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  • ハーレクイン・ロマンスセット 1
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    お得な価格でハーレクイン・ロマンス4作品収録『一夜の恋におびえて』-妹の結婚式で付添人を務めるゾーイ。式の最中、花婿の兄で付添人のアーロンの態度の悪さに辟易し、懲らしめようと近づくが、逆に彼の誘惑の罠にかかり……。『賭けられた花嫁』-父が賭で失った城を取り返すためアンジェリークは首長国に飛んだ。交渉相手レミーの部屋に忍びこむが、捕まって投獄されかける。すると彼からとんでもない提案が!『愛と偽りのギリシア』-ケイラはギリシアの小島でハンサムな漁師と知り合うが、彼はなぜか彼女の正体を疑っていた。それでも惹かれるケイラは、ある日、彼の驚く真実を知った。『希望と名づけた愛の証』―妊娠中のミアはおなかの子の父親の葬儀で、その兄である初恋の相手イーサンと再会した。彼はミアの不実をなじるが、この妊娠には誰にも言えない秘密があった。
  • ハーレクインコミックス セット 2025年 vol.1794
    NEW
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    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「明日なき二人でも」「すり替わった恋人」「嘘と秘密と白い薔薇」の3話をまとめて収録。
  • ハーレクインコミックス セット 2025年 vol.1776
    NEW
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    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「ボスがくれた小さな命」「紳士の約束」「愛されない花嫁」の3話をまとめて収録。
  • ハーレクインコミックス セット 2025年 vol.1630
    完結
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    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「ヴェネチアの憂鬱」「傷心のモナコ」「ボスとの偽りの蜜月」の3話をまとめて収録。
  • ハーレクインコミックス セット 2025年 vol.1622
    完結
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    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「純潔の囚われびと」「イタリア富豪の孤独な妻」「冬きたりなば…」の3話をまとめて収録。
  • ハーレクイン・ディザイアセット 1
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    お得な価格でハーレクイン・ディザイア2作品収録!『スイートルームの恋愛報告』-ルーシーは、探偵ヘイデンの滞在するスイートルームに来ていた。継父がオーナーを務める会社が起こした事件の聴取を受けるためだが、ドアが開いた瞬間、出迎えたヘイデンに一目で心奪われた――。陰のある端整な顔立ち、息がとまるほどの存在感。だが、ヘイデンが継父を黒幕だと疑っていると知り、一瞬のうちに、彼は愛してはいけない人となってしまった。彼を求める心の叫びを無視し、ルーシーは継父の無実を証明しようと、調査の協力を申し出る。やがてヘイデンと行動をともにするうちに、彼の瞳に揺らめく欲望の炎を見つけ、めくるめく夜をともにしてしまう。しかしヘイデンは残酷な言葉を放った。「この関係は一時的なものだ」『記憶をなくした億万長者』-別居中の大富豪の夫サムが事故で大怪我をしたと聞き、 ブリアは病院に向かった。 ところが、昏睡からさめた夫の言葉に驚く。 「今回は成功したのかな、スイートハート。 妊娠の兆候は?」 優しく彼女を気遣うサムの様子は、愛情深い夫そのものだった。 まさか……覚えていないの? 不思議なことにサムの記憶からは、5カ月前ブリアが流産したことも それが二人の関係を最悪な結末に導いたことも、消えていたのだ。 ブリアはサムが快復するまで、再び一緒に暮らすことを決める。 そして、仕事中毒ですれ違いばかりだった夫と過ごす新婚の頃のような甘く幸福な日々に、つかのま酔いしれるが……。
  • ハーレクイン・イマージュセット 1
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    お得な価格でハーレクイン・イマージュ2作品収録『愛と犠牲の花』-両親を早くに亡くし、妹たちの面倒を見てきた助産師のアビィ。彼女が勤務する産科に、ローハンという名のまばゆいばかりにハンサムなドクターがやってきた。見るも鮮やかな手つきで処置をほどこす有能な彼に、周囲の女性たちはまたたく間に虜になっていった。アビィもまた、彼に微笑まれるとどうしようもなく胸がざわついた。だが、ローハンは愛や結婚に否定的で、自己犠牲的な彼女の生き方をも非難する冷たい男性だとわかる。ショックを受けるアビィだったが、ある夜、突然ローハンが彼女の家を訪れ、思いがけない申し出を――。『スペインの情熱と絆』-1年前、スペイン人の夫サヴの運転する車が衝突され、アイラは4歳の息子ケーシーを失った。その後、サヴは罪悪感から心を閉ざし、彼女に冷たい態度をとるようになっていった。背中を向け合って眠りにつく日々が続き、やがてアイラは離婚しかないと考えるようになる。そのために仕事への復帰を決める彼女だったが、皮肉にも、サヴと同じ職場を選ばざるをえなかった。仕事場では気さくで、魅力的で、部下からの信頼も厚い彼。妻の自分には見せてくれない顔に、アイラの心はさらに沈み……。
  • スター作家傑作選~もしも白鳥になれたなら~
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    麗しの白鳥だったら、すてきな恋ができる。醜いあひるの子は今日も夢を見る……。 ■もしも私が白鳥のように優雅で美しい女性だったら、この人生はどれほど違うものになっていただろう? ついそんな空想をしてしまうのが乙女心というもの。叶うはずもない恋に悩む醜いあひるの子ヒロインの物語を集めた、ピュアなシンデレラ・アンソロジーです。
  • スター作家傑作選~シンデレラは身代わり母に~
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    身代わりになって、跡継ぎを産む。始まりは、それだけだったはずが……。 ■文字どおり“身代わり”となってプリンス・ヒーローの赤ちゃんを出産するヒロインの物語を2篇集めたシンデレラ・アンソロジー!たとえヒーローの子をお腹の中で育んでいても、それは決して愛の証ではない……。代理母の切ない気持ちが巧みに描かれています。
  • ハーレクインコミックス セット 2025年 vol.1735
    NEW
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    毎月厳選したタイトルをまとめてお得にお楽しみいただけるハーレクインコミックスのセットです。「罪深き結婚」「愛人は涙を信じない」の2話をまとめて収録。
  • スター作家傑作選~真夏の恋のファンタジア~
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    名門バルフォア家の舞踏会に、当主の姪メレディスはイタリア富豪の夫アレッサンドロとともに招待された。仕事先から遅れて参加する彼とは、喧嘩と仲直りを繰り返す日々だが、今は、前日に判明した妊娠のことを伝えたかった。ところが会場でありえない噂を耳にする――夫の旧友とわたしが情事を重ねている、ですって……!?(M・リード『愛のアリアを歌って』) ジェニファーとマテオは互いの忙しさが災いし、現在、離婚手続き中。夫とはもう会うこともないと思っていた彼女だったが、カンヌでの仕事で半年ぶりに再会した。思わぬ激情に襲われて、体が理性を裏切り、情熱を交わしてしまう。数週間後、ジェニファーの体調に変化が現れ……。(S・ケンドリック『情熱の果てに』) ゾーイは傷心を振り払うため、コモ湖畔の別荘で臨時の家政婦として働くことに決めた。雇い主はイタリア人実業家リアンドロ。ところが別荘に到着するなり、ゾーイは彼から怒りの言葉を浴びせられる!(K・ヒューイット『異国のボス』) この他魅力的な2作を収めた、地中海の風薫るシンデレラ・ロマンス短篇集です。 *『愛のアリアを歌って』、『異国のボス』、『情熱の果てに』は、ハーレクイン・デジタルから既に配信されている作品と同作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • かりそめの蜜夜~漆黒の貴公子は愛を知る~
    4.0
    ほら、貴女の身体はこんなにも私を誘っている 令嬢が囚われたのは、傷を負った富豪の激しいまでの慾望 伯爵令嬢のレティシアは、出自に関するスキャンダルから逃れるためにヴァーレン帝国を訪れる。そこで怪我を負ってしまい、帝国有数の貿易商・ジークに助けられ、世話になることに。「貴女の中は蕩けそうなほどに熱い」いつしか惹かれあい、甘く激しい蜜夜を過ごす二人。ところがある日、彼の秘密を知ってしまったレティシアは、突然拒絶されて……。
  • 伯爵の無垢な乙女
    4.5
    父が戻ってくるまで、伯爵の屋敷で愛人として暮らすなんて! 上流階級の生まれのルーシーは極貧生活を強いられている。母が亡くなる前から賭博に手を出した父があちこちで借金を作り、そのたびに夜逃げを繰り返してきたから。父が突然姿を消した今、路上でバイオリンを弾いて恵んでもらうお金だけが唯一の収入だ。ある日、ルーシーの住まいに背の高いハンサムな紳士が現れた。わたしをこんな生活から連れ出してくれる、夢の人……?だがルーシーの期待も空しく、その紳士――キャンボーン伯爵は険しい顔で彼女の父親を出せと言った。莫大な借金があるというのだ。父の居所にまったく心当たりがないとルーシーが震えながら告げると、伯爵は灰色の目を細めて、残酷な提案をした。■上流階級の娘でありながら貧しい暮らしを強いられるルーシーと、広大な屋敷で何不自由なく育った伯爵のジェームズ。本来なら出会うはずもなかった二人の間に芽生えた恋の行方は? 不遇にめげずひたむきなヒロインに涙する、エリザベス・ロールズの感動作。
  • アラビアのプリンスと私
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    二度と恋はしないと誓ったのに、尊大な砂漠のプリンスに惹かれている! 英国貴族の次女キャシーは姉が嫁いだアラビアの王国にやってきた。結婚式の直前、婚約者に捨てられて深く傷ついた心を癒やすために。ほどなく彼女は隣国のプリンス――シーク・ジャミル・アル・ナザリが、幼い娘の家庭教師として英国人の女性を探していることを知る。母を亡くした娘はわがまま放題に育ち、周囲の手を焼かせているという。こんな私でも、もし誰かの役に立てるなら……。ひそやかな願いを胸に、キャシーは職に応募して首尾よく採用された。灼熱の砂漠を渡って隣国のオアシスにようやく到着したとき、彼女は豪華なローブをまとう長身痩躯のジャミルに出迎えられた。その夜、野営のテントの中で熱いキスを浴びせられるとも知らず。 ■ヒストリカル・シークの第一人者、マーガリート・ケイの新作をお届けします。PHS-116『ハーレムの無垢な薔薇』でヒロインの妹として顔を見せていたキャシーが、いよいよ主役を務めます。砂漠のプリンスと英国人女性の濃厚なロマンスをお見逃しなく!
  • 忘却のかなたの楽園【mirabooks版】
    3.0
    彼の記憶からは わたしとの時間だけがこぼれ落ちていた―― 運命のいたずらに翻弄される、切ない愛の行方は…… NYタイムズNo.1ベストセラー作家 マヤ・バンクスどこかでお会いしましたか――彼のその言葉にブライアニーは凍りついた。 5カ月前、ブライアニーは土地を購入しにテキサスの小島を訪れた 会社社長ラファエルと恋に落ちた。二人で夢のような時間を過ごし、 やがて契約書を手に彼はNY本社へいったん戻ったがその後連絡はなく、 妊娠に気づいたブライアニーは意を決して彼に会いに来たのだ。 それなのに――。呆然とするブライアニーに彼は、 さらに驚くべき言葉を続け……。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のmirabooks版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 浜辺のビーナス【ハーレクイン文庫版】
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    「狂おしいほどきみがほしくて、きみに触れることさえできない」 「きみの妹がぼくの家族の一員になろうとするのは、ねずみが猫の集会に入り込もうとするようなものだ」財閥一族の長男キャノンの辛辣な言葉に、マージーは絶句した。自分の弟と貧しい家の娘の結婚など、絶対に許さないらしい。唯一の肉親の妹に頼まれて彼の説得を試みたけれど、失敗だわ。彼は“専制君主”そのもの……。なんて傲慢なの? ところが後日、思いがけない展開がマージーを待っていた。キャノンがフロリダの別荘に彼女も来るよう迫ってきたのだ。さもなくば、弟ときみの妹の仲を引き裂くぞと言って! *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • スペイン富豪の花嫁の家出
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    “ふさわしからぬ”花嫁に、心の内を見せない大富豪……。 ウェイトレスや家政婦をして糊口を凌いできた元孤児のミアは、スペイン富豪サントスと出逢って半月で結婚し、幸せの絶頂を味わった。豪華な邸宅や使用人のいる暮らしが始まってほどなく妊娠したが、流産したのを境に、夫婦の関係がぎくしゃくしだした。エレガントな義母もよそよそしく、見下すような冷たい態度を崩さず、自分はよそ者だという疎外感に苛まれたミアは、子を失った悲しみについて夫と話し合うこともないまま家を出たのだった。今、お金が底をつきかけ、イビサ島のバーで接客係をさせられそうになっていた彼女の耳に、いやらしい男性客を一喝する声が響いた。「ミ・エスポサ――僕の妻だ!」見ると、鬼の形相のサントスがいた! ■登場人物の心の機微を巧みに描いた感動作で人気の作家ケイト・ヒューイット! 結婚したての有頂天な頃、その後の冷ややかな沈黙の時を経て、夫婦の間にできた埋められない溝と深い失望と悲しみ。どれほどの愛ならば、二人を再び結びつけられるのか――?
