ハーレクイン・ロマンス小説作品一覧
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-実の母にさえ捨てられた私を、ギリシア富豪が求めるわけもなく……。 幼くして母に捨てられ、父と世界各地を転々としてきたジョージー。今は離れて暮らす父が、ギリシアで美しい島を見つけ、農家を改装してゲストハウスを営むことにしたという。だが喜びも束の間、不幸にも父は突然の病で帰らぬ人となってしまった。天涯孤独のジョージーは亡き父の夢を叶えるため島に渡ったが、すぐに底をついた資金を工面すべく、働きに出ざるをえなくなる。リゾートホテルの重役秘書の仕事にありついたはよかったが、上司となるルーカスは、弟が勝手に決めたことだと解雇を宣告した。ジョージーがなおも懇願すると、彼は意味ありげに言い放った。「きみを雇うわけにいかない。社内恋愛を禁止する社則を設けたんだ」 ■最近、秘書が弟と恋愛沙汰でもめて辞めてしまい、ルーカスは同じ轍は踏むまいとジョージーを追い払おうとします。けれど、やがて真面目一徹の自分とは対照的に天真爛漫な彼女に惹かれていきます。社内恋愛を禁じるのは、弟のためか、はたまた彼自身のため……?
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-命よりも大事なわが子のため、私を捨てたあの人に、会いにゆく……。 11年前、イギリスに留学していた19歳のミーガンは、ニコラスという名の青年と恋に落ちた。彼女はニコラスを愛し、彼に愛されていると思っていた。突然、冷たく一方的に別れを告げられるまでは。じつは伯爵家の跡取りだったニコラスは、貴族令嬢と婚約していたのだ。その後まもなく、お腹に新しい命が宿っていることがわかったが、彼に書いた手紙に返信はなく、彼女は独りで育てる決意をしたのだった。そして今ふたたび、ミーガンはイギリスの地を踏んだ。かつて彼女が愛し、思わない日はなかった男性を、若き日の彼に生き写しの息子と引き合わせるために―― ■選りすぐりの珠玉作を集めた“ハーレクイン・ディザイア傑作選”より、感動のシークレットベビー物語をお贈りします。ヒロインが未婚の母になる決意をするプロローグで心を鷲づかみにされます。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・ディザイア版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-天涯孤独のメリーは病院で働き、ひっそりと暮らしていた。ある日、メリーの輸血で救われた患者ジュールダンの熱心な誘いで、食事に出かけることになり、そこで上流階級の彼から、偽装結婚を申し込まれる。娘の親権のために、後腐れのない彼女を妻役に選んだだけ――そうと知りながらも、生まれて初めて優しくされて、一回り以上も年上のジュールダンに次第に惹かれていくメリー。ところが、彼の元妻が再婚し、娘の親権が取れなくなってしまう。用済みになったメリーは、別離の予感に小さく震えた……。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-騙されて、妹が背負わされた負債をブリーはいま、清算した。部屋を出ようとしたそのとき、聞き覚えのある声が響きわたる。「勝負をしないか。賭けるのは100万ドルと、君の体だ」ブリーはその場に凍りついた。声の主がウラジミールだったから。10年前にブリーを見捨てた、魂もくらむほど美しい大富豪。彼のせいで妹と二人、奈落の底の人生を歩むことになったのだ。ところが、運命の女神はウラジミールに微笑む。わななく唇を噛みしめるブリーに、彼は皮肉な笑みを浮かべた。「これで君は僕のものだ。僕が望むあいだ、ずっと」 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-プルーデンスが憧れのニコロスと結婚して、8年の月日が流れた。今でこそ彼は大企業の最高責任者として辣腕をふるう身だが、傾きかけた父親の会社を救うため、彼女と結婚しただけなのだ。しかも結婚式では酒をあおり、初夜の契りを頑なに拒絶した――思い出すだけで、胸を焼くような悲しみがこみ上げてくる。夫への未練を断ち切るため、ついに彼女は離婚を切り出していた。ところが予想外にもニコロスは、この結婚を本物にしたいと、君が望むなら、肉体関係を結んでもいいと言い出したのだ。彼の真意がつかめず、プルーデンスの心は締めつけられるが……。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-サラは、親友夫婦の船舶旅行に同行していた。ある島に寄港した一行の船の隣に、豪華なクルーザーが停泊する。クルーザーの所有者は、ナポリ名門一族の完璧な貴公子らしい。興奮ぎみな親友の言葉を、サラは聞くともなく聞いていたが、夜のパーティに現れた男性を見て、言葉を失うしかなかった。グイード・バルベリ――二度と会いたくなかった、かつての夫。身ごもっていた子を流産すると、彼の父から手切れ金を渡され、ぼろ屑同然に追い払われたのだから。泥棒猫とまで蔑まれて。身動きできないサラに、彼の怜悧な美貌が平然と微笑んでいた。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-あなたの生きる深い闇の世界に光を届けることが私の役目。 父が亡くなった今、もう一度レイフに会いたい──。5年前、娘の政略結婚をもくろむシャーロットの父親によって、彼との仲を強引に引き裂かれた。その後彼女は家を出て、魔の手を逃れながら、身をひそめて生きてきたのだった。だが再会した彼は、巨万の富と引き替えに人らしい感情を失い、さらに視力まで失っていた。ショックで呆然とする彼女に、レイフは冷たく言い放った。「あの夜にやりかけたことを終わらせよう。意味はわかるな?」1カ月後、シャーロットはレイフの子を身ごもったことを知った。 ■『闇の王子と清らな愛人』『さらわれた純潔の花嫁』に続く、メイシー・イエーツ渾身の感動作! かつての恋人の、まるで別人のように変わり果てた姿を目の当たりにしたシャーロット。ベールをはぐように、知られざる真実が次々と明かされて……。
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-完璧な花嫁を演じることも、有能な秘書の務め。 キャリーはギリシア人富豪アンドレアスの個人秘書になった。採用早々、セーシェルにある彼の別荘に同行を求められたが、そこで待っていたのは秘書とは名ばかりの仕事だった。食事から風呂の支度まで1日24時間、彼の世話を焼けという。彼女に用意された部屋はアンドレアスの寝室の続き部屋で、鍵をかけることすら許されない。キャリーは自身を戒めた。彼は私の大切な妹を破滅させた敵。惑わされてはだめよ。だがアンドレアスは彼女の“正体”を見抜いた上で冷酷に告げた。きみは6カ月間、僕の妻になればいい。それで解決だ、と。 ■人気急上昇中の作家、ミシェル・スマートが描く、スリリングなボスと秘書のロマンスをお楽しみください。あえて妹を破滅させたアンドレアスの個人秘書となったキャリーには、ある狙いがありました。ところがそれを逆手にとった彼に脅迫されてしまい……。
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-伯爵は自ら傷を抱えたまま、翼の折れた天使を拾った。 ロンドン社交界に名の通った賭博場の貴賓専用サロン――そこで働くエリザベスを一目見て、デア伯爵の視線は釘付けになった。どことなく気品の漂う美しい彼女は、その場に似つかわしくなく、経営者のフランス人に利用され、明らかに虐待も受けているようだ。良い育ちであろう彼女が、いったいなぜ身を落としたのか?不遇の女性についてそんなことを考えるうちに、デア伯爵はそのフランス人経営者と一対一の勝負に挑んでいた。その日、運の女神を味方につけた伯爵は、相手の持ち金が底をつくや、貴族にあるまじき言葉を口にした。「その女を賭けろ」 ■みなさまの熱いリクエストにお応えして、リージェンシーの名作がよみがえります。仲間を失ったばかりで失意のデア伯爵と、薄幸なエリザベスが主人公。彼女の苦難続きの人生は、伯爵との出会いで夜明けを迎えるのでしょうか? 波瀾万丈のシンデレラストーリー。 *本書は、ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-図書館司書のリリーは親友の強引な誘いを断れず、週末のダブルデートに出かけるはめに陥った。親友の恋人が持つコテージに赴いた彼女を待っていたのは、二度と会うことはないと思っていた大富豪、サンチャゴ・モライス!なんて意地悪な偶然なの……。リリーは我が運命を憂えた。ふたりは1年前にスペインで出会って、たちまち激しい恋に落ちたが、ある誤解をしたサンチャゴは怒りまかせに彼女を捨て去った。その後、失意のリリーに突きつけられたのは、妊娠という事実だった。しかも哀しいことに、お腹の子が元気に生まれてくることはなかった。すべてを胸に秘めたままで、この再会を乗りきれるかしら……? ■態度は傲慢でも、中身は一途にヒロインを求めるヒーローを描いて人気のキム・ローレンス。最大級のハラハラドキドキが味わえる恋物語をリバイバルいたします! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-天涯孤独のテスは、12歳年上のデインの探偵事務所で秘書をしている。3年前、父が再婚する予定だったデインの母とともに事故死し、途方にくれていたテスを、彼が救ってくれたのだ。ある日、事件に巻き込まれ、怪我をしたテスは、デインの家に泊めてもらうことになる。ずっと子供扱いされてばかりだった彼への想いがあふれ出し、バージンを捧げた。だがデインが愛の言葉を口にすることはなかった。「あれはただのセックスだ。きみと結婚はできない」絶望の中、テスは妊娠に気づき……。 ■北米ロマンス界の最重鎮ダイアナ・パーマーが綴る、魅惑の年上男性との恋物語をお贈りします。愛することを拒むヒーローとの結婚生活――ヒロインの彼への想いが報われる日は来るのでしょうか?
