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  • コミック乱ツインズ 2026年01月号
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    創刊23周年記念号!! 「コミック乱ツインズ1月号」は…… グルメ『そば屋幻庵』が表紙&巻頭カラーで登場!!「名代富士そば」との特別コラボ回!! そのほか『鬼役』『姉妹倫々裏づとめ 紅と藍』『寿司銀捕物帖』など、豪華連載陣が熱筆!! [掲載作品] 「名代富士そば」との特別コラボ回!! 珍しい蕎麦を振る舞うと噂の店を訪ねてみると……? 『そば屋 幻庵』[漫画]かどたひろし/[原作]梶研吾 ☆最新単行本18巻、12月12日発売!! 忌まわしい薬を運び込んだ、異国の侵入者を追え─── 『鬼役』[漫画]橋本孤蔵/[原作]坂岡真 ☆最新単行本25巻、12月12日発売!! 求めても応じぬ旦那が足繁く通う相手とは? 『江戸の不倫は死の香り』山口譲司 ☆単行本1~5巻、好評発売中!! 不思議な鍋で作る、キノコの様な卵料理!? 『大江戸美味指南 うめえもん!』ラズウェル細木 ☆江戸の酒食を味わい学ぶグルメ時代劇!! 店の前に野次馬が集い……。損料屋・ゑんま屋に異変あり!? 『前巷説百物語』[漫画]日高建男/[原作]京極夏彦 ☆単行本1~2巻、好評発売中!! 新章開幕!! 弔問に訪れた先銀蔵を射抜く視線の主とは─── 『寿司銀捕物帖』[漫画]オズノらいおん/[原作]風野真知雄 ☆待望の単行本第1巻、12月12日発売!! 超えてはならぬ一線を越え、真面目な同心は返済に励むが…… 『エドゼニ』青木雄二プロダクション/[漫画]コヤマサトシ/[シナリオ]秋月戸市 ☆江戸のおカネ事情を描く金融時代劇!! 戦場はなおも混沌が続くが、その勢力図は少しずつ傾き始め…… 『ビジャの女王』森秀樹 ☆単行本1~8巻、好評発売中!! 乱世を生きるにはあまりに青かった、正義の武将に訪れる最期…… 『殺っちゃえ!! 宇喜多さん』重野なおき ☆単行本1~2巻、好評発売中!! 麗しき尼僧・藍龍が探し続けた“お宝”の正体とは…… 『姉妹倫々裏づとめ 紅と藍』[漫画]叶精作/[シナリオ]天沢彰 ☆レジェンド艶絵師が贈るセクシー姉妹活劇! 光豆流の破棄される畳の活用法!? 『大奥でございます。』こだま学 ☆幼将軍・光豆が女人の園で大暴れ! 食べるのがもったいない!? 職人の業が光る菓子細工!! 『江戸時代のちいさな話 暮らしのスケッチ帖』笹井さゆり ☆何気ない江戸の日常を軽やかに描く ─────────────────全作品描き下ろしでお届け!! ※本電子書籍は、2026年6月11日(木)までの期間限定販売商品です。次号《コミック乱ツインズ 2026年02月号》は2026年1月13日(火)発売!!
  • 新・子連れ狼-LONE WOLF- (1)
    完結
    5.0
    全11巻440円 (税込)
    将軍家や大名直参たちも見守る中、八丁河岸で行われた拝一刀(おがみいっとう)と柳生烈堂との果たし合い。壮絶な血戦は相討ちに終わり、人々は父の前に立ちつくす幼子・大五郎に哀れを感じながらも、誰ひとり遺体を葬ろうともせず去っていく。やがて、暗闇の中で力尽きて倒れた大五郎の前に、ひとりの武士が通りかかり…。父の屍体の側に立ちつくしていた大五郎が示現流始祖・東郷重位と出会い、再び歩き始めた――時代劇画史に残る名作『子連れ狼』新シリーズ!!
  • 子連れ狼(1)
    値引きあり
    4.8
    原作・小池一夫、作画・小島剛夕の黄金コンビで評判となった日本の代表的時代劇画。柳生一族の陰謀により妻を失い、遺児・大五郎と共に刺客道に生きる元・公儀介錯人にして水鴎流の達人、拝一刀の凄絶な物語。1970年9月から1976年4月まで「漫画アクション」(双葉社)に連載され、大人気となり映画やTVドラマにもなる。また、海外でも『Lone Wolf and Cub』として英語版劇画が出版されている。日本が誇る時代劇の金字塔、堂々のスタート!!収録作「子を貸し腕かしつかまつる」ほか「父なればこそ子の心 子なればこそ父の心を」「北から南 西から東」「三途の川の乳母車」「水鸚流斬馬刀」「時雨待ち」「八門遁甲の陣」「鳥に翼 獣に牙」「刺客街道」の全9話を収録。
  • そして――子連れ狼 刺客の子 (1)
    完結
    4.0
    全5巻440円 (税込)
    将軍に擬態し、江戸城で待ち受ける仇敵・間宮林蔵を、東郷重位は果して打ち倒すことが出来たのか?そして、大五郎の行く先は!?刺客の子・大五郎、正念場の第三部がいよいよ始まる――!!
  • 子連れ狼 大合本 1 子を貸し腕貸しつかまつる
    無料あり
    4.8
    全10巻0~1,320円 (税込)
    傑作時代劇コミック『子連れ狼』が大合本となって登場!(1~3巻収録) 1巻 内容紹介 水鴎流 神技と類稀なる智謀を携え、幼き子・大五郎を連れ修羅の道に生きるその男の名は拝一刀 、人呼んで子連れ狼。復讐に身を焦がし、一殺五百両にて武士の魂を売り払う。読む者の心を揺らす不朽の名作がここに電子化!! 2巻 内容紹介 苛烈を極める徳川幕府の大名統制。お上の命を受け、意に沿わぬものを処分する三柱「探索人」「刺客人」「介錯人」。それら三柱が一柱、「介錯人」を担う拝一族が忽然と姿を消し、柳生一族が職を掌中に収める。柳生への恨みを抱え、子連れ狼は修羅の道を行く。 3巻 内容紹介 寒空の下、海を渡る船の上で、囚人護送役の泣く子も黙る「弁天来」の三兄弟と子連れ狼が相見える。弁天来の凶刃が子連れ狼を怪しく付け狙う。
  • 半蔵の門 大合本 1 苦諦の章
    無料あり
    3.0
    全7巻0~1,320円 (税込)
    傑作時代劇コミック『半蔵の門』が大合本となって登場!(1~3巻収録) 忍びとは主に闇仕えし、主の命に従い、あらゆる仕事をこなす裏世界の住人である。そんな忍が一人、服部半蔵正成が仕えることとなったのは、後の大将軍徳川家康こと松平元信公であった。これは将軍の片腕として生きた一人の忍の物語である。
  • 飢餓海峡(上)
    3.9
    1~2巻990円 (税込)
    樽見京一郎は京都の僻村に生まれた。父と早く死に別れて母と二人、貧困のどん底であえぎながら必死で這い上がってきた男だ。その彼が、食品会社の社長となり、教育委員まで務める社会的名士に成り上がるためには、いくつかの残虐な殺人を犯さねばならなかった……。そして、功なり名を遂げたとき、殺人犯犬飼多吉の時代に馴染んだ酌婦、杉戸八重との運命的な出会いが待っていた……。
  • 世界の歴史巨編をマンガで学ぶ! 織田信長 上
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界の歴史巨編をマンガで学べる!シリーズで、楽しんで歴史を知ろう! 記念すべき第四弾は「織田信長」! 破天荒に生きながらも、日本の歴史上もっとも人を惹きつける武将、織田信長の全生涯をを全2巻でお送りします! うつけ者と呼ばれ続け、キテレツな格好で暴れまわっていた信長。 だがその中身は冷徹なまでの合理主義者で、日常や戦術においても常に先進的かつ革新的であった! 信長のもとには木下藤吉郎こと後の豊臣秀吉など優秀な人材が揃っていき、天下統一の道を切り開いていくのだった。 そして今川義元を討つべく桶狭間に立った信長は、現在でも語り継がれる奇襲を仕掛けていく……!