  • 愛されない花嫁【ハーレクイン・イマージュ版】
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    「君を愛することは永遠にないし、君の愛を受け入れることもない」 「ミーガン、僕の妻になってくれ」なぜイタリア屈指の大富豪が、下働きの私にプロポーズを?故郷アメリカでつらい経験をしたミーガンは、イタリアに渡ってウエイトレスとして働き始めたばかりだった。驚くほど端整な顔だちをした客の大富豪アレッサンドロに誘われて、彼の私邸で給仕をしたのをきっかけに急速に惹かれ合った。だからといって、出会って数日で結婚とは性急すぎる。ミーガンは思わず、愛してくれているのかアレッサンドロにきくと、彼は答えた。「いいや。愛のように安っぽい感情に興味はない」一生愛されない花嫁になれと? 断るべきなのに、彼女の心は揺れ……。 ■両親すら愛さなかった自分が妻を愛することはないとまで断言するアレッサンドロの求婚に、ミーガンは戸惑うばかり。けれども「僕がほしいのは、君だ」という、聞きたいと思っていた言葉を耳にし、ミーガンは一縷の望みをかけて、彼の花嫁になる決意を固めます。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 大富豪と孤独な蝶の恋
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    あれが“愛”ではなかったことを、本当の愛が教えてくれた……。 仕事で高級百貨店〈ブライアント・ストア〉を訪れたオーレリーは、リニューアルオープン・セレモニーの控室で待機していたとき、持病のせいで気を失って床の上に倒れ込んでしまう。それを発見したCEOのルーク・ブライアントは、薬物の過剰摂取で倒れたのだと思い込み、彼女に冷たい目を向けた。オーレリーはルークに抱き起こされて意識を取り戻すと、長身でたくましくてハンサムな彼を見て、思わず胸をときめかせた。そんな彼女に、ルークが厳しい表情で言い放つ。「きみに金を払っているのはぼくだ。5分で支度して仕事をしろ!」この情け容赦ない大富豪が、後日、彼女の自宅を訪ねてきて―― ■感動ロマンスを描いて大人気のケイト・ヒューイット。『一夜の恋におびえて』(R-2977)、『ベッドで過ごす一週間』(R-2951)の関連作である本作は、ヒロインが抱える過去のトラウマを知るにつれ、献身的に寄り添おうとするヒーローが魅力的な物語です!
  • ギリシア富豪と契約妻の約束
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    愛してくれない人に、愛しているとは伝えられない。 NYの一流ホテルで開かれた実業界トップのパーティで、ラーナはギリシア系大富豪の夫クリストス・ディアコスを捜していた。クリストスとは結婚して3年になるが、一緒に住んだことも、ベッドを共にしたことも、キスしたことさえもない。じつのところ、夫のことはろくに知らなかった。独身でいると望まぬ相手から誘われるのが煩わしくて、既婚者の身分がお互いにとって好都合という理由で便宜結婚したのだ。でも今夜、ラーナは彼にどうしても伝えたいことがあった――“あなたの赤ちゃんが欲しい”と。 病のせいで、彼女にはあと3カ月しか時間が残されていないのだった……。 ■ラーナは夫に体外受精を提案し、子育てもすべて自分一人で責任を持つからあなたに迷惑はかけないと伝えます。ところが彼は意外なことに、子供を作るなら昔ながらのやり方で、二人一緒に住んで一緒に子育てをするならば、という条件を提示してきて……。
  • 失われた愛の記憶と忘れ形見
    4.0
    ずっと愛にも幸せにも縁がなかった私。愛する人に妊娠まで否定されるなんて。 エマは里親を転々とし、誰にも愛されずに苦労しながら成長した。だからイタリア富豪ニコとも、いつかは別れると覚悟して結婚した。しかし、彼との別れは意外なものだった。結婚後1週間で、彼は飛行機事故により帰らぬ人となってしまったのだ。エマは涙にくれたが、たちまち生活に困窮するようになって、やむにやまれず親切な男性とのプラトニックな結婚を決意する。ところが結婚式当日、亡くなったはずの夫ニコが教会に現れて叫んだ。「異議あり!」怒りの形相とともに彼は花嫁のエマに詰め寄ってきた。実は、彼女にはどうしても結婚しなければならない理由があった。おなかに宿った命――ニコの子供を産んで育てるために。 ■事故から生還したヒーローから、すぐさま別の男と結婚しようとしたことを責められるヒロイン。彼女が必死に事情を話しても、ヒーローの怒りがとけることはありません。事故の前はヒロインに“飽きた”と言っていたはずなのに……。大人気の夫婦元さや物です!
  • 午前零時の壁の花
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    わたしは日陰にいるのが分相応。そう自分に言い聞かせるけれど……。 NYの語学教師リアーンは、母や姉妹と今季最大のパーティへ。名うてのイタリア大富豪アレッサンドロ・ロッシが主催者だという。美しい漆黒の髪に彫りの深い顔立ちの男性に足を踏まれたリアーンは、それがアレッサンドロであることに気づいて心臓が早鐘を打った。だが彼の興味を引いたのは、明るく社交的な妹のほうで……。壁の花となったリアーンが独りテラスにいたとき、真夜中の鐘が鳴った。ふと、会場から駆け出していく妹を見つけて外へ捜しに行くと、階段のところにアレッサンドロがガラスの靴を持って立っていた。その靴は妹が落としていったもの。切なさをこらえるリアーンに、アレッサンドロが言った。「彼女を見つけるのを手伝ってもらいたい」 ■HQイマージュでトップを争う大人気作家ケイト・ヒューイットの新作が2年ぶりに登場! いつかおとぎばなしのように王子が現れるのを密かに夢みる日陰の姉リアーンと、愛や結婚を信じず誰とも恋愛しないと決めているアレッサンドロのラブストーリーです。
  • まぼろしのローマ【ハーレクイン・イマージュ版】
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    あの一夜はまぼろしだったとしても、この子と彼への愛は、決して消えない。 グレーシーは19歳のときに一人旅をしたローマで美男マリクと出逢い、彼の滞在する豪華ホテルのスイートでめくるめく初めての夜を過ごした。ところが直後、彼の祖父が部屋に押し入ってきて、みずからを一国の君主と名乗ると、マリクは後継者だと告げた。そのうえグレーシーは低俗な娼婦と蔑まれ、傷つけられ、恋は儚く散ったのだった。彼女のお腹に小さな命を宿して。あれから10年、グレーシーは独りで子育てと仕事に励んできた。貧しいながらも幸せで、息子を授かったことは決して後悔していない。なのに今、なぜあの日のままの美しいマリクが目の前に現れたの?彼女の唯一の宝物である息子が、彼の跡継ぎにされようとしていた……。 ■ハーレクイン・イマージュの大人気作家ケイト・ヒューイットが描く、絶対おすすめのシークレットベビー&シンデレラ・ストーリーです! *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 奇跡を宿したナース【ハーレクイン・イマージュ版】
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    新しいボスと、私の愛しい息子。同じ色の髪、同じ色の目……まさか。 ハリエットはやむなき事情から人工授精で匿名者の子を身ごもり、人里離れた浜辺を一人で歩いているときに産気づいてしまった。たまたま通りかかった外科医の男性に救われるも、母子ともに命の危険にさらされた状況で意識が混濁し、彼女はそのときのことを覚えていなかった――命の恩人であるそのハンサムなドクターの顔さえも。彼は駆けつけた救急隊に母子を託し、名乗りもせずに立ち去った。2年後、ハリエットは看護師として復帰し、同僚に温かく迎えられるが、ただ一人、新しい外科医長のパトリックだけはつらくあたるのだった。いったいどうして、彼は私にこんなにも辛辣なの……? ■ハリエットのことを、我が子の父親もわからない身持ちの悪い女性だと思い込んでいるパトリック。ある日、彼は自分が思い違いをしていたことを知り、素直に謝罪します。さらに、彼女の息子に何か絆を感じるのは、自分が父親だからかもしれないと思い始め……。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 隼の伯爵と乙女【ハーレクイン・イマージュ版】
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    隼のような鋭い瞳の伯爵が美しさの陰に秘めた、傲慢な魂―― 骨董店の売り子をしているフェイは、まだ恋をしたことがない。休暇で旅に出たある日、乗っていたバスが立ち往生し、なにげなく外へ出た彼女は森のなかに立つ美しい古城に魅了された。そこへ突然、金色の瞳をした容姿端麗な男性が木陰から現れ、フェイは驚いた弾みで足首を捻挫してしまう。彼こそ、城主のデ・リベロ・ファルカン伯爵、ヴィンセント。伯爵は痛みで歩けない彼女をなんなく抱え上げ、そのまま城へ向かった。人に命令して従わせるタイプの男性にこんなに近づくのは初めて……。ときめきと不安が入りまじるフェイの心に、伯爵の甘い問いが忍びこむ。「さて、とらわれの姫の名前を教えてくれないか?」 ■今やロマンス小説界の女王となったリン・グレアムも尊敬する作家として挙げる、名匠ヴァイオレット・ウィンズピア。美しい情景と深遠な心情の境を彷徨い描き出される世界観をご堪能ください! *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 灰かぶりの舞踏会
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    伯爵夫人なんて、ありえない。背伸びしても、彼の世界には届かないから。 故郷の小さな村を出てロンドン暮らしにも慣れてきたライザは、ある夜、遊びに来た家族と連れ立って流行のバーを訪れた。そこでイタリアの伯爵で実業家のファウストと知り合う。漆黒の髪の彼は遠くからでもわかるほど際立ってセクシーで、まるで世界を所有しているような尊大な雰囲気になぜか惹きつけられた。それなのに、ファウストがライザのことを「平凡で退屈そうだ」と評しているのを漏れ聞いてしまい、彼女はとたんに気落ちした。しかも彼はライザたち家族を“財産目当ての田舎者”と決めつけると、軽蔑の念を隠そうともせず、無表情でいとまを告げて去っていった。失礼な人! でももう会うこともないわ。だが、彼女の予想は外れ……。 ■後日、ライザとファウストは友人のパーティでばったり再会して、火花を散らします――それは敵対の火花か、恋の火花か。たとえ恋であっても、ファウストには伯爵夫人にふさわしい家柄の娘を娶る責務がありました。そんななか、舞踏会が開かれることになり……。
  • 天使と千切れた赤い糸
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    生涯に一夜だけ、恋をした。 永遠を授かるとも知らず……。生まれてから今までの22年間、ハリナは自由を知らない。 キスの経験もないのは、野心家の父が娘を政略結婚に利用するためだ。 富豪リコに惹かれたとき、彼女は朝がくれば終わりと知りつつ、 初めて目のあたりにした完璧な魅力には逆らえず、彼に純潔を捧げた。 結果、父の逆鱗に触れ、誰も来ない辺鄙な場所で暮らせと命じられる。 だが、彼女が恋い焦がれた男性は王族よりも力がある富豪だった。 こんな遠い僻地まで、リコが私を助けに来てくれるなんて。 でも待って、なにかおかしい。なぜなら彼はものすごく怒っている。 理由は、父によって決められた許婚がいると、私が言わなかったから? それとも……私があの夜、リコの子を妊娠したことを黙っていたから?