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-私の不幸続きの人生に訪れた、一縷の望みだったのに……。 フィービは病を抱えた母の治療費を工面しなくてはならず、イタリア人大富豪マッテオのひどく傲慢な口調に反感を覚えつつも、彼が所有する由緒ある豪邸2軒の改装を引き受けた。場所は、ここニューヨークとローマ。航空機事故で婚約者を亡くして以来、飛行機に乗れずにいたが、マッテオの支えでどうにかローマに降り立つことができた。彼の意外な優しさに、フィービの胸にえもいわれぬ感情が芽生えた。いつかまた人を愛せる時がくるのかと思っていたけれど、これは……。だが期待もむなしく、その後、マッテオは連絡を断つのだった――飛行機に恐怖を感じる彼女を、異国に独り残したまま。 ■イマージュで大人気を博している作家スカーレット・ウィルソンが描く、切なくも美しいシンデレラストーリーです! 不幸や苦労の連続だったフィービの人生に、ある日突然現れた不機嫌な大富豪。いかにもイタリア人男性らしいマッテオの魅力をご堪能ください。
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-彼にとって、わたしは亡き妻の代わり?我が子の母親? 都合のいい恋人? 子どもができない親友夫婦のために、サラは代理母を引きうけた。ところがサラの妊娠中に親友が事故で亡くなると、その夫リースは我が子が生まれても高額の小切手を送るだけで会いに来なかった。お金があれば解決するとでも? 彼の養育費なんていらないわ!しかしいくら必死に働いても、赤ん坊をかかえるサラの生活は苦しかった。そんなある日、リースが姿を現し、今後は一緒に暮らそうと申し出る。彼はサラを甘やかすようにすぐさま人を雇い、つらい日々を一変させた。ほっとすると同時に、彼女は不思議なときめきを覚えた。いいえ、リースは亡くなった親友の夫なのに、惹かれてどうするの?どんなに恋い焦がれても、いつか彼は娘を連れ去ってしまうのに……。 ■HQディザイアでも熱い注目を集める、NYタイムズ紙のベストセラー作家トレイシー・ウルフ。今作のヒロインは、なんと友情と許されぬ恋の板挟みに。赤ん坊のために同居生活を続けるうち、ふたりは急速にお互いを意識するようになり、ついには一線を越えて……。
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-消えてなどいなかった熱い想い。そして生まれた新たな命……。 数カ月前に創業者の父を亡くして以来、経営が悪化している会社を救うため、アンナは究極の決断を迫られた。会社を存続させるには、ジェイコブに助けを求めるしかない……。彼はベンチャービジネスの世界で大成功を収め、総資産額が10億ドルを超える富豪となった投資家だ。かつてジェイコブはアンナの捧げた愛を冷酷にも拒絶し、彼女やその家族と完全に縁を切ってしまったのだった。アンナはマイアミの豪華ホテルで開かれた会議の場で、幸運にもジェイコブとの再会を6年ぶりに果たす。彼の別荘で二人きりの甘美な時間を過ごすことになるとは予想もせずに。 ■『愛と裏切りの婚約指輪』で満を持して日本デビューを果たしたカレン・ブースは北米編集部イチオシの筆力を持つ期待の作家です。2作目となる本作は切なくて甘酸っぱい再会の物語。ジェイコブの別荘で甘く熱い時間を過ごしたアンナは予期せぬ妊娠に気づき……。
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-この渇きはどんな水を飲んでも決して癒やされそうにない。傷を舐め合うように、愛し合うふたりだったが……。 絡みつく母の情夫の魔の手から逃れるために、家を飛びだしたのは12歳のとき。路頭に迷った末、幼い弟を抱えて、あえぐように生きるしかなかったティピーだったが、苦痛と恐怖に満ちた少女時代のために極度の男性恐怖症にも陥っていた。だが、孤高の男キャッシュとの出逢いが運命を変える。何かに飢えたような暗い目をした彼に、同じ不幸の匂いを感じて、初めて人を愛する意味を知るティピー。しかし辛すぎる過去のせいで彼は誰も愛せない。ティピーが妊娠に気づいたのは残酷にも、キャッシュに愛と結婚を拒絶されたあとで―― *本書は、ハーレクイン・プレゼンツスペシャルから既に配信されている作品のMIRA文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-フランス語教師のダニエルは、空港待合室で搭乗を待っていた。事の発端は、南仏にいる女優志望のいとこからの懇願の電話。映画関係者の秘書になったが、言葉も通じず困っているという。助ける義理はないものの、憧れの地への誘いは断りきれなかった。初の海外旅行に緊張していると、リーという男性から時間を訊かれた。彼の優雅な物腰と青い瞳に一瞬で魅せられ、返す言葉がもつれる。わたしの生徒だって、もっとましに振る舞えるはずよね……。自嘲ぎみに思いながら、やがて彼とは別々に飛行機に乗りこんだ。まさかニースで再会し、ひと夏を共に過ごすとは夢にも思わずに。
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-考えた末に愛のない婚約を取り消そうと訪ねた屋敷で、キンバリーは婚約者の兄ハリソンとはじめて出会った。成功した実業家の彼は、家族にも恐れられる冷酷な人物だと聞く。話のとおり、彼はキンバリーを財産目当てのあばずれと責め、身持ちの悪さを証明してやる、と彼女の唇を荒々しく奪った!その瞬間、二人の間に電流が走った――人生を変えるほど強烈に。キンバリーは動揺のあまり、つい彼の思うとおりの悪女を演じた。妖艶に微笑んで、手切れ金の小切手を受け取ってしまったのだ。2年後、今もその記憶に苛まれる彼女に運命の夜が訪れる……。 *本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ドレスも宝石もいらない。彼がほしい――心も、すべて。 妹亡きあと孤児となった甥を独力で育てているレイチェルは、困窮のすえ赤ん坊の伯父にあたる富豪ジョバンニに助けを求めた。手紙も電話も幾度となく無視され、進退きわまった彼女はベネチアのジョバンニ邸を訪れて使用人の手に赤ん坊を託し、あふれる涙をこらえながら豪壮な屋敷をあとにした。だがすぐに追ってきたジョバンニに腕をつかまれ、強引に唇を奪われて、レイチェルは驚きのあまり呼吸を忘れた。冷徹な実業家として名高い彼は、感情を交えず冷ややかに言った。「敵を見くびってはいけないな。君は僕と結婚するんだ」■僕たちの子供ということにして醜聞を最小限にすべきだと説明され、愛する甥のためにやむなく便宜結婚を承諾したレイチェル。しかし、あまりにも強烈な彼の魅力を前になすすべもなく恋に落ちて……。愛なき富豪と窮地の乙女の甘く切ないシンデレラ・ロマンスです。
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-愛も結婚もぬくもりも信じない。そんな冷血漢の子を宿すことになるとは! 重い病気の母と妹との生活を支えるため、3つの仕事を掛け持ちするルビーが働く店にある晩、ハンサムで名高いギリシア大富豪アレスが現れた。そして容易になびかない彼女が珍しいのか、熱心に自宅に誘う。お金持ちの甘い言葉にだまされてはだめよ。でもアレスの低い声を聞いただけで体に電流が走り、ルビーは一夜だけと言い聞かせ、彼にバージンを捧げた……。やがて身ごもった彼女に、アレスはしかし言い放つ。「金なら出すが愛は与えられない」■家族のために自分の楽しみをすべて犠牲にしてきたルビー。セクシーな大富豪の魅力に屈して、情熱に身をゆだねますが、喜びの後には、愛も家庭も拒む男性の子を宿すという冷たい現実が……。新女王ジェニー・ルーカスが綴る、激愛ジェットコースター・ロマンス!
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-ホープは18歳という若い身空で結婚したものの、妻を顧みない薄情な夫に悩まされ、やがて離婚にいたった。夫の浮気相手が親友だったことで、二重苦を味わった彼女の心の支えになったのは、夫の弟ガイだった。“ぼくは以前からきみを愛していた”というガイの言葉に接し、その慰めにすがるように、ホープは彼を受け入れてしまった。ふたりで虚空に愛を描いた、たった一度の週末……。12年後、一人娘を育てるホープの前に、ガイが兄の死を告げに現れた。故人の遺言で、彼女と娘はガイの瀟洒な館で暮らさねばならないという。ホープは青ざめた――娘の本当の父親はあなたなんて、今さら言えない!■けなげなヒロインと大富豪の波瀾の恋を描く、“切ないシンデレラ”企画をお届けします。12年前、ガイとホープは一緒になる約束をしたはずだったのに、ボタンのかけ違いで互いに誤解したまま離れ離れになっていたのでした。胸打つ再会&シークレットベビー物語!
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-砂漠の国の王妃となった姉に代理母になってほしいと頼まれ、クロエは国王夫妻の子アデンをひそかに出産した。だがその直後に夫妻が事故死し、事情を知る者がいなくなる。貧しい学生のクロエに子どもを育てる余裕などない。途方に暮れながら必死に赤ん坊の世話をしているところへ、代理母の契約書を発見したという亡き王の弟サイードが現れた。「契約どおり、子どもは我が国に属する」冷たく宣言する彼に、クロエは懇願した。乳母でも召し使いでもいい、甥と一緒にいたいと。まさかサイードの名目だけの妻にさせられるとは、思いもせず。■ロマンスの申し子メイシー・イエーツ。国のために感情を排し生きてきた冷酷なシークと、貧しくも懸命に幼い命を育てるヒロインが赤ん坊を巡って散らす火花はやがて恋の炎となり……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ニーヴは恩人である老富豪の形だけの妻となり、彼を看取った後、まだ十代の反抗的な娘の継母となった。だが世間は“金目当てに老人と結婚した悪女”と責めたてる。いわれなき悪評と娘の反発に憔悴していたニーヴは、ある吹雪の夜、ハンサムなイタリア人実業家、セヴェロ・コンスタンツァと出会う。二人は情熱に流されるまま熱いひとときを過ごすが、翌朝、ニーヴが世間を騒がせている悪名高い未亡人と知るや、セヴェロの表情が一変し、彼は冷たく去っていった。3カ月後、ニーヴは途方に暮れて泣いていた。彼女を金の亡者と信じたセヴェロの子を、身ごもったのだ。■ドキリとするタイトルのついたこの作品ですが、HQロマンスの人気作家キム・ローレンスは、ピュアで健気なヒロインを描くことに定評があります。情に厚く、反抗的な義理の娘の面倒を懸命に見るヒロインに、幸せは訪れるのでしょうか……? *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-彼と赤ちゃんと一緒に生きていきたい。でもそれは、願うのも愚かな夢物語……。 小さな小さな天使さん、お願い、早くパパを安心させて。看護師ナディアは、生死の境をさまよう早産の双子に語りかけた。双子の父親で医師のギデオンは、不眠不休の看護でもはや倒れる寸前だ。今回の代理母出産を望んだ妻とは、すでに離婚が成立したらしい。複雑な事情を抱えた彼を案じつつ、赤ちゃんたちの世話を焼くうち、ナディアは3人を愛し始め、ずっとそばにいたいと願うようになる。けれども彼女は、人に話したくないつらい過去を心に秘めていた。十代のころ、実の父親によって悪党に売り飛ばされたのち、そこでの生活に耐えかねて逃げ出し、今なお忍び暮らしているのだ。父子との絆が深まるほど、身を引くべきだという切ない思いが増し……。■愛と切なさで読み手の胸を揺さぶるジョージー・メトカーフ。本作では、壮絶な人生を歩むナディアを主人公に、すべてを乗り越えた愛は何よりも強いと感じさせてくれる珠玉のロマンスを描きました。
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-愛は光、悲しみは影。私の愛で彼の心を照らせるなら……。 1年前、信じていた人に裏切られて傷ついたニッキは、心の傷を癒やすためカリブ海の島へやってきた。浜辺で物思いに耽るニッキを、じっと見つめる男が一人――先ほどホテルで会った、尊大な雰囲気漂う彼は、冷たい瞳で彼女を隅々まで見回すと、表情一つ変えずに立ち去った。いけない、彼の豹のような獰猛さと美しさに魅せられてしまいそう。ニッキは怖ろしさと同時に、ときめきにも似た感情に身を震わせた。だがほどなく、人も愛も信じられなくなっていた彼女は、その男、大実業家キャルことキャラウェイ・スティールの大人の色香と恋の魔術に溺れることになるのだった……。■ニッキはまだ知らないけれど、キャルもまた悲しい過去を抱え生きてきました。会うたびに恋心を募らせるニッキですが、彼から突然、「ぼくと恋をしないか?」という思いがけない提案を受けた彼女の決断は? ダイアナ・ブレイン名義で発表された幻の名作の復刊!
