献体―遺体を捧げる現場で何が行われているのか

献体―遺体を捧げる現場で何が行われているのか

ビジネス・実用
1,628円 (税込)

8pt

3.2

(概要)
本書は2011/6刊行書籍の電子版になります。
医療従事者の教育・研究のために、解剖体として遺体を捧げる「献体」。
この献体を希望する人が増加し、密かに世間の注目を集めている。どうすれば身体を提供できるようになるのか?遺体はどのように解剖され、最後はどうなるのだろうか?デリケートなテーマだけに、語られることが少なかった献体。
本書は、その現状を真正面から伝える初めての書籍である。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    技術評論社
  • タイトル
    :
    献体―遺体を捧げる現場で何が行われているのか
  • タイトルID
    :
    529794
  • ページ数
    :
    200ページ
  • 電子版発売日
    :
    2018年06月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    37MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

献体―遺体を捧げる現場で何が行われているのか のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     献体の実際と正常解剖の概要。献体された遺体がどのような処置で保存され,解剖学実習がどのように行なわれるのか,かなり詳しい。人体解剖の歴史も概観。
     人体解剖には,正常解剖,病理解剖,法医解剖の三種類がある。医学生・歯学生の教育・研究目的の正常解剖は,95%が献体された遺体で行なわれる。昔はもっと不足していたが,献体に対する理解も広まり,現在では十分な数の献体登録がなされているという。
     献体は無報酬。大病をしたとかで,医学の世話になった人が恩返しのために登録するケースが多いようだ。献体登録していることを誇りにして充実した日々を過ごしている人も少なくない。日本には献体登録してる人たちの交流の場である献体団体があるが,これは世界でも珍しいらしい。
     歴史好きなので,人体解剖の歴史も面白かった。西洋のと日本のと。江戸時代の人体解剖(腑分け)は,死罪の付加的な刑として,刀剣の試し斬りに代わるものとして行なわれた。切腹はもちろん,下手人や磔・獄門は対象外。下手人っていうのは最も軽い生命刑で,遺体は遺族に返還するからできない。
     諸外国の献体事情についても述べてて,かなり意外なことも。アメリカでは医学以外の献体利用もあるらしい。「自動車事故での人体損傷を調べる実験に利用されたり、防弾着を改良するために弾丸や爆弾で人体を攻撃する実験に利用されたりといった事例が報告されている」(p.114)には心底驚いた。航空機エンジンのバードストライク試験で,死んだ鶏を使うのは知ってるけど…。献体って考えたことないけど,アメリカでは絶対に献体したくないな。
     アメリカでは献体者の遺族に報酬を払うことが法律で禁止されているが,日本ではそういう規制はない。無条件・無報酬ということが倫理規範として機能。ほかに,ドイツでは埋葬費用節約のためのプラスティネーション希望者が結構いるらしい。国によって様々だなぁ。
     やはり自分が,家族が献体することを考えると,かなり抵抗があるな。医学には必要だし,死んだらおしまいなので,べつに嫌がる理由もないんだけどね。遺骨が二三年帰ってこないので遺族は少し困るかな?放射能を無闇に怖がる風潮はなんだかなあと思っていたけど,案外同じような心理なのかも知れない。

    0
    2012年02月29日

    Posted by ブクログ

    献体で報酬がもらえると思ってる人がいるとかま?
    こえーよ

    アメリカやば!
    新鮮凍結遺体を用いた外科手術手技の研修←理解
    新しい手術法の研究←理解
    安全装置改良のため自動車事故で損傷実験←は?
    防弾着改良のため弾丸や爆弾で攻撃する←は?
    あたおかー!

    プラスティネーションとかさすがドイツって感じ
    人体の不思議展いったわぁー!
    めっちゃ好きだった!
    あれ中国人の遺体だったのか…?

    古代のギリシャ、ローマはさらにさすが!
    そんな時代にもう解剖学があって、人体の構造について内蔵、血管系とか脳神経のことまで記述してるとかまじですげぇ
    しかもなんたって図がおしゃれ!センス!
    バロック解剖図とか芸術やん

    0
    2025年12月14日

    Posted by ブクログ

    坂井建雄 著「献体」、2011.7発行。医療従事者の教育・研究のために解剖体として遺体を捧げる「献体」。プライバシーに関わるデリケートなテーマを扱った書です。献体された遺体は保存処置をされ(1年以上)、解剖される。(正常解剖)(他に、病理解剖と法医解剖が)数ヶ月かけて隅々まで解剖される。終わると火葬され遺族に遺骨が返還される。(大体、献体して2~3年後)献体は、無条件・無報酬だが、献体すると自分の身体をとても大切にするようになるそうです。そして死んだ後も社会の役に立つと。

    0
    2019年10月18日

    Posted by ブクログ

    良く知らないので読んでみた。
    順天堂大学での実態から、海外事情へと話は膨らみ。
    解剖学の歴史にもさらりと触れてある。
    主な主張は医学生の解剖は数が足りてきた。
    次はコメディカルや研究目的に遺体が使いたい。
    まあ、そんな話。

    0
    2013年12月04日

    Posted by ブクログ

    臓器移植が知られるようになっている裏で下火になっているかと思っていた献体だが、実はその数も増えているらしい。その裏には献体を支えてきた白菊会をはじめとした献体希望者・家族の会や医学部などの尽力によるところが大きい。
    アメリカなどではモノ扱いにさえ思えるようなことも横行しているのに対し、日本の献体制度はいわば献体希望者という一介の人々たちの良心に基づく行動によって良質の仕組みが維持されている。遺体を医学等の発展に役立てながらも遺体の尊厳を守るやり方は、身体一元論になじむ日本人ならではのものともいえそうだ。

    0
    2011年09月10日

    Posted by ブクログ

    献体に関しての情報が よくわかった。新聞でも 取り上げられてたが、最近は、献体を希望する人が多くなっているのだとびっくりした。私も 献体を 考えてみたいと思った。

    0
    2011年09月04日

献体―遺体を捧げる現場で何が行われているのか の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    技術評論社
  • タイトル
    :
    献体―遺体を捧げる現場で何が行われているのか
  • タイトルID
    :
    529794
  • ページ数
    :
    200ページ
  • 電子版発売日
    :
    2018年06月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    37MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

坂井建雄 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す