BL小説 - 白泉社作品一覧
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4.7幼い妹弟のため、亡き両親や兄のため、自分のことは二の次で身を粉にして働いてきた百姓の玄。けれど領主の悪政のため、苦しい毎日を送っていた。そんなある日、玄は雑兵に切りつけられ深い傷を負ったところを金色の燃えるような瞳を持つ人狼・空耶に助けられる。そして連れていかれた先にいたのは、悪政をはたらく領主の息子で、なんと彼と玄は瓜二つであった。そこで玄は、打倒領主のために身の危険のある影武者を持ち掛けられ……異形の人狼×影武者のドラマチック時代ファンタジー!書き下ろし短編「しっぽの行方」収録。(この作品は、小説花丸Vol.67~70掲載「狼憑きの身代わり若様 第一話~第4話」を加筆修正して収録しております)
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4.7「僕のことは、エリックが殺してくださいね。」竜族の最後の生き残りルートヴィヒは、いつか人間の伴侶を持ち、平和に生きることを夢見ながら、ガーネ山の洞窟で両親の残した宝石を糧に身を隠すように暮らしていた。宝石の守り神であり、その体液はすべて宝石になる神秘の存在としてガーネリア国の信仰の対象だった竜族は、いつしかその神聖性を失い、大きな戦争を機に、厄介で滅ぶべき存在と思われるようになっていたからだ。ところが絶対に人間に知られるはずがない神聖な竜の棲み処に、ある日見知らぬ男が現れる。警戒心をもたないルートヴィヒは、ひと目で彼を好きになるが、その男・エリックは対照的に、自分の家族を奪った竜族を憎んでいると言い放ち――。孤独で無垢な竜・ルートヴィヒの一途な恋の行方は!? 復讐の炎を燃やす義賊×無垢で一途な竜の純愛ファンタジー! 本編後を描いた、電子限定書き下ろしSS「静かな夜も二人なら」収録!
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4.8たった一人で国と共に滅ぶ道を選んだ大公・シモン。 葵にも息子の空にも国や種を背負う苦しみを味わわせたくないがゆえのその選択が、シモンなりの愛だと知った葵は、彼を一人にしないために空と一緒にケルドア公国へ向かった。ところが、シモンの種を受け継いだ空は祝福されるも、ナミアゲハの葵は冷遇され、城の使用人から粗雑に扱われてしまう。それを知ったシモンは、彼らを次々と解雇しはじめる。 愛しているとは口にしない一方で、過剰なまでに葵を守ろうとするシモンの苛烈さに、葵の胸は疼き……。 淋しさと孤独を凌駕する、美しい幸福がここにある。 「愛の在り処をさがせ! 」に続編登場! 愛を知ったシモンの成長を描いた、電子限定書き下ろしSS「悩める大公シモン・ケルドア」収録! (この作品には小説花丸Vol.32,33に掲載された『小説花丸 愛の在り処は見つけたけれど』『小説花丸 続・愛の在り処は見つけたけれど』を収録しています。重複購入にご注意ください。)
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4.0矢方怜は、日本特区所属の情報操作工作員。軍事的に有用な特殊で強大な能力を持っているが、世間にはその存在は秘匿されていた。特殊な能力のためか、無口で無表情、無感情。周囲の物事にも無頓着で、生きているという感覚も希薄な怜。そんな怜が就寝前の安眠のためバーチャルSEX装置を起動させると、突然相手が見知らぬ男に変化し「君を探していた…」と口づけを受ける。怜は、激しい胸の鼓動を感じ戸惑うが、三週間後、その男が極東ロシア軍の医師として実際に目の前に現れさらに動揺してしまう。男は丹沢斎と名乗り、「久しぶりだね、やっと会えた」とまるで自分を知っているかのように語りかけてきて…。
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4.7ハイクラス種キベリタテハ出身の黄辺とオオムラサキ出身の志波は、幼少期から大学時代を共に過ごした幼馴染み。志波とは、思春期以降、セフレの関係だった黄辺だったが、志波の学生結婚を機に、二度と会わないと決め、想いを告げぬまま距離を置いた。いくら愛しても、志波には愛されないと知っていたからだ。ところが、社会人になって5年目のある日、黄辺のもとへ離婚した志波が突然あらわれる。相変わらず傍若無人にふるまう志波に苛立ちながらも、くすぶったままの想いが邪魔をして拒めず……。本編後を描いた、電子限定書き下ろしSS「朝の終わり、日は真南」収録!
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4.5ハイクラス種ヒメスズメバチの名門で、女王バチ本家の末弟として生まれた真耶は、幼いころから当主代理として家に尽くし、長じてからはハイクラスが集う名門校・星北学園の副理事として清く正しい人生を歩んできた。容姿も性格もすべてが完璧。周囲からは高嶺の花と尊ばれてきた真耶だったが、その実、恋愛にはまったく興味がなく、次期当主の姉には欠陥人間とまで言われる始末。ついに童貞処女のまま三十歳を迎えてしまう。さらには、姉の結婚で当主代理の任を解かれ、屋敷を出ていかなければならなくなって……。一筋縄ではいかない真耶の恋のお相手は!? 本編後を描いた、電子限定書き下ろしSS「真耶と愉快な仲間たち?」収録!
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4.3人気お笑いコンビ「らんな~ず」のひとりだった片山は初恋の相手でもあった亡き相方・中本のことが忘れられず、表舞台からは去り放送作家に転身した。相方亡き後の人生はただの消化試合だと荒んだ生活を送っていたある日、片山の元にハウスキーパーの広川がやってくる。施設育ちの広川にとって「らんな~ず」は希望の光だったと語る彼の不思議なマイペースさに触れるうちに、片山の心は少しずつ癒されていく。ところがある晩、片山は中本のことで自棄を起こした末、広川と関係を持ってしまい……。/【特別版/書籍発売時、一部書店用に書き下ろされた番外編「サマーコンプレックス」を収録!】
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