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-デイジーは、海辺の小さな町で父親の骨董品店を手伝っている、控えめで物静かな平凡な娘だ。ある日、浜辺を散歩していた彼女は、すてきな男性に出会う。彼はオランダの医師でユールス・デル・ホイズマと名乗り、数回店を訪れて、デイジーは淡い恋心を抱いてしまう。すぐに彼には婚約者がいると知らされて、かき消したけれど。ところが彼女は、ある骨董品をオランダまで運ぶことになり、ユールスと再会するのだ。運河に落ち、助けを求めた手を彼がつかんでひっぱり上げるという冴えない状況で。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-カリブ海の小島に身を隠したオリヴィアのもとに、亡き夫の会社を継いだクリスチャンから電話が入った。夫のところにいた息子が、事故で大怪我をしたのだという。足場を失ったかのように、オリヴィアはその場にくずおれた。すぐにでも飛んでいきたかったが、クリスチャンに居場所を突き止められたショックが大きすぎる。彼の子を身ごもっているのを知られたらどうしよう?幻滅していた夫が死んだ夜に、犯した過ちを繕う術はもうない。オリヴィアは誰にも告げず、ひとり出産しようとしていた。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-サマンサは1年前の事故のせいで、記憶の全てをなくした。首飾りに刻んであった名前も、住んでいた場所さえ覚えていない。どうして事故に巻き込まれたかすら。ある日、不意に現れた大富豪に「僕の妻だ」と抱きしめられて、見覚えがあるはずもない彼女は、怯えて卒倒してしまう。だが、アンドレと名乗る夫に甘くキスをされると記憶が疼くのだ。忘れたはずの過去が、また例の痛みを伴って全身を引き裂く。記憶を失う寸前まで、サマンサは壊れた人形だった。そして――過去を抹消することが“彼”を拒絶する唯一の方法だった。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-「名門の僕は君とは結婚できない。だから愛人になってほしい」ある出来事がもとで、心に傷を抱えていたソフィだったが、ギリシアのクレタ島で働くことになった。周囲にもなじみ、自分の居場所を見つけたが、唯一彼女の心を悩ませるのが、プレイボーイな社長アレックスの、傍若無人なこの誘惑。類まれな美貌の彼は、平然と女性を弄ぶという悪い噂があったし、そもそもいまのソフィでは、到底そんな気持ちになれない――そう断ると突然、唇を絡ませてきた。ソフィは知る由もないが、社長の目には、まぎれもない本気の火がちらついていた。
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-その夜、ホテルが襲撃され、カレンの一卵性双生児の姉は恋人のハルをかばって絶命した。ハルの子を密かに生み、妹のカレンが育てているという“秘密”を彼に打ち明けて。重傷のハルから、息子に会わせてほしいと連絡が入り、病院に駆けつけると、カレンは思いもよらぬプロポーズを受ける。拒絶すると、結婚は姉の遺言だとハルは強引に押し切ろうとする。男の狡さから、姉を真剣に愛そうとすらしなかったのに――なぜ?痛々しいまでに暗い、ハルの目に思わずのまれそうになり、カレンは激しくかぶりを振った。この人は姉さんの恋人なのに。
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-おなかの子は大公の後継ぎ。でも、私はシンデレラにはなれない。 放蕩者の父が亡くなり、清掃人として働きづめだったキャリーは憧れのイタリアへ旅に出ることにした。アマルフィのホテルで出会ったゴージャスな男性、ルカに誘惑されるが、彼女は急に怖くなって拒んでしまう。やっぱり私には火遊びよりも額に汗して働くほうがお似合いね。ファブリツィオ公国のレモン農園で働き始めた彼女は偶然にもルカと再会し、ついに結ばれる──その正体も知らずに。彼が公国の大公だと聞かされたとき、キャリーは妊娠していた。身分違いの小娘が弄ばれただけ……この子は独りで育てるわ。 ■セクシーで情熱的な作風が人気のS・スティーヴンスが、シンデレラ・ロマンスを描きます。思いがけず大公の後継ぎを身ごもったヒロイン。身分が違いすぎる彼を、どうしても信じきれなくて……。
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-藁にもすがる思いで愛なき結婚を受け入れた。彼が伯爵だとは夢にも思わずに。 両親亡きあと悪辣な弟に騙され、無一文で家を出たケイトは真冬の荒れ果てた避難小屋で危うく命を落としかけ、偶然居合わせた謎めいた旅の紳士に助けられた。グラント・リバーズと名乗るその陰のある美しい男性は、ケイトが婉曲に事情を話すと問題解決としての便宜結婚を申し出た。出会ったばかりの薄汚れた娘に求婚するなんて、この人はいったい……。だが他に生きる術もなく、彼女は朦朧としながら申し出を受け入れた。通りすがりの農民を証人に結婚したあと、新居に案内されたケイトは豪壮な屋敷と使用人の数に驚き、慌てふためいた。「あなたは誰なの?」グラントは平然と答えた。「第4代アランデール伯爵だ」 ■姉を破滅に導く弟から隠れている状況で公人となってしまったことに狼狽しながら、女主人として健気に奮闘するケイト。しかし、生きる喜びを教えてくれた夫へのかなわぬ愛を自覚した矢先に破滅の危機が訪れて……。甘く儚い愛の夢、〈不肖の四貴族〉第2弾です。
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-代々続く家業の香水メーカーで調香師をしているサディは、生産量は少なくとも丁寧に作った香水に誇りを持っていた。だが祖母が亡くなり、筆頭株主となったいとこのラウールが、世界的な有名企業に身売りをしようと動き出す。何事も合理的な大企業のもとでは、大切な伝統がすたれてしまう……。サディは話し合いをするために、ラウールのオフィスへ向かった。ところが足を踏み入れたとたん、その場に凍りついた。目の前にいたのは、以前、香水の見本市で会った傲慢な男性――サディのことを“売り物か”と蔑んだ実業家、レオニアディスだった! ■その年のベスト・ブックを丹念に選りすぐってお届けする企画から、稀代のカリスマ作家ペニー・ジョーダンが2005年に書いた、匂い立つような情熱がほとばしる珠玉作をお楽しみください! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-“ただちに来てくれ。君の妹は助けを必要としている”修道院へ入る直前、敬虔なクリスチャンの看護師ドミニクは、妹の嫁ぎ先であるイタリアのロマノス家から火急の知らせを受けた。美しく華やかで、陽気なあの子にいったいなにがあったの?サン・サビーナに到着し、船のタラップを下りた瞬間、高級車の脇に立ち、彼女を尊大に眺めまわしている男が目に入った。あの人が妹の夫の兄で、ロマノス家の家長ドン・プレシディオ……。このときドミニクはまだ知るよしもなかった。一生を神に捧げるという誓いが、プレシディオによって、根底から揺さぶられることになろうとは。 ■容姿に恵まれず、人々のために尽くすことに生き甲斐を見いだし、修道院に入る決意をしていたヒロイン。けれど傲慢で皮肉屋のヒーローと出会って、燃えるような愛に目覚め……。稀代のストーリーテラー、V・ウィンズピアの大ヒット作をお贈りします。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-これは周到に計画された、私への残酷な仕打ち?一族が代々暮らしてきた広大な屋敷を買い取ったのが、かつて愛を捧げた恋人ローハンだと知り、シャーロットは打ちのめされた。兄が川で亡くなったあと、母は心を病み、一緒にいたローハンは責任を感じて町を出た。そして、シャーロットは秘密を抱えたまま兄の友人と結婚した。やがて父が投資に失敗。夫も亡くなり、屋敷を売らざるを得なくなった。そんな辛い日々の中、息子のクリスだけが心の支えだった。シャーロットは怖かった。暴力的だった亡夫との結婚生活よりも、ローハンに、クリスの父親は自分だと知られることが……。 ■ヒロインが別の男性と結婚した事情を知る由もなく、彼女が心変わりしたと信じこんでいたヒーロー。しかし、ヒロインの息子をひと目見て我が子と気づき……。ベテラン作家マーガレット・ウェイが描く、波瀾に満ちた再会劇をお楽しみください。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-こんな結婚、やっぱり私にはできない!誓いの言葉を交わす寸前になって、花嫁のアニーサは逃げだした。婚約者がじつは同性愛者で、それをカムフラージュするためにアニーサをだまして縁談を進めていたと、式の直前にわかったのだ。ウエディングドレスを着たままホテルのエレベーターに乗りこんだ彼女は最上階の豪華なペントハウスで、見知らぬ男性とでくわした。本当はこの人のような男性と、情熱的に結ばれたかった……。彼の青い瞳に誘われて、アニーサは彼と一夜をともにする。彼がそのホテルのオーナー、セバスチャン・ウルフだと知るのは、数週間が過ぎ、お腹に宿した子の父親を捜しているときのこと―― ■セクシーなヒーローとドラマチックな作風で人気沸騰中のアビー・グリーン。リン・グレアムとも友人同士という彼女は、ハーレクイン・ロマンスらしい激しい愛を描いて一躍人気作家になりました。今作にも、ひと目で虜になるほど魅力的なヒーローが登場します。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-あなたがそばにいなくなるなら、シンデレラになっても虚しいだけ……。 キャリーは不慮の事故で両親を亡くして抜け殻のようになっていたが、兄に助けられてようやくホテルの仕事に就けるようになった。それなのに、経営が傾いた会社を立て直すべく、グループのCEOであるブレイクがやってきて、人員整理をすると言う。解雇されれば兄やその他の従業員ともども路頭に迷ってしまうわ……。圧倒されるほど美しいボスに、キャリーが必死の思いで反発すると、彼は意外にも代替案を出し、彼女を自分のそばで働かせると言いだした。その日から、ふたりきりでオフィスにこもる仕事が始まり、キャリーはなすすべなくブレイクの虜になっていく――想いが募るほど、彼が距離をおくようになる理由もわからぬままに。 ■思わず胸がキュンとするエピソードがちりばめられた、いちおしの珠玉のシンデレラ・ストーリーをお贈りします! ふたりで取り組んだ仕事が終わりを迎えるころ、ブレイクの計らいでキャリーはまるでプリンセスのように変身するのですが、彼の真意は……。
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-どうしてあなたを拒めるだろう?愛されていないとわかっていても。 仕事でラヤ国を訪問したアンは帰国後、ゴシップ誌を見て青ざめた。黒髪に黒い瞳のゴージャスな皇太子レイフに、宮殿の庭でキスされたときの写真がスクープされていたのだ。いまでも覚えている――彼の力強い腕と、あたたかい唇の感触を。でも彼は、アンの勤務先のオークションハウスが一族の宝を違法に手に入れたと誤解し、冷たく傲慢な態度を貫き通した。罰するようなキスをした、あの別れ際の一瞬を除いて……。そのとき、家のインターフォンが鳴り、アンは夢想からさめた。「レイフ・コーリ皇太子だ。話がある」突然訪ねてきた彼は言葉巧みにアンを最高級ホテルのスイートルームに軟禁してしまう。 ■USAトゥデイのベストセラー作家バーバラ・ダンロップが描くのは、異国が舞台のセクシーなヒーローとの恋物語。絢爛豪華な宮殿では、ヒロインが誘拐されたり、隠し通路を逃げたり。スリリングなシーン満載のドキドキの展開をお楽しみください。
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-夜のお出かけ、苦いビールに甘いキス。初めてはいつもあなたとだった――シリーズ第2弾! 「両親の目の届かないところで、夜のお出かけがしてみたい」今回の警護対象であるファロンの依頼に、ジャスティスは驚いた。顔つきこそあどけないものの、彼女は官能的なボディラインを持つ24歳。深窓の令嬢だからといって、過保護にも程がある――困惑しつつも、そのワイルドな風貌を買われたジャスティスは、箱入り娘の社会見学にボディーガードとして同行することに。あらゆる“初体験”を無邪気に喜ぶ姿を見るうち、いつしか義務感を超えた感情が芽生えるが、ファロンが言い出せない、“秘密の願いごと”には気づかず……。
