理工作品一覧

  • 給排水・空調・設備工事
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 建設実務者必携の書。建設現場で一般に用いられている材料、工法などの名称を図解により言葉を明確にし、技術手法を目で確かめられるように解説。測量、仮説工事から現在の新建築技術工法、伝統建築までを、詳細図・納まり図等によって詳しく紹介。給排水・空調・設備工事を解説。

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  • 給排水設備の設計法
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    1巻3,630円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 設計を進める上で最も重要なのは、大所・高所から常に全体を見わたしながら細部の作業を進めることである。本書では、設計作業のプロセスを詳細に解説し、本書一冊だけで基本構想から実施設計を設計図にまとめるまでの過程を学べるよう、理論と実例で詳述。特に設計作業全体の流れを重視し、代表的な設計手法を中心に論じた。
  • Q&A 雨仕舞のはなし
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    1巻2,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 防水材料が普及する前から行われてきた、部材の配置・形態の設計工夫を主とした雨対策・雨仕舞(あまじまい)。雨や水の流れの特性、地域による違い、納まりの伝統工法など、雨仕舞に関する50の疑問を解決に導くQ&A方式で、技術が進歩しても活かせる手法が多いことをわかりやすく解説する。雨仕舞のしくみがわかるオモシロ実験も複数収録。
  • Q&A形式でスッキリわかる 完全理解 自動運転
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    そろそろきちんと知っておきたい「自動運転の今と未来」 いつから使える? 事故は防げる? レベル3って何? 人より上手く運転できる? ドライバーは失業する? 法律改正は必要なの? 人工知能に任せて大丈夫? 自動運転車の安全性は誰が保証する? ――このような自動運転に関する素朴な疑問に答えます。 自動運転は、まだまだ発展段階の技術です。それを活用するための法制度もまだ整っていません。ただし、技術が急激に進化し、法制度が急ピッチで整備されつつあることもまた事実です。実現を待ち望む“夢のクルマ”ではなく、利用環境を議論する“明日のクルマ”となっているのです。 自動運転開発における最大の課題はその安全性にあります。免許を持った人間でも失敗が繰り返されている運転を、機械に任せても本当に大丈夫なのかという問題は、簡単に判断できることではありません。まずは私たちが自動運転を受け入れるために納得できる条件を見つけ、その条件の範囲内という限定した形で受け入れを開始するのが現実的でしょう。 この本では、さまざまな視点から「自動運転車とは何か」をQ&A形式で解説します。
  • QC検定3級 最短合格テキスト
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書はQC検定3級の最短合格を目指す方向けのテキストです。 第1章では、著者が試験の出題傾向を徹底的に分析しつつ、合格方法をレクチャしていきます。著者独自の合格者のアンケートデータに基づいて、最短で合格するにはどのような勉強をすればいいか、効率よく勉強するにはどうしたらいいか、具体的にどの分野を勉強したらいいかなどを、分析・一般化し、解説しています。 【ポイント】 ・過去12回分の出題傾向を分析! ・合格者のアンケートを分析! ・合格者の勉強時間は40時間(中央値)だった! ・合格者の83.3%は過去問で勉強していた! 第2章~第10章は、対話形式で話を展開していくテキストで、新たな学習項目にもスッと入っていけるように工夫しています。グラフや図表やイラスト、例題を多数用いて解説しているので、初心者にも理解しやすいテキストです。また、苦手な方の多い計算については、例題を入れつつ懇切丁寧に解説しています。さらに各章に出題頻度に基づいた学習の重要度をつけているので、メリハリの効いた学習ができます。 QC検定3級の試験対策は、「この一冊で合格できる!」「○○日で合格!」とは言えません! 理由は… 本書に書いてあります。ぜひ読んでみてください。
  • キュートな数学名作問題集
    3.6
    数学嫌い脱出の第一歩は、良問との出会いから。「注目すべきツボ」に届く力を身につければ、様々なものごとの「本質」を見抜く力に応用できる。めくるめく数学問題たちの世界へ、いざ。
  • 驚異の珪藻世界 The Amazing World of Diatoms
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 植物プランクトンの一種である珪藻〈ケイソウ〉は、淡水から海水まで広く分布し、世界中に約10万種が生息すると言われる。ガラス質の体を持ち、顕微鏡を使えば簡単に観察できることから理科の授業でも馴染みが深く、生物学のみならず、水質調査などの環境学、化石調査などの地質学、珪藻土などの土壌学でも重要な役割を担っている。その知られざる「微」と「美」の世界に迫る、かつてないビジュアルブック。【日本語/英語併記】
  • 驚異の量子コンピュータ 宇宙最強マシンへの挑戦
    3.7
    ひと昔前まで実現不可能とされてきた量子コンピュータを取り囲む環境は短期間のうちに激変した。従来の古典コンピュータを超越しうる不思議なからくりとは何か。いかなる歴史を経て現在に至り、どんな未来が待ち受けているのか。気鋭の若手研究者として体感している興奮をもって、わかりやすくかつ科学的な正確さを期して解説する。

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  • 鏡映反転 紀元前からの難問を解く
    4.1
    1巻2,970円 (税込)
    なぜ鏡の中では〈左右〉が反対に見えるのか?――一見、かんたんな問題のようで、実はプラトンの昔から、数多くの哲学者や物理学者の挑戦を退けてきた。しかも、常に「左右が反対に見える」わけではない。誰もが知っている現象なのに、二〇〇〇年以上も謎でありつづけたこの難問を、科学的な分析と実験によって解決する。

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  • 教会建築
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代社会において宗教は、ひとかたならない重さをもっている。町の建築として、教会はいかにあるべきなのか。教会建築の背景とコンセプト-祈りと言葉の典礼の場としてのキリスト教会堂を求めて 教会建築の特質/歩み/日本における教会建築/その課題/設計指針-カトリックおよびプロテスタント。実作資料25題。

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  • 強化学習
    4.5
    理論は裏切らない! ・強化学習で必要になる数理を広くカバーした。・一貫したていねいな解説なので、じっくり読める。付録・参考文献も充実!・ベルマン方程式、TD学習、方策勾配、POMDP、深層強化学習をより深く!/【おもな内容】 第1章 準備 1.1 強化学習とは 1.2 マルコフ決定過程と逐次的意思決定問題 1.3 方策 1.4 逐次的意思決定問題の定式化  第2章 プランニング 2.1 準備 2.2 動的計画法 2.3 動的計画法による解法 2.4 線形計画法による解法 第3章 探索と活用のトレードオフ 3.1 概要 3.2 探索と活用のトレードオフ 3.3 方策モデル  第4章 モデルフリー型の強化学習 4.1 データにもとづく意思決定 4.2 価値関数の推定 4.3 方策と行動価値関数の学習 4.4 収束性 4.5 アクター・クリティック法 第5章 モデルベース型の強化学習 5.1 問題設定の整理 5.2 環境推定 5.3 ブラックボックス生成モデルに対するプランニング 5.4 オンラインのモデルベース型強化学習 第6章 関数近似を用いた強化学習 6.1 概要 6.2 価値関数の関数近似 6.3 方策の関数近似 第7章 部分観測マルコフ決定過程 7.1 部分観測マルコフ決定過程(POMDP)の基礎 7.2 POMDP のプランニング 7.3 POMDP の学習 第8章 最近の話題 8.1 分布強化学習 8.2 深層強化 学習付録A 補足A.1 証明 A.2 ノルム A.3 線形計画法 A.4 自然勾配法の補足
  • 教科書数学は役に立たない? 中学2年生
    -
    1巻297円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 暗算が出来ず、指を使って計算をする。授業で方程式の解き方を教え、その隣にまったく同じ問題を書き、解かせると、先ほどと同じ問題であることに気づかないばかりか、答えも違う。宿題を提出させ、チェックするためノートを開けるとタバコの匂いがする。(タバコを吸いながらの宿題)。幼児番組の歌を口ずさんでいるので、「なぜ知っているの?」と聞くと「面白いよね。毎日見ているよ。」という(精神年齢6歳のため他の中学生とのトラブルが多い)等、数学の苦手な生徒に何年間も数学を教えてきました。彼らには指導書の通り指導しても教科書の内容を理解できません。数学のとても苦手な生徒に長年接しているからこそ、わかることもたくさんあります。 どうすれば基本的な学力、躾がなくても理解できるのか考え、数学の苦手な生徒にも数学がわかるように中学2年の数学をまとめてみました。
  • 教科書には書いていない! タンパク質のひ・み・つ
    -
    1巻1,386円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 知っているようで知らなかったタンパク質のこと、栄養に関わる体の仕組みのこと「へぇ? そうなんだ!」と思うお話がたくさん詰まった1冊です。気軽に読み進めるうちに自然と看護の「きほんのき」となる知識が身につきます。
  • 教科書には載せられない悪魔の発明
    -
    有史以来、人類は数えきれないほど多くのものを発明してきた。 手っ取り早く人命を奪うための装置ギロチン、処刑装置として発明された電気椅子、治療のために脳の一部を切り取るロボトミー手術、中に入った人を串刺しにする鉄の処女…。 発明の中には、このようにとても人間がつくり出したとは思えないほど残虐なものも存在する。 人間の本性は果たして善良なのか、それとも邪悪なのか――その答えが本書の中にある。
  • 教科書名短篇 科学随筆集
    4.3
    科学者にして名文家であった寺田寅彦、中谷宇吉郎、湯川秀樹。国語教科書で彼らの文章と出会い、科学への扉を開かれた者は多い。この三人を中心に、岡潔、矢野健太郎、福井謙一、日髙敏隆の名随筆を収録する。考えるよろこび、知る楽しみを味わえる「教科書名短篇」シリーズ唯一の随筆集。  文庫オリジナル 【目次】 科学者とあたま他六篇/寺田寅彦 (科学者とあたま/簑虫と蜘蛛/蜂が団子をこしらえる話/茶碗の湯/藤の実/鳶と油揚/蜻蜒)  地球の円い話他三篇/中谷宇吉郎 (科学以前の心/地球の円い話/立春の卵/科学の限界) 詩と科学他八篇/湯川秀樹 (詩と科学/原子と人間(詩)/科学と環境/目と手と心/単数と複数/具象以前/創造性の尊重/少数意見/アインシュタイン先生の想い出) 発見の鋭い喜び/岡 潔 科学的なものの考え方/矢野健太郎 広く学ぶ心/福井謙一 チョウの飛ぶ道/日髙敏隆
  • 今日から楽しい科学実験図鑑
    値引きあり
    -
    1巻990円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私たちの身の回りには、何でもないようでいて、よく考えると「どうしてそうなるんだろう?」という出来事や「どうしてそうなったんだろう?」というものがあふれています。 生クリームを泡立てるとふわふわになったり、キラキラ輝く「結晶」があったり、独特な形をした山があったり…。 この本では、そんな秘密に迫る、「見ておもしろい」「試して楽しい」実験を紹介していきます。 数分でできるものから、少しやりごたえのあるものまでご用意しました。 詳しい手順や「なぜそうなるのか」の解説も載せています。 おうちや身近なお店にあるものでできる実験が中心ですので、「できた!」「そうだったのか!」という感動が味わえるはず。 自由研究の参考にしたり、写真や動画を撮って話題にしたりするのに最適な1冊です。 ※カバー画像が異なる場合があります。
  • 今日から使える微積分 普及版 基礎から大学数学の入り口まで
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 微分・積分の本当の意味を理解する一冊。 せっかく高校時代に微積分を学んでも、運算の手順を追うことばかりに終始し、一過性の知識の習得に終わってしまいがちです。いざ、現実の問題の解決に使おうとしたり、それを土台にして、さらに高度な学習に進もうとする際に、いままでの微積分が役に立たず、立ち往生してしまうことが少なくありません。 本書では、微積分のスタートラインに立ち戻って、微積分の考え方をひとつひとつ積み上げていきます。 ※本書は、2004年5月に講談社サイエンティフィックより刊行された『今日から使える微積分』を普及版として、ブルーバックスより再刊行するものです。 第1章 ビセキの素顔を眺めてみよう(微積分ことはじめ) 第2章 微分のテクニック入門編(初等関数の微分) 第3章 微分のテクニック前進編(微分法のあれこれ) 第4章 微分のテクニック上級編(偏微分・全微分) 第5章 積分のテクニック基礎編(不定積分の定石) 第6章 積分のテクニック応用編(身近な定積分) 第7章 微分積分の総がらみ(数値積分・級数展開) 第8章 微分方程式へのお誘い(微分方程式入門) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 今日から使える微分方程式 普及版 例題で身につく理系の必須テクニック
    4.0
    「難しい」とか「何の役に立つかわからない」とは言わせません! すべての理系人が学ぶ微分方程式。無味乾燥でややこしい計算問題と感じていませんか? ほんとうは、微分方程式は意外と簡単で、さまざまな場面で応用できます。世界は微分方程式で記述され、それを解くことで予測が可能になるのです。本書は、高校レベルの微分積分から丁寧に、実例重視の解説を展開します。楽しみながら、便利なテクニックを身につけましょう!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 今日から使えるフーリエ変換 普及版 式の意味を理解し、使いこなす
    4.0
    複雑な波を単純な波に分解する技術。それは文明を陰から支える技術。一冊で、フーリエ変換の数学的基礎から多彩な実例までを学べる!