  • 沖田総司
    完結
    -
    童顔の裏にひそむ魔性の剣! 動乱の幕末を清冽に生きた天才剣士 沖田総司を巨匠 小島剛夕が描く! ※こちらの作品は過去に他出版社様より配信していた内容と同様になります。 重複購入にはお気を付けください
  • くノ一百鬼
    完結
    -
    名作「子連れ狼」の小島剛夕が描く傑作短編集 初の電子化!! 【掲載作品】 ・くノ一百鬼・村正秘譚抄・母なる者の乳・女敵討ち ※こちらの作品は過去に他出版社様より配信していた内容と同様になります。 重複購入にはお気を付けください
  • 織田信長 無料お試し版
    無料あり
    3.0
    尾張の戦国大名・織田信秀の嫡男として生まれた信長―――。 巷ではうつけと蔑まれ奇行を繰り返す信長に、家臣たちは愛想を尽かし、織田家内での人望は皆無に等しかった。 いちばんの理解者であった父を亡くし、群雄割拠の尾張にひとり放り出された信長は、いま天下統一に向けて立ち上がる! 今週は1巻1話、4話、2巻8話の3つのエピソードをそれぞれ収録!!
  • 石よ哭け
    -
    1巻924円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 墓石にまで、畜生・奴などの戒名を刻むとは……仏教にさえある部落差別。著者は、その実態を悲しい怒りをもって刻む。

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  • 石を抱いた樹(上)
    値引きあり
    -
    1~2巻298円 (税込)
    巨木は、地中深く、石を抱いているものだ。……名門・布施学園の理事長・布施英之は、樹木を愛し、学園のマンモス化により、緑が失われていくのを憂えていた。折しも20年の歳月を経て、敗戦の混乱のうちに、生き別れた息子が姿を現わす。大地にしっかり根を張ろうと、父と子それぞれに歩む道を描く、感動の長編問題小説。生き別れた息子との再会、親子の運命……水上文学のロマンチシズムの源泉がここにある!
  • 一休伝 1
    完結
    4.5
    1394年(明徳五年)元旦。後小松天皇の子が産まれた。天皇が願ってやまなかった男の子は、千菊丸と名付けられた。しかし産んだ母は南朝出身であったがために追われた身で、千菊丸は六歳にして自身の命を守るために出家せなければならなかった。周建という僧名をつけられ新たなる人生を歩み始めた千菊丸は、仏道に励み、ひたすら純粋禅を求め、真の師・謙翁宗為と出会う…。正長の一揆、応仁の乱が続く地獄の季節を生きた僧「一休」の、風狂三昧・破戒無慚の生涯を描く一大絵巻!!
  • 一休を歩く
    -
    600年前の動乱の時代を生きた禅僧、一休。後小松帝の側室の子としてわずか6歳で出家。無欲清貧、風食水宿、自己見性につとめる純粋禅僧に師事するが師と死別。やがて失意の青年僧一休は酒肆淫坊に出入りし、女犯をなす破戒三昧な生活の中で、人間的な自由禅を志向していく。放浪無頼な風狂の人、一休宗純和尚の由縁の地、京都嵯峨野、堅田、堺、住吉、田辺を水上勉が訪れ歩くほろつき文学紀行。
  • 凍てる庭
    -
    1巻869円 (税込)
    凍てついた地殻を割って、春いち早く芽をふく蕗。逆境にめげず、強く素朴に生きてほしいという願いをこめて、娘に蕗代と名づけた私は、戦後の混乱期に、極貧の底で妻に逃げられ、職を転々と変えねばならなかった。屈辱感と自己嫌悪にまみれながらも、胸に不屈の意志を秘め、一人娘への愛の灯をともしつづける。――作家・水上勉誕生まえの苦闘の日々を綴って感動をよぶ自伝的長編。
  • 失われゆくものの記
    -
    近江の琴糸、月瀬の奈良さらし、越後の筆匠、佐渡の人形遣い、雪の中の瞽女たち、信濃の山蚕、忘れられた巨桜たち……。昔ながらに手間と日数をかける職人の精緻な手仕事と、日本の山野の美は、まさに滅びようとしている。各地を訪ね、痛恨の思いと復興への願いをこめて書きしるす、記念碑的ルポルタージュ16章。
  • 湖の琴
    値引きあり
    -
    若狭の国の貧しい農家に生れた栂尾さくは、琵琶湖の北端にひっそりと水をたたえた余呉の湖の近くの蚕の糸とりの家に、糸取り娘として奉公に出る。そこで、同じく若狭出身の宇吉にめぐり会うことにより、さくは新たな運命の糸にもてあそばれていく……。三味線糸生産地の風土を背景に、悲痛な女人像を浮かび上がらせ、哀しみと詩情をこめて描いた人間愛が、哀切な琴の音をひびかせる長編ロマン、悲恋物語。
  • 越後つついし親不知・はなれ瞽女おりん
    4.0
    1巻715円 (税込)
    越後の雪深い村。夫が京都・伏見の酒蔵へ杜氏に出ている冬の間に、妻は卑劣な村人に襲われ、子を身ごもった……。「越後つついし親不知」 幼い頃に瞽女屋敷にもらわれ、盲目の旅芸人となったおりん。だが、掟を破って男と契り、一座を追放され放浪の身に……。「はなれ瞽女おりん」 水上文学を代表する表題作2編に、男女の哀切、寒村の生死を描いた初期傑作3編を加えた珠玉短編集。
  • 沖田総司
    完結
    -
    全1巻660円 (税込)
    童顔の裏にひそむ魔性の剣! 動乱の幕末を清冽に生きた天才剣士 沖田総司を巨匠 小島剛夕が描く!
  • 沖田総司 新選組の旋風
    完結
    -
    「新選組、諸事処方の第一方針は『怪しきは斬れ!』である! 隊規の厳命であるぞッ!」──沖田総司が、元・長州藩の蘭学者である深山蘭山と親しくしている。そんな情報が新選組に届いた。しかし深山は倒幕派と目されている人物。なぜ総司が倒幕派と!? 局長の芹沢らは総司を問い詰めるが……。──沖田総司の人物像を多面的に描いた必見の傑作時代劇!