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-一度愛が燃えあがってしまえば、もう後戻りはできない――ロマンス界の女帝L・ハワード、待望の最新作が遂に日本登場! 首都ワシントン、6月。テロ対策特殊部隊GOチームの通信部で働くジーナは戸惑いを隠せなかった。世界各地で危険な任務を遂行する精鋭チームに突如、転属を命じられたのだ。戦闘経験は勿論、今までろくに体を鍛えたことすらないというのに……。翌日から始まった地獄のような訓練に必死で食らいつくジーナの前に現れたのはチームの屈強な男7人。なかでもひときわ長身で危険な雰囲気の男、リーダーのリーヴァイは冷たく言い放った。「おれたちは、きみにいてほしくない」その言葉が、くじけそうだったジーナの心に火をつけた――。
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-シアトルでコーヒーショップを経営するホープ・ジョーダンは娘を結婚させたがる母親のしつこさに辟易していた。ホープは仕事にのめりこんでいて、恋愛などは二の次。ある日、そんな娘を心配した母がくじを買った。当たればなんと、世の女性の憧れであるサン・ロレンツォ国王子、プリンス・ステファノとのデート権がもらえるという。抽選会の夜、会場で母が倒れたと、ホープのもとに電話が入る。かけつけたホープは母のベッドの横に立つステファノの姿を見た。信じられないことに、くじに当たってしまったのだ! *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-3年前、父が作った多額の借金を肩代わりしてもらう見返りに、マクシーはやむなく祖父ほども年の離れた富豪の愛人となった。実は見せかけだけなのに、周囲からは白い目で見られる日々……。老富豪が病に倒れた今、妻に返済を求められたマクシーに、彼らの甥であるアンゲロスから悪魔のささやきがもたらされる。代理返済しておいたと告げ、欲望の瞳で代償を求めてきたのだ!金のために身を売る女と蔑まれた屈辱に震えながら、夫となる人にしか身は捧げないとマクシーが断ると、彼は言った。「結婚しよう。但し、公の場で妻と認めることはできないが」 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-白馬の王子の目覚めのキスは、愛なき結婚への序章。 4歳のときに養父母に預けられ、純真な娘に育ったブライア。ある日彼女は街で、一人のハンサムな男性に目を奪われた。だが近づいてきた彼に話しかけられてパニックを起こし、車道に飛びだしてはねられ、気を失ってしまう。キスをされてブライアが目覚めると、そこは病院のベッド。傍らには彼がいて、サンタミラグロ国の皇太子フェリペだと名乗り、驚くべき真実を告げた。ブライアの実父は隣国の王だというのだ。「君は生まれたときから僕の許婚と定められていたんだ」笑みを浮かべた彼は、抗うブライアを強引に祖国へと連れ去った。 ■『闇の王子と清らな愛人』に続く、王家を舞台に繰り広げられる濃密なロマンスをお届けします。実の両親を知らずに育ったヒロインは突然現れた異国の王子に導かれ、運命の扉を開くことに……。
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-囚われの日々は、まるで甘美な休暇のようで―― パートタイム従業員のケイティは社長室に呼ばれた。会社の情報を、彼女を騙した元恋人に漏らしたと疑われたのだ。彼ほど不実な人のために、そんなことをするわけがないのに!潔白を訴えるケイティに、冷徹な実業家の社長ルーカスは言った。「大事な取り引きが終わるまでの2週間、君を監禁する」豪華なクルーザーに、監視役のルーカスと二人きり……。熱く燃える黒い瞳に見つめられ、無垢なケイティは身をすくめた。一方のルーカスは、大きな誤解のもと、こう思っていた――美しい顔で男に取り入る女だ、僕以外では手に負えなかろう、と。 ■プールや図書室も備えたその船は予想をはるかに超える豪華さで、ロマンティックな環境のなか、世間知らずのヒロインがプレイボーイ億万長者の手中に落ちるのは時間の問題でした。ゴージャスで尊大、でも優しさの見え隠れするヒーローが印象的な作品です。
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-アビーは、整形外科医イーサンのクリニックで受付の仕事をしている。恋人の裏切りで男性不信に陥っていたが、イーサンのほうも、なぜか女性に嫌悪を抱いているようだった。そんなある日、彼が出張に同行してほしいと頼んできた――恋人として、多額の報酬つきで。いつもハイド氏のように冷酷な彼を見ているアビーは、即座に断った。だがその翌日、予期せぬ事件が起こる。アビーが母と慕う恩師の家で大金が盗まれたのだ。嘆き悲しむ恩師を前に彼女は心を決めた。イーサンの頼みを受け入れよう。アビーは不安を胸に旅立った。まさか彼に心奪われるとは夢にも思わず。 ■〈身分違いの恋〉と銘打ちお贈りする企画第3弾は、洗練されたセクシーな作風で大人気の実力派ミランダ・リーが描く、偽りの恋人契約の物語。“ハイド氏”の仮面の奥にある、ボスの隠された素顔とは……? *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-セザール・ド・ファルコンは、イタリア貴族の若き大富豪。逞しい肉体に銀色の瞳を持つ、すべての女性が憧れる男性だ。そして、平凡なサラの愛する人で、5歳になる息子の父親だった。6年前、一夜の恋から身ごもったことを伝えようとした折、サラはセザールから、リゾートでの2週間の休暇に誘われた。期限つきの往復切符――これを彼の本心と深読みしたサラは、招待を断り、姿を消して一人で子どもを産んだ。だがそんなある日、セザールが命にかかわる大事故に遭う。サラは自らの過ちを思い知り、矢も楯もなく病室に駆けつけた。生きて――あなたには息子がいるのだから、と伝えるため。 ■涙なくしては読めない、感動のシークレットベビー・ロマンスです。かわいい息子との対面は、絶望していたセザールを一瞬にして魅了しますが、その存在を隠していたサラへの怒りは、彼女への愛の強さと相反するように強く……。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-エマは、父親の親友の息子ザリオスと6年ぶりに再会する。彼は10歳年上のハンサムな企業経営者だが、悪名高いプレイボーイでもある。惹かれてはいけない人――そうわかっていながら、彼の突然のキスには抗えなかった。ずっと抑えていた想いが溢れ、エマはすべてを捧げてしまう。彼との再会からほどなくして、むごい悲劇がエマを襲った。両親の事故死、そして兄がギャンブルで負った多額の借金が、いっきにエマにのしかかってきたのだ。それだけではない。彼女は、ザリオスと元恋人との復縁を新聞で知る。茫然自失のなか、エマは小さな命を宿していることに気づく。 ■イタリア系富豪のロマンスを得意とする人気作家C・マリネッリ。富と美貌と権力を併せ持つヒーローの洒脱な会話と、情熱的なラブシーンは、読者をいっきにロマンスの世界に引き込みます。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-25歳のライザは、妻子持ちの男にだまされてから、もう二度と恋はしないと誓って仕事に打ち込んでいる。財閥のギフォード一族の放蕩息子に言い寄られても、友人以上の関係になるつもりはなかった。ところが2人の関係をマスコミが騒ぎ立てたことから、ライザは金目当ての欲得女というレッテルを貼られてしまう。くだんのプレイボーイの叔父で、ギフォード家の家長キア・ザッカリーは、甥とライザの仲を割きにかかる。彼は財閥の若き長としての権力を発揮して甥を外国にやり、代わりにライザのことは、自らの欲望のはけ口にしようとし……。 ■その早すぎる死が惜しまれたシャーロット・ラム。ハーレクインで長く愛された作家です。彼女が描くヒーローは傲慢で容赦なく女性の心を翻弄します。この作品のキアも然り。男性不信のヒロインの心を、はじめは強引に、最後は愛の力でこじ開けます。
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-人生を変えた、あの夜の甘美な過ち。宿した命の秘密を、彼はまだ知らない。 きらびやかな仮面パーティの夜、エマは生まれて初めて激しい恋に溺れた。目が合った瞬間に惹かれあい、顔も名前も知らないまま体を重ねたが、ふたたび会う約束はしなかった。仮面をかぶった私は大胆で奔放な女。でも本当は地味で退屈。素顔の私を知れば、彼はきっと幻滅するわ……。だが3カ月後、仕事で派遣された会社のハンサムな社長、ジョナの手を見た瞬間、エマは心臓が止まりそうになった。そこにはふたりが互いを忘れないようにと刻んだ目印があったのだ。あの運命の夜の恋人は――おなかの子の父親は――この人なの?妊娠に悩むエマの心も知らず、デートに誘ってきたジョナ。ああ、彼は私が誰だか気づいてもいない……。 ■鮮烈デビュー作、D-1581『愛を忘れた氷の女王』の奇想天外なストーリー展開と個性豊かなキャラクター描写で話題をさらい、一躍人気作家となったA・ローレンス。今作では、“氷の女王”の異名をとる姉シンシアと正反対な性格の妹がヒロインになります。
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-スペインの病院で目覚めたとき、アラベルは記憶を失っていた。見舞いに来たコルテスに夫だと言われても、何も思い出せない。それどころか、地元の名士だという尊大そうな夫の顔は、アラベルをひどく落ち着かない気持ちにさせるのだ。だれかほかに愛した人がいたような気がして……。連れて帰られた豪奢な屋敷で、コルテスに執拗に体を求められて、否応なく甘美な夢を与えられるけれど、なぜかむなしさが募る。ある日、夫の愛人と名乗る女性に、籠に入った鳥を見せつけられ、アラベルは思わず悲鳴を呑み込んだ。もしかしてこれが私なの? *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-第五代ウィンダム男爵ジュリアン・アシュトン・カーライル。忘れもしない、ケイトの最初で最後の恋人だ。18歳だった。純粋な愛はすぐに二人を引き裂く悪意に巻き込まれ、身分違いだと思い知らされたケイトは、血を吐く思いで諦めた。きっと彼はもう伯爵令嬢と結婚し、子供もいるにちがいない……。つきまとう過去の痛みを、時は決して癒やしてくれない。ある朝、出社したケイトは言葉を失う。新しい顧客を紹介され、目の前に立っていたのは――ジュリアンだった。彼は屈託のない笑みを浮かべ、「はじめまして」と囁いた。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ケイトは、ある結婚式で、今や社長となったジョスと再会した。16歳だったケイトは21歳の青年ジョスと出会い、恋に落ちた。光あふれる日々。切ないほどに甘い至福の思い出――それが甘美であればあるほど、あとに続く絶望は底が見えない。ある人物から彼に妻子がいると聞かされ、愛は地に堕ちたのだ。なにもかも忘れたはずだった。それなのに長い時を経て、彼と再会してからというもの、ケイトは恋しくてたまらない。彼に会いたくてたまらない。だから、必死に消そうとした。この罪深い想いも。ふたりの間に娘がいることも。
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-私は500万ドルの契約花嫁。愛を求めてはいけない。 カリブ海の島で慈善事業団の一員として働くエヴァは、たった二度しか会ったことのない大富豪ダニエレから求婚され、驚愕した。彼は臆面もなく、こう告げたのだ。「妻が必要なんだ。交換条件として年500万ドルの寄付をする」愛のない結婚。名ばかりの妻。ばかげているわ。だが被災地の悲惨な現状に日々心を痛めているエヴァは、悩んだ末、この申し出を受けることに決めた。暮らし始めてすぐにダニエレとベッドをともにした彼女は、思いがけない真実に気づいて動揺する……私は夫を愛している!■人気急上昇中のM・スマートが描く、契約結婚から始まるピュアな恋物語をお楽しみください。こちらは『十八歳の白き結婚』の関連作。名門一族ペレグリーニ家に巻き起こる愛憎劇のゆくえは……?