  • ある日突然、シンデレラ
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    くしゃくしゃのスーツからドレスへ。 王子は彼女を妃に名指しした。「僕は国王になる。ついては、君と結婚したい」 レイチェルは耳を疑った。少し前に職場を辞めたマテオが、 実は王子だった? それに、私にプロポーズですって? ハンサムな顔立ち、力強い長身、エーゲ海と同じ色の瞳をした彼に、 レイチェルは何年も友人として接してきた――片想いは胸に秘めて。 マテオから女性として見られていないのは、私がいちばんわかっている。 当然、彼女は断ったが、マテオはなぜなのか理由をききたがった。 屈辱で顔を真っ赤にし、レイチェルは涙をこらえた。 身分の違いや、見劣りする容姿を口にして恥をかきたくはなかった。 でも憧れの男性と結婚し、子供が持てると思うと心は揺れて……。
  • シチリアに置き忘れた初恋
    4.0
    この7年、彼を想わない日はなかった。でも、逃げた花嫁に愛を語る資格はない。 音楽教師のシエラは父の遺言状の開示に立ち会うため、7年ぶりに故郷シチリアを訪れた――かすかに身を震わせながら。弁護士のオフィスでシエラを待っていたのは、彼女が19歳のときに婚約していた父の右腕、実業家のマルコだった。挙式前夜、マルコが父と同じ非情で傲慢な男だと知り、シエラは闇に紛れて逃げ出して、ロンドンへ渡ったのだ。遺言で父の資産はすべてマルコのものとなったが、彼女はそれよりも、一刻も早く彼の冷徹な視線から逃れたかった。だが帰途、嵐に襲われ、追ってきたマルコとヴィラに閉じこめられる。「屈辱を晴らすときが来たようだな。なぜぼくに恥をかかせて逃げた?」 ■不動の人気を誇るケイト・ヒューイットが、人を愛することの難しさとすばらしさを描いた至極の感動作です。不幸にも結ばれずに別離したふたりの再会物語。7年の空白を埋めるように、熱い感情をぶつけ合い……。邦題はHQ公式Twitterの一般投票で決まりました!
  • 悪い狼を愛したシンデレラ
    -
    シンデレラが愛したのは王子さま?それとも、悪い狼……? 「僕には君が必要だ」新しいCEOのアレッサンドロの口調はそっけなかったが、言われたミアの胸は愚かにもどきどきした。そして同伴したパーティで彼の魅力の虜になり、純潔を捧げてしまった。1年後、ミアの自宅を突然、激怒したアレッサンドロが訪ねてくる。関係を持った次の日、彼はミアを外国の会社に追い払っていた。なぜ妊娠を知らせなかったと問いつめられ、彼女は呆然とした。私はあなたのためを思って身を引いた。なのに、なぜ責められるの?だが出産と育児で疲れきっていたミアは、謝る以外なにもできなかった。弱りはてた彼女に、アレッサンドロは容赦なかった。「娘が欲しい」その言葉に、ミアの体と魂は凍りついた。 ■皆さまの期待にお応えして、胸を締めつけられること請け合いの、K・ヒューイットの新作をお届けします。一夜だけヒーローに熱い視線を注がれ、翌日捨てられたヒロイン。自分の子を産んだと知ったヒーローは、傲慢にもトスカーナの屋敷に彼女を連れ去り……。
  • 大富豪と置き去りの花嫁
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    形だけの夫婦はもう終わり。会えば後ろ髪を引かれるけれど―― マッテオと結婚して3年、デイジーはもう耐えられなかった。彼が、食堂のウエイトレスだった地味なデイジーを拾って妻にし、ギリシアの小さな町に置き去りにしてから、ずっと会っていない。そう、マッテオと私は書類の上だけの夫婦。彼が余命わずかな祖父の会社を受け継ぐための契約結婚だった。約束は2年のはず。だが祖父は生きながらえ、結婚は宙に浮いた。いま、ついに契約解消を訴えたデイジーを前にして、マッテオはかすかな動揺を瞳に浮かべつつも、尊大に言った。「ぼくは決めた。ぼくたちの夫婦関係を……本物にする」なぜ今になって? 結婚を公にもせず、私を無視してきたのに。 ■人気作家のケイト・ヒューイットがその実力をいかんなく発揮したドラマティックな夫婦ロマンス! 妻の顔さえ覚えていなかった夫は、3年の時を経て大人になった妻を見るに、たちまち手放すのが惜しくなり……。傲慢なプレイボーイ大富豪の変貌ぶりが見物です。
  • メイドとまだ見ぬ億万長者
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    愛すれば愛するほど、あなたの心は遠く離れて……。 ギリシアの大富豪アレックスの別荘で家政婦として働くミリー。とはいえ彼とは、今まで一度も顔を合わせたことがない。その彼が突然別荘を訪れ、薄暗い書斎でミリーに結婚を申し込んだ。一族の会社を継ぐために、子供をもうけなくてはならないと言って。その見返りは500万ユーロ。折しもミリーは、義妹を父の虐待から救い、学校に通わせてやるために、どうしてもお金が必要だった。でも私のような女に、億万長者の妻が務まるのかしら?以前、男性から“小ねずみ”と呼ばれたほどに地味な私が……。だがアレックスにも、暗闇で求婚したのには理由があった。ある不幸な事故で美しい顔に傷を負って以来、世間を避けていて―― ■ハーレクイン・イマージュの代表作家として大人気のケイト・ヒューイット。また一つ、感動のロマンスを描きました! 互いに傷ついて、誤解して……そして生まれる真の愛と、小さな絆。二人の行方から最後まで目が離せない、上質のラブストーリーをどうぞ。
  • エーゲ海の花嫁【ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版】
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    ナースのリアノンは2週間前、亡き親友から忘れ形見を託された。赤ん坊の父親は、世界的に有名なギリシア富豪、ルカス・ペトラキデス。陰のある美貌、洗練された立ち居振る舞いだけでなく、誠実さと責任感の持ち主という評判を知り、リアノンは心を決めた。親元のほうがこの子は幸せなはず。愛着が湧いてしまう前に渡さないと。ところが、電話をしても取り次いでもらうことさえできず、やむなく彼の高級リゾートで開かれるパーティー会場へ向かった。勇気を振り絞り、話を聞いてほしいと告げたリアノンをルカスは冷たく一瞥して、警備員に彼女をつまみ出せと指示した。満座の注目が集まるなか外へ連れ出されながら、リアノンは叫んだ。「あなたの赤ちゃんがいるの!」 ■ウェールズの郊外でつましく暮らすリアノンは、給料の半月分もの大金をはたいてルカスのホテルの一室を予約したのでした。でも、無慈悲な大富豪はリアノンの訴えを真っ向から否定して……。HQイマージュの代表作家、ケイト・ヒューイットの秀作をどうぞ! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 塔に囚われた花嫁
    4.0
    再会した彼は冷たく傲慢で、無垢な彼女は愛した男性の面影を探した。 ジョゼフィーヌはヨットから海に転落した男性を助けた。怪我をした彼は記憶を失い、名前も出身もわからなかった。ギリシアの太陽の下、二人はアダムとイヴのように惹かれ合い、情熱的な7日間を過ごす。しかし、幸せは長く続かなかった。彼の名前がアレクサンデルで、皇太子だなんて知りたくなかった。すべてを忘れていたから、野暮ったい私を恋人と呼んだことも。だが皇太子が国に戻ったあと、ジョゼフィーヌは妊娠に気づいた。そのことを知らされたアレクサンデルの行動は迅速だった。彼の命により、ジョゼフィーヌは塔に囚われの身となってしまう! ■ドラマチックで大胆な世界観で、読者をあっという間に物語に引きこんでしまうJ・ポーター。今作は記憶のない男性に身分違いの恋をする、激しくも切ないロマンスです。結婚を迫られても、彼との思い出があればいいと、身を引こうとするヒロインがけなげです。
  • 夢の夜、苦い嘘
    -
    この子はわたしが育てよう。彼には何も、告げないまま。 早くに両親を亡くしたメイジーは音楽大学に通いながら、学費を稼ぐために夜は清掃員として働く毎日。ある日いつものように掃除をしていると、真夜中のオフィスで一人ウィスキーグラスを傾ける、大富豪アントニオに出会った。今日は亡き弟の命日らしく、彼は悲しみから逃れるようにメイジーを誘惑し、二人はそのまま熱い夜を過ごす。でもきっとこれは一夜の過ち。彼は住む世界の違う人だもの……。そう自分に言い聞かせるメイジーだったが、数週間後、妊娠に気づき、意を決してアントニオに会いに行った。だが彼は冷たく告げた――君とは会ったこともない、と。 ■イタリア人実業家のヒーローは、なぜ嘘をつかなければならなかったのでしょうか。ヒロインは絶望の中、一人で子供を育てる決意をしますが、やがて再会のときが訪れて……。今やイマージュの代表作家となったK・ヒューイットの、切ないシークレットベビー物語。
  • 王と花摘みの花嫁
    4.0
    愛のかけらもない結婚。それでも私は、彼の真心が欲しい。 生まれながらに次期国王の許嫁と決められたジョハラは、父によって適齢期までフランスの片田舎に幽閉されて育った。そしてついに、王位継承者アジムとの対面のときがやってきた。ところが彼は挨拶すらせず、結婚式は1週間後と宣言するばかり。こんなに冷たい人と、生涯をともにするなんて……。恐怖のあまり、ジョハラはフランスへと逃げ帰ってしまう。行くあてもなく、街をさまよったすえにたどり着いたカフェでウェイトレスの職を得たジョハラは、すぐにそこが売春宿だと知る。汚い男の手が伸び、万事休す――そのとき、深みのある声が響いた。「手を離せ。売約済だ」威厳あるアジムの姿が、そこにあった。 ■ヒロインの心情をしっとり描いて人気のケイト・ヒューイットが、政略結婚の物語を描きました。冷淡で、妻に無関心な次期国王の夫。心を開いてほしくて、けなげに振る舞う苦労人ヒロインが印象的です。好評をいただいた『まぼろしのローマ』の関連作でもあります。
  • この愛がまやかしでも
    -
    運命の出会いも、甘い囁きも、すべてはひとときの幻だったの? 出会ったばかりの男性とデートを楽しみ、おまけに一夜までともにするなんて、いったい私はどうしてしまったの?ランディは高鳴る胸に手を当て、自分をたしなめた。5年前の不幸な事故以来、人を信じられなくなり、住居も名前も変え、男性はおろか家族とも距離を置いてきた。だが、スペイン人のハンサムな富豪バジリオ・ペレスは、ランディの心を瞬時に開かせる特別な魔法を知っていたらしい。やがて彼女はバジリオを運命の白い騎士と信じ、愛し始める。彼に手が届くことはない。これは実らぬ恋だと知りながら……。 ■『暴君の結婚宣言』に続く、スター作家ルーシー・モンロー渾身のドラマティックなロマンスをお届けします。大スター作家キャロル・モーティマーを彷彿とさせる鮮烈な筆致にご注目ください。
  • まぼろしのローマ
    -
    たとえ夢でも、まぼろしでも、あの日の愛を取り戻せるなら……。 これまで、グレーシーは独りで子育てと仕事に励んできた。19歳のときに一人旅したローマで運命的な出会いをはたし、息子を授かったことは今も決して後悔していない。子供の父親のマリクが滞在していた豪華ホテルのスイートで、住む世界の違いに驚きながらも、初めての経験に我を忘れたのだった。ところが直後に、彼の祖父だという老人が部屋に押し入ってきて、みずからを一国の君主と名乗り、マリクは後継者だと告げた。グレーシーは蔑まれ、傷つけられたすえ……はかない恋は、終わった。だが10年後、あの日のままのマリクが、ふたたび目の前に現れる――彼女の唯一の宝物である息子を、自分の跡継ぎに据えるために。 ■大スター作家レベッカ・ウインターズの描く物語をはじめ、心癒される感動作の多いハーレクイン・イマージュから、ケイト・ヒューイットによる涙誘われるシンデレラ・ストーリーをお届けします。愛息とともに懸命に生きる未婚の母グレーシーの幸せのゆくえは?