  • 織田信長 上
    完結
    4.0
    尾張の戦国大名・織田信秀の嫡男として生まれた信長―――。巷ではうつけと蔑まれ奇行を繰り返す信長に、家臣たちは愛想を尽かし、織田家内での人望は皆無に等しかった。いちばんの理解者であった父を亡くし、群雄割拠の尾張にひとり放り出された信長は、いま天下統一に向けて立ち上がる! 目次 第一章 悪魔か神か 第二章 諫死 第三章 うつけ殿は天下殿 第四章 天運 我にあり 第五章 美濃落城 第六章 天下布武
  • おぼろ十忍帖
    完結
    -
    伊賀忍者には、上忍、中忍、下忍の三階級があった。下忍は上、中忍の家の手飼いとなり、平常は農耕に勤しみ、あるじの出動の際には同行して手足となる。また単独に行動を命じられる場合もあるが、これの謝礼金等はみな上忍のものとされていた。下忍のイタギはあるじである多十郎の命の支えとなり里へ戻ってきたが、下忍の宿命から、感謝もされず傷も癒やされず、手柄もすべて多十郎のもの…。多十郎の許嫁のくノ一・おぼろはそんなイタギをかばうが、そのためにかえってイタギは多十郎から凄絶な仕打ちを受けることに…。
  • 甲斐の虎 武田信玄1
    完結
    -
    若き日の信玄・晴信は、家督の譲り受けを進言し、父・信虎から疎まれる。傍若無人な信虎に反感を持つ家臣たちに担がれた晴信は叛旗を翻すが…。「俺は虎だ!」「喰うか喰われるか(前編)」の2話を収録。
  • 風を見た人(一)
    -
    1~5巻660円 (税込)
    強い季節風の吹き下す、新潟県の石曾根で生れた真崎ちよは、幼い頃に父を失い、貧しい娘時代を過す。しかし、不幸な青春の中にあって恋を知り、やがて妊娠する。だが、愛する男は軍隊におり、男の両親はその責任から逃れようとする。「別れ」の人生を送ってきたちよが、誰にも恥じない陽の下道を選んで生きようとする、哀切きわまりない長篇ロマン。<全5巻>
  • 片目柳生
    完結
    5.0
    全1巻660円 (税込)
    世にかなう敵なし 柳生陰流の達人十兵衛。 日本全国を渡り歩き、門弟1万余を数えた剣客。 家光公の隠密とも言われた彼の正体は...真の目的とは…。
  • <完本>閑話一滴
    -
    便利さ、効率のよさ、損か得かなど、都会に暮らす現代人の日常は、すべからく何らかの利得を動機に流れていく。しかし、真の人間らしさとは何か。自然への畏敬、生命への讃歌、人と人とのご縁への感謝…。文豪・水上勉が、身近の出来事から折々につづった随想をまとめた『閑話一滴』と『続・閑話一滴』を合本。

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  • 閑話一滴
    -
    世の中は「こころの時代」だといわれている。忙しすぎる現代人よ、あなたが見失ってしまったものは一体何だろうか? あくせくと「今日」を生きるあなたには、草木や風が語りかける声が聞こえているだろうか? 「豊かさ」の中での忘れもの、それは“一滴の水にも命がある”ということの実感や想像力かもしれない。日本人の中に、長い歴史をかけて脈々と受け継がれてきた森羅万象への濃やかなまなざし。そこから、静かにそしてゆっくりと伝わってくる木肌のぬくもり。乾いた心に染みわたる、静謐で滋味あふれる水上勉の珠玉のエッセイ集。

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  • 餓鬼の惑星
    完結
    -
    2047年、全面核戦争によって地球上は荒廃し人類がほとんど死に絶えた中で、生き残ったひとにぎりの者たち……他人や肉親の屍肉を漁るのはもはや当然、それどころか生まれてきた子供までも喰らうための食糧として備蓄する彼ら……その浅ましさは、もはや人間とは呼べないもの、人の形をしたバケモノと成り果てていた。そんな中でただひとり、汚染をまぬがれた子供たちとともに懸命に生きようとする女がいた。その名は「愛」。カニバリズム、バイオレンス、エロティシズム。圧倒的な筆力で描かれる近未来社会譚。――愛と子供たちに救いはあるのか?
  • 雁の寺・越前竹人形
    4.3
    1巻528円 (税込)
    “軍艦頭”と罵倒され、乞食女の捨て子として惨めな日々を送ってきた少年僧・慈念の、殺人にいたる鬱積した孤独な怨念の凝集を見詰める、直木賞受賞作『雁の寺』。竹の精のように美しい妻・玉枝と、彼女の上に亡き母の面影を見出し、母親としての愛情を求める竹細工師・喜助との、余りにもはかない愛の姿を、越前の竹林を背景に描く『越前竹人形』。水上文学の代表的名作2編。
  • 雁の寺(全)
    5.0
    頭の鉢が異常に大きく、おでこで奥眼の小坊主・堀之内慈念は寺院の内部になにを見、なにをしたか。京都の古寺、若狭の寒村、そして滋賀の古刹を舞台に、慈念の漂流がつづく。著者の体験にもとづいた怨念と、濃密な私小説的リアリティによって、純文学の域に達したミステリーである。昭和36年上期(第45回)直木賞を受賞した第一部の「雁の寺」につづく「雁の村」「雁の森」「雁の死」の四部作に新たに加筆し一冊に収めた、著者の代表作だ。
  • 飢餓海峡(上下)合本版(新潮文庫)
    -
    1巻1,980円 (税込)
    樽見京一郎は京都の僻村に生まれた。父と早く死に別れて母と二人、貧困のどん底であえぎながら必死で這い上がってきた男だ。その彼が、食品会社の社長となり、教育委員まで務める社会的名士に成り上がるためには、いくつかの残虐な殺人を犯さねばならなかった……。そして、功なり名を遂げたとき、殺人犯犬飼多吉の時代に馴染んだ酌婦、杉戸八重との運命的な出会いが待っていた……。 ※当電子版は新潮文庫版『飢餓海峡』上下巻をまとめた合本版です。
  • 北国の女の物語(上)
    -
    1~2巻660円 (税込)
    大正3年、青森県尻屋崎で遭難した船から、ただ一人生き残った赤子があった。その子は沖子と名付けられ、観音堂守りのもとで育てられたが、長じて材木問屋の女中として働くことになる。沖子の美貌と陰日向ない働き振りは誰からも好かれ、17歳の年に番頭の伊助と結婚するが、運命の悪戯は沖子に無情だった……。暗い宿命に耐えて生き抜く女の哀しさと美しさを謳いあげる哀切ロマン。〈上下全2巻〉
  • 京の川
    4.0
    1巻671円 (税込)
    「人間は、みんな大きな苦労の石を大切に抱いて生きてるんや……」京都の花街に生きる芸妓静香は、庭師だった義父が生前よくつぶやいていた言葉をじっと噛みしめる……。暗い出生の秘密を胸に秘め、複雑な人間関係の絆に縛られながらも、ひたすらに女の道を歩もうとする静香の哀歓の人生を、美しい古都の風物の中に鮮やかに描いて、哀切な感動を呼ぶ長編小説。
  • 虚竹の笛 尺八私考
    -