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  • 今日から使える物理数学 普及版 難解な概念を便利な道具にする
    3.5
    使えば、わかる。取っ付き難い「物理数学」を「役に立つ道具」として使いこなそう。丁寧な解説と充実した例題でキッチリと理解できるので、入門・独習にも最適。理系なら絶対に理解しておきたい4つの数学テクニックを身につけよう。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 今日から使えるラプラス変換・z変換
    -
    1巻2,530円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 めくるめく信号処理の世界へようこそ ラプラスさんの大発明を使いたおす! 信号処理の世界で必ず使われる便利ツール、「ラプラス変換」と「z変換」をていねいに解説。 豊富な例題とやさしい説明で、入門にも独習にも最適! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 共感革命 社交する人類の進化と未来
    3.7
    「認知革命」よりも前に起きた「共感革命」とは何か? 共感が世界を作り、そして今、共感が世界を破壊しようとしている。人類史の知られざる革命から見えた、本当の人類の姿とは?
  • 共感する脳 他人の気持ちが読めなくなった現代人
    4.0
    人間関係の根底にある「共感性」が失われつつある。わが子を愛せない母親、すぐにキレる若者など、殺伐とした現代人に特効薬はあるのか。本書は、脳生理学の立場から「共感」とは何かを問う。人間には本来、他人の表情や態度から直感的に心を読み取る「共感脳」が備わっているという。その働きを活性化するのが、セロトニンという脳内物質。著者は、セロトニンをはじめ、ドーパミン、ノルアドレナリンの三つの脳内物質の相互作用を光の三原色にたとえて説明する。つまり、興奮をもたらすドーパミンはポジティヴな赤、ストレスを感じた時のノルアドレナリンはネガティヴな青、セロトンは心が安定した状態を表わす緑にたとえている。人間生活には、この三原色のバランスが大切である。とりわけ現代人には、セロトニン神経を刺激するリズム運動や、涙の効用の必要性を説く。さらに、愛する人の痛みを感じる脳の実験データも興味深い。人間らしさを科学した注目の一冊。

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  • 共形場理論入門 基礎からホログラフィへの道
    -
    ◆物理世界を記述する最新ツール!◆ 量子力学から知識がつながる、「共形場理論(CFT)」の清新な入門書! 素粒子・宇宙・物性にわたる物理学の幅広い分野で、いま共形場理論(conformal field theory; CFT)がホットトピックとなっている。場の量子論の基礎からホログラフィの近年の応用まで、理論研究者にとっての“新常識”を説く。学部上級生・大学院生レベルから導入を図る、新しい入門書。 【主な内容】 第1章 場の量子論の基礎 第2章 一般次元の共形場理論 第3章 2次元の共形場理論 第4章 ビラソロ代数の表現 第5章 ミニマル模型 第6章 カレント代数とコセット模型 第7章 W代数とその表現 第8章 ホログラフィの基礎 第9章 高階スピン重力とホログラフィ
  • 教師のための数学 (1) 微分積分学 -月を大きなりんごに変えた数学-
    完結
    -
    全1巻495円 (税込)
    微分積分学の発展は、17世紀、宇宙観の転換に人類を導いた。それを可能にした理由を理解できる書 実在感のある事柄について『確実な前提から、確実な推論を経て、確信の持てる結論を得る』機会を提供する。この経験がもたらす驚きと満足を味わう為の書。1章『数の扱いに慣れる』(対数とは、アーサー王と対数、情報と対数)、2章『微分積分学の起こり』(変化率、微分、基本定理、ニュートンの2項定理)、3章『微分方程式』(微分方程式とは何か、2階の微分方程式、サインとコサイン)、4章『りんごと月』(慣性の法則、速さの変化と力、りんごの運動、空気の抵抗、振り子、重力加速度の測定、円運動、万有引力の法則、月の運動) 【著者】 松本修一 1950年京都府に生まれ、1980年広島大学大学院で理学博士の学位を取得、1989年から琉球大学教育学部の数学教授。その間、京都大学基礎物理学研究所研究員(90/05-91/02)、英国バ-ミンガム大学物理学教室シニアリサーチフェロー(93/09-94/02)。専門分野は数理物理学、特に量子論における時間の概念について興味を持つ。教育の最終目標は学生の自律性を引き出し自尊心を養うことだと考え、彼らが自らの知識や経験を修正し深める機会を提供するよう努めている。
  • 共振形スイッチングコンバータの基礎
    -
    1巻3,520円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 共振形スイッチングコンバータの原理がわかる! 電気・電子機器には、交流電圧を直流電圧に変換し、一定に制御された電圧を負荷回路に供給する電源回路が付いています。ここには小型・軽量で効率が高いスイッチング電源が使われています。スイッチング電源は、矩形波コンバータと共振形コンバータに大きく分けることができ、スイッチング電源が開発された当初は、矩形波コンバータが主に使われていました。しかし、ノイズが大きいことから、音響機器や計測器、これ以外のノイズを嫌う機器には使われていませんでした。共振形が開発されてからは、ノイズの問題がなくなり、共振形コンバータが使われるようになりました。共振形コンバータは、矩形波コンバータに比較して、効率が良く、ノイズが少ないという特徴を持っており、効率の面からも、最近使用する機器が急増しています。そのなかで、電圧共振と電流共振を利用した複合形の電流共振形コンバータが、最も広く、いろいろな機器に使われています。  本書は、共振形コンバータが開発された経緯から、共振スイッチと共振スイッチを降圧形コンバータに適用した4つの回路例、絶縁形コンバータのいろいろな回路方式について第1部で説明します。第2部では最も広く使われている電流共振形コンバータについて詳細を解説します。  本書を読み込むことで、読者は共振形コンバータについての基礎知識と、電流共振形コンバータに展開したときに必要な技術を理解することができます。また、従来の解析手法よりも精度の高い最新の解析手法を解説することで、熟練した技術者にも役立つ内容になっています。 第Ⅰ部 共振形コンバータとその代表的な回路方式 第1章 共振形コンバータが開発された背景 第2章 共振スイッチと共振形コンバータ 第3章 絶縁形共振コンバータ 第Ⅱ部 電流共振形コンバータの基礎 第4章 動作原理 第5章 無負荷状態の動作 第6章 負荷を引いた状態の動作 第7章 静特性 第8章 動特性 第9章 出力電圧の過渡応答 第10章 周波数特性 第11章 設計に際して注意すべき点 付録A フライバック形コンバータと電流共振形コンバータのノイズの比較 付録B 降圧形コンバータの損失
  • 京大 おどろきのウイルス学講義
    3.9
    新型コロナウイルスの「次」に来る、動物由来のウイルスは何? 本書では批判を恐れない提言で注目されるウイルス学者が、ペットのイヌやネコが媒介するウイルス、計50頭のニホンザルが血を流してばたばた死んだ原因となったサルレトロウイルス4型など、変異すれば人間社会を脅かす可能性があるウイルスを紹介します。しかし実は、病原性のウイルスは全体のごく一部。病気を起こすどころか、1億年以上前に哺乳類の進化を促したウイルスもあります。すなわち、宿主のDNAを書き換える力を持ち、哺乳類の胎盤の形成に関与したといわれているレトロウイルスです。本書ではレトロウイルスの驚くべき力についても解説します。さらに、「そもそもウイルスとは何か?」、「新型コロナウイルスのワクチン」などのテーマも解説。「多次元」のウイルス学を提唱している著者が京都大学で行なっている、1回生(全学部)向けや医学部2回生向けの授業などの内容を収録した、著者初の単著です。高校生でも十分理解できるよう、わかりやすい解説を目指しました。
  • 京大研究でわかるサステナビリティ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 サステナビリティをわかりやすく科学する  サステナビリティ(Sustainability)は「持続可能性」という訳語がついており、とりわけ近年は、SDGsの「S」(sustainable)として社会的に広く知られるようになりました。  著者の京都大学・生存圏研究所は、サステナビリティ科学を標榜する研究所として発足した研究組織です。本書では、研究所で行っている研究教育活動の具体的な成果を通して、"サステナビリティは私たちの身近な生活の中にある"ということを広い層にご理解頂けるよう、イラストや写真を用いて平易な文章で紹介しています。 「サステナビリティ」を理解するために 1 未来の生活を支える新しい材料・エネルギー 2 空から宙まで広がるサステナブルな空間 3 環境変動や災害に適応できる社会を目指して 4 いにしえに学ぶサステナビリティ ミライを拓くサステナビリティ学
  • 京大式 へんな生き物の授業
    3.0
    微生物の生存戦略は、かくもカオスだった! 光合成をやめて寄生虫になった者、細胞から武器を発射する者……。ヘンなやつら、ズルいやつらのオンパレードだ。京大の新進気鋭の研究者が書く、時にずるくしたたかに見える、偶然と驚きに満ちたミクロの世界の生存戦略。
  • 京大人気講義 生き抜くための地震学
    3.9
    未曾有の震災も過去となりつつあり、被災地も平穏な日々を取り戻し始めた。本当の危機は、しかし、いま、迫ってきている。西日本を襲う南海トラフ巨大地震は、2030年代に起きるという。しかもそれは首都圏も直撃する、最悪の「五連動地震」となる可能性が高い。さらに日本列島の活火山は噴火スタンバイ状態にある。だが、恐れすぎてはいけない。地震のメカニズムを理解し、地球科学の思考法を体得すれば、着実に、巨大災害は減らせるのだ。本書を読んで一人一人が自律して行動することが、明日の震災を「生き抜く」ための第一歩となる。
  • 京都 格別な寺
    4.0
    世界有数の文化財の宝庫・京都。四季折々のさまざまな表情を見せる千年の都で、時を超え、やすらぎを与える、至高の寺院たちの歴史ドラマを歩く。
  • 京都-建築と町並みの〈遺伝子〉-
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 京都は変わる。今、撮っておかなければ…との思いで、町並みの撮影行脚をはじめた。そのうちに見えてきた京の建築。京には、1200年の歳月をかけて流れる公家、社寺、武家、町方、農家建築をつくってきた遺伝子があった。遺伝子は町方衆に支えられ素材を生み、職人を育て、京の町並みをつくってきた。遺伝子が伝える京の魅力。

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  • 京都大学人気講義 サイエンスの発想法
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    全世界に配信中!これが話題の“京大白熱教室”だ。京都大学の超人気講義「生命の化学」の一部を抜粋・編集して書籍化・同時電子化。生物学と化学を融合させた新しい研究分野「ケミカルバイオロジー」の世界をわかりやすく解説する本講義は、2014年4月、インターネット教育システム「edX(エデックス)」を通じて全世界へ配信が始まった!