  • 涙は隠して
    -
    再会したのは、かつての継兄。私の初恋を傷だらけにした男性。 母の恋人に関係を迫られ、ローレルは高級ホテル内を走って逃げていた。間一髪駆けこんだペントハウスにいたのは……クリスティアーノ!ヨーロッパ各地にホテルを持つ億万長者の彼は、10年前までローレルの継兄で、彼女の淡い初恋の相手でもあった。クリスティアーノはローレルの破れた派手なドレスを無遠慮に見ている。そしてすがるような目をしたローレルに、冷酷にもこう言い放った。「ここにいさせてやる代わりに、君にはその体を差し出してもらう」彼は私の格好を見て、お金のためならなんでもする女と決めつけている。母に勧められた服を着て、恋人だという男性の部屋に行っただけで、本当の私はクリスティアーノを忘れられず、一度も男性経験がないのに。 ■愛する男性に金目当てと侮辱され、看護師のヒロインはバージンだと言い出せないまま、彼とベッドをともにします。そして待っていたのは、妊娠がわかるまでの2週間限定の恋人という役割でした。惹かれ合えば惹かれ合うほど、短い関係の終わりは近づき……。
  • 結婚という名の檻の中で
    3.0
    割りきったはずの契約結婚。なのになぜこんなに胸が騒ぐの? なんとしても父が遺してくれた屋敷だけは守りたい──日々の生活にも困窮しているダイアナの望みはそれだけだった。そんな彼女の前に現れたのがニコス・トラモンティス、若くして巨万の富を築いた億万長者だ。彼は野心を隠しもせず、社交界へ足を踏み入れるのに彼女の家柄が必要だと言い放ち、大金と引き替えに2年間の契約結婚を申し出た。両親から愛は危険なものだと学んでいたダイアナは、愛するリスクもなく純潔も守れるならと、承諾してしまう。“ベッドで楽しみ、飽きたら捨てる”という彼の邪心も知らずに。 ■無垢で愛らしいヒロインを描くことに定評のあるジュリア・ジェイムズ。今作も期待に違わぬシンデレラ・ロマンスです! 紳士的な富豪ニコスがハネムーンで見せた別の顔にダイアナは驚いて……。
  • 間違えられた花嫁
    3.5
    “愛は人を奴隷にするだけだ”彼の拒絶に、胸が引き裂かれ……。 さる王家で王女たちの家庭教師として働くオリヴィアは、ある晩、宮殿の窓から侵入してきた黒ずくめの男にさらわれた。恐怖でめまいに襲われる一方、その侵入者の危険な魅力に胸が高鳴る。あれよあれよと儀式めいたことをさせられ、甘い言葉で誘われるうち、まだ恋も知らぬオリヴィアは抗うすべなく身も心もゆだねてしまった。その後、驚愕の真相が判明する――男の正体は隣国の王子ザイードで、必要があって結婚を急ぎ、王女と間違ってオリヴィアを連れ去ったのだ。しかも、先ほどの儀式は、なんと婚礼の儀だったという!うろたえるオリヴィアに、ザイードは蔑みもあらわに言い放った。「なぜ早く名乗らなかった? 后になりたくて、僕をはめたのか?」 ■涙を誘う愛の物語で人気のケイト・ヒューイットの秀作。自分に自信がなく、華やかな人々の陰で自己主張することなく生きてきたオリヴィア。人の役に立ちたいと願う心優しい彼女が、運命の悪戯によって、とんでもない事態に巻き込まれていき……。
  • 孤高の石油王の花嫁
    -
    亡き妻を愛する大富豪との契約結婚。承諾したのは母になりたかったから。 執事によって広大な屋敷の中へ通されるあいだ、タリアは緊張していた。これから会うニックは、テキサスでも古くからある名家出身の、とんでもない億万長者だ。しかも、セクシーでハンサムでもある。そんな男性に、「実はあなたには娘がいる」と言わなくてはいけない。生前タリアの親友は、自分の娘の父親は彼だと話していた。どんなに愛していても、血縁でないわたしは親友の子の母になれない。でもニックに託せば、今後も会うくらいはさせてもらえる?必死なタリアの目に光る涙を見て、ニックは驚くべき提案をした。「きみが母になれる方法がひとつだけある。ぼくと結婚すればいい。ただし愛はなしで」そう言って、彼はタリアの唇を奪った。 ■今回、サラ・オーウィグが描くのは読者から大好評の、愛なき契約結婚もの。ヒロインはいつか振り向いてもらえることを願って、いい妻、いい母になろうと努力しますが、ヒーローはひたすら「ぼくが愛しているのは亡き妻だけだ」と言うばかりで……。
  • 友情結婚
    3.0
    愛を嫌悪する億万長者との結婚――その行く末は……? 「養子にしたい5歳の男の子がいるから、ぼくと結婚してくれ」高校時代からの親友マックスの申し出に、リジーは茫然とした。マックスは高校卒業後に事業で大成功して巨万の富を築いた、思わずため息が出るほどハンサムな独身貴族の男性だ。旅先の南太平洋に浮かぶ島の施設で出会った孤児の男の子に絆を感じ、養父母を懸命に探したが、誰も見つからないという。だからといって、親友のわたしと形だけの結婚式を挙げて、首尾よく養子にできたら、すぐに離婚する計画を立てるなんて……。そのとき、リジーは気づいてしまった。長年の友情を壊したくなくて必死に抑えこんでいた彼への愛に。 ■高校時代からの親友マックスに頼みこまれ、彼との形だけの結婚を承諾してしまったリジー。やっと自覚したマックスへの愛を隠したまま彼の広大な屋敷で豪華な結婚式をしたあと、初夜を迎え……。本作は『ボスと秘書の禁断の恋』の関連作になっています。
  • ギリシア富豪の花嫁の掟 新妻物語 I
    -
    甘い蜜月も、結婚も、愛も、刹那の幻にすぎなかった……。 最愛の父の死に打ちひしがれていたリンジーは、五番街を彷徨うなか、ギリシア富豪アントニオスと出会い、めくるめく恋に落ちた。それが、悲劇の始まりだった――夢のような蜜月を経て結婚し、ギリシアでの新婚生活が始まったが、異国の花嫁を待っていたのは、彼女を白眼視する冷たい家族と、慣れない上流社会の洗礼だった。夫は仕事しか愛さず、孤独に耐えかねたリンジーは母国に逃げ帰った。やがて、アントニオスが半年間の沈黙を破り、彼女を連れ戻しに来た。「余命わずかな母のためギリシアに戻れ。これは夫としての命令だ」わたしを愛しているから戻ってほしいわけではないのね……。リンジーは失望しつつも、わずかな愛の残骸にすがり、要求をのんだ。■涙誘う愛の物語を紡ぎ続ける作家ケイト・ヒューイットの2部作〈新妻物語〉の第1話。リンジーが幸せなシンデレラでいられた時間はあまりに短いものでした。離婚を望むならギリシアへ戻ってこいと主張する夫ですが、彼女が本当に望むのは、彼の深い愛で……。
  • 大富豪と名ばかりの花嫁
    4.0
    3カ月後には、もう永遠に会えなくなる――いとしい我が子と、愛する彼に。 マッケナは進学費用を工面するため、富豪の依頼で代理出産した。赤ちゃんには二度と会えないと思っていたが、アレルギーのせいで母乳が必要だとわかり、急遽、父親のデズモンドと3人で暮らすことになる。瀟洒な屋敷でマッケナを迎えた彼はとてつもなくハンサムで、マッケナはたちまち心を奪われてしまう。だがデズモンドは、彼女にはまるで無関心だった。無理もない――彼は自分の遺伝子を受け継ぐ子供が欲しいだけ。3カ月経てば、私は彼らの人生に関われない契約なのだから。よそよそしく遠ざけられたマッケナは傷ついて……。 ■斬新なプロットと、とびきりホットなラブシーンが魅力の実力派、キャット・キャントレルの最新作をお贈りします。切ない代理出産がテーマの今作には、すべてを自分の思いどおりにしようとする、究極の傲慢ヒーローが登場! 一気読み間違いなしの逸作です。
  • 聖女は涙をふいて
    3.0
    優しいかと思うと冷たく突き放す。北風と太陽で私を翻弄する彼……。 アレグラは疎遠だった父の葬儀のためにローマへ飛んだ。15年前に、娘を捨て去った父。そんな父の愛に飢えていたのか、参列者のラファエルと名乗る男性に誘われて惹かれるまま、悲しみとやるせなさを癒やすように熱い一夜を分かち合った。だが、夢から覚めるのは早かった。彼女の父が誰なのかを知るなり、ラファエルは態度を一変させ、非情にもベッドから追い出したのだ!悲劇はそれにとどまらず、彼が父を破産させた実業家だとわかる。あまりにショックで放心するアレグラに向かって、ラファエルはすかさず名刺を差し出し、冷たく命じた。「もし妊娠していたら、必ずぼくに知らせるんだ」 ■恋に落ちた富豪の冷酷な横顔を知ったアレグラは、彼の子を宿したことが判明すると、一人で育てる決意を固めます。ところが、今度はお腹の子に手術を要する病が発覚し……。巧みな筆致で心の機微を描き出すケイト・ヒューイットによる、シークレットベビー物語。
  • 一夜が授けたエンジェル
    -
    夢見ていないと言ったら嘘になる。あなたと赤ちゃんとの温かい家庭を。 エミリーには11カ月になる娘アニーがいる。父親はハンサムな元恋人の医師カルだが、娘が生まれたことは知らない。一生結婚する気はないと言う彼に、妊娠を打ち明けられなかったから。けれど、胸のしこりに気づいて初めて、自分に何かあったとき娘を託せる相手がいないと心配になり、遅まきながらカルを訪ねた。娘がいると知った彼は、自分の子供かどうか疑いつつも、会わせてほしいと要求してきた。そして初対面の日、あどけないアニーを一心に見つめるカルを見て、エミリーの心は激しく揺れた。結婚嫌いの彼と結ばれることは決してありえない。でも……。 ■数々の受賞歴を誇る実力派テレサ・サウスウィックが、大人気の“秘密の命”をテーマに綴る作品をお楽しみください。好評を博した『ボスとナニーの契約結婚』、『ナニーが恋した傲慢富豪』と同じく、今作でもけなげなヒロインに涙を誘われます。
  • ギリシア富豪と夢見た小鳥
    -
    一夜の愛は儚く消えた――かけがえのない天使を残して。 「君の気持ちなど関係ない。あれはただのセックスだ」富豪アレコスの冷淡な言葉に、イオランテの心は凍りついた。初めての舞踏会で王子様のようにハンサムな彼と出会い、薔薇色の将来を夢見て純潔を捧げた直後のことだった。それ以上の話をする間もなくイオランテは横暴な父に連れ去られ、傷物と罵られながら欲得ずくの政略結婚を強いられた。10年後。名ばかりの夫が事故死して9歳の息子と取り残され、困窮したイオランテは藁にもすがる思いでアレコスを訪ねる。「私の息子は夫の子じゃない……あなたの子なの」 ■息子の存在を隠されていたことに激怒しながら、結婚するしか道はないと迫るアレコス。イオランテ母子はアレコスとともに優雅な休暇を過ごすことになり……。愛を恐れるギリシア富豪と数奇な運命に弄ばれた乙女の、ドラマチックなシンデレラストーリーです!