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-わたしは明日結婚する――愛する女性を亡くした富豪と。 〈僕には君しかいない。君を命がけで愛している〉冷淡な男性に騙されて深い傷を抱えていたイモージェンは、古本の詩集に挟まれていた愛の手紙に心を揺さぶられた。これほど愛情深い人に、ひと目でいいから会ってみたい……。手紙の主を探し当て、壮麗な館にたどり着いた彼女は大富豪セスに迎えられ、いつしか互いに身の上話をしていた。恋人を亡くして以来、人を愛せなくなったというセスは彼女の過去を知ると、愛情の介在しない便宜結婚を提案した。僕は君を捨てたろくでなしとは違う、信じてほしいと言って。■過去の傷に苦しみながらも愛を諦めきれず、すでに彼に惹かれ始めていたイモージェンでしたが、悩んだ末に愛なき結婚に同意します。叶わぬ恋に身を焦がしながら豪奢な結婚式に臨む無垢な花嫁の運命は……。愛なき富豪と夢見る乙女の切ないシンデレラストーリー。
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-叡智あふれる絶対君主に、窮地の乙女は囚われて……。 「欠点はあるが、君は留置場の外にいるほうが役に立つ」詐欺容疑で拘束された父親に会うため砂漠の国を訪れたエズミは、あまりにもハンサムで傲慢な国王ザイードの言葉に耳を疑った。父親を助けたければザイードの王宮にとどまり、ソーシャルワーカーの経験を活かして彼の下で働けというのだ。反発するエズミだったが、目の前で父親が病に倒れた瞬間、なんでもするから助けてほしいと思わず懇願していた。ザイードの強烈な魅力を前になすすべもなく純潔を捧げ、異国の世継ぎを身ごもることになるとは夢にも思わずに。■オアシスでの情熱的な一夜の果てに妊娠が判明すると、妻子を必要としていたザイードは即座に求婚します。しかし、ある秘密を抱えた彼女にはイエスと言えない事情があって……。悲惨な境遇にありながらも健気で純真なヒロインを思わず応援したくなる一冊です。
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-「君はいったいだれだ?」掃除の仕事をしているエミリーは、派遣先で床磨きを終えたとき、突然現れた黒髪の男性に問いただされて狼狽した。仕事はいつも留守の間にすませるので、会ったことは一度もなかったが、この男性が雇い主――裕福な銀行家ルーカス・テネントだろう。「あなたの家を掃除している者です」顔を赤らめながら答えたエミリーは、彼の顔色の悪さに気づいた。聞けばひどいインフルエンザにかかって早めに帰宅したのだという。熱と咳に苦しむルーカスに懇願され、エミリーは彼の家に泊まりこんで看病をすることになった。■ベスト・ブック・オブ2004と題して、この年に最も話題を呼んだ傑作をお贈りします。清掃の仕事に精を出すヒロインの心を奪ったのは、別世界に住むゴージャスな大富豪。同年、ハーレクイン・イマージュで最も売れた伝説のシンデレラストーリーです! *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ついに幼なじみの一線を越えたのに、ふたりの恋の糸はあまりに儚くて……。 パリで働くエレーナのもとに、ある日、幼なじみのルカが訪ねてきた。平民である自分と、公爵家に生まれて今や伯爵となったルカ……。エレーナは父の仕事柄、王侯貴族の子どもたちの近くで育ったが、いつも疎外感を覚え、昔からルカへの気持ちを抑える癖がついていた。しかし久々に再会し、エレーナの仕事の成功を祝って乾杯したふたりは、懐かしさとほろ酔いも手伝って、ついに一線を越えてしまう。やがて妊娠を知ったエレーナは、いずれ告げなければと思いつつも、言葉にできずにいた――独身主義の彼が家庭を望むわけがないから。そんなエレーナの気も知らず、ルカがとどめの一言を放った!「あの夜はしくじったと思っている。すべて忘れて友達に戻ろう」■喧嘩の絶えない家庭に育ち、愛や結婚を信じなくなった伯爵ルカと、愛情深い両親を持ち、愛し愛される結婚を望むエレーナ。幼なじみとしてずっと変わらずそばにいたエレーナの愛に、ルカが気づく日はくるのでしょうか? 悩めるシンデレラの、身分違いロマンス!
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-赤ちゃんを待ちわびる彼女が知ったのは、見ず知らずの父親の存在―― 天涯孤独のリーザは、人工授精を受けた病院から驚愕の知らせを受けた。お腹に宿した小さな命が、大富豪ジャレド・スティールの子だというのだ。施術当日に会った、魅惑的な男性ジャレド――結婚に興味がない彼は、跡継ぎをもうけるため代理出産を依頼したと話していた。しかし代理母が約束の時間になっても現れず、たまたま予約時刻を変更していたリーザが人違いされたのだった。ジャレドは大金を呈示して子供を渡すよう要求してきた。無理よ、大切な私の赤ちゃんを渡せるわけがないわ。でも、裁判になれば大富豪の彼に勝てる見込みなどない……。ああ、いったいどうすればいいの?■赤ちゃんを巡る心温まるストーリーを描いてハーレクイン・イマージュで大人気のテレサ・カーペンター。今作では、珍しくドラマチックでホットな物語を書きました。思いがけない運命に翻弄される心優しきヒロインの一途な恋心に涙を誘われます。
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-二度と会わないと決めた彼との再会。愚かにも身を捧げ、身ごもるなんて! ケンダルは恋愛を恐れ、遠ざけていた。男性を見る目がなく、愛に恵まれないままこの世を去った母――その血を自分も受け継いでいるのだから。なのに1カ月半前、友人の結婚式で出会ったソーヤーの虜になり、気がつくと甘く熱い夜をともにしていた。ニューヨークでも屈指の名家出身のプレイボーイ富豪と知りつつ、なぜか彼の腕の中に飛びこむことに躊躇を感じなかったのだ。自分の弱さを恥じたケンダルはソーヤーといっさい連絡を取らず、彼への想いを断ち切るため、左手の薬指に母の形見の指輪をはめる。まさにその日、ソーヤーが仕事の依頼で彼女の職場に突然現れた!■ディザイアから満を持して日本デビューを飾るのは、大都会を舞台にしたセクシーな作品で人気急上昇中の北米作家カレン・ブース!ニューヨークの名門富豪と予期せぬ再会を果たしたヒロインの運命は?! マンハッタンで繰り広げられる極上のロマンスは必読です。
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-怒り傷つき、生き残ったことを悔いるあなたの目に、私が映る日は来るの――? レジェンド作家の貴重な復刻! 人の苦痛を取り除く能力を持つジニーは、両親に利用されてつらい少女時代を過ごし、あげく事故で杖なしでは歩けない体になってしまった。やがて美しく成長した彼女はある日、浜辺に打ち上げられた瀕死の男性サム・ダンディーを助ける。ハンサムな麻薬捜査官は任務中に撃たれたのだが、仲間を失った罪悪感に苛まれ、感謝もせずに去っていった。ジニーの胸に、ある切望を残して。6年後、ジニーの能力を狙う狂信者が現れ、ボディガードがつけられる。現れたのはサムだった。だが彼は「借りを返しに来ただけだ」と冷ややかで……。 *本書は、シルエット・ラブストリームから既に配信されている作品のMIRA文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-客室乗務員のティファニー・ニコルズは恋人と別れたばかり。結婚まで考えていたのに、彼が求めていたのは体だけだったのだ。しかし、つねに彼女の幸せを願っているおばとの電話で、恋人と別れたとはどうしても言いだせず、つい、近々結婚することになった、と口走ってしまう。おばは大喜びし、相手の名前をしつこく訊いてきた。さっき叱られた、有能だが厳しいパイロットが頭に浮かぶ。ティファニーは思わず言った。「ベン・マックスウェル機長よ」数日後、はからずもそのことが機長本人の耳に入ってしまい……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ベサニーは人類学者の父が異国で死亡したという知らせを受けた。生存を信じる彼女は、研究先である砂漠の国ベイラルに向かう。現地に降り立ち、猛禽をうやうやしく運ぶ行列に出合ったとき、そばにつき添う黒マントの美しい男が鋭い視線で彼女を捕らえた。獲物を追うはやぶさに似た彼こそが、この国の首長――ザッカー・サディクだった。女一人では危険だと諭されるが、ベサニーは自分で父親を見つけだす意志を崩さなかった。それがザッカーの支配欲を刺激したのか、ベサニーは、彼のベッドの囚われびととなってしまう……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-目もくらむほどの恋をした。小さな命を授かった。 おとぎ話のようにロマンチックな結婚を夢見るエミリーは、ひと月前、親友の結婚式で出会ったばかりの大富豪ルーカスと熱に浮かされたように激しく甘美な一夜を過ごした。そして今、すべて陽性の妊娠検査薬7本を前に途方に暮れている。恋に落ちたのは私だけ。彼は連絡先も教えてくれなかった……。そのとき突然、着信音が鳴り響いた。電話の主はルーカスだった。エミリーは事実を告げられないまま食事の誘いに応じるが、予定より早く迎えに来た彼に妊娠検査薬を見られてしまう。彼は超然とした態度で言った。「期間限定で結婚しよう」 ■愛情のかけらもない求婚を一度は断るエミリーでしたが、巧みな説得に負けて便宜結婚を承諾します。ギリシアの島で甘やかな時を過ごすうち、彼の優しさと辛い過去に触れたエミリーは切ない恋に苦悩して……。陰のあるプレイボーイ富豪の魅力をご堪能ください!