    日本留学僧と中国女性の子として宋にうまれ、尺八を日本に伝えたといわれる虚竹禅師。南朝の御落胤といわれながら破戒の生涯を送った一休和尚。このふたりが、宇治吸江庵で出会い……。遙か古代から近代までの和漢往来を、尺八の海峡を渡る望郷の響きに託した伝来記。日本と中国の交流の深い絆と歴史を壮大な物語に結実させた、著者最後の長編。第二回親鸞賞受賞作品。
  • 霧と影
    -
    1巻671円 (税込)
    東京掘留の洋服問屋社長石田寅造の謎の失踪。そして、遠く離れた福井県若狭海岸での、小学校教員笠井早男の断崖からの転落死。一見脈絡のありそうもないこの二つの事件が、旧友の死に疑問をいだく新聞記者小宮と警察の手で、ひとつに結びつけられたとき……。風光絶佳の秘境・若狭猿谷郷の怪奇に、宿命に呪われた人間たちの呻きと業の深さを浮彫りにする、戦慄のサスペンス長編。
  • 金閣炎上
    4.3
    1巻715円 (税込)
    昭和二十五年七月二日未明、鹿苑寺金閣は焼亡した。放火犯人、同寺徒弟・林養賢、二十一歳。はたして狂気のなせる業か、絢爛の美に殉じたのか? 生来の吃音、母親との確執、父親ゆずりの結核、そして拝金主義に徹する金閣への絶望……。六年の後、身も心もぼろぼろになって死んでいった若い僧の生を見つめ、足と心で探りあてた痛切な魂の叫びを克明に刻む長編小説。
  • 銀の庭
    -
    京都の名刹・聚閣寺の住職・栂春泉には、貞淑な妻と美しい2人の娘とがあった。ある年の5月、アカ新聞が誤解に満ちた筆で、春泉の私行を暴露した。寺の金を横領して、先斗町の女にバアを経営させているというのである。それは、燈全寺派法類間の政治的な争いの材料にされ、栂一家は蟻地獄に突き落とされた。事件の成り行きを通して、それは次第にあきらかになった。そして「法衣を着たけもの」の爪は、春泉の娘・圭子にも迫った。……慈悲の法燈の影にひそむ俗臭と本能とを執拗に追求し、そこに散る花びらの哀切な美しさを描いたこの連作は、水上文学を象徴する野心作である。
  • 孔雀王伝奇 大合本
    完結
    -
    圧巻の超伝奇時代ロマン『孔雀王伝奇』が大合本となって登場!(1~4巻収録) 延宝八年―、将軍家綱公が死して百夜が過ぎた。血なまぐさい世継ぎ争いに巻き込まれた仙術の達人・砂盃蔵人が、 五代将軍の座をめぐる陰謀に呪術と仙術を尽くして立ち向かう!!
  • 孔雀王伝奇 大合本
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    圧巻の超伝奇時代ロマン『孔雀王伝奇』が大合本となって登場!(1~4巻収録) 延宝八年―、将軍家綱公が死して百夜が過ぎた。血なまぐさい世継ぎ争いに巻き込まれた仙術の達人・砂盃蔵人が、 五代将軍の座をめぐる陰謀に呪術と仙術を尽くして立ち向かう!!
  • 唇役主丞 乾いて候1
    完結
    -
    ゾッとするほどのイケメン武士。将軍家の毒味唇役(どくみくちやく)として新たに召し抱えられた男の名は腕下主丞(かいなげもんど)。将軍吉宗をなきものにと暗躍する甲賀忍群との凄絶な闘いが始まる!収録作「性は腕下(かいなげ) 名は主丞(もんど)」ほか「唇寒流 据物斬り」「抜けば たま 散る五寸の男(へ)の子」「やせても枯れても征夷大将軍」「鏡開き生命閉じ」の全5話を収録。
  • 唇役主丞 乾いて候 大合本 1 魚・菜編
    完結
    -
    全3巻880~1,320円 (税込)
    傑作時代劇コミック『渇いて候』が大合本となって登場!(1~3巻収録) 将軍家の新たな毒味唇役となった、そら恐ろしいほど美しい男「腕下主丞(かいなげもんど)」。父である将軍吉宗を狙っている甲賀忍群に対抗すべく、素晴らしき剣の腕前を駆使して闘いに繰り出してゆく。しかしその仁義なき世の中に、心は砂のように乾き、まるで地獄に落ちてゆくような気分を味わうのだった──。小池一夫と小島剛夕による傑作を読みごたえのある大合本で。
  • くノ一百鬼
    -
    1巻550円 (税込)
    名作「子連れ狼」の小島剛夕が描く傑作短編集 初の電子化!! 【掲載作品】 ・くノ一百鬼・村正秘譚抄・母なる者の乳・女敵討ち
  • 首斬り朝(1)
    4.0
    幕臣ではなく浪人の身分のまま、御腰物奉行や町奉行の依頼を請け、刀の斬れ味や鑑定を行なう御様(ため)し御用の三代・山田朝右衛門。朝右衛門には、家督を継ぐ時に、父の命で、蔭腹を切った父の眉間をたて割りにし、初めての首打ち様(ため)しに、愛した女の首を斬り落としたという凄まじい人生があった……。
  • 首斬り朝 大合本 1
    無料あり
    5.0
    1~4巻0~1,320円 (税込)
    傑作時代劇コミック『首斬り朝』が大合本となって登場!(1~3巻収録) 1巻内容紹介 処刑執行人の山田朝右衛門、通称首切り朝。処刑の間際の人間模様を描く、小池一夫の新境地。 2巻内容紹介 妖刀として名高い、かの千字村正が首切り朝の元へ持ち込まれる。災いをもたらす妖刀の影には陰謀が付きまとっていた・・・・。 3巻内容紹介 悪徳商人を成敗した侍が首切り朝の元に連行されてきた。その侍は首切りと旧知の仲だった。首切りがとった行動とは?
  • 愚れ者 1
    完結
    -
    この物語は、無宿渡世のなかに青春を燃焼しつくし花と散った、ある若者の記録である……。貧農の子沢山の中、生まれた嬰児を間引く親に我慢ならず、捨て台詞と共に出奔した力造。上州までたどり着き、賭場を覗くが……?滝沢解の迫力ある原作、小島剛夕のダイナミックな筆致が光る、アクション博徒ロマン活劇 !
  • ケイの凄春1
    完結
    -
    春まだ浅き北国街道。松代通りの須坂近く……。野宿していた証刑一郎こと“ケイ”は、ふとしたことで美しい大名主の娘・小夜の家の客人となった。だが、そこには小夜を力ずくで奪おうとする卑劣な武士がいた。見逃すわけにはいかん! とケイは怒りの刀を抜いた。まっすぐな青春を描いた時代巨編、堂々のスタート!
  • ケイの凄春 大合本1 彷徨・可憐 編
    完結
    4.5
    傑作時代劇コミック『ケイの凄春』が大合本となって登場!(1~3巻収録) 春まだ浅き北国街道、松代通り須坂に近く……背中に大きな傷のある謎めいた武士、ケイがとある大名主の家に転がり込んだところから物語は始まる。愛する者の影をまっすぐに追い続け、命すら惜しまず彷徨するその人生はまさに”凄春”───。小池一夫と小島剛夕による時代劇画の超大作を大合本に! 二人の巨匠の手で精緻且つダイナミックに描ききられたケイの生き様をとくとご覧あれ。
  • 激突 大合本
    完結
    -
    名作時代劇コミック『激突』が大合本となって登場!(上下巻収録) 徳川三代将軍家光のお世嗣、竹千代君が根来忍者に一段に襲われる。 何故に公儀の隠密が将軍家の世嗣を狙うのか? 警固する7人の侍と刺客たちとの闘いは激しさを増していく!!
