【感想・ネタバレ】残り一日で破滅フラグ全部へし折ります ざまぁRTA記録24Hr.のレビュー

あらすじ

タラコネンシス王国の公爵令嬢のアレクサンドラ。彼女が、自分が乙女ゲームの悪役令嬢だと気がついたのは、なんと断罪イベントの前日だった! すでにアレクサンドラは、ゲームヒロインにさんざん悪意をぶつけたあと。というのも、ゲームヒロインが、アレクサンドラの婚約者である王太子に手を出したからだ。王太子も、どうやらあの芋女に惚れてしまった様子。このままでは明日、糾弾&婚約破棄されることは明白だ。だけど、素直に断罪されるなんて、まっぴらごめん! むしろ、自分を蔑ろにした人達へ目に物見せてやる! アレクサンドラは残り二十四時間で絶体絶命の状況を打開しようと動き始めた―― ※電子版は単行本をもとに編集しています。

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DD

購入済み

良い意味でのタイトル詐欺

ありきたりな悪役令嬢 憑依ファンタジー と思わせるタイトルですが、
実は、Die Hardの向こうを張るような 手に汗握る(?)逆転逆襲劇です

乙女ゲーム世界への転生、憑依モノの次に 悪役令嬢への転生、憑依モノと流行は移っていきました
多くの悪役令嬢モノは、長い時間をかけて運命を変えていくゆったりとしたファンタジーでした

本作は、明日が婚約破棄没落イベントという、時間制限を設ける事で従来の悪役令嬢ものとは一線を画くする作品に仕上がっています
従来ですと、悪役令嬢でありながら、性格が小市民であったり善人になって運命にあらがうのですが
本作の主人公は、傲慢不遜な悪役令嬢のまま、権力と財力を存分に活かして運命をひっくり返します

しかも、結果が冒頭に叙述される倒叙法が採用されており、一気呵成に読ませる工夫も新鮮です
裏切り、買収、盗撮、妨害、本来のヒロイン同様に未来知識と権力を縦横無尽に使いこなして、確実に敵を追い詰めていきます
この辺りは、いっそすがすがしいまでのピカレスクで、読んでいて清涼感があります

最後の敵であるヒロインの処遇は、一ひねりが効いていて、最後の種明かしは秀逸です

不満をいえば、主人公を追い詰めるはずだった王子様の処遇が甘いと頃でしょう
Web公開版(現在は取り下げ)と異なるらしいですが、あまりにも緩い処遇だったのが、せっかくのスピード感を削いでしまったのが残念でした
主人公もしくは、主人公を娶る王太子から、自裁を迫るぐらいの苛烈さが欲しかったです
せめて戦場で命を散らす(もしくは散った事にする)ぐらいしないと、おめおめと生き残ったのはあまりにも惨めです

最後に主人公は、無事に王太子妃となりますのでご安心ください

3
2022年08月17日

匿名

ネタバレ

胸が痛くなった

アルフォンソの何でもかんでも感情で動くところ、公衆の面前で女性に手をあげようとした所、ほんとに胸糞。
そんなされるまで嫌われるだなんて…ヒロイン恐ろしや。
アレクサンドラの
私は悪役令嬢 性格だって良くないわ
だけど
愛した人に嫌われるのはちゃんと辛いのよ
って子供のように泣いてる場面、ほんとに胸が痛くて泣いた( ; ; )
性格悪くたってちゃんと感情があるし、嫉妬でルシアに対して嫌がらせをしたって素直に言ってる。性格悪いから何されても平気!ってわけじゃないんだよね…
ジェラールたのんだぞ!(誰目線?)

#切ない #ドキドキハラハラ #スカッとする

1
2024年05月31日

ネタバレ 購入済み

悪役はそのままで

悪役令嬢断罪の前日から始まる、怒涛の24時間。前世の価値観が入り混じりつつも、それまでの公爵令嬢の性格はそのままに、心を入れ替えてとやり直すとかではないのが面白い。悪徳上等、あの手この手でヒロインの味方を潰して大逆転!愉快なざまぁ。だけど好きだった人から全否定はやっぱりツラい…涙が人間味があって好感でした。

#ドキドキハラハラ

1
2022年10月16日

ネタバレ 購入済み

すごく引き込まれる内容で終盤まではよかったんですが、断罪の場で王太子に暴力を振るわれてドレスがめちゃくちゃにされたのと最後敵に情報流したのに数年の幽閉で済まされてちゃっかり公爵として王太子が残ったのがスッキリしない。

#ドキドキハラハラ

1
2022年09月24日

匿名

スッキリ!

