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-579円 (税込)創刊23周年記念号!! 「コミック乱ツインズ1月号」は…… グルメ『そば屋幻庵』が表紙&巻頭カラーで登場!!「名代富士そば」との特別コラボ回!! そのほか『鬼役』『姉妹倫々裏づとめ 紅と藍』『寿司銀捕物帖』など、豪華連載陣が熱筆!! [掲載作品] 「名代富士そば」との特別コラボ回!! 珍しい蕎麦を振る舞うと噂の店を訪ねてみると……? 『そば屋 幻庵』[漫画]かどたひろし/[原作]梶研吾 ☆最新単行本18巻、12月12日発売!! 忌まわしい薬を運び込んだ、異国の侵入者を追え─── 『鬼役』[漫画]橋本孤蔵/[原作]坂岡真 ☆最新単行本25巻、12月12日発売!! 求めても応じぬ旦那が足繁く通う相手とは? 『江戸の不倫は死の香り』山口譲司 ☆単行本1~5巻、好評発売中!! 不思議な鍋で作る、キノコの様な卵料理!? 『大江戸美味指南 うめえもん!』ラズウェル細木 ☆江戸の酒食を味わい学ぶグルメ時代劇!! 店の前に野次馬が集い……。損料屋・ゑんま屋に異変あり!? 『前巷説百物語』[漫画]日高建男/[原作]京極夏彦 ☆単行本1~2巻、好評発売中!! 新章開幕!! 弔問に訪れた先銀蔵を射抜く視線の主とは─── 『寿司銀捕物帖』[漫画]オズノらいおん/[原作]風野真知雄 ☆待望の単行本第1巻、12月12日発売!! 超えてはならぬ一線を越え、真面目な同心は返済に励むが…… 『エドゼニ』青木雄二プロダクション/[漫画]コヤマサトシ/[シナリオ]秋月戸市 ☆江戸のおカネ事情を描く金融時代劇!! 戦場はなおも混沌が続くが、その勢力図は少しずつ傾き始め…… 『ビジャの女王』森秀樹 ☆単行本1~8巻、好評発売中!! 乱世を生きるにはあまりに青かった、正義の武将に訪れる最期…… 『殺っちゃえ!! 宇喜多さん』重野なおき ☆単行本1~2巻、好評発売中!! 麗しき尼僧・藍龍が探し続けた“お宝”の正体とは…… 『姉妹倫々裏づとめ 紅と藍』[漫画]叶精作/[シナリオ]天沢彰 ☆レジェンド艶絵師が贈るセクシー姉妹活劇! 光豆流の破棄される畳の活用法!? 『大奥でございます。』こだま学 ☆幼将軍・光豆が女人の園で大暴れ! 食べるのがもったいない!? 職人の業が光る菓子細工!! 『江戸時代のちいさな話 暮らしのスケッチ帖』笹井さゆり ☆何気ない江戸の日常を軽やかに描く ─────────────────全作品描き下ろしでお届け!! ※本電子書籍は、2026年6月11日(木)までの期間限定販売商品です。次号《コミック乱ツインズ 2026年02月号》は2026年1月13日(火)発売!!