  • 億万長者の罪な嘘 ディ・シオーネの宝石たち 1
    -
    初めて身も心も夢中になった人は、笑顔の裏に企みを秘めていた。 夢を実現するための資金調達に四苦八苦するアビーの前に、突然、潤沢な資金を提供するという救世主が現れた。名門ディ・シオーネ家の御曹司で、投資会社社長のマッテオだ。プレイボーイだと噂される彼は、実際に会ってみると寛大で率直な魅力にあふれたすてきな男性で、過去の出来事から男性不信に陥っていたアビーの心さえ動かした。さっそく食事に誘われ、彼女は生まれて初めて胸をときめかす。だが、マッテオの狙いをこのときのアビーはまだ知らなかった。そう、愛が憎しみに変わるほどの残酷な真の目的を……。■今作からスタートするミニシリーズ〈ディ・シオーネの宝石たち〉は、イタリアの名門一族ディ・シオーネ家に伝わる秘宝を捜す過程で巻き起こる恋愛模様を描いたシリーズです。豪華な人気作家たちの競演も見どころのひとつ。どうぞご期待ください!
  • 秘密を抱えた家政婦
    4.0
    私は彼を欺いている――この世でいちばん愛しい人を。 家政婦のセイディは雇い主の命令で、愛するザカリーの住む町を訪れた。罪なほどセクシーな町の英雄ザカリー・ガトリンと激しい恋に落ち、別れも告げずに姿を消して5年になるが、今も彼は夜ごと夢に現れる。本当はやりたくない。ザカリーの身辺を嗅ぎまわるなどという仕事は。でも、病気の妹の高額な治療費を稼ぐ方法はほかにない。だから、雇い主であるザカリーの異母弟に協力するしか道はないのだ――遺産相続を阻むためにザカリーの汚点を探れ、という卑劣なことでも。高鳴る鼓動を抑えこみ、勇気を振り絞ってザカリーを訪ねたセイディは、冷ややかな黒い瞳に一瞥された。「ここは君のいる場所じゃない」それでも愛の残り火は燃えあがり、セイディは思いがけず妊娠するが……。 ■決死の思いで再会した初恋の人は、近寄りがたい成功者となっていて……。どこまでも不遇で健気なヒロインと、どこまでもゴージャスでセクシーなヒーロー。数奇な運命に弄ばれた二人のドラマチックなラブストーリーです! 『天使を抱いた氷の富豪』関連作。
  • イタリア大富豪と臆病な花 モンタナーリ家の結婚
    4.0
    臆病な私を追いつめるように、蔑みの目で責めさいなむ彼……。 デーアは双子の妹の聡明さを心ひそかに羨み生きてきた。最近、想いを寄せていた男性にあえなく袖にされ傷ついたうえ、皮肉にも彼が見初めた相手が妹だったことがわかり、自信を失った彼女は恋に臆病になってしまった。やがてデーアは妹の結婚式に参列することになるが、そこには、彼女に冷たい視線を送る一人の男性がいた――花婿の親友で大手海運会社の御曹司、グイド・ロッサーノ。“ライオンハート”の異名をとる精悍で男らしい彼は、世界の女性たちから引く手あまたの大富豪だ。以前に一度会っただけなのに、なぜ彼は私を冷淡な瞳で見るの?■両親や妹のように幸せになりたい――そんな切なる思いを胸に抱くデーア。グイドが見せた、いわくありげな視線が脳裏に焼きついて離れませんでしたが、1年後、再会の時は突然にやってきて……。大好評をいただいた2部作〈モンタナーリ家の結婚〉の関連作です!
  • 再会は甘美な罪 予期せぬウエディング・ベル I
    -
    あなたには、婚約者がいる。もう触れることさえ許されないはずなのに。 ブリーは婚約記念写真の撮影の仕事で雪の別荘を訪れた。依頼人はかつて初恋を捧げた大富豪、イアン・ローソン。9年ぶりの再会に動揺などしないと思っていたブリーだが、視線を交わした瞬間、彼への想いはふたたび燃え上がった。でも、イアンには婚約者と、生まれてくる子供までいる。もう過去には戻れないのよ。仕事に集中して。しかし雪は猛吹雪に変わって、婚約者が来られなくなり、ブリーはイアンとふたりきりで別荘に閉じ込められてしまった。彼と顔を合わせるたび、熱い抱擁やキスを思い出さずにいられない。すると、イアンが幸せとはほど遠い心の内を語り始めて……。 ■実力派作家A・ローレンスの4部作〈予期せぬウエディング・ベル〉がスタート! 9年ぶりに会ったイアンは、成功して大金持ちになり婚約もしているというのに、まったく幸せではなさそう。彼に何があったのでしょう? そして真実を知ったとき、ブリーは……。
  • 愛を夢見る家政婦
    -
    イタリア大富豪との熱い一夜の代償は、犯罪者の恋人という汚名と、新しい命。 シチリア島の大富豪の別荘で家政婦として働くエマのもとに、ある夜、雇い主のラレンツォが予告もなくやってきた。げっそりとやつれ、深く心を悩ませている彼を慰めたい一心で、エマは情熱のままにラレンツォと一夜をともにする。ところが翌朝、突然数人の警官に踏み込まれ、彼女は凍りついた。ラレンツォが、ある重大な事件に関与しているというのだ。連行された彼はやがて重い判決を受けるが、そのときすでにエマのおなかには彼の子どもが宿っていた。この子が父親と会うことは叶わない。そう思っていたのに……。■これまで多くの作品を残してきたK・ヒューイットですが、じつはベビーがテーマの作品はほとんど存在していないのです。予期せぬ妊娠に揺れる家政婦の心情を描いた本作は超希少!お見逃しなく。
  • 大富豪の小さな天使
    -
    彼女の孤独を癒せるのは、傲慢な大富豪と小さな天使―― 幼くして母親を亡くし、双子の姉妹とも生き別れたクレア。その後、恋人にも手ひどく捨てられた彼女の人生は、孤独だった。そんな彼女の家の隣に、大富豪のエバンが越してきた。彼は大企業の重役に最年少で就任した仕事人間だったが、ある日、クレアは信じられない光景を偶然目撃して驚いた――家には寝に帰るだけのエバンが、赤ん坊を抱えて帰宅したのだ!職場に置き去りにされたその子は、彼の娘の可能性があるという。「いくら払ってもいいから、面倒をみてくれ」困り果てた様子の彼を見て、クレアは手を貸すことにした。だが、これ幸いと仕事に明け暮れるエバンの傲慢さに耐えかねて……。■赤ちゃんをめぐる珠玉の物語で心温まる感動を呼んでいる大人気の名作家マリー・フェラレーラ。つねに心に孤独を抱えて生きてきたヒロインと仕事一徹の大富豪の人生は、突然舞い降りた小さな天使をきっかけに一変します。読後感最高の癒しロマンスをご堪能あれ。
  • 奇跡を宿したナース
    5.0
    わたしを蔑む彼とこの小さな息子に、どんなつながりがあるというの? やむなき事情から人工授精で匿名者の子を身ごもったハリエットは、人里離れた浜辺を一人で歩いているときに産気づいてしまった。たまたま通りかかった外科医の男性に救われるも、母子ともに命の危険にさらされた状況で意識が混濁し、ハリエットはそのときのことを覚えていなかった――命の恩人であるそのハンサムなドクターの顔さえも。彼は駆けつけた救急隊に母子を託し、名乗りもせずに立ち去った。2年後、ハリエットは看護師として復帰し、同僚に温かく迎えられるが、ただ一人、新しい外科医長のパトリックだけはつらくあたるのだった。いったいどうして、彼はわたしをこんなにも蔑むの……? ■新しいボスが、まさか我が子を取り上げてくれたドクターとは知らないハリエット。一方、彼女を我が子の父親が誰かもわからない身持ちの悪い女性と思いこむパトリック。心がすれ違うなか、それでもパトリックはハリエットの息子に何か絆のようなものを感じ……。
  • 王と身代わりの花嫁
    -
    平凡な家政婦は、結婚2日前の王様に絶望的な恋をした……。 家政婦のオリビアは、国王アジズに突然呼び出された。アジズは2日後に結婚を控えている身だ。しかし、婚約者である隣国の女王が誘拐され、行方不明だという。その身代わりとして、国民の前に姿を見せてほしいというのだ。いくらなんでも無茶すぎるけれど、一国の君主にノーとは言えない。結局、オリビアは未来の王妃を装ってアジズの隣に立った。急場しのぎの演技なのに、歓迎する民衆の前で彼は熱く唇を重ねた。ずっと男性を避けてきたオリビアにとって、衝撃のキスだった。私は偽物。どんなに焦がれても、本物の花嫁はほかにいる。ところが、アジズの許嫁は何日経っても見つからず……。 ■『純潔の囚われびと』のスピンオフをお贈りします。王位継承権を争うカリルに婚約者をさらわれたアジズ。パリに所有する豪奢なアパルトマンで彼に仕えていた地味な家政婦オリビアは、王妃の衣装をまとったとたん絶世の美女へと変貌し、彼を惑わせます。
  • 純潔の囚われびと
    3.0
    今後一生、愛なき結婚に身を捧げるなら、この一夜だけ、あなたを愛したい。 エレナはカダールの新国王と結婚するため、かの国に降りたった。祖国の平和のためならどんなことでもすると、亡き父に約束した。恋をしたこともなく、キスの経験さえないけれど、それはささいな問題。夫となるアジズについて、なにも知らないことも……。ところが、ふいにエレナは屈強な男の手で車に押しこまれてしまう。黒豹を思わせるその男性はカリル・アル・バキールと名乗り、アジズの許婚と知りつつエレナをさらったのだと告げた。しかも自分こそが、カダールの真の国王だというのだ!そして、花嫁を偽の王から奪うのは必要悪だとばかりに、おびえるエレナの服に、手をかけた……。 ■砂漠の国カダールの玉座を争うアジズとカリルの異母兄弟。2人のロマンスを、気鋭の作家ケイト・ヒューイットがドラマチックに、セクシーに描きます。翻弄されるエレナは、果たしてどちらの“王”と結ばれるのでしょうか?
  • 想いは薔薇に秘めて
    -
    恋人契約が終われば、もう二度と彼に会うこともない……。 記者から突きつけられた写真を見て、オリビアは愕然とした。そこには、彼女と目も覚めるようなハンサムな男性が濃密に寄り添う姿がしっかりと写りこんでいた。ベン・チャッツフィールド──彼とオリビアの家族は敵同士だった。仕事でベルリンを訪れた彼女は〈チャッツフィールド〉に泊まり、体調を崩したときに偶然、支配人のベンに介抱されたのは事実。でもまさか、それがこんな形で盗み撮りされていたなんて。もしこれが掲載されたら、互いの仕事にも家族へも影響が出てしまう。悩んだ末に、オリビアはベンに苦しい懇願をする。「お願い、状況が落ち着くまで私の恋人のふりをしてほしいの」 ■ホテル事業をめぐり、一族が敵対関係にあるベンとオリビア。1枚の写真がきっかけで、ふたりの運命は予想だにしない方向へ導かれていきます。
  • 嘘つきな秘書に口づけを
    -
    望んだものは必ず手に入れる――冷酷なボスは、無垢な秘書に狙いを定めた! 幼いころ両親の虐待に耐えかね家出したカーリーは、運良く大企業の社長夫人に救われ、今は忠実な秘書として仕える身。そんなある日、夫人から驚くべき依頼が……。ライバル社に社長秘書として潜り込み、動向を探ってほしいというのだ。社長のジョッシュ・トレモントといえば、非情なやり口で悪名高い。カーリーは二の足を踏んだが、恩人の頼みを断ることはできなかった。数日後、面接のため彼と顔を合わせたカーリーは息をのむ。全能の神さながらに自信をみなぎらせ冷笑を浮かべた彼は、まるでファッション誌から抜け出たようにハンサムだった。カーリーは彼が邪な計画を胸に秘めているとは夢にも思わず――?! ■恩人のため、正体を隠してライバル社で噂の冷酷社長の秘書になったヒロイン。でもやがて、彼が実は大きな秘密を隠していたと知って……。イヴォンヌ・リンゼイが描く、極上ボス&秘書もの!