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-ロンドンで病院勤めをするセリーナは、車の事故で入院してきたオランダ人男性と出会う。長身で金髪の彼は入院初日から気さくに話しかけてきて、仕事を辞めて僕とオランダに来ないかと熱っぽく誘った。そんな強引さに不安を感じながらもきっぱり断れないセリーナを、患者の従兄弟で、オランダで医師をしているというヘイスは、いつも紳士的に気遣ってくれるのだった。やがてオランダへ渡ったセリーナが不実な恋人の裏切りに遭い、途方に暮れているときも、助けの手を差しのべたのはヘイスだった。彼は落ち着いた声で、それなら僕と結婚しないか、と申し出た。 ■ハーレクイン・セレクトに、久しぶりのベティ・ニールズ登場。優しく穏やかなロマンスなのに、読者を虜にする引力と独特の中毒性。その強さにおいて、いまだ彼女の右に出る者も、跡を継ぐ者も出ていない――まさに唯一無二の作家です! *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-恋人のためについた嘘は、決して許されない嘘……。 エヴァは姉の結婚式準備のため、故郷に帰ってきた。4年前、恋人ジェレドの子を身ごもって父の逆鱗に触れ、町を出た。以来ひそかに赤ん坊を産み育ててきたとは、彼は知る由もない。店の試着室で花嫁付添人のドレスを新調していると、懐かしくも恐ろしい声に、彼女は凍りついた。相変わらずの魅力を漂わせたジェレドが目の前にいた――彼は億万長者となって、町にはいないと聞いていたのに!怒りに燃える目で凝視されたあと完全に無視され、いたたまれなくなってエヴァが帰ろうとしたとき、彼が憎しみの矢を放った。「相変わらず逃げるのが得意だな」 ■様々な時代の選りすぐりのディザイアの話題作をお贈りする“ハーレクイン・ディザイア傑作選”。今作は、忘れえぬ最愛の男性に秘密の命の存在を隠していたエヴァの切ない再会物語。本作はD-1724『砂上の結婚』の関連作です。 *本書は、ハーレクイン・リクエストから既に配信されている作品のハーレクイン・ディザイア版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-億万長者には、結婚も子供もビジネス。彼はただ、わたしを征服したかっただけ。 カークと出会った夜、サリーは落ち込んでいた。デートもせず仕事をしても、会社の会長である父の役には立てなかった。父がわたしにはなにも言わず、合併を決めたのがそのいい証拠だ。だからハンサムなカークに誘われるまま、一夜をともにしたのだろうか?しかし翌朝、サリーは仰天する。そのカークが父の会社に現れて、「今後はぼくが経営の指揮をとる」と言い放ったからだ。合併先の会長の娘と知っていて、カークはわたしに近づいたの?その目的はなに? 社内で、より有利な立場を手に入れたかったとか?サリーは彼を忘れようと必死に働くが、数週間後、会社で倒れてしまう。しかもカークの目の前で、医師から妊娠を告げられて……。 ■母を亡くして以来、スピーチ恐怖症に苦しみながらも父の会社で努力してきたヒロイン。仕事一筋の彼女が恋を知り、ヒーローへの報われない思いに身を焦がす姿は胸に迫ります。実力派作家Y・リンゼイが得意とする波瀾万丈の物語を、どうぞお楽しみください!
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-ケリーは、ロンドンの店に入ってきた男性を見て驚愕した。ギリシアの不動産王、テオ・ディアコスではないか。14カ月前、私を紙屑のように捨てた男が、今さら何をしに? おののくケリーに、酷薄な微笑を浮かべて、テオは言った。「きみの手を借りたいことができてね。連れ戻しに来たのだ」相変わらずの身勝手な言い分に憤りつつも、ケリーは安堵した。どうやら“あの秘密”がばれたわけではないらしい。翌日、脅しまがいの彼の要求に屈し、ケリーはアテネに発った。密かに生んでいた、テオとの間の我が子を身内に託して。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-暴力的な夫との離婚、娘の財産狙いで起こされた親権訴訟――最愛の娘を奪われるかもしれないという不安に追いつめられ、マギーは誰も信じられなくなっていた。疲弊しきった彼女は心の傷を癒やすため、少女時代を過ごした牧場へとむかうが、そこには、さらに心をかき乱す存在が待ち受けていた。かつて想いを寄せた、兄のように優しかったゲイブ……。しかし、ゲイブへの淡い初恋の思い出は無残にも打ち砕かれる。「休暇をお望みなのか、それとも養ってくれる男か」再会した彼はそう言って、なぜかマギーに軽蔑の眼をむけた。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-悪名高い放蕩者の億万長者──なのになぜこれほど心惹かれるの? 美女と戯れることしか頭にないプレイボーイ──そう噂に聞く億万長者ジャレクを担当することになり、臨床心理士のホリーは困惑していた。案の定、彼は理由をつけては面談をキャンセルし、好き放題に振る舞っていた。だがある日、ジャレクのせいでホリーは雪崩に巻きこまれ、山小屋で一夜を明かしたのを境に、彼と心の距離を近づける。ジャレクを夜ごと苦しめている悪夢から救ってあげたい。そして失われた5歳以前の記憶を取り戻すことができたら……。そんなとき、ホリーは彼の出自について驚くべき情報を耳にする。 ■『スペインから来た悪魔』に続く、人気作家シャンテル・ショーの感動作! 放蕩者の仮面の下に隠された、億万長者の素顔を愛してしまったホリー。彼女にもまた一歩踏みだせない理由があって……。
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-「君には1カ月、僕の愛人になってもらう」それが結婚記念日の、夫の贈り物だとは! けたはずれに裕福で、誰もが振り返るハンサム。大富豪の実業家マラカイは、アディーが5年間別居している夫だ。結婚記念日の日、彼女はそのマラカイの前で怒りに震えていた。妻の義務として、僕とベッドへ行ってもらいたい、ですって?たしかに、私は結婚式の直後、花婿から逃げ出した。彼が私を妻にしたのは、ビジネス上の戦略だと知ったからだ。私の慈善活動への支援を打ち切るのは、有無を言わせないため?疎遠な妻は、愛人へ格下げにされてもしかたないの?だが夫との再会を、アディーの無垢な体は熱く意識していて……。 ■実力派の新作家ルイーズ・フラーの初邦訳作品をお届けします。結婚式当日に、実はヒーローに利用されていたことに気づいたヒロイン。さらに夫は愛人になれという残酷な要求をしてきて、ヒロインはなんとも皮肉なハネムーンへ行くしかなくなるのでした。
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-伯爵に蔑みの目を向けられたのに、彼の誘惑に抗えないなんて……。 なぜ姉の突飛な頼みを聞き入れてしまったのかしら?純朴でまじめなルシールはしきりに後悔していた。父の死後、姉は相続のためにさる伯爵領内の屋敷に住む必要があった。だが、留守中にルシールが姉になりすますのはあまりに無謀だった。双子の二人は顔がそっくりでも、性格もふるまいも……なりわいも違う。ルシールは地味な教師で、姉は社交界に名を馳せる高級娼婦なのだから。領主のシーグレイブ伯爵はもちろん、村人からも白眼視される毎日。次々とつらい目に遭い、思わず涙を流してしまった彼女を見て、伯爵は目の前の女性が自分の知る人物らしくないことに気づいた。ほどなくルシールは仰天の誘いを受ける――僕の愛人にならないか、と。 ■太陽と月ほど違う性格の双子の姉に代わり、不機嫌な伯爵や村人と渡り合わなければならなくなったルシール。皆の敵意は本来、姉に向けられているとはいえ、手酷い仕打ちに傷つきます。うぶな彼女と伯爵との成就しそうもない恋は、いったいどうなることやら……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-秘書のリサは、あるとき仕事を通じて出会った若いフランス人貴族から、熱烈な求愛を受ける。その気になれないリサがどう断ろうか考えあぐねていると、“急に都合が悪くなった”とデートの誘いを取り消す報せが。伝言を届けたのは、ラオール・デ・サンドニと名乗る男性――彼はフランスの大企業の経営者であるばかりか、くだんのプレイボーイ貴族の兄で、軽率な弟を心配しているという。リサは、威厳をたたえたハンサムなラオールに激しく惹かれるが、フランスに城を持つ貴族の跡取りである彼は、雲の上の人だ。そしてリサのことを、金目当てに弟に近づいたと思い込んでいる……。 ■長年、世界中のファンの胸を熱くした偉大な作家サラ・クレイヴンが、2017年11月に亡くなりました。追悼の意を込め、作家の記念すべきデビュー作をお贈りします。
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-夢の1週間のあとの残酷な現実――彼が愛を拒むのは、なぜ? リタは長身で精悍なジャックと出逢った瞬間、熱い恋におちた。夢のような1週間はまたたく間に過ぎ、彼は必ず手紙を書くと言い残して去っていった。だが約束は破られ、やがてリタは妊娠に気づく。私は捨てられたのだ。リタは悲嘆に暮れながらも、ひとりで赤ん坊を産む決意をした。半年後、リタは世界的な船会社のCEOとなった彼と運命の再会を果たす。しかし、ジャックは人が変わったような冷酷さで、子供が生まれるまでという期限つきの結婚をリタに承諾させてしまう。そして、寝室の冷たいベッドに横たわる孤独な夜に耐えていたある夜……。 ■USAトゥデイのベストセラー作家として名高い、ディザイアのベテラン、モーリーン・チャイルド。様々な設定で起伏に富む物語を綴る彼女の100作目となる記念作は、大富豪との身分違いがテーマの王道シンデレラストーリー。どうぞご堪能ください。
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-愛してしまったのは、永遠の愛を誓ってはくれない人。ロマンスの名手L・ヒースが情感豊かに綴る、切ない愛の一幕。 マティルダはその午後、ハンサムな来訪者に厳しい視線を向けていた。妹の求愛者として現れたレクストン侯爵は、英国社交界最高の花婿候補と謳われ、家柄も立ち居振る舞いも完璧だ。しかし、かつての自分のような不幸な結婚をさせないため、マティルダは二人の外出にお目付役として同行する。完全無欠な侯爵の、不適切な一面はすぐに明らかになった――冬空を思わせる青い瞳はマティルダに向けられるときにだけ、暗く官能的な熱を帯びるのだ。危険な男性だ。妹にはふさわしくない。憤りつつも、彼のまなざしに体は熱くなって……。
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-セバスチャン・フィオルキスと結婚しろですって?アリージアは冷酷な祖父の言葉に耳を疑った。私の愛する父を死に追いやったギリシア人実業家!その名を耳にすることさえつらいのに。祖父はショックを受けているアリージアを無視して、ある計画についてとうとうと語りだした。政敵への復讐の駒として働きさえすれば、報酬はたんまり支払ってやろうと言うのだ。祖父は知っているの? 私が早急に大金を必要としていると。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-窮地の乙女を略奪したのは、粗野で優雅な美しき野獣。 突然、父王が病死したため急ぎ帰国したギズランはシーク・フセインが率いる軍隊に囚われ、王宮を占拠された。「はじめまして、愛しいギズラン。僕は君を花嫁に迎える」フセインは華々しい戦功を誇る勇猛な戦士としてだけでなく、あらゆる女性を虜にするプレイボーイとしても名を馳せている。愛する祖国を守るためとはいえ、こんな男に娶られるなんて……。拒絶するギズランに、それならば妹と結婚するまでだと彼は言う。激しい舌戦の末、強引に、だが優しく彼はギズランの唇を奪った。熱い喜びが彼女の体を駆け抜けた――怒りに燃える心とは裏腹に。 ■あどけない妹を野蛮な君主から守るため、ギズランは仕方なく結婚を承諾します。婚礼の儀では黒衣をまとって反発するギズランでしたが、初夜のしとねはあまりにも熱く甘やかで……。大人気『異国の君主と花売り娘』関連作、ドラマチックな珠玉のロマンスです!