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4.8原作・小池一夫、作画・小島剛夕の黄金コンビで評判となった日本の代表的時代劇画。柳生一族の陰謀により妻を失い、遺児・大五郎と共に刺客道に生きる元・公儀介錯人にして水鴎流の達人、拝一刀の凄絶な物語。1970年9月から1976年4月まで「漫画アクション」(双葉社)に連載され、大人気となり映画やTVドラマにもなる。また、海外でも『Lone Wolf and Cub』として英語版劇画が出版されている。日本が誇る時代劇の金字塔、堂々のスタート!!収録作「子を貸し腕かしつかまつる」ほか「父なればこそ子の心 子なればこそ父の心を」「北から南 西から東」「三途の川の乳母車」「水鸚流斬馬刀」「時雨待ち」「八門遁甲の陣」「鳥に翼 獣に牙」「刺客街道」の全9話を収録。
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4.8傑作時代劇コミック『子連れ狼』が大合本となって登場!(1~3巻収録) 1巻 内容紹介 水鴎流 神技と類稀なる智謀を携え、幼き子・大五郎を連れ修羅の道に生きるその男の名は拝一刀 、人呼んで子連れ狼。復讐に身を焦がし、一殺五百両にて武士の魂を売り払う。読む者の心を揺らす不朽の名作がここに電子化!! 2巻 内容紹介 苛烈を極める徳川幕府の大名統制。お上の命を受け、意に沿わぬものを処分する三柱「探索人」「刺客人」「介錯人」。それら三柱が一柱、「介錯人」を担う拝一族が忽然と姿を消し、柳生一族が職を掌中に収める。柳生への恨みを抱え、子連れ狼は修羅の道を行く。 3巻 内容紹介 寒空の下、海を渡る船の上で、囚人護送役の泣く子も黙る「弁天来」の三兄弟と子連れ狼が相見える。弁天来の凶刃が子連れ狼を怪しく付け狙う。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界の歴史巨編をマンガで学べる!シリーズで、楽しんで歴史を知ろう! 記念すべき第四弾は「織田信長」! 破天荒に生きながらも、日本の歴史上もっとも人を惹きつける武将、織田信長の全生涯をを全2巻でお送りします! うつけ者と呼ばれ続け、キテレツな格好で暴れまわっていた信長。 だがその中身は冷徹なまでの合理主義者で、日常や戦術においても常に先進的かつ革新的であった! 信長のもとには木下藤吉郎こと後の豊臣秀吉など優秀な人材が揃っていき、天下統一の道を切り開いていくのだった。 そして今川義元を討つべく桶狭間に立った信長は、現在でも語り継がれる奇襲を仕掛けていく……!
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-童顔の裏にひそむ魔性の剣! 動乱の幕末を清冽に生きた天才剣士 沖田総司を巨匠 小島剛夕が描く! ※こちらの作品は過去に他出版社様より配信していた内容と同様になります。 重複購入にはお気を付けください
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-名作「子連れ狼」の小島剛夕が描く傑作短編集 初の電子化!! 【掲載作品】 ・くノ一百鬼・村正秘譚抄・母なる者の乳・女敵討ち ※こちらの作品は過去に他出版社様より配信していた内容と同様になります。 重複購入にはお気を付けください
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-近江の琴糸、月瀬の奈良さらし、越後の筆匠、佐渡の人形遣い、雪の中の瞽女たち、信濃の山蚕、忘れられた巨桜たち……。昔ながらに手間と日数をかける職人の精緻な手仕事と、日本の山野の美は、まさに滅びようとしている。各地を訪ね、痛恨の思いと復興への願いをこめて書きしるす、記念碑的ルポルタージュ16章。
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-京都の名刹・聚閣寺の住職・栂春泉には、貞淑な妻と美しい2人の娘とがあった。ある年の5月、アカ新聞が誤解に満ちた筆で、春泉の私行を暴露した。寺の金を横領して、先斗町の女にバアを経営させているというのである。それは、燈全寺派法類間の政治的な争いの材料にされ、栂一家は蟻地獄に突き落とされた。事件の成り行きを通して、それは次第にあきらかになった。そして「法衣を着たけもの」の爪は、春泉の娘・圭子にも迫った。……慈悲の法燈の影にひそむ俗臭と本能とを執拗に追求し、そこに散る花びらの哀切な美しさを描いたこの連作は、水上文学を象徴する野心作である。
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-圧巻の超伝奇時代ロマン『孔雀王伝奇』が大合本となって登場!(1~4巻収録) 延宝八年―、将軍家綱公が死して百夜が過ぎた。血なまぐさい世継ぎ争いに巻き込まれた仙術の達人・砂盃蔵人が、 五代将軍の座をめぐる陰謀に呪術と仙術を尽くして立ち向かう!!
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4.5傑作時代劇コミック『ケイの凄春』が大合本となって登場!(1~3巻収録) 春まだ浅き北国街道、松代通り須坂に近く……背中に大きな傷のある謎めいた武士、ケイがとある大名主の家に転がり込んだところから物語は始まる。愛する者の影をまっすぐに追い続け、命すら惜しまず彷徨するその人生はまさに”凄春”───。小池一夫と小島剛夕による時代劇画の超大作を大合本に! 二人の巨匠の手で精緻且つダイナミックに描ききられたケイの生き様をとくとご覧あれ。
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-名作時代劇コミック『激突』が大合本となって登場!(上下巻収録) 徳川三代将軍家光のお世嗣、竹千代君が根来忍者に一段に襲われる。 何故に公儀の隠密が将軍家の世嗣を狙うのか? 警固する7人の侍と刺客たちとの闘いは激しさを増していく!!