  • 激突 大合本
    -
    1巻660円 (税込)
    名作時代劇コミック『激突』が大合本となって登場!(上下巻収録) 徳川三代将軍家光のお世嗣、竹千代君が根来忍者に一段に襲われる。 何故に公儀の隠密が将軍家の世嗣を狙うのか? 警固する7人の侍と刺客たちとの闘いは激しさを増していく!!
  • 木枯し紋次郎
    5.0
    1巻484円 (税込)
    あの木枯し紋次郎がコミックで蘇る。しかも作画は子連れ狼の小島剛夕。 笹沢佐保原作の大ヒット時代劇から、最も人気のあるエピソード、赦免花は散った、女人講の闇を裂く、湯煙に月は砕けた、川留めの水は濁ったの4編を収録。
  • 故郷
    4.0
    NYの日本料理店で成功をおさめた芦田夫妻は、三十年ぶりに帰国。老後をふるさと若狭で暮らしたいと考えたからだった。だが、美しかった里は、原発銀座へと変容し、過疎化の問題を抱えていた。大自然につつまれて安らかに逝きたいと願う夫婦が、ふるさととの再会で見たものは――。急激に変貌する日本に戸惑いながらも、安息の地を探し求める一族の物語。
  • 告白・女心遍歴
    -
    幾度も職業を変え、貧に悩み、さまざまな傷心を、人の何倍か味わった水上勉は、人間のおそろしさにおののき、しかも人間を愛さずにはいられない。「女心遍歴」という言葉の中には、理想の女を求め、裏切られ、やはりそれを思うことをやめられない男の、せつない祈りがこめられている。また、みずから破戒坊主と称して、女性とのもつれ合いを「告白」するとき、水上勉の心には、愛へのはげしい願いが、こみあげてくる。……自伝的な、この2つの異色作は、著者の作品群の中で印象的な位置を占め、著者の心の記念碑ともいうべき、美しくかなしい物語である。
  • 孤剣の狼
    完結
    -
    大坂夏の陣も終わり、世は徳川が制するところとなったが、地方に残居する群雄たちの間では、まだ所領確保のための小競り合いは続いていた……。そんなある日、流浪の素浪人・ムサシは、仇と間違えて編笠の兵法者に斬りかかる男を見る。その兵法者こそが剣聖・宮本武蔵であった。男は武蔵からの教えにより、仇を討ち終える。その着眼点に感心するムサシは、領主の指令を盾に村人に狼藉を働く侍たちと剣を交えることに……! ムサシの往く道に待ち受けるものとは……? 小島剛夕がダイナミズム溢れる筆致で描く、剣客時代ロマン!
  • 子連れ狼【新装合本版】1
    完結
    -
    全ての時代劇ファンの記憶に残る大傑作子連れ狼。原作の小池一夫、作画の小島剛夕にとっても代表作なった。さらに<大五郎!ちゃん!>が流行語にまでになった萬屋錦之介主演のテレビシリーズが大ヒット、まさに一世を風靡した。江戸時代、柳生一族の陰謀により公儀介錯人の地位を追われ、妻をも殺された拝一刀 は残された幼子大五郎を連れ復讐の日々を送る。次々に送られてくる刺客に一殺五百両にて武士の魂を売り払うのであった。
  • 子連れ狼【新装超合本版】1
    完結
    5.0
    全ての時代劇ファンの記憶に残る大傑作子連れ狼。原作の小池一夫、作画の小島剛夕にとっても代表作なった。さらに<大五郎!ちゃん!>が流行語にまでになった萬屋錦之介主演のテレビシリーズが大ヒット、まさに一世を風靡した。江戸時代、柳生一族の陰謀により公儀介錯人の地位を追われ、妻をも殺された拝一刀 は残された幼子大五郎を連れ復讐の日々を送る。次々に送られてくる刺客に一殺五百両にて武士の魂を売り払うのであった。
  • 才市・簑笠の人
    -
    念仏に生き、83歳で一生を終えた、下駄職人・浅原才市。下駄作りの際に出るかんな屑に書き残した、1万首に及ぶ信仰の歌……。「わしのこころわ わやわやで/くもともとれの/きりともとれの/かぜともとれの」……無名の庶民の営為に心惹かれて、その謎めく生涯を深く追究した、伝記小説「才市」。一所不住・清貧孤独に徹した良寛の境涯に迫る「蓑笠の人」。信仰を主題の力作2篇。
  • 櫻守
    4.1
    1巻781円 (税込)
    丹波の山奥に大工の倅として生れ、若くして京の植木屋に奉公、以来、四十八歳でその生涯を終えるまで、ひたむきに桜を愛し、桜を守り育てることに情熱を傾けつくした庭師弥吉。その真情と面目を、滅びゆく自然への深い哀惜の念とともに、なつかしく美しい言葉で綴り上げた感動の名作『櫻守』。他に、木造建築の伝統を守って誇り高く生きる老宮大工を描いた長編『凩』を併せ収める。
  • 沙羅の門
    値引きあり
    -
    琵琶湖畔の古刹・昌福寺の一人娘・千賀子は、父・承海が、後妻として八千代を迎え入れたあくる日に、初潮を見た。正式な妻帯が許されない寺の中での、父と継母のなまぐさい営みが、女として目覚めた千賀子の心と体を、かなしい渦巻きに突き落とす。やがて京都の大学に進んだ千賀子は、ボーイフレンドと愛の過ちをおかし、そのことを八千代に告白するが、姉妹のような継母と娘の間に、父の承海もたちいることのできない、ふしぎな愛情が育っていた。……偽りと煩悩にいろどられた寺の生活を背景に、せつない女の愛と宿命を、美しい叙情で描きつくした、香り高い名作。
  • 斬奸状
    完結
    -
    斬奸状……奸者を斬るについて、その趣意をしたためた檄文である。「天に代わりて不義を討つ」を大義名分とするところから「天誅」とも称せられるこのテロ行為が、江戸の歴史を通じて幕末……文久二~三年に集中して起こったのは何故か? 天誅を繰り返し車屋として過ごしながら天誅を繰り返す清司郎。彼の目に映るはいかなる世相か……。義によって天誅を下し続ける男の生きざまを大胆な筆致で描く、幕末歴史アクション!