  • 京都大とノーベル賞 本庶佑と伝説の研究室
    5.0
    2018年ノーベル医学生理学賞に輝いた本庶佑。その背景には京大医学部の伝統と研究者たちの創造的リレーがあった。医師免許を持つ京都新聞記者が徹底取材。本庶氏へのインタビューも収録。
  • 京都の空間意匠~12のキーワードで体感する~
    3.7
    京都で生まれ育ち、環境との調和を探る建築家が、「見立てる」「巡る」「組む」「間をとる」「光と闇」など、12のキーワードから古都の魅力を新たに探る。五感で愉しむ散策ガイド。
  • 協働型都市開発 国際比較による新たな潮流と展望
    -
    著者らは、ドイツの都市計画契約や、日本の都市再生特別地区の運用等の仕組みについて、20年以上前から調査研究を継続してきました。その後、米国、英国についても調査を追加し、最終的に4か国の国際比較研究として議論を重ねてきた成果をとりまとめました。 本書は、現代の都市開発が多様な主体間の協働によって進められている点に注目して、都市開発の現代的課題や特色を、日本、米国、ドイツ、英国の国際比較の中で考えることを大きな目的としています。
  • 協同組合法制の課題と新しい協同組合 協同組合法制度に関する提言
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    世界標準と異なる日本の協同組合法制の課題(提言)と新しい社会的・経済的ニーズに対応する協同組合の取組を考察する論考集 (一社)日本協同組合連携機構に設置された協同組合法制度研究会による「協同組合基本法の提言」と関連する協同組合法制の課題と新しい社会的・経済的ニーズに対応する協同組合の取組を考察する論考集 【目次】 ● 協同組合法としての農協法の課題と論点 明田 作● 生協法からみた協同組合法制度の課題 宮部 好広 ● 現行協同組合法制度における員外利用規制の現状と課題 宮部 好広 ● 協同組合による会社制度利用における課題 関 英昭●日本における組合法制の歴史と戦後協同組合法の特質 増田 佳昭●労働者協同組合とフリーランス協同組合の法的枠組み 栗本 昭● ガバナンスの基礎理論と協同組合のガバナンス改革の課題 栗本 昭● 協同組合組織の多様性とガバナンス 木原 奈穂子● 協同組合におけるファイナンス改革の課題 栗本 昭● 欧州の協同組合の資本調達 重頭 ユカリ● 再生可能エネルギーと協同組合 寺林 暁良●社会福祉と協同組合 小川 泰子●これからの社会と協同組合 鈴木 俊彦● 特定地域づくり事業協同組合の現状と考察 岩田 恭彦●コミュニティ協同組合とイタリア小規模自治体における地域運営の模索 田中 夏子●協同組合の古典的組織原理の現代的応用 林 薫平●ドイツにおける協同組合に関連する法令の概要 関 英昭●協同組合基本法の望ましさと実現可能性 栗本 昭 【著者】 (一社)日本協同組合連携機構 日本協同組合連携機構(JCA) は、日本の協同組合の連携機構です。2018年4月1日にわが国の協同組合の健全な発展と持続可能な地域のよりよいくらし・仕事づくりを目的に、協同組合を横断したわが国唯一の常設の法人組織として発足した組織です。加盟する協同組合組織の組合員は総計約6500万。その各組合組織の連携を促進し、SDGsに貢献することを目指した活動をしています。 増田佳昭 明田作 宮部好広 関英明 栗本昭 木原奈穂子 重頭ユカリ 寺林暁良 小川泰子 鈴木俊彦 岩田恭彦 田中夏子 林薫平
  • 協働のデザイン : パートナーシップを拓く仕組みづくり、人づくり
    3.5
    1巻2,530円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 市民・NPO・自治体で知恵を出し合う環境・福祉・まちづくり。協働促進のためのルールづくりや委託と補助、支援センター、公益信託の新しい活用法などの協働をすすめる方策、力量形成に不可欠なNPO評価システムなど仕組みづくりと、市民と自治体をつなぐ協働コーディネーターやNPO起業家、スタッフなど人づくりに向けた理論と実践の書。
  • 共鳴力 ダイバーシティが生み出す新得共働学舎の奇跡
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    1巻1,980円 (税込)
    北海道の新得町で、心身に障がいをもつ人たちを含む70名ほどの人と一緒に、農業と酪農を中心にしたコミュニティーを主宰する著者。ここにたどり着いた人が居場所を見つけ自労自活する。誰も排除されず、いきいきと暮らせる訳は。 新得共働学舎は、チーズの品質が世界に認められ、大きな賞をとり続けている。
  • 教養天文学 重力に支配される宇宙
    -
    1巻2,090円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 星を知ることから始め、天文学の入門的な知識を得ることを目的とし、さらに宇宙論の現状などを紹介。
  • 教養として知っておくべき20の科学理論 この世界はどのようにつくられているのか?
    3.5
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 謎が解き明かされるたびに、テレビや新聞に登場する科学のさまざまな理論。本書はこのなかから、いま、ビジネスマンが知っておくべき理論を厳選して解説しました。関連する理論も登場するので、短時間で、集中して知識を身につけたいビジネスマンに最適です。
  • 教養としての宇宙生命学 アストロバイオロジー最前線
    -
    1巻1,699円 (税込)
    NASAが総額1兆円で打ち上げた最新宇宙望遠鏡も、日本が国際協力で建設する超大型地上望遠鏡も、狙うのは生命に溢れる「第2の地球」の発見!! 火星生命発見をめざし探査機を送る各国、木星や土星の衛星にも生命がいる可能性が!? 太陽系外の惑星に植物を探す? これだけ多くの星があるのだから、宇宙に生命がいるのは当たり前なのだろうか? それとも地球のような生命の星は唯一無二の存在なのか? アストロバイオロジー(宇宙生物学)研究の第一人者が、地球外生命や第2の地球の存在をめぐる常識から最新情報・未来予測までを平易に紹介。 〈目次より〉◎アストロバイオロジーはなぜ今注目されているのか? ◎生命を宿す惑星を探すジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡 ◎地球の生命はどのように生まれたか? ◎巨大ガス惑星や巨大氷惑星の誕生 ◎太陽系のハビタブルゾーンとは何か? ◎かつての火星は「水の惑星」だった ◎「第2の地球」は太陽系外にもあるか?
  • 教養としてのエントロピーの法則 私たちの生き方、社会そして宇宙を支配する「別格」の法則
    3.5
    1巻1,705円 (税込)
    この法則を知らずして、資本主義、地球温暖化問題、人類の未来を語ることなかれ。 「世の中には、ある一方向にしか動かず、『絶対に』元に戻せないことがある」。 たとえば、コーヒーにミルクを入れてかき混ぜると、コーヒーミルクができて、その後再びコーヒーとミルクに分かれることはない。 たとえば、熱いコーヒーをそのままテーブルに置いておくと、冷めてしまう。 たとえば、コーヒーを床にこぼしてしまうと、元のカップに戻すことはできず飲むこともできない。 こうした一見「当たり前のこと」は、じつは「エントロピー増大の法則」という物理法則で説明することができる。 この「エントロピー増大の法則」は、数多ある物理法則のなかでも、どんな時、どんな場所でも成り立つ「別格の」法則。私たちの生き方、社会、そして宇宙を支配する法則なのだ。 なぜ、経済が成長すると格差が広がるのか? なぜ、SDGsはうまくいかないのか? なぜ、温暖化が大きな問題なのか? その答えは「エントロピー増大の法則」を知ればわかる。 今日の情報科学の発展にも寄与した法則を理解するための最適の教科書。
  • 教養としての建築入門 見方、作り方、活かし方
    4.1
    1巻1,034円 (税込)
    電子版は本文中の写真を多数カラー写真に差し替えて掲載。 美術館の意匠に感動し、憧れの旅館で心を癒す。名建築で過ごす時間はなぜ格別なのか。建築の見方と作り方を知れば、暮らしは快適になり、楽しみが増す。本書は、日本と西洋の建築史を一望し、観賞・設計・社会という三つのアプローチから建築を堪能する入門書。「機能」と「美」から分け入り、現代に至る建築の画期を読み解く。建築家の世界も惜しみなく紹介。あなたも建築通に。観光や街歩きの格好のガイドになる。
  • 教養としての「数学Ⅰ・A」 論理的思考力を最短で手に入れる
    3.9
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 論理的思考力を身につけるために最適で万能、さらに人類の共通語ともいえるものが数学だ。 AIや自動運転など技術革新がさまざまな場面に登場する昨今、数学的素養を持つことのニーズが日に日に高まっている。 早稲田大学の政治経済学部が「数学Ⅰ・数学A」を入試の必須科目にしたことをさきがけに、今後、数学Ⅰと数学A は、文系学生にとって最低限の「数学リテラシー」のスタンダードになっていくだろう。 本書ではその「スタンダード」がどんな内容を含むのか、数学を避けてきた文系出身の社会人でも無理なく学べるように解説する。数学が実社会でいかに役立つのか、論理的思考力の形成にどのように貢献するのか――実感しながら読み進めていくうちに身体に数学的思考が自然としみ込んでゆく。  「高校時代に数学をこんな風に教わりたかった」との声続出!