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-冷酷な億万長者からの、容赦ない誘惑。憎むべき男性を愛した彼女の運命は……。 大富豪グレゴリオと会ってから、リアの転落人生は始まった。彼のせいで破産した父が失意の中で亡くなり、友達は離れていき、家も差し押さえられて、婚約者にまで別れを告げられた。明日からは、生活費を稼ぐために働かなければならない。だが勤務先のホテルにもグレゴリオが現れ、リアは愕然とする。私の身に起こったことは、すべて彼の計画どおりだったの?初めて会った夜、グレゴリオは私を一目見てほしくなったと言い、彼のものという印をつけるように、婚約中だった私にキスをした。グレゴリオは絶対にあきらめない気だ。私が彼の手に落ちるまで。 ■イギリスのエリザベス女王にも功績をたたえられるキャロル・モーティマーの力作をお届けします。出会った夜に、ヒロインがほしいと宣言した富豪ヒーロー。父の敵と憎む一方、彼女はその強引な誘惑を待ちこがれるようになり……。一気読み確実の一冊です!
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-何も持たない、何も知らない娘を、一から理想のレディに育ててやろう。 19歳のノエルは親兄弟を一度に亡くして悲嘆に暮れていたが、若い親戚の男性に誘われ、彼のところに居候させてもらうことになった。家賃の代わりに家事や仕事を手伝う生活にも慣れ始めたころ、親戚の義兄である弁護士ジャレッドがニューヨークから引き揚げてくる。彼はこの家の主で、堅苦しい冷血漢との評判どおり、遠い親戚のお情けにすがっていると揶揄して彼女につらく当たった。だがあるとき、ノエルが上流階級のパーティへの誘いを断った理由が、すてきなドレスがなく、礼儀作法も踊り方も知らないからだと知ると、ジャレッドはためつすがめつ彼女を観察し、驚きの発言をした。「きみをつくり替えることは、不可能ではない」 ■故郷で乳しぼりから床磨きまでこなしてきたノエルが、都会帰りのジャレッドにレディ教育を受けることに。洒落者の紳士然とした彼に、“悪党”と呼ばれた過去があることなど、彼女は知る由もなく……。北米ロマンス界の最重鎮D・パーマーの傑作長編!
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-結婚なんて絶対にしないと、チェズニーは心に誓っていた。両親や姉たちの悲惨な結婚生活を目の当たりにしていれば、それも当然というものだろう。仕事に生きがいを求めようと決め、チェズニーは個人秘書の職に応募して首尾よく採用された。上司は、大企業の取締役であるジョエル・デヴェンポート。金髪で青い瞳の彼に、チェズニーはたちまち魅せられてしまう。でも、有能な秘書が上司に恋するなんてもってのほか。つのる思いを秘めて仕事をこなしていたある日、チェズニーはジョエルの突然の言葉に呆然とする。「2年間の期限付きで結婚してほしい」 ■〈身分違いの恋〉と銘打ちお贈りする企画第1弾は、ジェシカ・スティールが描く大人気のボスと秘書の恋物語。魅惑のボスの名ばかりの妻になった秘書の、切ない片想いははたして実るのでしょうか? *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ビアンカは、決して愛を返してくれない男性を、絶望的なまでに愛してしまったことに気づき、別れを決意する。失恋して酒におぼれる母の姿を見てきた彼女は、自分も母のようになることを何よりも恐れていた。チェーザレは男らしくハンサムな大富豪だが、女性と永続的な関係を築くのはまっぴらだと公言してはばからない。だが初めて女性のほうから別れを告げられたチェーザレは、またも金の力で思いどおりにことを進めようとした。ビアンカの母親が払えない家賃を肩代わりする代わりに、愛人を続けることを強制したのだった。 ■大金持ちで、もてる男はいつだって不実――HQロマンスから刊行された初版のあらすじにある名言です。手切れ金さえ払えば女は文句を言わないと信じていた傲慢富豪。ヒロインを繋ぎとめるのは、お金ではなく愛だと気づけるのでしょうか? *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-親友の結婚式でブライズメイドを務めたタミーは、パートナーとして組んだ花婿の付添人フレッチャーに魅了された。彼は天才的頭脳で事業を成功に導き、巨万の富を築いた億万長者。だが、親友が言うには、傲慢なプレイボーイだという。実際、タミーに向けられた彼のまなざしはとても情熱的だった。けれど、彼が求めているのが一夜限りの関係なのは明らか――その唇から愛の告白や約束の言葉がこぼれることはきっとない。わかっていたはずなのに、タミーは彼を拒めなかった。めくるめく一夜に大富豪フレッチャーの子を身ごもり、愛のない結婚に閉じ込められることになるとは思いもせずに。 ■HQロマンスの大人気作家エマ・ダーシーが6人の親友たちの結婚を描いた一連の作品の中で、特に人気の高かった一作です。タミーが身ごもった相手は、孤高の天才。愛を知らない男性に心を奪われたヒロインの、切ない胸の内が描かれます。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-嵐の夜、秘めてきた想いに身を任せた。それが人生を大きく変えるとも知らずに……。 ポーシャはため息をつき、おなかに手をあてた。激しい風雨に見舞われた夜に、情熱を抑えきれず彼と体を重ねた。職場のボス――黒い髪、青い瞳のゴージャスな大富豪、イーストンと。そして……子どもを授かった。2年前に雇われた日から密かに彼に憧れ、想いをつのらせていた。でも、わたしはただの秘書で外見も地味、相手になどされないと、あきらめていたのだった。勇気を出して妊娠を打ち明けようとした矢先、ふとした会話で彼の真意を知ってしまう。「子どもを持つつもりはない」やはりわたしたちに未来はないの? ポーシャは傷ついて……。 ■ハーレクイン・ディザイアはおかげさまで1800号記念を迎えることができました。記念作は、RITA賞受賞歴を誇るUSAトゥデイのベストセラー作家キャサリン・マンが綴る、秘書とボスの恋物語。D-1786『人魚姫の偽りの結婚』の関連作です。
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-あなたの愛は求めない。だからお願い、息子を奪わないで……。 息子と暮らすアヴァの前に、ある日思いがけぬ人物が現れた。海運王クリストス・シアキス――かつてアヴァが心から愛した男性。2年前、ギリシアを訪れたアヴァは彼と出会い恋に落ちたが、彼の兄との不貞を疑われ、追い払われたのだった。もしかして、クリストスはようやく認めてくれたの? 私の息子が、お兄さんの子などではなく彼自身の子だということを。だがクリストスの話を聞き、アヴァのはかない希望は打ち砕かれた。兄が亡くなり、一族の血を継ぐ兄の息子を連れ戻しに来たのだという。クリストスは最後に、傲慢な口調で付け加えた。「息子と離れたくないなら、僕は君と結婚しても構わない」 ■様々な時代の選りすぐりのディザイアの話題作をお贈りする“ハーレクイン・ディザイア傑作選”。今作は、ホットな作風で大人気のキャサリン・ガーベラが、秘密の命をテーマに描く物語。尊大なギリシア富豪がヒロインを翻弄します。
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-「きみのすべてを、いますぐ俺のものにしたい」 侯爵家の一人娘コーネリアは辺境にあるバウスフィールド領を継ぐつもりでいた。 ある日、父親から婚約者を紹介されるが現れたのは黒い髪に碧い瞳の男性――が、二人。 双子の彼らのうち、次男を選び取ることが出来なければバウスフィールド領を継ぐことは許さないと言い渡される。 愛どころか恋すら知らないコーネリアは戸惑いながらも、ふたりと親交を深めていくが――!?
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-賢竜ブレイデンが二百年の眠りから覚める。――女を隠せ! 人間に多くの恩恵をもたらす竜は、しかし多情で旺盛、宴が大好き。 見目麗しい彼の姿に、女性たちも次々と虜になってしまう。 このままでは子孫を残せず国が滅んでしまう!と、二百年前の乱痴気騒ぎを唯一知る大魔女アヴェリーが接待役として招集される。 幼い頃の初恋相手にほのかな期待を抱きつつ世話をするアヴェリーと、再会を喜ぶブレイデン。長い時を超え親密になる二人だったが、変わらない竜の性質にアヴェリーの怒りのゲージは徐々に上がっていき……!?