  • 斬殺者 1
    完結
    5.0
    親友「吉岡又七郎」の仇である、天下に名高い剣豪「宮本武蔵」を討つ為なら吉岡門下の主人公「無門鬼千代(むもんおにちよ)」はどんな卑劣な手段でも使う。己の欲望のままに生き、女をもいたぶる。しかし武蔵はそんな鬼千代を子供のように軽くあしらうのだったが…!?「巨人の星」の梶原一騎と「子連れ狼」の小島剛夕で描くダークヒーロー版宮本武蔵の傑作劇画ここにスタート
  • 心中天網島
    -
    編者水上勉は近松門左衛門の代表作4編を選び、その雰囲気を保つように心がけ、苦心の現代語訳を提供する。「曽根崎心中」「心中天網島」「女殺油地獄」「堀川波鼓」の4編がそれである。あわせて「お初」「おさん」「お吉」「お種」の4人の女主人公を「近松の女たち」と題して論じる。本編末尾には諏訪春雄氏による「心中の季節」、郡司正勝氏による「解説」を付してある。
  • 信長公記
    完結
    -
    全1巻660円 (税込)
    天下統一を夢見て戦に明け暮れた織田信長。 側近の太田牛一が自身の日記を基に綴った、本能寺に斃れるまでの十五年間の言動をありのままに伝える『信長公記』をもとに、 巨匠・小島剛夕が描く奔放で魅力的な信長伝。
  • 樹影
    値引きあり
    -
    布施学園理事長の布施英之は、布施家へ養子に入る前、実家の女中・雪子に子供を生ませる。英男である。英男は、別府の愛育園で育つ。20年目に再会した時、雪子と英男は浦和にいたが、雪子が前夫と関係を続けているのを知り、英男は家出して別府に戻る。折も折、英之の妻はガンで死亡。反対派の策謀により学園を追われた英之は、布施家を去る決意をして、英男を別府に訪ねる……。豪壮な邸宅に住む裕福な人々も、逆境に耐えていきる貧しい人々も、みな三尺の影をひきずって生きている。その孤独な影を、哀調豊かに描いた話題の長編小説。
  • 世界の歴史巨編をマンガで学ぶ! 織田信長 合本
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界の歴史巨編をマンガで学べる!シリーズで、楽しんで歴史を知ろう! 遂に出た!「織田信長」合本版! 破天荒に生きながらも、日本の歴史上もっとも人を惹きつける武将、織田信長の全生涯を合本版でお送りします! 比叡山に火を放つなど自らを魔王と呼んだ信長は、最大の敵となる武田信玄との戦いを迎えることになったが、思いもよらぬ出来事が歯車を狂わせていく。 そして天下統一へ向けての大きな一歩となった長篠の戦いで、信長はまたしても革新的な戦術を披露し時代を切り拓いていくのだが……。
  • 戦国風忍伝 1
    完結
    -
    全2巻550円 (税込)
    小島剛夕が戦国ミステリーに挑戦した野心作。キリシタン大名高山右近は明智光秀の子であった。
  • 禅とは何か それは達磨から始まった
    3.3
    栄西、道元、大応、大燈、関山、一休、正三、沢庵、桃水、白隠、盤珪、良寛などの禅僧の生涯と思想について語る。世俗を否定し、超越する本来の禅を「純禅」とする著者が、「純禅」に生きた先達の生き様を描く。達磨以来の中国禅の系譜に始まり日本で独自に発展した禅の歴史を一度に知ることができる名著を初文庫化。 第一章 それは達磨から始まった 第二章 臨済禅を築いた祖師たち 第三章 反時代者道元希玄の生き方 第四章 曹洞大教団の誕生 第五章 一休宗純の風狂破戒 第六章 三河武士鈴木正三の場合 第七章 沢庵宗彭体制内からの視線 第八章 雲渓桃水と白隠禅師の自由自在 第九章 日本禅の沈滞を破る明国からの波 第十章 大愚良寛「無住の住」の生涯 終章 民衆が純禅を支える
  • その橋まで(上)
    -
    1~2巻715~770円 (税込)
    殺人犯として刑に服し、17年ぶりで娑婆に出てきた名本登。仮釈放を許され、自由の身になったとはいえ、彼は厳重な保護観察を受けなければならず、どんな微罪でも犯せば最後、たちまち刑務所に逆戻りだった。地道な木工職人として社会復帰の道を踏み出した彼には、しかし、ひょっとした成り行きから、婦女暴行殺人の容疑がかけられる……。犯罪者の更生の苦しみを描く問題作。
  • ソルジャーボーイ 1
    完結
    4.5
    N・Y、ハーレム育ちの少女、遊。彼女は夢と野望うず巻く芸能界へ“男”としてデビューを!!センセーショナル・ロマン。
  • 孫悟空1
    完結
    4.0
    お釈迦様との約束のため、天竺まで取経の旅にでた三蔵法師・玄奘、悟空、八戒、悟浄。立ち寄った人里の村、火州・火焔村は牛魔王の女房・羅刹女の持つ芭蕉扇によって灼熱地獄と化していたが!?収録作「火州・牛魔戦争1~9」の全9話を収録。
  • 沢庵
    3.0
    「わしが死んでも墓をつくるな、経も読むな、伝記も書くな」と遺言して70余年の生涯を終えた沢庵宗彭…どこまでも「一僧侶」として生きることを貫いたが、当時は徳川幕府が権力を安定させようと仏教を管理した時代であり、その人生はまさに波瀾万丈だった。
  • 畳捕り傘次郎 大合本
    完結
    -
    痛快捕物時代劇コミック『畳捕り傘次郎』が大合本となって登場!(1~3巻収録) 自ら編み出した「畳捕り」の技で、江戸の悪取り締まる腕利きの同心、傘次郎。 女房は元盗賊の河童の新子。夫婦十手が謎を解く痛快捕物時代劇!!
  • 畳捕り傘次郎 大合本
    -
    1巻1,320円 (税込)
    痛快捕物時代劇コミック『畳捕り傘次郎』が大合本となって登場!(1~3巻収録) 自ら編み出した「畳捕り」の技で、江戸の悪取り締まる腕利きの同心、傘次郎。 女房は元盗賊の河童の新子。夫婦十手が謎を解く痛快捕物時代劇!!
  • 谷捨蔵の憂鬱
    -
    京都の畳職人・谷捨蔵は、昔に比べると仕事がめっきり減ってしまった。近代化の波が、畳業界をも襲ったのである。しかもあと継ぎ息子は、畳なんかはもう前代の遺物だといって、家業をかえりみず、バンドにうつつをぬかしている。50年も畳一筋に生きてきた谷捨蔵の憂鬱は、深まるばかりである……。という表題作のほかに傑作8編を収録。
  • 玉椿物語
    -
    近江の名門の家柄に生れながら、北辺の小国、若狭の武田元明に嫁いだ京極竜は、白玉椿にも比すべき匂うような美貌の持主であった。元明との生活は幸せだったが、しかし、群雄にはさまれた武田家の衰運はおおうべくもなく、ついには居城も領国も失った夫に従い、敵国の越前へ流浪する身となる……。若狭武田が亡び、一乗谷が落城する干戈騒乱の世に、愛といくさの怒濤を描く雄編。
  • 忠臣蔵 上
    完結
    -
    全2巻330円 (税込)
    悩みながらも自らの武士道を貫く清冽な生きざまを、時代劇画の至宝が小島剛夕が描いた赤穂義士伝!! 【上巻掲載作品】 ・紅だすき素浪人・若衆しぐれ
  • 土を喰う日々―わが精進十二ヵ月―
    4.0
    著者は少年の頃、京都の禅寺で精進料理のつくり方を教えられた。畑で育てた季節の野菜を材料にして心のこもった惣菜をつくる――本書は、そうした昔の体験をもとに、著者自らが包丁を持ち、一年にわたって様様な料理を工夫してみせた、貴重なクッキング・ブックである。と同時に、香ばしい土の匂いを忘れてしまった日本人の食生活の荒廃を悲しむ、異色の味覚エッセーでもある――。 ※新潮文庫に掲載の写真は、電子版には収録しておりません。
  • 壺坂幻想
    -
    盲目で死んだ祖母への鎮魂に、作家は壺坂寺に詣でた。山道を辿ると、みかん水を売って祖母を大切にした叔父の悲運、生きている母の姿など、親族の誰彼もの不幸が思い浮かんでくるのであった……。『雁の寺』『越前竹人形』『飢餓海峡』の著者が、作家生活20年にして初めて、書かずにはいられないテーマに突き当たった。水上文学晩年の陰翳に満ちた豊かな文学世界の到来を約束する、家族を巡る追想の連作短篇集。生きるとは、私とは、何か?