  • 浜辺のビーナス
    4.0
    女を服従させるのが好みの彼が、なぜ私なんかに興味をもつの? 亡夫の虐待によるいまだ癒えぬ心の傷に苦しむマージーはある日、たった一人の肉親である妹から深刻な相談を受けた。恋人との交際をその兄キャノンに猛反対されているというのだ。“財閥の名家の次男と貧乏な娘では、身分違いも甚だしい!”と。なんて傲慢なの? 妹に泣きつかれ、彼に会うことになったマージー。だが、現れたキャノンは彼女を鋭い目で観察し、忘れたい過去の傷をえぐるような言葉を次々に浴びせかけてきた。もうやめて! 耐えきれずマージーがその場を立ち去ろうとしたとき、いきなり彼の硬い胸に引き寄せられ、耳元でささやかれた。「妹と恋人の仲を裂きたくなければ、ぼくの言うことを聞くんだ」 ■『炎を消さないで』につづき、1982年に出版されたダイアナ・パーマーの秀作『浜辺のビーナス』を新訳版でお贈りします!傲慢な堅物ヒーローと悲劇的な過去を持つヒロインが繰り広げる情熱的なロマンス――唯一無二の作家の才能をご堪能ください。
  • 愛なき王と氷の女神
    4.5
    この王宮という名の牢獄で、 私は愛とは無縁のまま一生を終える……。 8歳のとき妹を突然失い、リアーナの心は凍りついた。以来、慈善活動に打ち込むだけの日々を送っていたある日、マルディニア国王アレッサンドロとの縁談が持ちあがった。両親は諸手を挙げて喜び、リアーナの気持ちなど慮りもしない。アレッサンドロとは10年前、たった1度会ったきりだというのに。リアーナは自身の宿命を悟った――愛とは無縁の一生を送ることを。やがて迎えた結婚交渉の日、生気に満ちあふれたアレッサンドロ王を見てリアーナの氷のような心はかすかに揺れた。だが、彼の口元は嘲るように歪み、まなざしはぞっとするほど冷たい。私を花嫁にと望んでおきながら、なぜ蔑みの目で見るの……?■冷酷な王が花嫁に望んだのは、品行方正で完璧であること。けれど やがて、どんな感情も見せぬ妻が氷の仮面の下に隠した情熱を切望するようになって……。R-3017『プリンスの冷たいキス』に続く、きらびやかな王宮ロマンスをお楽しみください。
  • 殿下に捧げる初恋 青き海のプリンスたち I
    4.0
    ずっと胸の奥で燃え続ける恋がある。 かなわないとわかっていても。 護衛隊長の父とともに宮殿で暮らし始めた12歳のときから、 アビーはヴィンチェンツォ皇太子を兄のように慕い、憧れていた。 けれど身分の違いは明らかで、彼はやがて近隣国の王女と結婚し、 彼女は良き友人として密かな恋心を封印した。 やがて28歳になり、アビーは胸に大きな秘密と不安と喜びを抱えていた。 子宝に恵まれぬ皇太子夫妻の代理母として、彼の子を身ごもっているのだ。 不幸にも、皇太子妃は先日、不慮の事故で亡くなってしまったが。 ヴィンチェンツォを励ますためにも、元気な赤ちゃんを産まなければ! しかし、アビーが宮殿にいられるのは出産までという契約。 愛する皇太子との別れが、刻一刻と近づいていた……。■大きな愛で読む人の心を潤す作家、R・ウインターズの最新2部作〈青き海のプリンスたち〉がスタート! 皇太子を想う気持ちは誰よりも深いのに隠し通さなければならない切なさ。皇太子の義母や姉から厳しい言葉を投げられ、心は今にも潰れてしまいそうで……。
  • 恋する個人秘書 華麗なるシチリア I
    3.0
    愛しいボスと火遊びなどできない。 わたしはきっと、灰になってしまう。 日曜日の朝6時、電話が鳴り響く。「エラ、今すぐ来てくれ」 サント・コレッティの個人秘書として働くようになって4カ月、 時間外の呼び出しには慣れっこになっていた。 イタリアなまりの強い、深みのある低い声が寝起きの耳を愛撫する。 どんなに傲慢で、わがままで、女ぐせが悪くても、 サントはシチリア名家の御曹司として眩しいほどのオーラを放ち、 エラの心を惑わせる。ボスにこんな感情を抱くのは禁物なのに。 いいえ、それもあと少しのこと。エラは仕事を辞めようと思っていた。 だが駆けつけた先でサントのある姿を見たとたん、エラは胸をつかれ、 彼のもとを離れることなどできないと悟った。もしかしたら、永遠に。
  • プリンスの冷たいキス
    5.0
    なんの感情もこもらぬ誓いのキス。 私は、名ばかりのシンデレラ。 婚礼衣装を着たアリスの胸は不安でいっぱいだった。 マルディニアの王子リオとの政略結婚。 偽りの花嫁となることを受け入れたのは、 18歳の誕生パーティで出会った瞬間、リオに恋をしたから。 ――いつの日か、彼も私を愛してくれるかしら? だがアリスの夢想は、リオの言葉で瞬時に打ち砕かれる。 「念を押すまでもないと思うが、これは便宜結婚にすぎない」 祝福を受けるたび、見せかけの愛を示し続けるリオ。 感情のこもらぬ冷たいキスを受け、アリスの心は凍えそうだった。 そして二人は一度も結ばれることなく、カリブの島へと旅立つ……。■恋い焦がれるプリンスの名ばかりの花嫁となったヒロイン。ハネムーン先の南国の太陽の下でなら、プリンスの氷の心をとかすことができるのでしょうか? ケイト・ヒューイットが描く、華やかなロイヤル・ロマンスをお楽しみください。
  • 隼の伯爵と乙女
    4.0
    隼のような鋭い瞳の伯爵は、 美しさの陰に傲慢な魂を秘めていた。 骨董店の売り子をしているフェイは、まだ恋をしたことがない。休暇で旅に出たある日、乗っていたバスが立ち往生し、なにげなく外へ出た彼女は森のなかに立つ美しい古城に魅了された。そこへ突然、金色の瞳をした美しい男性が木陰から現れ、フェイは驚いた弾みで足首を捻挫してしまう。彼こそ、城主のデ・リベロ・ファルカン伯爵、ヴィンセント。伯爵は痛みで歩けない彼女をなんなく抱え上げ、そのまま城へ向かった。人に命令して従わせるタイプの男性にこんなに近づくのは初めて……。ときめきと不安が入りまじるフェイの心に、伯爵の甘い問いが忍びこむ。「さて、とらわれの姫の名前を教えてくれないか?」■あのリン・グレアムも尊敬する作家として挙げるヴァイオレット・ ウィンズピア。美しい情景と深遠な心情の境を彷徨い描き出される 世界観は、ロマンス小説家や翻訳家までをとりこにし続けています。 無垢な乙女と年上伯爵の恋を描いた貴重な初邦訳作をご堪能あれ!
  • 一夜の恋におびえて
    3.0
    心を閉ざした男と過去に傷つく女。 二人を結びつけたのは、突然の小さな命── 妹の結婚式で花嫁付添人を務めるゾーイは、式の真っ最中にもかかわらず携帯電話をいじり、不遜な態度をみせる花婿付添人アーロンに眉をひそめた。億万長者だからなんでも許されるとでも思っているのかしら?花婿の兄として、思いやりはないの?アーロンを少し懲らしめようと近づいたゾーイだったが、あろうことか彼のゴージャスな魅力に圧倒され、その日の夜には彼のベッドに招き入れられてしまう。3週間後、体調の変化に気づいたゾーイはなぜか高揚していた。許されるはずのない命を宿してしまったというのに。■ゾーイとアーロンのロマンスの幕開けは、なんと予期せぬ妊娠! 悲しい過去をもつ二人の、揺れる心の動きにご注目ください。
  • シンデレラは涙を見せない ダーリング姉妹の恋日記 I
    3.0
    身を粉にして働くシンデレラ。 窮地の彼女の前に現れたのは……。 ジルは幼子を抱え、来る日も来る日も懸命に働いている。 小さなケーキ店をなんとか軌道に乗せようと努力を続けていたある日、 開店以来もっともたくさんの注文が入り、ジルは感激した。 だが喜びもつかのま、助手が急に辞めることになったうえ、 頼みの妹までが出張で子守りさえお願いできなくなってしまう。 絶望のあまり途方に暮れるジルに、思わぬ救いの手がさしのべられた。 元夫の親友コナーがなにくれとなく助けてくれたのだ。 これまですべてを独りで抱えてきた彼女はその優しさに惹かれるが、 ふと大きな不安が脳裏をよぎった――彼が突然現れたのは、なぜ? 思えば1年半前、元夫の離婚の意思を伝えに来たのも、コナーだった……。

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  • ベッドで過ごす一週間
    3.0
    常夏のカリブ海にある、高級リゾートホテルのビーチで、ミリーは1週間のバカンスをもてあましていた。上司に働きすぎを指摘され、一方的に休暇を命じられたのだ。ふと顔を上げると、夕日の中で一人の男性がこちらを見つめている。彼はチェイスと名乗り、気軽な調子で彼女をデートに誘った。ミリーは彼を追い払おうとしたが、次の瞬間、思い直した。いま彼と話していたとき、私は……笑っていたの?ミリーを絶望のどん底に突き落とした悲劇から2年、仕事に没頭することで感情を封印し、笑顔など忘れていたのに……。気づけばミリーは、彼と1週間をともに過ごすことに同意していた。

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  • 届かぬ愛に傷ついて ウルフたちの肖像 I
    -
    ナサニエル・ウルフはある日、仕事場に現れた人物を見てパニックに陥った。なぜだ、20年も経った今になって――その男は、複雑な血筋で構成された名家ウルフ家の過去を知る人物。彼は通りがかりの仕事仲間ケイティの腕をつかみ、乱暴に言った。「僕をここから連れ出してくれ、早く」憧れのナサニエルからかくまってほしいと頼まれ、ケイティは戸惑いながらも彼を自分のアパートメントへ案内した。ふだん自信家で冷静な彼の瞳に、見たこともない絶望がある。すると翌日、ナサニエルはさらに突拍子もないことを言い出した。「パスポートを用意してくれ。ブラジル沖の島に一緒に行くんだ」■亡きウィリアム・ウルフと数人の女性との間に生まれた8人の兄妹たち。過去に秘密を抱える彼らが家族の絆を取り戻し、最愛の相手とめぐり合う作家競作8部作〈ウルフたちの肖像〉がついにスタート! HQロマンスの中心的存在S・モーガンがトップを飾ります。
  • 聖夜に目覚める眠り姫
    -
    家族のため仕事に明け暮れるエラは、途方に暮れていた。子供を産めない妹に懇願され、代理母として出産したものの、赤ちゃんを育てる自信がないと妹が言いだしたからだ。養子先を探すよう求められた矢先、妹の夫の兄で億万長者の実業家エフゲニーが現れ、親権を主張してきた。彼の端整な顔立ちと美しいブルーの瞳に、エラは一瞬で心を奪われる。ところが、続くエフゲニーの言葉に絶句した。赤ん坊を育ててもらうため、ガールフレンドの一人にプロポーズした、それに恋人もいなさそうな色気のない君に子育ては無理だろう、と。なんて失礼な人なの! だが、怒ったエラに追い返されたエフゲニーが数日後、ガールフレンドとの結婚はやめたと言って再び現れ……?!■互いを誤解している億万長者とヒロインの恋のゆくえ――愛らしい赤ちゃんが取り持つ、ホットなクリスマス・ストーリーをお贈りします。終盤に用意されたあっと驚く展開に、ご注目ください。

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  • シークを愛した代償 アズマハルの玉座 I
    -
    アズマハル国再建のため、王の候補の1人であるハイダールが帰国し、ロクサーヌの心は千々に乱れた。8年前、私は彼にすべてを捧げていた――身も心も。けれど彼は、私を賭の対象としてしか見ていなかったのだ。屈辱のあまりハイダールのもとを去ってから、彼のように目もくらむほどの快楽を与えてくれた人はいなかった。でも、もうただの欲望を愛と取り違えたりしない。私に愛情のかけらも抱いていないことはお見通しなのに、なぜ彼はまた私を誘惑しようとするの? 彼のセクシーな声と冷たい微笑は、ロクサーヌの体にたちまち火をつけた。■玉座を巡って3人の王子たちが愛憎劇を繰り広げる、オリヴィア・ゲイツの3部作〈アズマハルの玉座〉は、〈ジュダールの王冠〉と〈ゾハイドの宝石〉の関連ミニシリーズです。