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-幾度も職業を変え、貧に悩み、さまざまな傷心を、人の何倍か味わった水上勉は、人間のおそろしさにおののき、しかも人間を愛さずにはいられない。「女心遍歴」という言葉の中には、理想の女を求め、裏切られ、やはりそれを思うことをやめられない男の、せつない祈りがこめられている。また、みずから破戒坊主と称して、女性とのもつれ合いを「告白」するとき、水上勉の心には、愛へのはげしい願いが、こみあげてくる。……自伝的な、この2つの異色作は、著者の作品群の中で印象的な位置を占め、著者の心の記念碑ともいうべき、美しくかなしい物語である。
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-全ての時代劇ファンの記憶に残る大傑作子連れ狼。原作の小池一夫、作画の小島剛夕にとっても代表作なった。さらに<大五郎!ちゃん!>が流行語にまでになった萬屋錦之介主演のテレビシリーズが大ヒット、まさに一世を風靡した。江戸時代、柳生一族の陰謀により公儀介錯人の地位を追われ、妻をも殺された拝一刀 は残された幼子大五郎を連れ復讐の日々を送る。次々に送られてくる刺客に一殺五百両にて武士の魂を売り払うのであった。
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5.0全ての時代劇ファンの記憶に残る大傑作子連れ狼。原作の小池一夫、作画の小島剛夕にとっても代表作なった。さらに<大五郎!ちゃん!>が流行語にまでになった萬屋錦之介主演のテレビシリーズが大ヒット、まさに一世を風靡した。江戸時代、柳生一族の陰謀により公儀介錯人の地位を追われ、妻をも殺された拝一刀 は残された幼子大五郎を連れ復讐の日々を送る。次々に送られてくる刺客に一殺五百両にて武士の魂を売り払うのであった。
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-琵琶湖畔の古刹・昌福寺の一人娘・千賀子は、父・承海が、後妻として八千代を迎え入れたあくる日に、初潮を見た。正式な妻帯が許されない寺の中での、父と継母のなまぐさい営みが、女として目覚めた千賀子の心と体を、かなしい渦巻きに突き落とす。やがて京都の大学に進んだ千賀子は、ボーイフレンドと愛の過ちをおかし、そのことを八千代に告白するが、姉妹のような継母と娘の間に、父の承海もたちいることのできない、ふしぎな愛情が育っていた。……偽りと煩悩にいろどられた寺の生活を背景に、せつない女の愛と宿命を、美しい叙情で描きつくした、香り高い名作。
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-布施学園理事長の布施英之は、布施家へ養子に入る前、実家の女中・雪子に子供を生ませる。英男である。英男は、別府の愛育園で育つ。20年目に再会した時、雪子と英男は浦和にいたが、雪子が前夫と関係を続けているのを知り、英男は家出して別府に戻る。折も折、英之の妻はガンで死亡。反対派の策謀により学園を追われた英之は、布施家を去る決意をして、英男を別府に訪ねる……。豪壮な邸宅に住む裕福な人々も、逆境に耐えていきる貧しい人々も、みな三尺の影をひきずって生きている。その孤独な影を、哀調豊かに描いた話題の長編小説。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界の歴史巨編をマンガで学べる!シリーズで、楽しんで歴史を知ろう! 遂に出た!「織田信長」合本版! 破天荒に生きながらも、日本の歴史上もっとも人を惹きつける武将、織田信長の全生涯を合本版でお送りします! 比叡山に火を放つなど自らを魔王と呼んだ信長は、最大の敵となる武田信玄との戦いを迎えることになったが、思いもよらぬ出来事が歯車を狂わせていく。 そして天下統一へ向けての大きな一歩となった長篠の戦いで、信長はまたしても革新的な戦術を披露し時代を切り拓いていくのだが……。
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3.3栄西、道元、大応、大燈、関山、一休、正三、沢庵、桃水、白隠、盤珪、良寛などの禅僧の生涯と思想について語る。世俗を否定し、超越する本来の禅を「純禅」とする著者が、「純禅」に生きた先達の生き様を描く。達磨以来の中国禅の系譜に始まり日本で独自に発展した禅の歴史を一度に知ることができる名著を初文庫化。 第一章 それは達磨から始まった 第二章 臨済禅を築いた祖師たち 第三章 反時代者道元希玄の生き方 第四章 曹洞大教団の誕生 第五章 一休宗純の風狂破戒 第六章 三河武士鈴木正三の場合 第七章 沢庵宗彭体制内からの視線 第八章 雲渓桃水と白隠禅師の自由自在 第九章 日本禅の沈滞を破る明国からの波 第十章 大愚良寛「無住の住」の生涯 終章 民衆が純禅を支える
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-痛快捕物時代劇コミック『畳捕り傘次郎』が大合本となって登場!(1~3巻収録) 自ら編み出した「畳捕り」の技で、江戸の悪取り締まる腕利きの同心、傘次郎。 女房は元盗賊の河童の新子。夫婦十手が謎を解く痛快捕物時代劇!!
