ぷぷろーさんのレビュー一覧
レビュアー
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15歳の傲慢な国王は、全てが自分の望む通りであるべきと心底考えていたから、ズルいオトナの思惑にもまみれ、国を衰退させる。
初恋を犠牲にして嫁いできた同い年の辺境伯令嬢は、国同士の結びつきやら色々考えて歩み寄ろうとするが、オレ様国王は逆に遠ざける。
オレ様で傲慢な国王から国を守り、初恋の彼と自分達の幸せをつかみとる、うん、面白かった! -
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妖精のばかぁ~
始まりの妖精のいたずらは本当に許せない。13才なんてこどもに“ほんとは庶民で、妖精に取り換えられたのだ”なんて、ただでさえ両親や使用人に疎まれてるのに言えるわけがない。そんな中で優しく接してくれた兄には余計に言えない。
一人で苦しんでいても寄り添ってくれた妖精がいたから、まだなんとかなってたけど、それを一方的に断罪するのは人としてどうよ!まぁ皆さん被害者なんだけど、なんだか怒りがおさまらない。
二人ともきっと幸せになれると信じて続きを読みます。 -
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話の通じない相手が権力持ち……
こういう、本人は上手くいってると思っていたら回りの思惑で婚約者と仲違いしてしまっていた、という男性の特徴は【相手と直接連絡を取っていない】につきますね。なぜ会いに行かないのか?なぜ自分の目で手紙を読まないのか?信頼してる者に託したとしても自分の婚約者だろうが!ですね。
今回はとんでもない王女のせいで多くの人が巻き込まれだらしのない王家のせいでぐずぐずになり、便乗犯も多数いて、ヒロインと元婚約者がお互い連絡が取れていたとしても被害を受けていたかもしれないのはありえますね。最後まであの王女は本当に✕✕だのか、疑ってしまいました。
国ごとまとめて改革できてめでたしめでたしでした。 -
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聖女召喚をするお話。続き待ち
おそらく続きものですよね。
平和だった世界に瘴気溜まりが発生し、そこから魔物が大量発生する異常事態を解決すべく、調査を重ねた結果“聖女召喚”しか方法がないとわかり頑張って完成した魔方陣でおそらく聖女を召喚した。というところまでで終わりました。
聖女召喚をする側の逼迫した状況。千年前に行われた浄化の資料はまるでパズルのようで、あちらこちらから探して組み合わせてどうにか読み解く。わかった情報で対処していくが上手くはいかない。聖女頼みになる側の逼迫した状況、召喚される側の事を考える余裕は確かに無い。
主人公は、平民で一度見たり読んだりした物事は忘れないマルティナ。官吏になって一週間、発生した...続きを読む -
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助け出されてよかった
実母は不老といってたけど人間でもないのではと思いました。子供をたくさん生んで、最後に生んだ子供を傀儡にするために、精神的にも体にも虐待するなんて…。
実母の行方などまだまだ先が気になるので、ぜひ続きをお願いしたいです -
コミックも可愛い。アニメ化は?