  • 教養としてのデータサイエンス 改訂第2版
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆累計5万部を超えるベストセラー改訂!◆ 【安宅和人氏(慶應義塾大学環境情報学部教授・LINEヤフー株式会社シニアストラテジスト)推薦!!】 データ×AIドリブンな時代に何が基礎なのか、それを理解したい人はまずこれを手に取りたい。 ・これからを生き抜くために知っておきたいキーワードが、この一冊でまるわかり! ・「数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)モデルカリキュラム」の改訂にあわせ、高等学校「情報1」との連携、生成AIの急速な発展などに対応し、完全準拠の公式テキストがますますパワーアップ! ・フルカラーで見やすく練習問題も充実! ・日本を代表する豪華執筆陣がていねいに解説! 【主な内容】 第1章 [導入] 社会におけるデータ・AI利活用 1.1 社会で起きている変化(樋口知之) 1.2 社会で活用されているデータ(樋口知之) 1.3 データ・AIの活用領域(孝忠大輔) 1.4 データ・AI利活用のための技術(内田誠一) 1.5 データ・AI利活用の現場(丸山 宏) 1.6 データ・AI利活用の最新動向(内田誠一) 第2章 [基礎] データリテラシー 2.1 データを読む(川崎能典) 2.2 データを説明する(椎名 洋) 2.3 データを扱う(川崎能典) 第3章 [心得] データ・AI利活用における留意事項 3.1 データ・AIを扱う上での留意事項(中川裕志) 3.2 データを守る上での留意事項(佐久間淳) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 教養としての東大理科の入試問題
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 過去60年分、約1000問の東大理科の入試問題を分析し、著者が「興味深く、ためになる」と思う、物理、化学、生物、地学の選りすぐりの47問を丁寧に解説していきます。東大受験に限らず、現在の大学受験では理科は2科目か1科目しか使わないので、受験で使用する科目以外は深く学ばずに終わってしまうのがふつうです。しかし病気と薬、天体や気象観測、原子レベルの大きさの測定など、複雑化した現代の科学技術は“物化生地”にきれいに切り分けて議論することはできません。そこで本書では、「水」「電気」「宇宙」など、大きなテーマに沿って科目の垣根を越えて問題を集め、その解き方だけでなく、教養として楽しめるように踏み込んだ解説を試みています。
  • 教養の数学(改訂版)
    値引きあり
    -
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は幅広い数学の紹介を目的とし、文科系へ進まれる読者にも大した予備知識を必要とせずに理解してもらえるよう話題を選び解説した。理工系はもとより、社会科学系の各分野へ進まれる学生に対しても、大学の基礎課程における講義内容は微分積分と線形代数に関するものが中心になっている。本書はこれに対して、もっと幅広い数学の紹介を目的としたもので、文科系へ進まれる読者にも大した予備知識を必要とせずに理解してもらえるよう話題を選び解説した。
  • 教養のための図説生化学
    -
    1巻2,640円 (税込)
    生命現象の分子的、化学的メカニズムの基礎・基本を簡潔・平易に見ながら学習できるようにしたコンパクトな入門書。図表を中心に解説したビジュアルな紙面が特徴。●目次●生体成分の化学/生体成分の代謝/血液と尿/ビタミンとホルモン/遺伝子工学 1986年発行。
  • 教養のための物理学
    -
    物理学の知識のみを伝える態度は避け、本質を探り出す過程を調べ、楽しむ物理学として、好きなテーマを選んで読めるように構成。教養課程用テキストとして最適。●目次●I.古典力学の世界 II.星と宇宙 III.アインシュタインの相対性理論 IV.エネルギーとエントロピー V.電子と光-粒子像と波動像 1987年発行。
  • 現代数理統計学の基礎
    -
     近年注目を集めているビッグデータという言葉に代表されるように、データのもつ価値についての認識はますます高まっている。さらに、自然科学分野から社会科学の分野、さらには政府関係の様々な施策に至るまで、データに基づいた意思決定の大切さが認識されている。数理統計学は、(ランダムネスを伴った確率現象として現れる)データの背後に確率モデルを想定して推測を行うための土台となる、数学的基礎を提供する。本書は、数理統計学に関する基礎的な内容はもとより、近年広く利用されている現代的な内容までを盛り込んだテキストである。  最初に、統計的推測を行う上で必要な確率・確率分布の基本的な事項を説明する。次に、最初に準備した道具立てに基づいて、確率分布に関する推測方法を説明する。ここまでにおいては、必要な知識をシンプルに解説し、また内容の理解を深められるように、演習問題を豊富に盛り込んでいる。最後に、最も役に立つ統計モデルの1つである線形回帰モデル、点推定を中心とした推定の不偏性や不変性などのリスクに基づいた最適性の理論、MCMC法・ブートストラップ法・EMアルゴリズムなどの計算統計学、そして代表的な確率過程といった発展的な内容を扱う。  初歩的な内容から始まりながらも、最後には現代的な内容まで到達することができる。初学者から意欲的な読者にまでおすすめできる、非常に内容豊富なテキストである。

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  • キノコとカビの生態学 枯れ木の中は戦国時代
    値引きあり
    4.5
    1巻990円 (税込)
    枯れ木の中では多種多様な菌類による「陣地領地獲得合戦」が繰り広げられています。その様子はさながら戦国時代のよう。武将として登場する菌類には、シイタケのような立派なキノコを作る種類だけでなく、顕微鏡を使わなければ見えないようなカビもたくさんいるのです。ただし、カビといっても侮るなかれ。決して雑兵ではありません。そもそも、キノコもカビも同じ菌類の違う姿にすぎないのです。 本書では枯れ木に生息する菌類をすべて「木材腐朽菌」と呼び、森の枯れ木の中で彼らがどのような暮らしをしているのか紹介します。最近の菌類生態学の大きな進歩の一つに、キノコではなくその本体である菌糸の野外でのふるまいに関する知識が急速に増えたことがあげられます。本書では、こういった最新の研究成果を盛り込んだ菌類生態学の解説を目指しました。
  • 無線ネットワークシステムのしくみ IoTを支える基盤技術
    値引きあり
    -
    本書では,動く人や様々なモノを繋げる無線ネットワークシステムを取り上げて,その基本的なしくみと技術をわかりやすく解説する。スマートフォンに搭載されているネットワーク新技術を取り上げるなど,ネットワークシステム利用者の視点を中心に解説することで,読者にとっても内容がより身近に感じられるだろう。また,最先端の技術や今後の展望まで取り上げることで,将来におけるこの分野の研究・開発などにも興味を持てるような内容になっている。 本書の構成は,無線ネットワークシステム利用を概観することを入口に,過去から未来へと無線ネットワークシステムを見直していきながら,その進化の過程を解説する。次に,無線ネットワークを実現するための技術や無線周波数資源に着目し,その特徴と利用増大に対応するための課題やその解決への糸口を解説する。さらに,IoT社会の到来で注目されている,様々なモノを繋げやすくするセンサや車両によるネットワークを紹介し,その実現に必要となるネットワーク基盤のしくみと先進技術を解説する。
  • 昆虫の行動の仕組み 小さな脳による制御とロボットへの応用
    値引きあり
    -
    1巻990円 (税込)
    昆虫は小さい体に小さい脳しかもっていないが,障害物を避けて飛んだり,素早く動く餌を捕まえたり,捕食者の襲撃をかわしたりする。昆虫の脳は,複雑な計算処理を行うのではなく,シンプルだが巧妙な仕組みでそれらの課題をこなすと考えられている。本書は,「昆虫そのもの」ではなく「動物の行動の仕組み」に興味を惹かれて研究に取り組む著者が,ハエ,ミツバチ,カマキリなどを例に昆虫の驚異的な行動の仕組みをわかりやすく説明する。さらに,それらの行動を制御する運動系の神経機構,昆虫の行動の仕組みをロボットに応用した例について取り上げる。 行動の「仕組み」とは,別の言葉で言い直せば「アルゴリズム」である。動物の行動は神経系が制御しているが,神経系の構造や機能を理解していなくても,行動の手順である「アルゴリズム」は理解可能である。そこで本書では,行動の「アルゴリズム」を中心にまとめ,平易な解説としている。 著者が歩んできた道についても触れられている。観察や実験好きで科学者に憧れていた子ども時代,思いつきで始めたカマキリの研究から次第に昆虫の行動の面白さに惹かれていく様子,他の研究者との出会いやイギリス留学のエピソードなどを織り交ぜながら,基礎研究の面白さを生き生きと伝える。考える楽しさが存分に味わえる1冊。
  • シュメール人の数学 粘土板に刻まれた古の数学を読む
    値引きあり
    4.0
    1巻990円 (税込)
    紀元前3800年ごろ、メソポタミア南部に世界最古の都市文明を築いたシュメールの人々は、当時の思考や事跡などを粘土板に刻み残した。現代にも膨大に残されている粘土板に純粋な“数学文書”は極僅かしか存在しないが、行政や経済に関する文書には当時の数学的知識の様子を窺わせるものが多く存在する。この書籍は、それら粘土板を紐解くことで数学の源流に迫ろうという、世界初のシュメール数学に関する概説書である。 最初に、自然数・分数と小数・四則演算といった現代生活に於いても欠かすことのできない知識の起源を解説する。後半では、時間や角度と、それらにみられる60進法、方円の面積計算や円周率の起源のほか、約4600年前の人類が複利計算を行っていた可能性を示唆する粘土板を紹介する。粘土板一つひとつについて計算過程・思考過程を省略せず提示し、古代文明の息吹が感じられるよう丁寧に解説した。
  • 現代暗号のしくみ 共通鍵暗号,公開鍵暗号から高機能暗号まで
    値引きあり
    3.3
    1巻880円 (税込)
    1970年代,従来の秘密鍵を共有する共通鍵暗号に加えて,公開鍵暗号と呼ばれる新しい概念が考案された。この公開鍵暗号によって鍵の配送が容易になり,インターネットのようなオープンな環境での暗号利用が容易になった。また,公開鍵暗号は電子文書の改ざん防止と作成者の確認(認証)が行えるディジタル書名にも応用され,インターネットでのサーバの認証にも利用されるようになった。 本書では,このような現代の暗号・認証技術のしくみを,予備知識なしで理解できるように紹介し,暗号・認証技術がインターネットでの安全な通信をどのように実現しているか解説する。クラウドなどネットワーク環境の多様化に伴ない,暗号・認証技術の研究は公開鍵暗号・ディジタル署名からさらに進んでおり,その最新の研究の一つである高機能暗号についても平易に解説する。 このような暗号・認証技術は,研究者や開発者だけのものでなく,いまや一般人も知っておく必要のある技術ともいえる。本書はそのための一助となるだろう。
  • 生態学と化学物質とリスク評価
    値引きあり
    -
    1巻990円 (税込)
    我々の生活はリスクに満ちあふれています。日々の暮らしは満ちあふれたリスクを比べて何が良いかを選び出す、意思決定の連続です。直感で考えてしまうことが多いリスクの大きさですが、ちょっと気をつけるだけでちゃんと比べられるようになります。本書はそんなリスク評価の考え方を書いた入門書です。リスク評価の考え方を化学物質の生態リスク評価にどうやって当てはめればいいのかを中心に書いています。現代では生態系保全に反対する人はほとんどいません。けれども、どこまで守ればいいのか、守るために現代生活の利便性をどこまで放棄すべきか、という話になると、意見が分かれます。本書にはその答えは書いていません。本書では、答えに近づくには何をすべきか、どう考えれば良いのかを書きました。考え方の考え方が記された一書です。 本書の楽しみ方は2通りあります。1つは、リスク評価の方法を知る、自分で考えることの大切さを知る、ということです。そしてもう1つは、異分野世界でのサバイバル技術です。砂の穴に放り込まれたある男が、砂の世界にとどまることになった顛末をお楽しみください。
  • まちぶせるクモ 網上の10秒間の攻防
    値引きあり
    3.0
    1巻880円 (税込)
    動物の中で,最も精密で複雑な建築物をつくるクモ。網と呼ばれるその建築物は,エサを獲るためのもので,クモが自ら紡ぐたんぱく質でできた糸を組み合わせてつくられている。 クモは1日のほとんどの時間を網の上でじっとエサを待って過ごす。しかし,一度エサがかかるとすばやく動き,これを捕まえようとする。その間およそ10秒。網は,クモとエサとの10秒間の攻防の舞台なのだ。 良い狩り場を選ぶ方法,エサをおびき寄せる仕組み,優れた糸の性能とそれを網に組み上げるやり方が相まって,クモと網が一体のシステムとなることにより,エサを捕らえることができる。 本書は丸々1冊を費やして,この10秒間を徹底的に解き明かしていく。
  • 生態学は環境問題を解決できるか?