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-南国・薩摩半島の農家に生まれ、枕崎のあいまい屋で働いているかね子は、一度だけ男にだまされたことがあった。それ以来、男に気を許すまいと誓っていたのに、蜂飼い男の刀祢吉が店に現われたとき、ふしぎな心の動揺を感じた。刀祢吉は、妻に先立たれ、まだ幼い一人娘をかかえた、風采のあがらない男だった。なぜ馬ヅラの蜂飼い男に惹かれるのか、かね子自身にもわからなかった。まして、それが悲しい運命の序章になるとは、夢にも思わなかった。……この作品は、貧しく世間知らずの二つの魂が、幸せを求めてのたうつ姿を、社会性のある眼で捉えた、美しい心の歌である。
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2.0時は戦国の世、三英雄を生み出した尾張・三河の地に、銛打ちにより鯨を捕獲する新漁法を編み出した「鯨組」があった。その名誉ある突船一番の刃刺の元に、同船を願う若き武士――いわく、その腕前を見届けたいと。漁師以外は乗せられないと断る刃刺は、仲間たちの敵、「黒おやじ」と呼ばれる巨鯨に挑み、大海に沈む。そんな中、引き戻しに来た己が父を殺める武士。それを目撃し、弟子入りを願う刃刺の倅――父を斬った者と父の仇を討たんとする者、二人旅。父の仇を討つ為、鬼になるという倅に、武士は「善き鬼」善鬼と名付ける。これが伊藤一刀斎と小野善鬼の出会いであった――。共に強さを求める二人の行脚、その道行に待つものは……? 独自の筆致で根強いファンを虜にし続けた小島剛夕と佐々木守の豪華タッグによる、歴史剣客アクション・ロマン!