  • 鶴の来る町
    -
    南国・薩摩半島の農家に生まれ、枕崎のあいまい屋で働いているかね子は、一度だけ男にだまされたことがあった。それ以来、男に気を許すまいと誓っていたのに、蜂飼い男の刀祢吉が店に現われたとき、ふしぎな心の動揺を感じた。刀祢吉は、妻に先立たれ、まだ幼い一人娘をかかえた、風采のあがらない男だった。なぜ馬ヅラの蜂飼い男に惹かれるのか、かね子自身にもわからなかった。まして、それが悲しい運命の序章になるとは、夢にも思わなかった。……この作品は、貧しく世間知らずの二つの魂が、幸せを求めてのたうつ姿を、社会性のある眼で捉えた、美しい心の歌である。
  • 天地に夢想 1
    2.0
    時は戦国の世、三英雄を生み出した尾張・三河の地に、銛打ちにより鯨を捕獲する新漁法を編み出した「鯨組」があった。その名誉ある突船一番の刃刺の元に、同船を願う若き武士――いわく、その腕前を見届けたいと。漁師以外は乗せられないと断る刃刺は、仲間たちの敵、「黒おやじ」と呼ばれる巨鯨に挑み、大海に沈む。そんな中、引き戻しに来た己が父を殺める武士。それを目撃し、弟子入りを願う刃刺の倅――父を斬った者と父の仇を討たんとする者、二人旅。父の仇を討つ為、鬼になるという倅に、武士は「善き鬼」善鬼と名付ける。これが伊藤一刀斎と小野善鬼の出会いであった――。共に強さを求める二人の行脚、その道行に待つものは……? 独自の筆致で根強いファンを虜にし続けた小島剛夕と佐々木守の豪華タッグによる、歴史剣客アクション・ロマン!
  • 道中師1
    完結
    4.0
    劇画界の伝説コンビ、小池一夫、小島剛夕の異色傑作! 両親の仇を討つため、道中師となった男・暗九郎の生き様を描いた官能アクション時代劇。道中師【どうちゅうし】とは掏摸(スリ)、巾着切りの別称。黒元結蓮(くろもとゆいれん)と呼ばれる江戸のスリの大元締めに勝負を挑む一人の男、暗九郎。彼は、かつて凄腕の女道中師・かぶとの新子の愛弟子だった。その神業ともいえる指でスリ取ろうとするものは何か……!?1972~74年「週刊大衆」(双葉社刊)掲載。1995年DVD製作。
  • 道中師 大合本
    完結
    -
    名作時代劇コミック『道中師』が大合本となって登場!(1~4巻収録) 道中師とはすりの別称。 凄腕の道中師、暗九郎が両親の仇を追って、同業のすりを次々と狙う! ふところを狙って金をすり、色も抜く、技が冴える。
  • 道中師 大合本
    -
    1巻1,760円 (税込)
    名作時代劇コミック『道中師』が大合本となって登場!(1~4巻収録) 道中師とはすりの別称。 凄腕の道中師、暗九郎が両親の仇を追って、同業のすりを次々と狙う! ふところを狙って金をすり、色も抜く、技が冴える。
  • 土忍記 1
    完結
    -
    抜忍(ぬけにん)、それは忍びの世界において己の流派から脱する事である。忍びの一族は生涯、徹底的な秘密主義であり人里離れた土地で集落を形成し、外部との連絡を絶ち、内部の情報を決して外へと漏らす事を許さない。忍びに生まれた者は一生、己の流派から抜け出す事ができず、万が一、抜け出す事が出来ても常に命を狙われる事となる。本編に登場する三人はすべて抜忍である。忍びの掟は彼らの存在を決して許さず、組織の全てを駆使して抜忍を永遠に追い続けるのである。彼らの命が尽きるまで……。
  • 長い橋(上)
    -
    1~2巻770円 (税込)
    暴走族、不純異性交遊、窃盗、そして売春…。保護司・田村雪枝が保護観察に当たることになった17歳の木崎すみれは、中学時代から数々の非行を重ねていた。ありのままの自分を曝けだし、無心になって更生を助ける雪枝の情熱が、すみれの頑なな心に触れたかに見えた直後、昔の不良仲間の事件に巻き込まれた彼女は、突如行方を絶った。その日から、雪枝の長い苦難の旅がはじまった。
  • 流旅の花
    値引きあり
    -
    片山津から京へ出て、バー「きぬがさ」に勤める和江に、じわじわと押し寄せる黒い影……。由緒ある禅寺・燈全寺の老師・碩堂、老師の妾でバーのマダム・歌子、謎の男・竹橋勝弘、彼を追う刑事たち……。疑うことを知らぬ和江の眼にも、次々と腑に落ちない出来事が見えてくる。そして突然、仏像偽造事件や贈賄事件が明るみに出され、雲水の承学に捧げた和江の純愛も、2人の支えとなるはずの天徳院の千手観音像も、虚しいものになってしまう。古都の裏側に繰り展げられる色と欲の澱んだ関係、その渦中に翻弄されながらも強く生きようとする女を、スリラー風に描き上げた力作長篇。
  • 那智滝情死考
    -
    15歳で、京都五条の遊廓に身を売ったまきは、結核をかくしながら、男たちの相手をしていた。なじみを重ねた政市は、伏見の輜重隊で、けもののようにいじめぬかれていた。……ある日、廓を抜け出したまきと、兵営を脱走した政市の、からだをくくりあった心中死体が、熊野三山の聖域の那智滝で発見された。相擁して飛瀑の底に身を投じた男女の悲運な道に思いをはせて、美しくも哀しい愛の姿を描いた傑作。ほかに「蜘蛛飼い」「赤い毒の花」「真福寺の階段」「雪の下」を収録。
  • 西陣の女
    4.5
    1巻660円 (税込)
    露ぶかい山繭の村、奥信濃の有明から、京都の西陣に奉公に上り、美しい風光の中で、雅やかな西陣の女へと磨かれてゆく刈田紋。つづれ職人・松吉と密かに愛し合い、心惹かれながらも、日本画壇の長老・今畑冬葉の後妻となった紋は、夫の死後、何処へともなく失踪する……。愛憎に絡まれた哀しい女人の物語を、伝統美あふれる西陣つづれ織の世界を背景に、情感豊かに描く長編小説。
  • 西陣の蝶
    -
    殺人の容疑者として拷問にかけられた父は、蝶子が5歳のとき、冷酷な検事をうらみながら、死んだ。20年後、蝶子は、京都上七軒町から、芸者として出ていた。幸うすい青春に、父の記憶は黒いシミのように、影をおとしていた。ある日、呼ばれたお座敷に、父を死に至らしめた鬼検事がいた。蝶子は、装った笑顔で、その男に酒をすすめるのだったが……。社会の暗い部分と人間の醜い本能との間に、しめつけられた蝶のような女の、哀れな人生を、細密画のように描いた「西陣の蝶」の他に、「三条木屋町通り」「貴船川」など、全8篇を収録。
  • クラシック リバイバル 日本名城紀行1
    -
    文豪たちが描いた日本の「名城紀行」が復刊。 1977~78年に小学館より発刊された「探訪日本の城」シリーズに掲載された作家の紀行文の復刊。 第1巻は森敦、藤沢周平、円地文子、杉浦明平、飯沢匡、永岡慶之助、奈良本辰也、北畠八穂、杉森久英の9名の文豪たちが個性豊かに描く日本各地の名城紀行である。 視点も作家により様々で、ガイドブックとはひと味もふた味も異なる城案内。史料をベースにまとめる作家もいれば、自分や家族とのかかわりから展開していく作家もいて、実にバラエティに富んでおり、時間が経っても色あせない名文揃いで、城マニアにもお勧めの一冊。