    値引きあり
    -
    1巻990円 (税込)
    自然や生きものを愛する人が知っておくべき環境学について、生態学を専門とする筆者が軽快な文章で説明する。生態学と環境学の違いに触れ、さまざまな環境問題の例を取り上げながら、環境問題を考えるうえで欠かせない「視野」を伝授する。第一線を走り続ける科学者としての心構えや、筆者が進めている最新の研究についても紹介。「自然が大好き」「自然についてよく知っている」という人へ向けた、環境学に関する入門啓蒙書。
  • ねずみ算からはじめる数理モデリング 漸化式でみる生物個体群ダイナミクス
    値引きあり
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ねずみ算から始めて、差分方程式(漸化式)の数理モデルのみを取り扱いながら、数理モデリングの基礎を丁寧に解説する。微分方程式の数理モデルは扱わない。 生物個体の集合として定義される「個体群」の「大きさ」の時間変動の動態を、個体群ダイナミクス(個体群動態;populationdynamics)と呼ぶ。その数理モデルの研究は、学際分野の1つである数理生物学の基礎として、最も豊かに発展してきた。本書の趣旨は、その数理モデリングの理(ことわり)、すなわち、数理モデルの構築や構成・構造の論理の手始めをしたため、読者にその面白さや広がりを感じてもらうことである。特に、様々な生物学的概念を導入しながら、個体群ダイナミクスに関する数理モデルの多角的な展開を論述することにより、読者が数理生物学における数理モデリングの肝に触れ、その意味について考える機会を得る場を提供する。
  • 神経美学 美と芸術の脳科学
    値引きあり
    4.2
    1巻1,100円 (税込)
    神経美学(neuroaesthetics)とは認知神経科学の一分野であり、脳の働きと美学的経験(美醜、感動、崇高など)との関係や、脳の機能と芸術的活動(作品の知覚・認知、芸術的創造性、美術批評など)との関係を研究する新しい学問である。神経科学者だけでなく、心理学者、哲学者、アーティスト、美術批評家などが参画する学際領域であり、近年ヨーロッパや北米を中心に盛んに研究成果が発表されている。 本書は、その誕生から今日までの約15年余りの成果をわかりやすく紹介する入門書である。神経美学の定義からはじまり、絵画と音楽などの芸術の美や、道徳や数理などの「視えない美」における脳の働きを説明し、芸術や外面的特徴だけではなく、美が様々な対象に現れることを示す。つづいて、文脈や状況によって変化する美的判断の柔軟性、美しさと醜さの違い、悲哀の中にある美、美と快感の関係、芸術的創造性などについて、最新の脳機能研究成果を紹介していく。最後に、これまでの脳機能研究の視点から美的体験の認知的枠組みを示し、美の感覚はどのような機能をもち、われわれにどのような恩恵をもたらすのかを論じる。
  • 歌うサル テナガザルにヒトのルーツをみる
    値引きあり
    -
    高校の地学教師であった著者はふとしたきっかけでボルネオの原生林に行き,テナガザルの歌を聞いた。その歌に魅力を感じ解読しようとした結果,気がつくと20年間も野生テナガザルを追跡することになった。また,動物園で出会ったテナガザルがあまりヒトによく似ていることに驚き,その認知について様々な実験観察を通してヒトとの比較を試みた。最終的には,小型類人猿であるテナガザルを通して,ヒトのルーツを問う。 テナガザルの歌の特徴やヒト言語との類似,テナガザルの隣人関係について述べながら,コーディネーター岡ノ谷先生が提唱する「言語の歌起源説」に迫る。熱帯雨林でのフィールド調査はどのようなものなのか,ボルネオテナガザルはどのような生活をしているのか? テナガザルの歌はどのような特徴があり,何か意味があるのだろうか? テナガザルはどのような能力をもっているのか? 著者の疑問とともに,臨場感を味わいながら読み進めていくことができる。
  • クラウドソーシングが不可能を可能にする 小さな力を集めて大きな力に変える科学と方法
    値引きあり
    -
    1巻1,100円 (税込)
    たった9時間で 全米に散らばった10個の赤い風船を探し出せ! ビジネス、研究、諦めていた大きな課題を、小さな力を集結させて解決する具体的な方法を解説。 Wikipedia、 Uber、 Airbnb、 Kaggle、 クラウドファンディング、プラットフォームエコノミーを支える科学について、初心者から研究者まで役立つ設計法を網羅する。 「人工知能」「新しい働き方」など、未来の社会に関わる多くのコンセプトを実現する鍵、それが「クラウドソーシング」である。本書は、クラウドソーシングと、それと密接に関連するコンセプトである「ヒューマンコンピュテーション」の科学と方法を体系的に説明した初めての入門書である。
  • われら古細菌の末裔 微生物から見た生物の進化
    値引きあり
    -
    1巻1,100円 (税込)
    本書では、40億年の生命の歴史のうち、これまであまり取り上げられることがなかった、最初の30億年の微生物の時代の進化を主題として扱い、原核生物~真核生物の進化を一連のつながりのなかで解説する。  われわれ動物や植物の祖先として、細菌や古細菌のような原核生物を想定して進化を考える人はほとんどいないだろう。いや、つい40年ほど前までは微生物学者でさえも、細菌の系統進化を他の大型の生物と同様の分類基準で捉えることなど不可能であると考えていた。このことを可能にしたのは、アメリカの微生物学者、カール・ウーズであるが、本書では、ウーズが成し遂げた偉大な業績を紹介し、その延長上で繰り広げられた真核生物の誕生をめぐる研究者たちの熱い議論を辿ることにより、進化を捉える新しい視点を提示する。  また、本書では生命誕生前史とも言うべき化学進化や、真核生物誕生のきっかけとなった光合成細菌の進化についても触れることで、真核生物の誕生の背景についての理解を深める。そして新しい技術や解析法を駆使して世界の研究者によって進められた真核生物の祖先探しの努力を紹介し、「なぜ、われらが古細菌の末裔なのか」についての理解に結びつける。  微生物を視野に入れて生命の進化を捉えるとき、真核生物の誕生こそが進化の大転換点なのだ。
  • 脳進化絵巻 脊椎動物の進化神経学
    値引きあり
    -
    1巻1,100円 (税込)
    最近になって、脳を作る基本的な発生機構は脊椎動物の誕生とほぼ同時にできあがっていたことが明らかになってきた。このときにできあがった脳の原型は、脊椎動物の進化という大洋を筏のように漂流し、各系統の確立とともに様々な形に結実してきた。しかしながら、これまでこうした多種多様な脳が人々の関心に触れる機会は極めて少なかった。本書では、そうした脳に隠された秘境のような場所を紹介していく。 本書ではこれまでにない試みとして、最新の古生物学の知識を取り入れ、脊椎動物の歴史を紐解きながら、様々な脊椎動物の脳、その形態や発生、そして脳の進化を論じる。これにより、顎の獲得や四肢の発達、飛行能力の獲得といった進化イベントの際に、脳にどのような革新が生じたのかを物語を読むように理解できる。 著者のユニークでわかりやすい語り口も本書の大きな特徴である。さまざまな巨大生物・怪獣・宇宙生物を例にしたり、いわゆるソウルライクな死にゲーをする際のキャラクターのステータス割り振りになぞらえて(このようなゲームでは、ゲーム内で得た金銭や経験値をもとにして、筋力・体力・技量・魔力を割り振っていく)、「視覚」「聴覚」「嗅覚」「運動能力」といったステータスを上げるにはそれぞれの脳領域をどのように進化させるとよさそうか、そして実際の脊椎動物ではどうなっているかといった説明がなされたり、読者の想像力と妄想力が大いにかきたてられる内容となっている。
  • かおりの生態学 葉の香りがつなげる生き物たち
    値引きあり
    -
    コミュニケーションする植物…?! 植物のもつ不思議な能力を知っていますか?  植物の香りは,周辺の様々な動植物に直接的・間接的に作用している。言い換えれば,香りがツールとなって植物とほかの生物がつながり,生物間相互ネットワークを構築していることを,読者にも身近な植物を用いて軽快な語り口で分かりやすく説明している。この植物の出す香りは,動けない植物のもつしたたかさの一つの武器でもある。  第1部では,香りを介した植物と虫の関係を,第2部では,香りを介した植物同士の関係について解説し,香りが取り持つ関係と,植物のもつしたたかさを垣間見る。  著者が実験前にどのようなことを考えて仮説を立て,それを検証するための実験を設定し,実験結果から考察を行うかが順序立てて記述されてあり,わかりやすい。また,実験の失敗から次の仮説が生まれること,野外調査でのできごと,アメリカ留学時代の体験談,さまざまな研究者との出会いなどのエピソードが,著者ならではのユニークな視点で織り交ぜられ,研究の面白みも味わえる。  植物が操る匂いがもたらす虫や植物同士のコミュニケーション,また害虫防除に興味のある読者に届けたい一冊。
  • 海の生き物はなぜ多様な性を示すのか 数学で解き明かす謎
    値引きあり
    -
    1巻990円 (税込)
    ダーウィンにもわからなかった,海洋生物の多様な性の謎に迫る! 新シリーズ第1弾! 海のない奈良県育ちの著者が,大学の臨海実習で「海の生物ってなぜこんなに多様なのだろう!」と感動したことをきっかけに,数学で生物の謎を解き明かす数理生物学の道へ。その後フジツボに出会い,海洋生物の生き方や性のあり方を追う研究者となった。 海の生き物には,環境に応じて雌雄が決まるもの,性転換をするもの,雌雄同体であるものなど,多様な性が存在する。なぜ,多様な性が進化したのか? なぜ,この生物はこんな生き方をしているのか? なぜ,繁殖集団の中で雌と雄の数が違ったりするのか? 本書では「残せる子どもの数を最も多くする生き方が選ばれてきた」という適応の考え方をもとに,生物現象の「なぜ」を,数理モデルを使って解明していく。『種の起源』発表前にフジツボ研究に没頭していたチャールズ・ダーウィンですら明確な答えを出せなかった,海洋生物の性の不思議に迫る。 幼いころからたくさんの生き物を追いかけてきた著者が海の生き物に魅せられたいきさつ,フジツボ飼育の様子,水族館での調査についても触れられ,著者と一緒にワクワクできる臨場感たっぷりの1冊。
  • オーストラリアの荒野によみがえる原始生命
    値引きあり
    -
    本書は初期地球における生命と地球環境の進化についての教科書であるが,国内外の最新の成果をふんだんに取り入れていること,従来の教科書で通説とされているような事柄を批判的に検証する視点を提供していること,そして筆者自身の研究について詳しく解説している点が一般的な教科書とは趣を異にする。 前半の3分の2は教科書的な作りにし,このテーマに関する様々なトピックや論争を紹介しつつ,それらを理解するために必要な基礎的な地球科学と生物学の知識を獲得出来るように図を多用することも含め工夫した。後半の3分の1は筆者が西オーストラリアの荒野(“ブッシュ”と呼ぶ)で偶然発見した30億及び34億年前の微化石の正体に迫るプロセスを時系列的にノンフィクション風に書いた。微化石を見つけた2001年から初めて論文を発表した2007年までを比較的くわしく,さらに2015年に発表した最新の論文にまで言及することで,研究の(人間臭く)ダイナミックな側面を読者に感じてもらいたい。
  • 次世代ものづくりのための電気・機械一体モデル
    値引きあり
    -
    ハイブリッド自動車や電機製品に見られるように,昨今のものづくりは機械と電気の技術融合で成り立っているともいえる。このようなものづくりに携わる技術者にとくに重要な素養として,力学と電磁気学が挙げられる。この両分野の素養を同時に有する技術者に対する企業の期待と人材要求は大きい。本書ではそのようなニーズに応えるべく,機械と電気を跨ぐ複合物理領域を一体モデル化して解説する。その際はとくに初心者が気軽に学べるように,次の点に留意している。 1.全くの初心者が抵抗なく入門できるよう,わかりやすさを最優先する。難解な数式は一切用いず,高等学校の数学がわかれば気軽に読めるものにする。 2.物理現象の本質を理解できる基礎力と,時代の変化に強い自在・柔軟な適応力を養うようにする。 3.機械工学と電気工学の間の壁を取り去り,両者が融合した一体の学問として身につくようにする。