  • 花婿に拒まれて
    -
    デパートに勤務するノエルは、靴の宣伝のため出席したパーティで、ある男性を見かけてその場に凍りついた。アマル。10年前に結婚したものの、初夜に拒まれたまま別れた元夫。私は女性としての自信を喪失し、立ち直るのに何年もかかったのだ。再び彼と顔を合わせ、あの惨めな日々を思い出したくはないのに。ところがアマルはノエルにまっすぐに近づいてきて、情熱の浮かぶ目で、どうしても話し合いたいことがあると言う。今さらどういうつもり? ノエルは彼を振り切り会場を後にするが、翌朝、出勤途中にさらわれ、気づくとアマルの自家用機にいた。唖然とする彼女を乗せた飛行機が着いたのは、砂漠の国だった。
  • 消せない絆
    3.0
    ニューヨークでイベント・プランナーとして働くエレナは、ある日、オフィスに入ってきた男性を見て、頭の中が真っ白になった。ジェイス・ゼルヴァス! 10年前に去っていった恋人がなぜここに?ギリシアで実業家として活躍する彼が委託したパーティーの企画を、まったくの偶然からエレナが担当することになったのだ。彼女の脳裏に葬り去ったはずの過去が甦る。わたしの妊娠を知るや、彼は自分の子供であるはずがないと言い放ち、卑劣にも姿を消してしまった……。「おなかの子は、あれからどうなったんだ?」古傷をえぐるような問いに、エレナは唇を噛み締めるほかなかった。
  • 結婚の掟 地中海で恋して I
    3.0
    サンティナ王国の王女ソフィアは、考え抜いた末に心を決めた。父が無理やり進めるスペインの王子との縁談から逃げるため、幼なじみの皇族アッシュに恋人のふりをしてもらおう。彼には、16歳のときバージンを捧げようとして拒絶された。それ以来会っていなかったけれど、きっと助けてくれる。ところがアッシュにすげなく断られ、なす術のなくなったソフィアは、とりあえず向かった空港で、当日便はもうないことを知った。どうすればいいの? 今この国を発たなければ、政略結婚させられる。そのときアッシュの言葉がよみがえり、ある案が浮かんだ。彼の自家用機が今夜発つ。そっと忍び込めばいいわ。■作家競演によるミニシリーズ〈地中海で恋して〉が今月から始まります。王国サンティナの王子と王女たちがおりなす華麗な物語です。第1作は一昨年亡くなったペニー・ジョーダン。新作としてお届けできる最後の作品となります。
  • 失った愛の数より
    3.0
    パリの美術専門の保険会社で鑑定士をしているグレースは、思いがけない仕事の依頼に興奮ぎみだった。依頼人はハリス・タヌス。亡き父親が残した絵のコレクションの鑑定をしてほしいという。グレースはハリスが住む地中海のアルハジャ島へ赴いた。だがハリスの父親は悪徳実業家として恐れられていた人物で、莫大な富を相続したばかりの彼を信用していいのか、グレースは迷った。ところが実際の彼はハンサムで優しい、魅力的な男性で、時折見え隠れする冷たい雰囲気が、グレースをよけいに惹きつけた。だめよ、男の本心など当てにしては。まして複雑そうな大富豪なんて!今なお心に痛手を残す結婚の記憶が、彼女の想いを抑えつけていた……。
  • 忘却のかなたの楽園 誘惑された花嫁 I
    3.0
    「どこかでお会いしましたか?」愛しい男性の心ない言葉を聞いた瞬間、ブライアニーは屈辱のあまり、彼の頬を平手打ちしていた。5カ月前、島を購入したいと訪れた会社社長のラファエルと彼女はまたたく間に恋におち、夢のような時を過ごした。だが、契約書を手に本社に戻ったはずの彼から、その後連絡はなかった。まさか、ラファエルは島を手に入れるために私を誘惑しただけ?妊娠に気づいた彼女は、必死に悪い想像を打ち消し、彼を待ち続けた。そして、やっと意を決して彼に会いに来たのに……。続くラファエルの告白に、ブライアニーは耳を疑った。「事故の後遺症で、君についての記憶をなくしたのかもしれない」■人気絶頂マヤ・バンクスが描くミニシリーズ4部作、〈誘惑された花嫁〉がスタート!魅惑の大富豪たちの恋とその代償は――?
  • 愛人は涙を信じない
    -
    “セルゲイ・コロドフ。コロドフ・エンタープライズCEO”ハナは渡された名刺を見て、思わず目をみはった。彼はモスクワの赤の広場で、すりに遭ったところを助けてくれた男性。でもまさか、泊まるように言ってくれたこのホテルのオーナーだなんて。ハナは案内された豪華なスイートルームを見まわした。セルゲイはさらに、今夜、ディナーをともにしたいという。ニューヨーク郊外の小さな町からやってきた旅行者に、彼のような大富豪が興味を持つはずがない……。そう思いつつも、レストランで、キャンドルの明かりを浴びた彼の美しい顔立ちを前に、ハナはそのまなざしに潜む、冷たい孤独の影が気になりはじめていた。
  • オアシスの熱い闇
    3.5
    隣国のスルタンの誕生日パーティで、ジャミーラは初恋の人に再会した。少女時代から心ひそかに憧れていたシーク・サルマン――5年前にジャミーラを誘惑して純潔を奪い、残酷に別れを告げた男。彼は今も悪名高いプレイボーイとして自堕落な生活を送っているらしい。いいかげんに彼のことなど忘れようと決意したところだったのに……。目が合った瞬間、サルマンは苦痛を感じたように顔をゆがめたが、すぐにけだるげなまなざしでジャミーラの体を見下ろした。「君はあのときも美しかったが、今は成熟してあでやかな美女になった」値踏みするような態度に怒りを覚えて激しい口論になったのもつかの間、焼き印のように熱いキスでジャミーラは唇をふさがれた。■放埒にふるまう砂漠の王子が、実は意外な素顔を隠していて……。せつなくも情熱的なアラビアンナイトをお楽しみください。本作は『砂漠の国にとらわれて』の関連作で、さらに来月には隣国アル・オマールのスルタンをヒーローにした作品も刊行されます。
  • 愛なき結婚、結婚なき愛
    3.5
    建設会社で働くエミリーは、大のパーティ好きで、ロンドン社交界の華としても知られている。人の恋を取り持つのが好きな半面、自分は恋と無縁だと思っている。経営者のジェイソンとは年が離れているものの、幼なじみで、彼の弟とエミリーの姉が結婚したため、義理の兄妹だ。だが7年前の姉の結婚披露宴で、彼女は屈辱と悲しみを体験した。酔いにまかせてジェイソンにキスをせがみ、冷たく拒絶されたのだ……。仕事で長く海外出張していた彼が久しぶりに帰国した日、話の流れで、二度とあなたにキスなど頼まない、とエミリーは言う。「だとしたら、僕は深く失望するだろうな」思いもかけない返事だった。■英国を代表する小説家、ジェーン・オースティンとブロンテ姉妹の傑作古典をもとに、4人の作家がその現代版を描く企画、第3弾!オースティンの『エマ』を題材に、K・ヒューイットが書きあげた、恋のキューピッド役のヒロインの新たな物語をお楽しみください。
  • 愛を知らない恋人 愛に戸惑う娘たち I
    3.5
    トスカーナの田舎で伯母と暮らしていた二十歳のミアは、一週間前に、自分の父親がイギリスの大富豪オスカー・バルフォアだと知らされた。オスカーには三度の結婚で七人の娘がいる。愛人の子ミアは八人目だ。彼女は初めて父親に会うため、広い私道を屋敷に向かって歩いていた。ところが猛スピードで走ってきた車に危うく轢かれそうになる。運転していた魅力的な男性は一方的にミアを非難し、その場を去った。それから三カ月後、新しい生活になじめないミアのために、オスカーは生活全般の教育係としてある男性に娘を託すことにした。男性に会ったミアは呆然とする。わたしを轢き殺そうとした人だわ!冷笑を浮かべる彼ニコスは、ギリシアの億万長者だというが……。■おかげさまでハーレクイン・ロマンスは2600号を迎えることができました。記念作品はベテラン作家のミシェル・リード。バルフォア家の娘たちの物語は今月から八カ月連続刊行いたします。
  • ヴェネチアの憂鬱
    3.0
    ヴィットリオはイタリアに広大な葡萄畑を有するワイナリーの経営者。爵位の継承をめぐる家族間の争いを阻止するため、彼は結婚して子供をもうける必要に迫られた。花嫁候補として目をつけたのは、父親の世話をしながら懸命にワイン造りに取り組むアナ・ヴィアーレだ。容姿にコンプレックスをいだくアナは女としての自信が持てず、29歳でバージンのまま、結婚をあきらめていた。ところが、ある日、彼女の身に胸躍るような出来事が起きる。罪なほど魅力的な男性、ヴィットリオに結婚を申しこまれたのだ。
  • 七日だけの恋人
    -
    エラリーはうんざりし、嫌悪で気分が悪くなりそうだった。男爵の娘である彼女は、父親の遺した屋敷を宿に改装したが、この週末、大富豪ラレンツ・デ・ルカが滞在していた。だが、彼は恋人らしき連れの女性をいとも冷淡にあしらい、あろうことかエラリーにまで誘いをかけてきたのだ。まるで、かつて不貞をはたらき、女性を軽々しく扱った父みたいに。それでも父親を愛し続けた母親はみじめな生涯を送ることになった。だから、私は決して誰も愛さないと心に誓っている。ところが、その夜ラレンツと二人きりになったとき、彼が口にした言葉にエラリーの心は大きく揺れた。 人を愛することを知らなかった男女が出会い、一週間だけの恋人関係を楽しんだあと二人は……。愛の奥深さを知るせつないラブストーリーです。豪奢な雰囲気もお楽しみください。
  • 尖塔の花嫁
    3.5
    亡くなった娘に顔かたちが似ているという理由で、グレンダはエディス・ハートウェルに引き取られた。裕福な養母はグレンダを大切に育ててくれたが、後ろ暗い秘密を打ち明けたのは、死の床でだった。じつはエディスは、娘を将来嫁がせる見返りとして、マルローという一族から莫大な援助を受けていたという。わたしを引き取ったのは、娘が亡くなったことを隠し、贅沢な暮らしを続けるため……。グレンダは驚愕したが、エディスの名誉のためにも、結婚するしか選択肢はなかった。ロワールの城に住む、顔に恐ろしい傷を持つマルローと。 HQ草創期に活躍した作家、ヴァイオレット・ウィンズピアの未邦訳作品をお届けします。フランス、ロワール地方の古城を舞台にした、重厚なロマンスの世界をご堪能ください。
  • 遠い日のフィアンセ
    4.0
    アレグラは十八歳の誕生パーティに現れた裕福な男性――ステファノに心を奪われ、一年後に彼との結婚が決まった。だが、結婚式の前夜に父親とステファノの会話を耳にして、衝撃のあまり家と故郷を捨てた。この結婚が男たちの“取り引き”に基づいたものだと知ったのだ。あれから七年、アレグラはロンドンで自活しながら、過去のことを忘れて前向きに生きようと務めていた。ところが、従妹の結婚式でステファノと再会し、いまも彼の魅力にあらがえないことを思い知らされる。ある目的のためにステファノが近づいてきたとは想像もせずに。
  • 嵐の夜のめぐり逢い
    3.0
    ゴールドコースト近辺で猛烈な嵐に遭遇したブリジットは、偶然通りがかったアダムという男性と一緒に小屋に避難した。九死に一生を得たふたりはベッドをともにし、情熱的に愛し合う。だが翌日救助されると、彼はブリジットに別れを告げた。自分はひとりの女性に縛られるタイプの男ではないと言って。三週間後、彼女は新聞にアダムの写真が載っているのを見つける。彼は名門ボーモント家の出だが、噂によれば、父と兄によって家を追い出され、独力で億万長者になったという。ブリジットは激しい衝撃を受けた。わたしとは身分違いだから、彼は正体を告げずに立ち去ったのだ!

