページで読む、空と天気にまつわるフォトエッセイ 気象予報士&空の写真のフォトグラファー菊池真以が、1月1日から12月31日まで、366本のエッセイと、366枚の写真で綴った「空と天気のフォトエッセイ」。空を彩る様々な雲の話や、四季折々の気象現象のメカニズム、季節感豊かな滋味深い言葉の数々まで、読めば思わず空を眺めるのが楽しくなる…そんな一冊です。 ◎本書のエッセイに登場するテーマ 初空、えべっさん寒波、彩雲、モルゲンロート、地球照、霜柱、風花、氷柱、すじ雲(巻雲)、熱海桜、花粉光環、樹氷、南岸低気圧、三寒四温、ダイヤモンドダスト、河津桜、尾流雲、笠雲、流氷、環天頂アーク、わた雲(積雲)、春がすみ、春の三日月、うす雲(巻層雲)、ハロ、黄砂、雨一番、桜開花600度の法則、暑さ寒さも彼岸まで、フェーン現象、春雷、寒の戻り、菜種梅雨、おぼろ雲(高層雲)、コンパスプラント、ダイヤモンド富士、ピンクムーン、環水平アーク、桜前線、雨の匂い、雪形、逃げ水、花冷え、若葉寒、天気雨、雷三日、遅霜、青紅葉、暑熱順化、蜃気楼、積乱雲(にゅうどう雲)、つむじ風、トワイライト(薄明)、幻日、麦秋、エルニーニョとラニーニャ、梅雨の走り、ゲリラ豪雨、うろこ雲(巻積雲)、漏斗雲、光環、問答雲、線状降水帯、大夕焼け、かなとこ雲、幻日環、雨雲レーダー、気象衛星ひまわり、波頭雲、梅雨明け十日、土用波、熱帯夜、マジックアワー、偏西風、赤富士、時間差熱中症、ゆきあいの空、涼風至(七十二候)、頭巾雲、気圧の谷、丸い虹、白虹、ブラックアウト、穴あき雲、皆既月食、きり雲(層雲)、ひつじ雲(高積雲)、つるし雲、中秋の名月、オーロラ、初冠雪、グリーンフラッシュ、地球影、秋の日はつるべ落とし、テレコネクション、十三夜、放射冷却、八入の雨、高層気象観測、一雨一度、1円玉天気、サンロード、蜂の巣状雲、特異日、腹巻雲、けあらし、木枯らし1号、冬将軍、天気の七五三の法則、時雨虹、忍者雲、小春日和、うね雲(層積雲)、天使のはしご、アーベントロート、紅富士、ふたご座流星群、サンピラー、冬の虹、JPCZ、雪の結晶、ビーナスベルト、窓氷 …ほか

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