  • 宇宙食 人間は宇宙で何を食べてきたのか
    値引きあり
    3.0
    1巻880円 (税込)
    宇宙食の誕生から現在のISSで利用されている宇宙食までを詳細に解説。 1.我が国の食品業界の総力をあげて開発した「宇宙日本食」の開発秘話から将来まで 2.宇宙食のために開発された技術が私たちの食生活をどう変えてきたのか   フリーズドライ食品、レトルト食品、衛生管理技術を実用化 3.今後の食生活に影響を与える技術も宇宙食にそのヒントがあった   災害対応食、介護食、機能性食品 4.未来の宇宙旅行への提言   植物工場、3Dプリンターによる食品の製造
  • ウナギの保全生態学
    値引きあり
    -
    本書は,第1章から第3章および終章の,4つの章から構成される。第1章では,保全と持続的利用を考えるうえで必要とされる,必要最低限のニホンウナギの生態の特徴を簡潔にまとめた。第2章では,個体数減少の状況からその理由まで,ニホンウナギの現状をまとめている。第3章では,放流など現在行われている保全と持続的利用のための対策を整理し,それに基づいて本種の生態に適した保全と持続的利用の方策を,漁業管理,河川と沿岸域の環境,社会における情報共有と合意形成の視点からまとめている。終章では,第1~3章およびコラムに基づき,日本社会の実情も勘案して,保全と持続的利用を実現するための具体的な方策「ニホンウナギの保全と持続的利用のための11の提言」を提案している。 ニホンウナギ減少の問題は,伝統的食文化の問題であると同時に,環境保全と開発のバランス,資源の持続的利用という,より大きな問題をその背景としている。本書は,この問題を大局から俯瞰し,問題解決というゴールへ適切に近づくための羅針盤である。
  • カメムシの母が子に伝える共生細菌 必須相利共生の多様性と進化
    値引きあり
    -
    1巻990円 (税込)
    カメムシの産卵と孵化においては、新しい生命の誕生と同時に、“母から子への共生細菌の受け渡し”という、もう一つのイベントが繰り広げられている。これがうまくいかないと新しい生命の誕生もなかったことになってしまうという、カメムシにとってはとてつもなく重要なイベントである。なぜそれほどまでに重要なのかというと、カメムシは共生細菌の力に強く依存して生きており、共生細菌がいないと生きていけないからである。つまりカメムシは、どんなに元気な子が生まれても、母親から子への共生細菌の受け渡しがうまくいかないとその子は成長できずに死んでしまう。すなわち新しい生命の誕生はなかったことになってしまうのだ。そして共生細菌を受け渡す方法は、カメムシの種類によって大きく異なる。そんな知られざる、しかし非常に重要なイベントに強く魅了され、「研究ってめっちゃ楽しいなぁ、これはやめられまへんなぁ」とカメムシの研究にのめり込むようになった著者が、研究の楽しさと発見の喜び、そのワクワク感とドキドキ感を込めて、カメムシと細菌の共生という現象の面白さをいきいきと伝える。
  • 五感を探るオノマトペ 「ふわふわ」と「もふもふ」の違いは数値化できる
    値引きあり
    4.5
    オノマトペとは、擬音語・擬態語の総称である。従来のオノマトペに関する書籍は言語学や心理学分野のものであり、関心はオノマトペという言語現象そのものであった。 それに対して本書は、人の感性を定量化するためのメソッドとしてのオノマトペの強みと面白さ、言語学・認知科学・工学まで幅広い研究で活用される可能性を伝える。オノマトペ研究の第一人者である筆者のこれまでの研究をたどりながら、五感・感性・感情までオノマトペで表される豊かな情報を数値化する手法として、筆者が提案したシステムを紹介する。さらに、そのシステムを使った産業界(製造業、医療など)での応用例もいくつか挙げる。 本書の対象としては、言語学や心理学だけでなく、人工知能など工学分野に関心をもつ学生や一般の読者に読んでいただきたい。さらに、消費者が製品から何をどのように感じているのか、どうしたら消費者の感性に効果的に訴求するものが作れるのか知りたい産業・マーケティングに関わる読者にも役立つ本になることを期待している。
  • チョウの生態「学」始末
    値引きあり
    -
    1巻990円 (税込)
    過去50年の間で、生態学の概念には革命が起こった。地球上に存在する生き物は、種のためではなく、自分自身(≒自己の遺伝子)のために生きているという考え方への変換である。その結果、動物たちの振る舞いについて「利己的遺伝子」という考え方を基礎として全てが論理的に説明できるようになった。学問のこのようなダイナミックな発展は、チョウの生態学研究の歴史においても辿られた。むしろ、チョウの生態学が、このダイナミックな発展を促す一助になったと言っても過言ではない。 本書では、一見のどかに見えるチョウの生活史の記載から、吸蜜における花との駆け引きを通じて、成虫の振る舞いの目的が自己の子孫の増加であることを示す。雌雄の最終目標である交尾の成功へ向けた雌雄の手練手管は如何に? その解明に向かっての一歩一歩を追体験する。
  • 生物多様性の多様性
    値引きあり
    -
    1巻990円 (税込)
    生物多様性という言葉を聞く機会が増えてきた。「生物多様性の危機」が叫ばれる今、市民や企業、科学者や研究機関、行政、さらには国際機関に至るまで、さまざまな場面で生物多様性を保全し、将来へ残そうとする試みが見受けられる。それでは、生物多様性とは何だろうか? いったい何を守ろうとしているのだろうか? 生物多様性を保全することの意味や意義は? 本書は、これらの問いに答えることを目的としている。 生物多様性の評価方法、保全の意義などは一義的に定義できるものではない。自然からの目線、社会からの目線を踏まえつつ、多様に評価でき、多様な意味を持つ「生物多様性」について、本書では幅広く解説する。
  • 生物をシステムとして理解する 細胞とラジオは同じ!?
    値引きあり
    -
    生物を「システム」として理解しようとするシステム生物学という学問が注目を浴びている。システムとして生物を理解しようとすると、生物と機械(たとえばラジオ)には多くの共通点が見えてくる。 本書ではこのようなシステム生物学の考え方が通常の生物学とどのように違い、面白く、そして今後の生物学の発展にどのように貢献できるのかについて、生物学を教育背景としながらシステム生物学の世界に飛び込みそして魅了された筆者の経験や考えをもとに、実例を挙げながら説明する。読み終わった後、「生物を理解するのにこのような考え方があるのか!」と少しでも思っていただけたなら幸いである。
  • 葉を見て枝を見て 枝葉末節の生態学
    値引きあり
    -
    巨大な樹木は比較的単純な部品の積み重ねによって出来上がっている。その最小単位は地上ではシュートと呼ばれ、葉とそれを支える軸、そして次に軸となるべく待機している芽とから成り立つ。巨大な樹木は多数のシュートの積み重なったものであり、シュートの1本や2本が無くなってもびくともしない。葉や枝はまさに「枝葉末節」である。しかしこの枝葉は、巨大樹木のミニチュアでもあり、この部分に着目すれば、巨大な樹木の全容をある程度推測できる。 本書は、葉寿命研究の世界的な第一人者が、シュートの観察に始まり葉寿命の問題へと取り組み、それを常緑性・落葉性などさまざまな応用問題へ発展させていく様子がノンフィクション風に書かれている。
  • 溺れる魚,空飛ぶ魚,消えゆく魚 モンスーンアジア淡水魚探訪
    値引きあり
    -
    淡水域は地球の表面積の1%にも満たないが、そこに地球上の全脊椎動物種の35%が生息している。しかし、今、淡水魚の3分の1が絶滅の危機に瀕している。水は人間の経済活動にはなくてはならないものであるが、偏在し、多すぎても少なすぎても災害をもたらす。そのため、淡水環境は人間の経済活動のために過度に改変されてきた。今、その開発がアジアを襲っている。アジアは淡水魚の多様性のホットスポットである。しかし、学術的には調査が不十分で情報が極めて不足している地域でもある。本書は、淡水魚の研究者である著者が、その(淡水魚種の)持続性を切に願いながら、広くアジアモンスーン各地の淡水魚の分布調査を通して探求した、淡水魚の生態とそれを取り巻く人々、そして自然環境の喫緊の記録である。
  • 恐竜がいた地球 2億5000万年の旅にGO!
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『ナショナル ジオグラフィック別冊』シリーズの第6弾は「恐竜」です。 約2億5000万年前から6500万年前に当たる中生代―。一般に「恐竜の時代」と考えられていますが、それだけではありません。この時代の地球には、ほ乳類や、は虫類、鳥類、虫、魚など多様な生き物が存在していました。 本書では、そんな「進化の爆発」が起こったような時代の地球の姿を、「三畳紀」「ジュラ紀」「白亜紀」という時代区分に沿って解説しています。 ティラノサウルスやステゴサウルスといった人気者をはじめ、巨大恐竜や羽毛恐竜、翼竜たちを迫力のあるビジュアルで紹介するのはもちろん、海を支配した生き物や、植物や虫たちの進化にも触れながら、太古の地球のミステリーに迫ります。
  • 恐竜学者は止まらない! 読み解け、卵化石ミステリー
    4.1
    1巻1,980円 (税込)
    恐竜学者って、毎日何をして過ごしているの? 研究はどうやって生まれて、完成するの? 恐竜学者を目指して北の大地に旅立ち、大学院ではカナダに留学。恐竜の謎を追い求めモンゴル、中国、アメリカ、ウズベキスタンへ。世界経済の荒波にも、「あきらめなさい」の一言にも負けず、恐竜の生き生きとした行動・生態を解き明かすべく奮闘し続けた日々を、ユーモアを交えて語る。丸くて硬くて面白い、卵化石研究の世界へようこそ!
  • 恐竜研究の最前線 謎はいかにして解き明かされたのか
    5.0
    この20年ほどの新しい技術の発展により、色、咬合力、走る速度や子育ての様子など、化石に隠された謎が思いがけない方法で明らかにされた。著者は古生物学が博物学からコンピューターや最新の技術を用いた科学的領域へと変貌した軌跡を目の当たりにしてきた。そんなベントンが通説を振り返り、自身の研究・経験をもとに、最新の発見と証拠を示し、読者を研究の最前線である発掘現場から博物館、研究所の舞台裏まで案内する。
  • 自然科学ハンドブック 恐竜・古生物図鑑
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 フィールドワークにも携帯しやすいコンパクトなサイズでありながら、内容豊富な自然科学ハンドブックシリーズ。第1弾は最新の科学的知見をもとに恐竜をはじめとする古生物の生態、進化、分類を学べる恐竜・古生物図鑑。前半では生物の分類、進化、地質時代、化石などの基礎知識を解説。図鑑部分では700点以上のイラストとともに、200種以上の恐竜・古生物を取り上げ、化石産出地や人との比較を交えて特徴を詳しく紹介。
  • 恐竜&古生物 超最強図鑑
    4.0
    1巻862円 (税込)
    中生代に活躍した恐竜や、中生代の前後の時代に生息した古生物たちを集めた図鑑。リアルなイラストと迫力の写真で120体以上を紹介。大きさや生息地などの基本データの他、攻撃力・守備力・賢さなど、恐竜ごとの戦力メーターも掲載。

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  • 恐竜・古生物に聞く 第6の大絶滅、君たち(人類)はどう生きる?