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  • 冷たい伯爵
    -
    天才ピアニストと言われるアビーは疑問を感じていた。これまでピアノにすべてを捧げてきた私は、恋をしたこともない。このまま男性を知らず、バージンで生涯を終えるのかしら。そんなある夜、アビーは演奏中に見知らぬ男性に目が釘付けになり、バーで偶然再会した彼に誘われるまま相手の部屋に行く。リュックと名乗った男性は、多くを語らずに彼女をベッドに誘ったが、そのままいつのまにか眠ってしまったアビーを置いて姿を消した。しょせん私は女性としての魅力すら持ち合わせていないのだ。だが絶望し、ピアニストとしてのキャリアも捨てた彼女の前に、半年後、突然リュックが現れた。
  • シークと偽りの花嫁
    -
    ルーシーは憂鬱な気分で中東の国ビリャルへ向かっていた。四年前、ラグビーのイングランド代表チームの理学療法士として働いていた彼女は、スター選手のハリドと恋に落ちた。ところがある日突然、ハリドは理由も告げぬままルーシーを捨てて、故郷であるビリャルへ帰国してしまった――重要な真実を聞くこともなく。今回のチームの遠征先がビリャルだと聞いて、ルーシーは決めた。やはり、ハリドには本当のことを話さなければならない。だが、ビリャルの空港で彼女を出迎えたのは、かつて愛した男性とは似ても似つかない、冷酷なシークだった。■王家を取り巻くロマンスを得意とするK・ヒューイットの最新作です! 中東の小国のシークと恋に落ちたルーシー。再会の喜びもつかのま、予想もしていなかった展開に巻きこまれ……。
  • 愛されない花嫁
    -
    なぜイタリア屈指の大富豪が、私にプロポーズを?ミーガンは、まだ信じられなかった。彼女はあるつらい出来事がきっかけで故郷のアメリカを捨て、イタリアでウエイトレスとして働き始めたばかりだった。ある日偶然来店した客アレッサンドロに乞われ、彼の私邸で給仕をしたのがきっかけで二人は急速に惹かれ合った。でもだからといって、出会ってから数日で結婚とは急すぎる。しかも、ミーガンにはアレッサンドロに話していない秘密があった。もし彼が本当の私を知ったらどう思うかしら?だが、アレッサンドロはミーガン以上に深刻な秘密を抱えていた……。
  • エーゲ海の花嫁
    4.0
    リアノンは親友の産んだ赤ん坊を連れて、オープンしたばかりの高級リゾートにやってきた。リゾートの持ち主は、世界的に有名なギリシアの不動産王――ルカス・ペトラキデス。親友は赤ん坊の父親がルカスであると告げたのち、亡くなった。苦労の末、リアノンはルカスに会って事情を伝える。だが、彼は自分が父親であることを真っ向から否定したばかりか、リアノンが金目当てのゆすり屋だと誤解する始末だ。マスコミの目を警戒するルカスに連れられ、リアノンはエーゲ海にあるペトラキデス家所有の島へ向かうはめに。■今年の1月、ボスと秘書の情熱的なロマンスで日本デビューを飾ったケイト・ヒューイット。彼女の3作目はギリシアを舞台にした真摯な愛の物語です。どうぞご堪能ください。
  • 復讐のシチリア
    4.0
    一人で幼い娘を育てながら、ルーシーは懸命に働いていた。生活は苦しいが、それでもなんとか持ちこたえられるのは、いとしい娘の笑顔を守りたい一心からだ。ある日、卑劣な上司に襲われそうになったルーシーは、すんでのところを見知らぬ男性に救われた。目も覚めるような美しい顔立ち。貴族さながらの優雅な振る舞いは、瞬時にルーシーの心を惹きつけた。いったいこの人は何者? なぜ私を助けたりするの?次の瞬間、彼はルーシーを抱き上げると傲然と言い放った。「もう何も心配しなくていい。きみはぼくのものだ」■今年7月に衝撃的なデビューをはたした期待の新星、ジェニー・ルーカスの新作をお届けします。彼女の真骨頂が存分に発揮された、ドラマチックで情熱的な物語をお楽しみください。
  • 招かれざるプリンセス
    -
    アメリカ娘のフィービーは旅先で北欧の島国アマルネスの皇太子、アンデルスと恋に落ちて結婚した。しかし彼は甘やかされて育った利己的な男性にすぎず、わずか一カ月で結婚は破局を迎えたのだった。六年後の今、フィービーは宝石デザイナーとして自立し、息子クリスチャンとともにニューヨークで平穏に暮らしている。ところが、ある日、アンデルスが交通事故で亡くなったことで、フィービーの人生は一変する。アンデルスの従兄レオが不意にフィービーの前に現れ、息子とともにアマルネスに来るよう強要してきたのだ。■今年1月に日本デビューを飾った作家ケイト・ヒューイット。人気急上昇中の彼女がお届けする今回の作品は、北欧の美しい島国を舞台にした読み応え満点のロイヤル・ロマンスです。
  • あなただけに言う秘密
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    裕福な銀行家の一人娘アルテアは、クラブやパーティで派手に遊び、タブロイド紙をつねににぎわせている。だがそれは、あくまで仮の姿。素顔のアルテアは、過去のつらいトラウマに苦しめられている弱い女性だった。ある日、アルテアはパーティでディモスと名乗る裕福なヨットデザイナーと出会い、ひと目で激しく惹かれた。ところが彼は、アルテアの父親と結託し、彼女に強引に結婚を迫ってきた。気乗りしないままディモスの求婚に応じたアルテアだったが、ハネムーンの夜、パニックを起こして彼から逃げ出してしまう。■今年1月にデビューした新作家K・ヒューイットの新作をお送りします。心に傷を持つアルテアと、人知れぬ苦労を背負って生きてきたディモス。二人は障害を越えて心を開くことができるのでしょうか?

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  • 砂嵐の夜に抱かれて ダイヤモンドの迷宮 IV
    -
    カリラは中東の小国ザラクの王女として、同盟国カリスタの王子との結婚を幼い頃から決められている。カリラが二十四歳を過ぎ、いよいよ結婚式の準備も整ったが、カリスタから彼女を迎えにきたのは花婿ではなく、その弟のアーリフだった。花婿への失望、政略結婚への反発、自由への憧れ──複雑な感情を爆発させたカリラは、隙をついて逃げ出した。だが砂嵐の中、一人で彼女を追ってきたアーリフに見つけられたとき、カリラは不思議な感覚を覚えた。彼なら信用できるかもしれない……。砂漠の夜、一つきりのテントの中で、彼女の心は危険なほど揺れた。■大人気のシリーズ〈ダイヤモンドの迷宮〉の第4話をお送りします! 幼い弟の誘拐現場に居合わせたことがトラウマとなり、心を閉ざしたアーリフ。カリラの愛は彼に届くのでしょうか?
  • 週末だけの妻
    4.0
    著名な建築家コーマックの秘書を務めるリジーは、ある日、カリブ海の小島への出張に同行するよう言われて驚く。もう二年以上コーマックのオフィスで働いてきたけれど、仕事の指示以外に、ボスが私に話しかけてくれたことなどない――ひそかに思いを寄せる私の気も知らないで。それなのに、二人きりで南の島への出張旅行だなんて!だがその夜、コーマックがリジーの家を訪ねてきて、秘書にふさわしい洋服を今から買いそろえようと言い出したときには、リジーの驚きは疑惑に変わった。いったいなんのために?翌朝、謎は解けた。僕の妻を演じてほしい、と彼が切り出したのだ。■やぼったい秘書のリジーと、彼女がひそかに慕うゴージャスなボスとのもどかしいラブストーリーです。今月、日本初登場の作家ケイト・ヒューイットの情熱的な世界をご堪能ください。
  • 尖塔の花嫁【ハーレクイン文庫版】
    -
    永久不滅の人気テーマ~強制結婚~ すり替わった花嫁への罰は、 妻の務めを果たし、後継ぎを産むこと。 児童養護施設で育ったグレンダは10歳のとき、 亡き娘に似ているという理由で養母に引き取られた。 だが養母は死の床で、後ろ暗い秘密を打ち明ける。 じつは娘を将来嫁がせる見返りとして、 ある大富豪から莫大な援助を受けていたのだと。 贅沢な生活を続けるために私を引き取ったの? グレンダは傷ついたが、養母の名誉を守ろうと結婚を承諾する。 ロワールの城に住む大富豪マルローは、結婚式のあと、 花嫁が以前会った娘とは瞳の色が違うと気づくが――。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 週末だけの妻【ハーレクイン文庫版】
    -
    冴えない秘書から、洗練された妻へ。ボスとの偽りの結婚は、短い夢―― カリスマ建築家コーマックの秘書を務めるリジーはある日、海外リゾートへの出張に同行するよう急に言い渡される。2年以上もボスに密かな想いを抱いているけれど、地味な私に、彼は仕事の指示以外は話しかけてもくれない……。なのに、二人きりで出張? しかも家まで押しかけてきて、秘書にふさわしい服を今から買い揃えようと言い出したりして。戸惑うばかりのリジーだったが、翌朝の飛行機で、彼女はコーマックが口にした言葉に、耳を疑った。「この週末、きみは秘書ではない。妻だ」 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 忘却のかなたの楽園【ハーレクイン文庫版】
    -
    「どこかで会いましたか?」あんなにも狂おしく愛した、ラファエルの心ない言葉。ブライアニーは彼の頬を打っていた。5カ月前、島を購入したいと現れたリゾート開発会社社長の彼と熱い恋におちた。契約書を手に本社へ戻ったラファエルからの連絡が途絶えても、妊娠に気づいたあとも、彼を信じて待った。私は契約のために利用されただけなの……?そんな疑念を必死に打ち消して。ついに意を決して会いに来た彼女に、彼は驚くべき告白をする。「事故の後遺症で、君についての記憶をなくしたかもしれない」 *本書は、mirabooksから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 天使と千切れた赤い糸
    完結
    2.0
    自由を知らないアブカール国の王女ハリナ。一生に一度だけ自分の時間が欲しいと忍びこんだパーティーで、美しい大富豪リコに出会う。今夜だけは自分のために生きたい…。誘われるまま彼に純潔を捧げたハリナ。結果リコの子を妊娠し、激怒した父に誰も来ない辺境の宮殿での生活を命じられた。2か月後、孤独に暮らすハリナの前にリコが現れた。彼は結婚してほしい、ただし僕が君を愛することはないと告げる。愛のない結婚…これがたった一夜、自由に生きた代償なの?
  • 王と花摘みの花嫁
    完結
    4.0
    次期国王の許嫁として、幼い頃から幽閉されるように育ってきたジョハラに突然、婚約解消が言い渡された。もしかして私、自由になれるの? 新しい人生の予感に胸を躍らせるジョハラだが、期待は無残に打ち砕かれた。20年以上行方不明だった本来の次期国王アジムが見つかり、彼に嫁ぐことが新たに決まったと言う。対面したアジムはあまりに冷淡で、ジョハラは青ざめた。自由になりたい…生まれて初めて衝動に身をまかせ、ジョハラは逃げ出してしまうが…?
  • 悪い狼を愛したシンデレラ
    完結
    4.0
    会社が買収されて間もなく、ミアは新CEOのアレッサンドロに「僕には君が必要だ」と声をかけられた。その言葉に不覚にもときめいたミアだったが、それは秘書としての能力とその夜に催されるパーティーの同伴者としての言葉に過ぎなかった。ばかね…大企業のCEOが一介の秘書を相手にするわけないじゃない。ところがパーティーのあと、ふたりは情熱のままに、関係を持ってしまったのだ。その後ミアは会社を去った。新しい命を宿しているとも知らずに――。

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