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-名作時代劇コミック『道中師』が大合本となって登場!(1~4巻収録) 道中師とはすりの別称。 凄腕の道中師、暗九郎が両親の仇を追って、同業のすりを次々と狙う! ふところを狙って金をすり、色も抜く、技が冴える。
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-片山津から京へ出て、バー「きぬがさ」に勤める和江に、じわじわと押し寄せる黒い影……。由緒ある禅寺・燈全寺の老師・碩堂、老師の妾でバーのマダム・歌子、謎の男・竹橋勝弘、彼を追う刑事たち……。疑うことを知らぬ和江の眼にも、次々と腑に落ちない出来事が見えてくる。そして突然、仏像偽造事件や贈賄事件が明るみに出され、雲水の承学に捧げた和江の純愛も、2人の支えとなるはずの天徳院の千手観音像も、虚しいものになってしまう。古都の裏側に繰り展げられる色と欲の澱んだ関係、その渦中に翻弄されながらも強く生きようとする女を、スリラー風に描き上げた力作長篇。
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-15歳で、京都五条の遊廓に身を売ったまきは、結核をかくしながら、男たちの相手をしていた。なじみを重ねた政市は、伏見の輜重隊で、けもののようにいじめぬかれていた。……ある日、廓を抜け出したまきと、兵営を脱走した政市の、からだをくくりあった心中死体が、熊野三山の聖域の那智滝で発見された。相擁して飛瀑の底に身を投じた男女の悲運な道に思いをはせて、美しくも哀しい愛の姿を描いた傑作。ほかに「蜘蛛飼い」「赤い毒の花」「真福寺の階段」「雪の下」を収録。
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-殺人の容疑者として拷問にかけられた父は、蝶子が5歳のとき、冷酷な検事をうらみながら、死んだ。20年後、蝶子は、京都上七軒町から、芸者として出ていた。幸うすい青春に、父の記憶は黒いシミのように、影をおとしていた。ある日、呼ばれたお座敷に、父を死に至らしめた鬼検事がいた。蝶子は、装った笑顔で、その男に酒をすすめるのだったが……。社会の暗い部分と人間の醜い本能との間に、しめつけられた蝶のような女の、哀れな人生を、細密画のように描いた「西陣の蝶」の他に、「三条木屋町通り」「貴船川」など、全8篇を収録。
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-文豪たちが描いた日本の「名城紀行」が復刊。 1977~78年に小学館より発刊された「探訪日本の城」シリーズに掲載された作家の紀行文の復刊。 第1巻は森敦、藤沢周平、円地文子、杉浦明平、飯沢匡、永岡慶之助、奈良本辰也、北畠八穂、杉森久英の9名の文豪たちが個性豊かに描く日本各地の名城紀行である。 視点も作家により様々で、ガイドブックとはひと味もふた味も異なる城案内。史料をベースにまとめる作家もいれば、自分や家族とのかかわりから展開していく作家もいて、実にバラエティに富んでおり、時間が経っても色あせない名文揃いで、城マニアにもお勧めの一冊。
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-勤め先のアメリカ人商社が、密輸容疑で捜索された日、厚子は、社長の使いだという背の低い男に、車で連れ去られた。彼女は、3日後、轢死体となって発見された(「黒い首飾り」)。両親のいない勝子は、幸せを求める女ごころから、隆鼻手術を受けた。医者が、彼女の鼻に入れたプラスチック材に、ダイヤをひそませたことを彼女が知るはずもなかった。彼女は、荒川土手に死んでいた(「鼻のない顔」)。……占領下の日本の街々で、人知れず散った女性たちに、著者が花を捧げるつもりで綴った、異色連作小説7篇を収録する感動的名篇。
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4.0職を失った初老の元同心・太郎兵衛と元忍者・次郎兵衛。十手一筋、隠密一筋の二人は友情で固く結ばれ、現世という“地獄”と対峙してゆく。時には、人の情、女の情にほだされながら、血の涙を流し、この生き地獄を凝視する。ほんとうの男の生きざまがここにある。小島剛夕&小池一夫の珠玉作。女好きの元同心・甘利長門こと太郎兵衛と、奥手の元忍びの者・月坂小介こと次郎兵衛のじじぃコンビが織りなす傑作人情時代劇。2002年、NHKにて太郎兵衛役=仲代達矢、次郎兵衛役=西田敏行で6回連続放映となる。 1976年~1978年「漫画アクション」(双葉社)連載。
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3.0人はなぜ「生」に執着し「色」に執着するのか。幼少時代の誦読と棚経を回想、一休和尚や正眼国師(盤珪禅師)の訳や解釈を学び直し、原点から人間の性を見つめ直す。色と欲に煩悶した日々を顧み、生き身のありがたさ、女性は弥勒菩薩など独自の境地に辿り着く。愚かさを見すえ、人間の真実に迫る水上版「色即是空」。<解説>高橋孝次 「般若心経」全文 序 章 「まかはんにゃはらみたしんぎょう」 第一章 漢字「般若心経」にめぐりあう 第二章 正眼国師の『心経抄』と私 第三章 一切は「空」である 第四章 私版「色即是空」の世界 第五章 一休における「色即是空」の世界 第六章 死して百日紅や椿の花となる 第七章 不浄を美しいと思うときもある 第八章 六根・六塵の本体は無である 第九章 無明とは何か 第十章 四苦八苦を成敗するには 第十一章 のたうちまわって生きるしかない