    3.7
    「ホモ・サピエンスのみなさん、今日も元気にお過ごしですか?」 絶滅生物がゆるりと語る、生きる“大変さ” 実は今って、科学的には「第6の絶滅期」なんです。 デマでも陰謀論でもありません。だから、ぼーっとしてると私たち(人類)も滅ぶかも? 恐竜をはじめとした「絶滅の先輩」がDJの古生物ラジオ。ゆるりと語る、生き抜く大変さ。 これまでに地球で5回も起きた大絶滅(通称ビッグ5)から、私たち人類が学べることって? さあ、私たち(人類)は、どう生きる? 1億年以上にわたって地上生態系の頂点に君臨していた恐竜類は、その変化に対応できず、絶滅してしまいました。現在の生態系に“君臨する人類”にとっても、「第6の絶滅事件」となれば、他人事とはいえません──「はじめに」より 先の見えない日々を過ごす人類に送る、生命賛歌! 絶滅したいきものたちがゆるゆると語る、絶滅のすべて。 第6の大絶滅、あなたはどう生きますか? 【目次】 はじめに 「過去から学ぶ」 第1章 恐竜たちの大絶滅 第2章 “最初”の大絶滅 第3章 デボン紀の“途中”の大絶滅 第4章 世界をガラリと変えた史上最大の大絶滅 第5章 三畳紀からジュラ紀へ。また発生した大絶滅 第6章 人類が関与? 1万年前の大絶滅 おわりに 「さあ、あなたは?」 参考文献
  • 恐竜・古生物ビフォーアフター
    3.8
    昔と今で、こんなにちがう!? 最新研究からわかった、恐竜たちの姿 ゴジラ立ちでのしのし歩くティランノサウルス、図鑑から消えたブロントサウルス、卵泥棒だと思われていたけれど冤罪だったオビラプトル……。 これらの恐竜たちは、今ではすっかりその姿を変えています。 本書では、そんな、研究が進むことによって姿が変わった恐竜たちを、「ビフォー」「アフター」として、気鋭のサイエンスライター土屋健と大人気いきものイラストレーターのツク之助のタッグで、解説! 今の姿になるまでには、真実を追い求める研究者たちの涙ぐましい努力のあとが……! ぜひ、懐かしい姿に思いを馳せ、新たな姿に驚き、古生物学のめまぐるしい発展をお楽しみください。 【目次】 はじめに 序章 恐竜・古生物の基礎知識 1章 姿が変わった恐竜 2章 恐竜界を変えた恐竜 3章 恐竜以外のビフォーアフター おわりに
  • 恐竜最後の日: 小惑星衝突は地球をどのように変えたのか
    5.0
    ファンタジー小説のように読めるポップサイエンスだが、 その内容は確固たるエビデンスに裏づけられている。 物語スタイルの先史時代ノンフィクションという、 まったく新しいジャンルを切り開いたといえるだろう。 ――スティーヴ・ブルサッテ(『恐竜の世界史』著者) ライリー・ブラックは、この危機と回復のあらゆる段階を蘇らせた。 軽やかな筆致の根底にあるのは、物語の背景にある豊富な 科学的エビデンスの綿密かつ入念なる分析である。 ――マイケル・J・ベントン(『恐竜研究の最前線』著者) 童話のように色鮮やかな本書は、ブラックの科学に基づいた 想像力によって命を吹き込まれたものだ。『恐竜最後の日』は、 遥かなる過去と現代の生態系がつながっていることを明らかにする。 エビデンスの数々が織り込まれた物語を読み進むうち、読者は過去に誘われ、 あたかも目の前でさまざまな出来事が起こっているかのように思えてくるだろう。 ――エルサ・パンチローリ博士(『哺乳類前史』著者) * * * * * そして生命は新たな道を歩みはじめた 6600万年前のモンタナのヘルクリーク、晴れた日の午後。 森の端ではトリケラトプスが歩き回り、ティラノサウルスは巨体を揺らしながら 獲物を探している。その数時間後、小惑星が地球に衝突し、 風景を一変させることになるなどと、誰が予測できただろうか。 この災禍は、既知の種の半分以上を消し去ったが、それまでの1億年間 閉ざされていた進化の機会を得る重要なものでもあった。 衝突から1日後、1年後、1000年後、100万年後に起きた生命の歩みを、 目の前で観察しているかのごとく語る、ナラティブ・ノンフィクションの傑作。 ◆目次 序章 第1章 衝突前――いまから6604万3000年前 第2章 衝突 第3章 衝突から1時間後 第4章 衝突から1日後 第5章 衝突から1か月後 第6章 衝突から1年後 第7章 衝突から100年後 第8章 衝突から1000年後 第9章 衝突から10万年後 第10章 衝突から100万年後 結論――小惑星衝突から6604万3000年後 付録――科学的背景について ◆本文より もし歴史がほんのわずかでも違う形で展開していたならば、 絶滅における最悪の状態を脱したとしても、進化の末に私たち人間が 誕生することはなく、爬虫類の鋭い爪が牛耳る世界で生きる哺乳類は、 比較的小さい体のまま、フンフンと辺りを嗅ぎまわるだけの存在に なっていたことだろう。この壮大な物語は恐竜たちの苦難だけで終わるものではない。 私は、滅亡する恐竜たちの陰に隠れて生き残った目立たない生物たちと、 そんな彼らがのちに繁栄する様子にも焦点を当ててみたかったのだ。
  • 恐竜時代I 起源から巨大化へ
    3.5
    地球上にあらわれた2億3000万年前、小型の恐竜たちは大型のワニの祖先に圧倒されていた。その後、2億年前、ワニの祖先が絶滅したのをきっかけに、恐竜が大繁栄していく。さらに巨大恐竜の出現、始祖鳥の空への進出と、多様化が進む。アルゼンチン、南極、中国などでの発掘経験もまじえ、恐竜繁栄の歴史をえがく。[カラー16頁]

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  • 恐竜大陸 中国
    -
    世界一の恐竜大国、その実態 世界の恐竜研究史を塗り替えた羽毛恐竜の化石や琥珀漬けの恐竜の尾「EVA」など、革新的な発見は中国で相次いできた。 発見された恐竜の種類も既にアメリカを抜いており、世界一の恐竜大国となっている。 日中戦争や文化大革命をはじめとした動乱の影響や盗掘・密売の横行など、一筋縄ではいかぬ国で世紀の発見や研究はどの様に行われたのか。 研究の最前線と、それを取り巻く社会の歴史と現状まで、中国恐竜事情を初めて網羅する。 習近平の名前を冠した恐竜は現れてしまうのか? 発掘・研究は国家と対峙する時がある ■農民夫婦、裏山から掘り出した化石を14年間守る ■羽毛恐竜、中国共産党幹部の名前を付けられる ■中国恐竜学の泰斗・楊鍾健の恐竜よりも数奇な人生 ■ドラえもんでおなじみのあの恐竜が見つかるまで ■重い政治問題と続々と見つかる化石と。新疆ウイグル自治区の恐竜 etc. 【目次】 はじめに 恐竜の基礎知識――本編に進む前に 第1章 中国恐竜最新事情――恐竜の常識を変えた「羽毛恐竜」は中国で見つかった コラム1 中国恐竜の命名ルールと珍名恐竜 第2章 レジェンド中国恐竜秘話――『ドラえもん』でも有名な中国恐竜たち コラム2 中国恐竜学の泰斗・楊鍾健の恐竜よりも数奇な人生 第3章 中国人の大発見――化石は意外な局面で見つかる コラム3 化石盗掘の暗い影と中国恐竜研究の混乱 第4章 中華全土、恐竜事情――新疆・チベットでもマイナーな町でも化石は出る コラム4 台湾と香港で恐竜の化石は見つかるか? 第5章 中生代中国の「海と空」の生き物たち――中国では翼竜や首長竜の化石も見つかる コラム5 「世紀の大発見」をものにした恐竜オタク博士の光と闇  おわりに 参考文献
  • 恐竜たちが見ていた世界―悠久なる時をかけてよみがえる18の物語
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【18の物語でつづる古生物版「シートン動物記」】 恐竜をはじめとする古生物。 かれらは、自分たちの世界をどのように見て・感じて、暮らしていたのだろうか? 本書は、古生物たちの目線に降り立って、かれらの世界を描き出す――いわば古生物版「シートン動物記」です。 古生物たちと同時代・同地域に生きて、その行動を観察することができたとしたら……。 そんな古生物が見た景色を、18の物語にまとめました。 太古の世界を〝等身大で追体験〟することで描き出す古生物ワールド。 そこにはいったいどんな世界が広がっているのでしょうか。 ■こんな方におすすめ ・古生物&恐竜ファン ・古生物がどのような暮らしをしていたのか興味のある方 ■目次 ■第1幕 古無脊椎動物が見ていた世界   ●Story01 海底の楽園   ――かつて、世界は平和であふれていた(エルニエッタ、ディッキンソニア、キンベレラ)   ●Story02 最初の覇者たちが見た景色   ――カンブリア紀の覇者(アノマロカリス・ブリッグスアイ、アノマロカリス・カナデンシス)   ●Story03 地中も安全とは限らない   ――“探知の狩り”のはじまり(鰓曳動物)   ●Story04 洗練された泳ぎ   ――「古い」は「悪い」じゃない(タラソスタフィロス、クテノルハブドットス)   ●Story05 みんな一緒   ――1列で並ぶ化石(アンフィクス)   ●Story06 煌々と輝く海の中で……   ――縦に並んだ複眼(エルベノチレ)   ●Story07 三葉虫のさまざまな生き様   ――多用な形が物語る(イソテルス、ハルペス、ワリセロプス)   ●Story08 狩るのはいつか?   ――さまざまな複眼のウミサソリ類(ユーリプテルス、プテリゴトゥス・アングリカス、アクチラムス・クンミンゲシ)   ●Story09 大きな眼の“暗殺者”   ――謎の動物も、複眼からわかる(ヴォウルテリョン、ドロカリス)   ●Story10 ジュラ紀の夜の音色   ――ジュラ紀の森で聞こえた音(アルカボイルス・ミュージックス) ■第2幕 古脊椎動物が見ていた世界   ●Story11 早起きは三文の得   ――寒冷期の狩人(ディメトロドン)   ●Story12 長い首なのに?   ――常に下を向く独特の平衡感覚(ニジェールサウルス)   ●Story13 鼻先で獲物を探す   ――吻部先端の圧力センサー(スピノサウルス)   ●Story14 闇夜に虫を狩る   ――恐竜にもいた、フクロウのような生態(シュヴウイア)   ●Story15 高音の子、低音の親   ――音を出す恐竜(パラサウロロフス)   ●Story16 走るのは苦手   ――走るのは苦手だった角竜(トリケラトプス)   ●Story17 帝王の子育ては、顎先で   ――発達した神経(ティラノサウルス)   ●Story18 恐竜時代のウタ   ――鳥類はいつからウタでコミュニケーションをしたのか(ヴェガヴィス) ■著者プロフィール ●著者-土屋健(つちや・けん):サイエンスライター。オフィス ジオパレオント代表。日本地質学会員。日本古生物学会員。日本文藝家協会員。金沢大学大学院自然科学研究科で修士(理学)を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て、現職。2019年にサイエンスライターとして史上初となる日本古生物学会貢献賞を受賞。近著に『も~っと!恐竜・古生物ビフォーアフター』(イースト・プレス)、『地球生命 無脊椎の興亡史』(技術評論社)など。 ●絵―ツク之助(つくのすけ):サイエンスイラストレーター。爬虫類や古生物を中心に、生物全般のイラストを描く。イラストを担当した書籍に『恋する化石』(ブックマン社)、『ドラえもん はじめての国語辞典 第二版』(小学館)。著書に、絵本『トカゲくんのしっぽ』(イースト・プレス)などがある。バンダイの爬虫類カプセルトイシリーズも展開。 ●協力/無脊椎動物―田中源吾(たなか・げんご):熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター准教授。専門は古生物学。驚異的な保存状態の化石から生物進化の謎に取り組んでいる。 ●協力/脊椎動物―河部壮一郎(かわべ・そういちろう):福井県立大学恐竜学研究所准教授、福井県立恐竜博物館研究員。専門は脊椎動物の比較形態学。特に、鳥類を含む恐竜や哺乳類の脳などの神経系や感覚器形態について。