前世、家族愛にあふれ貧しくても互いに助け合い努力していたから、転生に気づいたのが5歳でも自身が“身内”と認めた人たちを守っていく。
覚醒した魔法がヤバイのは、今世で教育を受ける前で過去の記憶を元にテキトーに発現してるから。あと5歳児の体では出来ないことを魔法でやっちゃうから。 今世の知識が高い人ほど“そんなことがそんな風に出来るの?”と思う。 やってることは破天荒なのに、5歳児だから可愛い。
はしょらず年齢を積み重ねつつ、物語が続いて行くので安心して読めます。コミックも可愛くてステキですが、動く様を見てみたい!アニメ化はしないのですか? -
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ウーシアの啖呵がかっこいい~
自分本位なわがままな4人
嫁がいるのに、やりたいことしかやらない(稼ぎの悪い冒険者稼業)上に、よそでこどもをつくっても離婚したくないとごねる男。
虐げられ成長した挙げ句婚家でこどもが出来ないと追い出されたところ、優しくしてくれた男の子供を妊娠したので自分の幸せのため男の嫁と別れさせたい年上の女。
自分が産んだまだ生後三ヶ月の子供をほったらかして遊び歩く女。 叱られると夫とこどもを捨て逃げたのに、自分が男に捨てられると当たり前のように舞い戻り、自分を見捨てるなと言う。
自分の地位を盾に、お前の夫は自分と結婚した方が幸せだから別れろと言わんばかりに圧をかける女。
ウーシアとルーカス...続きを読む -
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先生の作品はやはり面白いです
有能な薬師のジュゼ。なにやら魔法薬を飲まされて二日間倒れて眠っていたら、恋人に関することだけ記憶からすっかり消えていた。憧れの人の溺愛モードが信じられないのに二日後には結婚式!しちゃいました。本人にしてみればドタバタの中あれよあれよと事が進むが理解が追い付かない。
誰が 何のために どんな魔法薬を飲ませたか。憧れのグランジェークが「2年前から恋人で、もう一緒に住んでる」と言うが、彼が恋人だという事だけが記憶から抜け落ちてるので、気持ちも追い付かない。
謎が多い中、クールで大人なはずのグランジェークの甘々がいい感じに笑わせてくれる。普通ならきっとストーカー事案なくらいの溺愛がサラッと流され...続きを読む -
リットは政治的文書の清書や招待状の宛名書き・代書などを担当する武官。平民出身だが第一王子のお気に入りで、職場では妬まれもするが気にしない。
事は全て“夢見る住人様の起こす事なり”
第二王子の婚約破棄騒動に悪女騒動、眠らされた姫を起こす策等を解明しつつ友の恋路の後押しもする。
文字を書きつつ謎も解明していくその様はスマートだが、サボりたいと口をつく言葉は笑わせてくれる。侍従とのやり取りも、逃げ出そうとするのを友人に取り押さえられるのも笑う。だから 所々にある生まれ持った事柄からくる悲壮感は、押さえられつつも胸にくる。 -
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全てはただの茶番劇
“婚約破棄”という茶番劇を見つつ、イヴェッタは冷静に考える。『どう対応するのが正解か?』そして『相手が言う通りにするのが流れだ』とそれに乗る。
繰り返される茶番の数々。
本人はしらないが、イヴェッタに嫌われたり不満を抱かれたりすると、神に見放されるというか怒りを買う。彼女の祈りを神々は我先にと叶える、過剰なほどに。
“神の切り花”=竜になる存在。
一見 のほほんとした存在だが、彼女の気分しだいで神の恩寵や怒りを買う。
王家の思惑はわかった。実家はどうだろう。イヴェッタの思う通り真実愛されてると思いたい。恋愛対象となりうる男が3人(今のところ)いるが、私の推しはフラウ・ノートル捜...続きを読む -
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続きをお待ちしています
次はいつでしょうか?
最初の方は何度か読み返さないと設定がわかりづらかったけど、ファラーラと蝶子がお互いのことを夢で見ているというのはとても面白い。ファラーラ視点がほとんどですか、蝶子が読んだ物語という設定で自分を見直したり、蝶子のことをドラマを見ているように感情移入してみたりして成長しているのが微笑ましい。蝶子サイドも気になるので 続きを楽しみにしています。 -
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美味しい料理はみんなを救う
いやぁ~思わぬ展開でしたね。
いい意味で裏切られて面白かったです。
どうして彼女の料理がみんなを救うのか。どうして王妃様はあれほど露骨に第二王子を殺そうとするのか。誰が第二王子の能力を封印していたのか。他にも色々と「そうだったのか!」という展開があって、楽しかったです。
結果、大本の“悪”は征伐され、悪かった人は何が悪かったかきちんと反省し、みんな無事にハッピーエンドになって良かった~。 -