  • 野の鈴(上)
    値引きあり
    -
    1~2巻298円 (税込)
    扁平足で脚が短く、あひるのようにペタペタと歩く、少年・庄吉。9歳の彼の姿は、どことなく剽軽でもの哀しい。その孤独な歩みのたびに、背の鈴の音が響く。戦地の中国・満州で父を失い母と生き別れ、戦後ひとり荒廃した日本へひきあげた庄吉。敗戦直後の東京の焼野原で、母を求めて彷徨い、四国の田舎で生きていく。運命の神に翻弄されながら、やがて来るつかの間の再会。だが、それが永遠の別れへの旅立ちとなった……。戦後の混沌とした時代状況の中で、人間の哀しい定めと愛の美しさを謳い、凜とした深い感動を伝える名作。<上下全2巻>
  • 働くことと生きること
    5.0
    天職とは最初からあるものではなく、働きながら育った人格があとから見出すもの、心のあり様次第のもの――。僧侶、販売員、役所勤め、中国での苦力監督、代用教員、新聞記者など様々な職業を体験した著者。棺づくり下駄直しなど生活のために働く父母、一品に心をこめる竹人形職人達。職に徹する人々を見つめ続けて感じた誇りをもつ明るさ。仕事から教えられる幸せと人生を綴る、珠玉のエッセイ。
  • 花の墓標
    値引きあり
    -
    勤め先のアメリカ人商社が、密輸容疑で捜索された日、厚子は、社長の使いだという背の低い男に、車で連れ去られた。彼女は、3日後、轢死体となって発見された(「黒い首飾り」)。両親のいない勝子は、幸せを求める女ごころから、隆鼻手術を受けた。医者が、彼女の鼻に入れたプラスチック材に、ダイヤをひそませたことを彼女が知るはずもなかった。彼女は、荒川土手に死んでいた(「鼻のない顔」)。……占領下の日本の街々で、人知れず散った女性たちに、著者が花を捧げるつもりで綴った、異色連作小説7篇を収録する感動的名篇。
  • 春が来た(1)
    完結
    4.0
    職を失った初老の元同心・太郎兵衛と元忍者・次郎兵衛。十手一筋、隠密一筋の二人は友情で固く結ばれ、現世という“地獄”と対峙してゆく。時には、人の情、女の情にほだされながら、血の涙を流し、この生き地獄を凝視する。ほんとうの男の生きざまがここにある。小島剛夕&小池一夫の珠玉作。女好きの元同心・甘利長門こと太郎兵衛と、奥手の元忍びの者・月坂小介こと次郎兵衛のじじぃコンビが織りなす傑作人情時代劇。2002年、NHKにて太郎兵衛役=仲代達矢、次郎兵衛役=西田敏行で6回連続放映となる。 1976年~1978年「漫画アクション」(双葉社)連載。
  • 春が来た 大合本 1
    -
    1~3巻1,320~1,760円 (税込)
    名作時代劇コミック『春が来た』が大合本となって登場!(1~3巻収録) 十手一筋の同心と隠密一筋の忍びが突然仕事が無くなった二人が奇妙な縁で結ばれて、不条理な世へ今日も地獄へ向かって歩いていく。 残りの余生を人間らしく生きていけるのか!?
  • 半蔵の門1
    4.0
    伊賀忍者の頭領の子・半蔵正成、後の二代目・服部半蔵は素ッ破(すっぱ=忍びの者、諜報員)として弘治三年に松平次郎三郎元信(後の徳川家康)に仕えることとなる。原作・小池一夫、作画・小島剛夕の天才コンビの戦国歴史ロマン! 戦国時代から江戸時代初期にかけて、徳川家康とその右腕となって活躍した伊賀忍者・服部半蔵(正成)の夢と野望と友情の痛快物語。1978~1984年「週刊現代」(講談社)連載。ちなみに、江戸城(現在の皇居)にある門のひとつである半蔵門は、この門を警固した服部正成・正就父子の通称「半蔵」に由来する。
  • 半蔵の門(新装版)  1
    完結
    -
    全19巻550円 (税込)
    子連れ狼と並ぶ小池一夫、小島剛夕コンビの傑作半蔵の門が新装版で登場!アクション時代劇をもう一度! 忍びとは主に闇仕えし、主の命に従い、あらゆる仕事をこなす裏世界の住人である。そんな忍の一人、服部半蔵正成が仕えることとなったのは、後の大将軍徳川家康こと松平元信公であった。これは将軍の片腕として生きた一人の忍の物語である。
  • 半蔵の門 スーパー大合本  1 (1~10巻収録)
    値引きあり
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    1~2巻1,100~1,430円 (税込)
    ついにあの傑作、半蔵の門がスーパー大合本に!忍びとは主に闇仕えし、主の命に従い、あらゆる仕事をこなす裏世界の住人である。そんな忍の一人、服部半蔵正成が仕えることとなったのは、後の大将軍徳川家康こと松平元信公であった。これは将軍の片腕として生きた一人の忍の物語である。
  • 「般若心経」を読む
    3.0
    人はなぜ「生」に執着し「色」に執着するのか。幼少時代の誦読と棚経を回想、一休和尚や正眼国師(盤珪禅師)の訳や解釈を学び直し、原点から人間の性を見つめ直す。色と欲に煩悶した日々を顧み、生き身のありがたさ、女性は弥勒菩薩など独自の境地に辿り着く。愚かさを見すえ、人間の真実に迫る水上版「色即是空」。<解説>高橋孝次 「般若心経」全文 序 章 「まかはんにゃはらみたしんぎょう」 第一章 漢字「般若心経」にめぐりあう 第二章 正眼国師の『心経抄』と私 第三章 一切は「空」である 第四章 私版「色即是空」の世界 第五章 一休における「色即是空」の世界 第六章 死して百日紅や椿の花となる 第七章 不浄を美しいと思うときもある 第八章 六根・六塵の本体は無である 第九章 無明とは何か 第十章 四苦八苦を成敗するには 第十一章 のたうちまわって生きるしかない
  • 火の舞い(上)
    値引きあり
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    1~2巻298円 (税込)
    若狭の山村に祖母とつましく暮らしていた村瀬ふくが、男女の仲にうるさい田舎をあとに、京都の町へ出たのが19歳の秋。多情の血を継ぐふくは、勤め先の工場で出会った初めての男・田島の子を宿すが、それを知った田島は突然、姿をくらます。やむなく腹の子を堕ろし、呑み屋、ホテルの女中を転々とし、男遍歴を重ねるふく。そして偶然にも田島に再会したふくは、幸福な結婚を夢見るのだが‥‥。男たちへの愛に命を賭けた女の哀しい半生を描く。〈上下全二巻〉

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