  • 恐竜探偵 足跡を追う 糞、嘔吐物、巣穴、卵の化石から
    4.5
    『ジュラシック・パーク』の常識が覆る! 骨の化石からはわからない、生活痕跡の化石から恐竜の生態、その謎を追う。 恐竜の生痕化石とは、足跡や巣穴など行動の痕跡が残された化石のこと。恐竜の足跡は南極大陸を除くすべての大陸で、今でも毎年新たに発見されているのだ。また、かつて恐竜は子を産みっぱなしと考えられていたが、巣の化石の発見でそのイメージが大きく変化。他にも糞、嘔吐物、尿の化石もある。本書は、そんな世界に取りつかれた古生物学者が、その面白さを平易に解説するものである。 目次 第一章 恐竜を追う 第二章 この足は歩き、走り、すわり、泳ぎ、群れをなし、狩りをするために作られた 第三章 ラーク採石場の謎 第四章 恐竜の巣と子育て 第五章 地下にもぐる恐竜 第六章 折れた骨、歯型、歯に残された痕跡 第七章 なぜ恐竜は石を食べるのか 第八章 当時の名残――恐竜の吐物、胃の内容物、糞、その他、虫の知らせ 第九章 壮大な白亜紀を歩く 第一〇章 わたしたちの中に恐竜の足跡を辿る 第一一章 恐竜の景観と進化の足跡 訳者あとがき 恐竜の足跡は日本でも
  • 恐竜大絶滅 陸・海・空で何が起きていたのか
    4.4
    1巻1,320円 (税込)
    6600万年前、生態系の頂点を極めた恐竜類が地球上から姿を消した。大量絶滅事件の原因は、隕石だとするのが現在の定説である。 ただ、その影響は一様ではなかった。突然のインパクトを前に、生存と滅亡の明暗は、いかに分かれたのか? 本書は、恐竜、翼竜、アンモノイド、サメ、鳥、哺乳類などの存亡を幅広く解説。大量絶滅事件の前後のドラマを豊富な図版とともに描き出し、個性豊かな古生物たちの歩みを伝える。 各章監修:後藤和久、小林快次、高桒祐司、相場大佑、冨田武照、田中公教、木村由莉 目 次 はじめに 第1部 大量絶滅事件、勃発 第1章 隕石落下というはじまり―謎多き大事件 第2部 滅びに至る物語 第2章 陸の王者――恐竜類の1億6000万年 第3章 空の主役――翼竜類の1億6000万年 第4章 世界の証人――アンモノイド類が歩んだ3億年 第3部 滅びを超えた物語 第5章 絶滅しなかった海の主――役者は交代するも舞台は続く 第6章 恐竜類の生き残り――絶滅と生存の分水嶺 第7章 私たちへの道―霊長類、現る おわりに もっと詳しく知りたい読者のための参考資料 索引(種目)
  • 恐竜のきほん:大量絶滅はなぜ起きた? 化石と地層から何がわかる? 進化を読み解く恐竜の話
    完結
    -
    全1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 恐竜界隈の“きほん”をこの一冊で 『ディノペディア Dinopedia』の著者・G. Masukawaさんによる新たな恐竜入門書が誕生! 研究史や研究手法、恐竜が生きた時代、系統ごとの生態について網羅的に紹介し、恐竜をより深く楽しむため基本的な科学知識を詰め込みました。可能な限り最新研究までフォローし、研究者を志す人にも役立つ一冊です。イラストは『ディノペディア Dinopedia』でもタッグを組んだ古生物イラストレーター・ツク之助さん。 ――――  200年という長きにわたる恐竜人気は、同じだけ続いてきた恐竜研究のたまものです。ただの石ころにしか見えないような化石から、そして現代を生きる鳥類からも、古生物学者たちは悪戦苦闘の末に恐竜に関する様々な情報を引き出し続けてきました。  本書では、これまで行われてきた様々な研究や、それによって明らかとなりつつある恐竜の進化について、代表的かつ「きほん」的なトピックを紹介します。恐竜の研究はまさに日進月歩で、定説がひっくり返ることもあります。しかし、どんな研究もこれまでの研究の積み重ねの上に立っているものです。「きほん」を押さえておくことで、今後も発表されていく新たな研究成果をフォローし続けることができるでしょう。  恐竜研究は、いつでも今が一番おもしろいもの。どこまでも深い恐竜の魅力にどっぷり浸かるとき、道案内として本書が役に立てば幸いです。 ――――「はじめに」より
  • 恐竜の世界史――負け犬が覇者となり、絶滅するまで
    4.4
    今は、「恐竜化石の大発見時代」だ。次々と新種が報告されており、恐竜の歴史は大きく書きかえられてきた。著者は、世界各地で発掘調査を行い、15種もの新種を記載してきた若手恐竜学者である。その研究の多くが、恐竜たちの歴史を念頭に置いて行われてきた。たとえば、史上最大の大量絶滅事件の後、地上に出現した初期の恐竜はどのような姿だったのか。著者たちは探偵さながらに足跡化石を追い、足跡の主の姿や運動能力を推理していく。また、恐竜たちはどのようにして世界中に広がり、支配階級に上り詰めていったのか。その過程は、膨大な化石の記録を見直し、統計解析を行うことで明らかになった。実はその道のりは厳しく、初期の恐竜たちは弱い立場に置かれていた。化石を発見した瞬間の喜びや、かつて“恐竜少年”だった著者と研究者たちとの交流のエピソード、恐竜視点で描かれる「絶滅の日」など、多彩な描写を追ううちに、最新の恐竜研究と恐竜たちの歴史を一望できる一冊である。
  • 恐竜の魅せ方 展示の舞台裏を知ればもっと楽しい
    3.6
    1巻1,540円 (税込)
    恐竜好きな人たちにとって、身近で興味深い国立科学博物館をはじめとする博物館や、3年前後ごとに開催される「恐竜博」は恐竜の宝庫! 恐竜研究の第一人者で、長年にわたり「恐竜博」監修を務める真鍋先生が、「展示の舞台裏を支える人々がどんなふうに恐竜と向き合っているか?」という切り口から、これまでとは違った角度から見える恐竜の面白さ、魅力、最新情報を伝えます。
  • 恐竜は今も生きている? - 動物・人類・絶滅生物――すごい進化の話 -
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「科学は世界を見る窓!」 登録者数30万人超の科学系YouTubeチャンネル・サイエンスドリームが初の書籍化! 不気味な特徴・生態の生き物や身近な動物の謎、私たち人類の意外な体の仕組みや祖先のこと、絶滅した巨大生物や奇妙すぎる見た目の生き物たち……気になるテーマに科学で迫る。 少し怖いけど読み始めたら止まらない、科学エンタメ本の登場です! 漫画・イラストは、人気イラストレーターのクマコロさん、ぬまがさワタリさん、德永明子さんが担当。 イラスト満載で面白さ・わかりやすさ・迫力抜群の1冊。 ※小学校中学年以上から読めるように、小学4年以上の学習漢字にふりがなを振っています。 ■内容 第1章 少し怖くて面白い!? 動物の不思議 ・シャチが海の最強のハンターである本当の理由とは? ・深海生物が大きくなる「深海巨大症」 巨大化の理由と生態 ・シマウマがしま模様なのはなぜ? 3つの説の真偽は…? ・恐ろしい寄生虫に寄生されたカエルの衝撃の運命! など 第2章 意外と知らない! 人類の進化と体の秘密 ・人間が人間を食べてはいけないとても科学的な理由! ・睡眠を取らないと体と脳で起こるとても恐ろしいこと! ・世界で最も危険な血液型ゴールデン・ブラッド ・人類の脳はじつは進化とともに小さくなっている! など 第3章 進化の表と裏!? 絶滅した生物の謎 ・めちゃくちゃだった復元図の変貌と恐竜研究の歴史 ・恐竜は生きている!? 絶滅していない科学的な証拠! ・史上最も巨大な熊アルクトテリウムはなぜ絶滅した!? ・大量絶滅後の動物は研究者も混乱する奇妙な見た目ばかり! など 【著者プロフィール】 サイエンスドリーム 科学の知識とその面白さを提供するYouTubeチャンネル。 科学記者として約10年働いたのち、YouTubeで活動を始めた。 古生物学・進化生物学にまつわるテーマを中心に、斬新な切り口と科学的根拠に基づく簡潔かつ分かりやすい解説、独自の見解が高評価を得て、大人から子どもまで人気になる。 YouTubeでの決めゼリフは「科学は世界を見る窓!」
  • 恐竜はすごい、鳥はもっとすごい!~低酸素が実現させた驚異の運動能力~
    4.3
    鳥類の運動能力は生物の中でも別次元だ。鳥は哺乳類などとは別次元の「スーパーミトコンドリア」を持っているからだ。この形質は約2億5千年前に起きた大絶滅(PT境界)後の低酸素という強力な選択圧のもとで、原始的な爬虫類(双弓類)から獣脚類(恐竜の一群)が進化する過程で生み出された。中生代の覇者となった獣脚類、その後継者である鳥は、低酸素への適応を通じてなぜ驚異の能力を獲得できたのか。独自の説を交え迫る。
  • 恐竜は絶滅していない!古生物に関する間違い・勘違い。20分で読めるシリーズ
    -
    さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 古生物というと、どういうイメージを持つだろうか。おそらく、三葉虫や恐竜、マンモスなどを思い浮かべる方が、多いのではないだろうか。 辞書的な定義としては、古生物とは地質時代に生きていた生物、ということになる。地質時代とは、先カンブリア時代、古生代、中生代、新生代に分けられる区分のことである。 ちなみに現代は新生代第四紀にあたり、ティラノサウルスやトリケラトプスなどがいたのは、中生代白亜紀にあたる。 要するに化石や、過去の遺物として発見される生物のことであり、この本では割と広い意味で使用している。 話は戻るが、はじめに書いた三葉虫、マンモス、恐竜は古生物に詳しくなくても、知っている人は多いだろう。 しかし彼らについて、掘り下げて学校で習うことは、専門な科やコースに行かない限り、ほとんどないと思われる。 この本は、「そういえば何となく、学校の理科の授業でやったっけ」、「子どもの頃、図鑑見てたなあ」という人にぜひ、見てもらいたい 【目次】 「ゾウの祖先はマンモス」は× 「プテラノドンは恐竜」は× 「ゴキブリは変わっていない」は× 「アウストラロピテクスは最初の人類」は× 「恐竜は絶滅した」は× 番外編 ティラノサウルスについて 【著者紹介】 二代目正次郎(ニダイメショウジロウ) 秋田県出身、在住。幼少期は動物と怪獣にしか興味のない子どもだった。 動物の中でも、昆虫と恐竜(古生物)に興味があり、今も興味がある。最近の趣味はアメコミ。
  • 恐竜はホタルを見たか 発光生物が照らす進化の謎
    3.5
    昆虫,キノコ,魚など,地球上には数万種もの「光る生きもの」がいる.生物はいつ,どうやって光る能力を手に入れたのか.光を使った驚きの生存戦略とは.発光のしくみを解明し,進化の道筋を巻き戻していくと,舞台は暗闇に満ちた太古の深海へ.生物が放つ光に魅せられた著者が,ダーウィンも悩んだ「進化の謎」に挑む.[2色刷]

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  • 恐竜は滅んでいない
    4.0
    いまや恐竜研究の最先端となった日本。その最前線に立つ気鋭の恐竜学者が、進化する科学的分析の結果明らかになった恐竜の驚くべき生態を紹介。「鳥類は恐竜の子孫だった」など世界が変わって見える事実が満載!
  • 恐竜ハンター ~白亜紀の恐竜の捕まえ方~
    -
    1巻1,540円 (税込)
    現代の科学、恐竜の知識を持って白亜紀に行ったら、人は恐竜を捕まえることができるのか? 多種多様な恐竜たちが闊歩した白亜紀の時代へいざタイムスリップ! 恐竜の生態やその時代の環境を検証し、どうすれば恐竜を人の手で捕まえることができるのかを考察します。数々の書籍を執筆、監修してきた古生物ライターの土屋健氏をブレインに、全58種の恐竜たちに立ち向かいます。

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