転生ものはよくあるので、あまり期待せず読みましたが、話がさくさく進み面白かったです!転生前の記憶が加わったものの、登場人物のままである(転生前の人物にならなかった)ことが良かったのかも。
3巻と読みやすい量なのも良かったです。

#笑える #ドキドキハラハラ #スカッとする

0
2024年05月27日

購入済み

 前世を思い出したのは断罪日前日。でもあきらめない!逆ハーレム状態ハッピーエンド間違いなしと思っているヒロインに、最後まで挑むのが公爵令嬢アレクサンドラのプライド。 断罪劇一日前での覚醒で、これほど見事な逆転劇を披露するとは、さすがもとから持っている才覚が素晴らしいですね。

0
2024年03月23日

ネタバレ 購入済み

目次を!!

悪役令嬢が素早い判断でスパッスパッ!!断罪メンバーを切っていくのが気持ち良かったです。
それぞれの攻略対象へのギャフン!もスカッとします。
ただ私としては
「あの部分、もう一度読みたいな」と思った時にそのシーンを探すのが大変探しづらい。文中には区切りごとにタイトルが挿入してあるのだから 目次をちゃんとつけてほしかった。
後日談でもギャフンがあって気分スッキリだったけど、王太子にはもっと深ーく深ーく後悔してほしかったな

0
2022年11月21日

ネタバレ 購入済み

一気に読みました

とても読みやすいかと。ざまぁが好きな方におすすめだと思います。ざまぁが終わってすぐのアレクサンドラの行動がぐっときました。ざまぁ系のお話はいくつか読んでますがあまりない展開ですね。
少し伏線はわかりやすすぎましたが読みすすめていってもいろんな展開があるため集中できましたし、ヒロインも最後はそうなるかーって感じで楽しかったです。

0
2022年09月30日

ネタバレ 購入済み

WEB版からの結末変更あり。

王太子の結末にモヤモヤが残りましたが、どうやらWEB版とは結末を変えられてしまった結果らしいです。
WEBの感想欄でその事を知り「WEB版と同じで良かったのに!」と思ってしまいました。
ホラーやミステリー、冒険物などでの人死はOKな癖して、こういうお話では駄目になっちゃうんでしょうか?納得いかない。

因みに、WEBではキャラ・舞台を変えて、二章も公開されています(完結済)

1
2022年06月26日

ネタバレ 購入済み

痛快です

コミカライズされた作品を読みまして、気に入ったので原作も購入しました。やはり一晩で大逆転していく過程は痛快だし、婚約者の皇太子は愚鈍というか、アホですね。いわゆるザマァ作品の中で、この作品が秀逸なのは、悪役令嬢であるヒロインがその立場を捨てていないことですかね。変に良い子になるわけでもなく、自身の罪に言い訳するでもなく。断罪の場での姿はとても格好良かったです。ヒロインなんかよりよっぽど魅力的でした。

#スカッとする

0
2024年04月13日

無料版購入済み

婚約破棄断罪イベントまで24H

気づいたのがたったの1日前。
公爵令嬢が婚約者の王太子から婚約破棄、断罪されるイベントがもうすぐ迫っていて。
24時間で何ができるのか、フルスロットルでの行動、ワクワクします。

0
2023年02月07日

ネタバレ 購入済み

24(トゥエンティーフォー)

断罪前日に前世を思い出して、確実に芽を摘んでざまぁにもっていくのが面白かった
最後に幸せになったとはいえ、やはり、王妃には敵わないよねぇ~なんて思いつつ

0
2022年10月03日

ネタバレ 購入済み

ちゃんと『悪役令嬢』

まず、主人公のアレクサンドラがちゃんと『悪役令嬢』です!

悪役令嬢ものは前世の自分を思い出して改心して良い子になるのが定番だと思いますが、アレクサンドラは自分の悪事を認めつつも卑怯な手でも何でも使って断罪回避に奔走するのが良いです!

ちゃんと『乙女ゲーム』が物語のベースにあるのも好きですし、〇章、ではなく〇時 で章を表すのがRTA感あって良かったです!

最期に種明かしされる【あの人】はちょっとした伏線のありつつ新鮮でした!

以下、気になった点です。

基本はアレクサンドラの一人称なのですが、他の人の視点で語るときは三人称です。
読みづらいという事は無いのですが、あえて三人称にするよりはずっと一人称の方が見たかったかな、と思います。

後、登場人物がやけに多いです。
主人公、ヒロイン、王太子、第三王子の4名がメインではあるのですが、ベースとなる乙女ゲーム【どきエデ】には攻略対象がなんと8名もいます!
そして、その方々以外にも大商人や大商人付きのメイドの視点などにも切り替わるので、途中でアレクサンドラドコー? となりました(苦笑)
ちょっと多すぎて一人一人が薄味になっているのがもったい無い気がします…!