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-ニースのヴィラ・ジャスミンで催されるパーティは盛況だった。主催者はジョアンヌの母。輝くばかりの美貌の持ち主である。その母親の陰で、ジョアンヌは20年間ひっそりと生きてきた。ところが、巨額の財産を一世代で築き上げた投資家ベンとの出逢いが、ジョアンヌの運命を狂わせる。彼の心を射止めたくて、生まれて初めて化粧をし、消え入るような思いで真紅のドレスに身を包んだのだ。だが、彼は見もせず、母のもとへと向かった。胸の痛みに耐えかねて、ジョアンヌはそっと顔を伏せた。
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-恋人に弄ばれ、捨てられた、垢抜けない娘ナターシャ。路頭に迷っていた彼女を、大富豪ラファエルは気まぐれに拾い、4年前に、住み込みの家政婦として雇ったのだ。ある日、失恋から彼の妹が心を病み、入院したことで、世間を騒がすことを恐れたラファエルは、ふと妙案を思いつく。自分が電撃的に婚約を発表してマスコミの注意を引こう。妹が快復したら、解消すればいい――と。そんな便利な婚約者として、ナターシャに白羽の矢を立てた。彼女がひそかにラファエルを愛しているとは思いもせずに。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-3年ぶりのフレイアは変わらず美しく、エンリコは心を乱された。かつてフレイアは、大企業の社長であるエンリコのもとで働き、彼の豪邸に住み、彼のベッドで眠った。だが全ては偽りだった。あの日、出張から帰ったエンリコが見たのは、彼のベッドで、半裸のフレイアに覆いかぶさるいとこの姿。屈辱の光景がいまも脳裏に焼きついて、怒りに胸がたぎる。優しい美貌の裏に、人をも欺く心が潜んでいたとは……。ふと、エンリコは彼女の側に小さな男の子がいるのに気づいた。彼は我が目を疑った。あれは僕の子か? それともいとこの―― *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ロエルが交通事故に遭って、私に会いたがっている……?そう告げられて、ヒラリーは戸惑いを隠せなかった。ある事情から、大富豪ロエルと入籍はしたものの、4年前から一度も会っていない。私は誰も知らない妻なのだ。ヒラリーが病室に駆けつけると、ロエルは記憶を失っていた。当然のように私を妻だと思い込み――夜には求めてくるだろう。ロエルは知る由もなかったが、ヒラリーは彼を愛していた。だから、罪の意識にかられながらも言い出しかねていた。自分が男性経験すらない、みせかけの妻だということを。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-心と体に傷を負い、野獣と呼ばれる王子。その孤独を癒やせるのは私だけ……。 ベルはエーゲ海の島国オリンピオスに飛び、古城を訪ねた。そこに城主アダムの怒りを買ったベルの父が投獄されているのだ。残酷な事故で一瞬にして美貌と妻を失ったアダムは、悲嘆のあまり城に引きこもり、荒んだ生活を送っているという。病気の父のため、身代わりの囚人になると申し出たベルに、彼は冷酷に告げた。愛人になるなら父親を解放してやろうと。近く公の場に出るとき、自分の醜悪さを和らげる美女が必要だと。ベルは震えながらも彼の黒い瞳に澄んだ光があるのを見て取り、魅入られたように自らこの野獣の生け贄になることを決意した。 ■愛を失い古城に引きこもる王子が出会ったのは、愛を疑わない無垢な乙女──。人気急上昇のメイシー・イエーツが贈る、『美女と野獣』を彷彿とさせる、胸に迫るせつないロマンスです。
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-あなたは信じてくれないだろう──未亡人の私が無垢だなんて。 突然の事故で亡くなった夫の葬儀に参列していたナターシャは、参列者の中に形成外科医マッテオの姿を見つけて激しく動揺した。無理もなかった。7年前、彼女はあるパーティで彼とキスをして、その2時間後に彼のいとこのプロポーズに応じたのだから。葬儀の夜、怒りに満ちたマッテオの来訪を許したナターシャは、抑えがたい衝動にのみ込まれ、気づけば彼に身を捧げていた。なんて愚かなまねをしてしまったの?さらに妊娠の兆候まで現れ、追いつめられた彼女は心を決めた。全てをマッテオに打ち明けるしかない。隠してきた結婚の秘密を。 ■気鋭のM・スマートが描く、ドラマティックなロマンスをお楽しみください。18歳のヒロインは金に目の眩んだ両親の奸計にかかり、意に染まぬ結婚をすることに。しかも夫には驚くべき裏の顔が……。
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-この世で最も複雑な男性に、無垢な心はさらわれて……。 昼夜を問わず身を粉にして働く孤児のレクシーは、ある日突然、傲慢なギリシア富豪ニコスに命じられた。大事な妹から不埒な恋人を引き離したい、巨額の報酬と引き換えにその役目を負うようにと。色気のかけらもない私に、妹の恋人を誘惑しろだなんて……。半ば脅されてギリシアの島へ連れ去られたレクシーは、ニコスの冷酷さにおびえながらも彼と強く惹かれあっていく。当初の目的も忘れて熱い夜を重ねるふたりだったが、彼は突然、取引相手の令嬢との婚約を発表して……。 ■情熱的な愛の言葉を囁きながら、次の瞬間には固く心を閉ざす氷の富豪ニコス。そんな彼を愛してしまった心優しき乙女の運命は……。T・パミーが繊細な筆致で描く、魅惑のシンデレラストーリーです。
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-因縁めいた美しき公爵と、愛なき契りを結んで……。 没落した男爵家の長女アリシアは、酒と賭事に明け暮れる父に代わり、祖父の跡を継いで馬の調教で生計を立てていた。ある日、多額の借金を抱えた父が厄介事を持ちこむ。名門貴族の公爵ダルトンに価値ある名馬をもらうのと引き換えに、彼の傷ついた愛馬を癒やしにアリシアを差し出す約束をしたというのだ。すぐ荷物をまとめて公爵領へ行けと命じられ、彼女は身を震わせた。というのも3年前、彼の母親である公爵未亡人にあらぬ醜聞を流され、アリシアは初めての舞踏会の夜に社交界を追放されたのだった。わたしを嫌う公爵家に身を置かなければならないなんて……。だがそこに待っていたのは、見目麗しい公爵からの突然の求婚だった! ■望むものはなんでも手にしてきた若き公爵ダルトン。そんな彼が、男心もわからぬ無垢で可憐なアリシアとの突然の婚約発表で社交界を揺るがします。19世紀初頭の英国に花開く、瑞々しい恋の物語。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-イタリア人実業家ベネディクト・コンスタンティーノに、カサンドラは出会ったその瞬間から魅了された。あるパーティの夜、二人は結ばれ、彼女は妊娠。約束のない情事だったが、ベネディクトは結婚を申し込み、彼女はためらいながらもイエスと言った。彼を愛していたから。だが、ベネディクトのイタリアの大邸宅には彼の母親がおり、カサンドラははじめから、あからさまに激しい敵意を向けられる。そしてある日ついに、身重の若妻は階段から突き落とされたのだ!家を重んじる夫に、義母から危害を加えられたとはとても言えない。結婚は間違いだったの……? カサンドラは涙ながらに家を出た。 ■互いをよく知る前に妊娠、結婚したヒロインの苦悩が描かれます。カサンドラと子どもの運命は? そして、夫ベネディクトのとった行動は? 感動必至のエンディングまでいっきに読ませます! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-信じた男に裏切られ、シングルマザーとなったステファニーは、4歳になった最愛の娘を育てながら、仕事に打ち込んでいた。美しく仕事熱心な彼女に求愛者は絶えなかったが、ステファニーの心に刻まれた男性不信の傷は深かった。そんなある日、彼女は新しい顧客、ラウル・ラニエと出会う。莫大な富を持つ若きフランス人実業家は、恐ろしく尊大だった。娘との時間がなくなるほど遅くまで働かせたうえ、夜はパーティに同伴するよう要求したのだ。まるで愛人のように。一瞬でも彼をハンサムだと思った自分が信じられない――ステファニーは、鼓動が速いのは怒りのせいだと思おうとした。 ■『愛は脅迫に似て』のミシェルとサンドリン夫妻を覚えていらっしゃいますか? 今作のラウルは、ミシェルの兄。HQロマンスから刊行された初版時、〈パリから来た恋人〉として話題を呼んだ2部作です。ミシェル夫妻ももちろん登場していますよ。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ベスは、男性と一夜限りの情事を楽しんだことなどなかった。ただの一度も。ゲイブ・ファロンに出会ったあの夜までは。ときに優しく、ときに激しく、彼は繰り返し愛してくれた。ベスも、生まれて初めて、男性に対して奔放に応えた。翌週、ベスは思いもよらない場所でゲイブと再会する。なんと彼は、世界的に有名な脳神経外科医として、ベスの働く病院に招かれていたのだ。ベスは心の底から動揺した。あの夜のできごとは、忘れようと心に決めていたのに……!それは不可能だと、ベスはすぐに思い知ることになる。彼女は、ゲイブの子を宿していたのだ。 ■医師と看護師として、ともに働くだけでも胸が激しく高鳴るのに、いまやその男性の子を宿している――こんなにドキドキするシチュエーションはありません。医療現場で働く男女をスリリングに描くA・アンドルーズのロマンスは、まるで海外ドラマのよう! *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-そばにいて見向きもされないのなら、いっそ“さよなら”を伝えよう……。 里子だったライラがスペイン人大富豪ミッチの秘書になって1年。地味でまじめな彼女は初めて会った日から彼に恋心を寄せてきたが、ボスの目に浮かぶのはいつだって、友達以下の感情しかなかった。思いが募るほど切なさで胸がくるしくなり、もう限界……。そんなとき、ミッチがとんでもない取引を提案してきた。なんでも願いを叶えてあげるかわりに、2週間のあいだ、ぼくの婚約者のふりをして兄の結婚式に同伴してくれないか、と。生き別れた母を捜す資金のため、何より、つらい片思いを諦めるため、ライラは断腸の思いで、いい転職先を紹介してほしいと告げた。そして、愛する彼の婚約者を精一杯演じようと、さえない眼鏡を外した。 ■献身的なヒロインを描かせたら右に出る者がないS・メイアーより、またまた切ない恋物語が届きました! ボスへの報われない片思いをやめるために、退職する決心をした秘書のヒロイン。それなのに彼の偽りの婚約者になると、ボスの視線は急に情熱的になり……。
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-かりそめの夫は億万長者のプレイボーイ。決して愛してはいけない人なのに……。 行動に愛が伴わない男性にさんざん傷つけられてきたキャットは、ひとりで生きていこうと決意し、高級レストランでの仕事に就いた。しかし案内係に昇進した今でも経済的には苦しく、唯一の親族であるおばの治療費の工面に頭を悩ませている。ある夜、店の上得意客ジョナスに借り物のドレスを台無しにされ、彼女は青ざめた。こんな高価なドレスの代金なんて払えない……。すると、CEOとして不動産デベロッパーを率いるジョナスが提案した。「僕の妻でいる間、ひと月ごとに50万ドル支払おう」3カ月以内に結婚しなければ会社の相続権を失ってしまうらしい。ベッドは共にしない純粋な契約結婚という条件で、彼女は同意したが……。 ■『なくした記憶と愛しい天使』でデビューしたジョス・ウッドは『独身富豪の天使を抱いて』で筆力を示し、ディザイアの期待の星となりました。待望の新作は、魅惑の億万長者のかりそめの花嫁となったヒロインの物語。貧しくとも凛とした彼女にご声援を!
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-「逃げずに部屋で待ってろよ」 俺様イケメンシェフと、ときめきラブバトル!? 水沢優姫は博多のインテリア雑貨店で働く29歳。親友の付き添いで、ほぼ料理目当てでお見合いパーティーに参加した際、なぜか男性一番人気・鈴村の連絡先を貰ってしまう。 戸惑いながら親友とカフェで反省会をしていると、影の一番人気だった男性に「男、品定めするような真似してんじゃねえ」と暴言を吐かれ、憤慨する。 後日、インテリア雑貨店に、優姫を指名して新しいレストランの家具のコーディネートの要望が舞い込む。意気込んで依頼主の下に向かった優姫だったが、そこにいたのは、あの失礼男・榛名だった!? ※書き下ろし特別編は書籍版のみで、電子版には収録されていませんのでご注意ください。
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-灰かぶりの乙女は、ある夜、社交界一の放蕩男爵と出逢った――情熱のシンデレラ・ヒストリカル・ロマンスをご堪能あれ! 両親の死後、アレグラを引き取ってくれたおじが、献身的な看病の甲斐なく亡くなった。悲しみにひたる間もなく、翌日アレグラは、意地悪なおばの仕打ちで埃まみれの使用人部屋に追い払われる。やがて、ようやく夜会で社交界デビューを果たすことができたが、悪名高き放蕩男爵ウィリアム・タヴァナー卿に目をつけられてしまった! “うぶな生娘を手玉に取るなど彼にはたやすいこと”――悪評に震え上がるアレグラは、案の定ウィリアムに求婚される。実はある事情から都合のいい花嫁を探している彼に、熱く唇を奪われた瞬間……。 *本書は、ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている作品のMIRA文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-16歳のとき、クリスタベルは酒に酔った父親から手ひどい暴力をふるわれた。窮地を救ってくれたのはテキサス州騎馬警官のジャド・ダン。父親はすぐに逮捕され、病弱な母親と幼くして残されたクリスタベルだが、そんな彼女を守るためにとジャドは名目だけの結婚を提案する――クリスタベルが21歳になるまでの期限つきで。あれから5年、いまだ二人はキスすらしたことがなく、クリスタベルは純潔のまま。夫ジャドへの想いをひそかに募らせる日々だ。気がつけば二人が他人同士に戻る期限の日まで、あと2カ月になろうとしていた……。 *本書は、ハーレクイン・プレゼンツスペシャルから既に配信されている作品のMIRA文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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