攻略対象、もといヒロインルシアの逆ハーレムご一行の皆様方は別にアレクサンドラに何かしたって描写は無く、でも卒業パーティーには出席して欲しくないからさらっとご退場してしまう(苦笑)

ざまぁ要素についてですが、これは賛否分かれる……かもしれません。

山場の断罪シーンでのアレクサンドラと王太子の言い合いは迫力があって良かったのですが、その後の展開がアレクサンドラのモノローグという形で終わってしまいます。なので、さらっと流れてしまいます。(まぁ、戦争とかは流石に描写難しかったかもしれませんが……)
この辺、一人称ですが三人称小説を読んでいるようでした。

全年齢ではあるのですが、いわゆる夜の営みとか子供とかの描写が多めだったのが気になる人は気になるかもしれないです。

最終的にはハッピーエンドだったので、悪役令嬢がちゃんと悪役令嬢しているのが見たい方にはおすすめです!

0
2022年09月29日

Posted by ブクログ

とても爽快なお話。断罪までの24時間、ということでとにかくフラグをへし折る。とくにアクシデントもないのだけれど、結末を待つように一気に読んだ。スッキリ爽快。楽しかった。

悪役令嬢が悪役令嬢のままなのが特にいい(多少変化はあるものの)。やや関係者みんなに手厳しいけどそれでこそ悪役令嬢。だからこそ断罪イベントラストはとても愛おしくなった。
ちょっとした仕掛けは途中で察したけれど、それもまた(やややりすぎなくらい)爽快。ぬるいザマァはちょっと…という方は爽快になるのでは。
めでたしめでたし。

0
2022年04月28日

Posted by ブクログ

自分が転生者で、王太子から婚約破棄をされ破滅する悪役令嬢だとイベント前日に気づいたアレクサンドラ。公爵令嬢の力を思う存分ふるって逆転を狙う。無茶苦茶上手くいきすぎるざまあになってしまうのだが、まあそれでも、いろいろな人物の視点に切り替わって描かれるのは面白かった。

0
2025年06月01日

Posted by ブクログ

 サイド使いは久しぶりかもしれない? まあ女騎士も視点使いだが。本作は慌ただしく視点が切り替わるモノだから、勢いは良かったものの、疲れたという印象が先に来る。
 さて、本作は悪役令嬢が主人公だが、珍しく悪役令嬢が悪役令嬢のまま終わる作品であった。だって、悪役令嬢がこころを入れ替えたら、それってただの清純正統派ヒロインだものね? そして元の乙女ゲーヒロインが性悪敵対者になるっていう。

 その点、この作品では悪役令嬢は悪役らしく(ご都合主義はどこから突っ込めば良いのか分からない程に全開だけれども)根回して、ヒロインを孤立無援にするという。

 持つべきものは金と人脈って、はっきり分かんだね。
 さて、本作はタイトルの通り24時間でヒロインを追い詰めて破滅させるので、非常に忙しい展開を繰り広げます。
 そのため、端折る場所は端折る、という具合に、地の文や行間で補完するということも多く、好き嫌いがハッキリ別れる作品だと思います。

 これをより洗練したのが2巻になると思うので、そちらの方には期待したいと思います。

0
2023年06月02日

ネタバレ 購入済み

スッキリ

コミカライズを読んで続きが早く知りたくなり読んでみました。
ヒロインが前世の記憶を取り戻したのが断罪の24時間前。そこからの逆転劇は天晴でした。目的のためなら多少強引にでも進めるヒロインがキレイなだけのヒロインより良かったです。元婚約者の王子以外の他の攻略対象たちが風邪や下痢で断罪の場を欠席となるも、呆気なさすぎ物足りない感じがしました。しかし聖戦に駆り出され負傷兵となったりするなど断罪の場以外で罰がありスッキリしました。しかし第3王子であるヒーローが年下なのに素敵だわ。婚約者になって子作りの許可が降りたら速攻って本当に素敵でした☆

0
2022年09月12日

購入済み

断罪されると気がついて、それを回避する為に、頭をフル回転。
断罪されない策を練るって言われて、そういう方向もありかなあー。と思った。
でも、文章自体に、ハラハラ感もテンポの良さも感じず、ダラけてしまった。
着想はいいのに、残念だった。

#シュール #ドロドロ

1
2024年03月21日

ネタバレ 購入済み

ざまぁではない。

幼稚なヒロインは生き残ってるし、廃太子の破滅もなく、なんか悪役令嬢への復習とかヒロインの奪還とかまだ、企める位置にいるし、中途半端。久しぶりに購入して失敗したと思った。

0
2024年04月28日

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