あらすじ
タラコネンシス王国の公爵令嬢のアレクサンドラ。彼女が、自分が乙女ゲームの悪役令嬢だと気がついたのは、なんと断罪イベントの前日だった! すでにアレクサンドラは、ゲームヒロインにさんざん悪意をぶつけたあと。というのも、ゲームヒロインが、アレクサンドラの婚約者である王太子に手を出したからだ。王太子も、どうやらあの芋女に惚れてしまった様子。このままでは明日、糾弾&婚約破棄されることは明白だ。だけど、素直に断罪されるなんて、まっぴらごめん! むしろ、自分を蔑ろにした人達へ目に物見せてやる! アレクサンドラは残り二十四時間で絶体絶命の状況を打開しようと動き始めた―― ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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匿名
胸が痛くなった
アルフォンソの何でもかんでも感情で動くところ、公衆の面前で女性に手をあげようとした所、ほんとに胸糞。
そんなされるまで嫌われるだなんて…ヒロイン恐ろしや。
アレクサンドラの
私は悪役令嬢 性格だって良くないわ
だけど
愛した人に嫌われるのはちゃんと辛いのよ
って子供のように泣いてる場面、ほんとに胸が痛くて泣いた( ; ; )
性格悪くたってちゃんと感情があるし、嫉妬でルシアに対して嫌がらせをしたって素直に言ってる。性格悪いから何されても平気!ってわけじゃないんだよね…
ジェラールたのんだぞ!(誰目線?)
悪役はそのままで
悪役令嬢断罪の前日から始まる、怒涛の24時間。前世の価値観が入り混じりつつも、それまでの公爵令嬢の性格はそのままに、心を入れ替えてとやり直すとかではないのが面白い。悪徳上等、あの手この手でヒロインの味方を潰して大逆転!愉快なざまぁ。だけど好きだった人から全否定はやっぱりツラい…涙が人間味があって好感でした。
すごく引き込まれる内容で終盤まではよかったんですが、断罪の場で王太子に暴力を振るわれてドレスがめちゃくちゃにされたのと最後敵に情報流したのに数年の幽閉で済まされてちゃっかり公爵として王太子が残ったのがスッキリしない。
目次を!!
悪役令嬢が素早い判断でスパッスパッ!!断罪メンバーを切っていくのが気持ち良かったです。
それぞれの攻略対象へのギャフン!もスカッとします。
ただ私としては
「あの部分、もう一度読みたいな」と思った時にそのシーンを探すのが大変探しづらい。文中には区切りごとにタイトルが挿入してあるのだから 目次をちゃんとつけてほしかった。
後日談でもギャフンがあって気分スッキリだったけど、王太子にはもっと深ーく深ーく後悔してほしかったな
一気に読みました
とても読みやすいかと。ざまぁが好きな方におすすめだと思います。ざまぁが終わってすぐのアレクサンドラの行動がぐっときました。ざまぁ系のお話はいくつか読んでますがあまりない展開ですね。
少し伏線はわかりやすすぎましたが読みすすめていってもいろんな展開があるため集中できましたし、ヒロインも最後はそうなるかーって感じで楽しかったです。
WEB版からの結末変更あり。
王太子の結末にモヤモヤが残りましたが、どうやらWEB版とは結末を変えられてしまった結果らしいです。
WEBの感想欄でその事を知り「WEB版と同じで良かったのに!」と思ってしまいました。
ホラーやミステリー、冒険物などでの人死はOKな癖して、こういうお話では駄目になっちゃうんでしょうか?納得いかない。
因みに、WEBではキャラ・舞台を変えて、二章も公開されています(完結済)
痛快です
コミカライズされた作品を読みまして、気に入ったので原作も購入しました。やはり一晩で大逆転していく過程は痛快だし、婚約者の皇太子は愚鈍というか、アホですね。いわゆるザマァ作品の中で、この作品が秀逸なのは、悪役令嬢であるヒロインがその立場を捨てていないことですかね。変に良い子になるわけでもなく、自身の罪に言い訳するでもなく。断罪の場での姿はとても格好良かったです。ヒロインなんかよりよっぽど魅力的でした。
24(トゥエンティーフォー)
断罪前日に前世を思い出して、確実に芽を摘んでざまぁにもっていくのが面白かった
最後に幸せになったとはいえ、やはり、王妃には敵わないよねぇ~なんて思いつつ
ちゃんと『悪役令嬢』
まず、主人公のアレクサンドラがちゃんと『悪役令嬢』です!
悪役令嬢ものは前世の自分を思い出して改心して良い子になるのが定番だと思いますが、アレクサンドラは自分の悪事を認めつつも卑怯な手でも何でも使って断罪回避に奔走するのが良いです!
ちゃんと『乙女ゲーム』が物語のベースにあるのも好きですし、〇章、ではなく〇時 で章を表すのがRTA感あって良かったです!
最期に種明かしされる【あの人】はちょっとした伏線のありつつ新鮮でした!
以下、気になった点です。
基本はアレクサンドラの一人称なのですが、他の人の視点で語るときは三人称です。
読みづらいという事は無いのですが、あえて三人称にするよりはずっと一人称の方が見たかったかな、と思います。
後、登場人物がやけに多いです。
主人公、ヒロイン、王太子、第三王子の4名がメインではあるのですが、ベースとなる乙女ゲーム【どきエデ】には攻略対象がなんと8名もいます!
そして、その方々以外にも大商人や大商人付きのメイドの視点などにも切り替わるので、途中でアレクサンドラドコー? となりました(苦笑)
ちょっと多すぎて一人一人が薄味になっているのがもったい無い気がします…!
攻略対象、もといヒロインルシアの逆ハーレムご一行の皆様方は別にアレクサンドラに何かしたって描写は無く、でも卒業パーティーには出席して欲しくないからさらっとご退場してしまう(苦笑)
ざまぁ要素についてですが、これは賛否分かれる……かもしれません。
山場の断罪シーンでのアレクサンドラと王太子の言い合いは迫力があって良かったのですが、その後の展開がアレクサンドラのモノローグという形で終わってしまいます。なので、さらっと流れてしまいます。(まぁ、戦争とかは流石に描写難しかったかもしれませんが……)
この辺、一人称ですが三人称小説を読んでいるようでした。
全年齢ではあるのですが、いわゆる夜の営みとか子供とかの描写が多めだったのが気になる人は気になるかもしれないです。
最終的にはハッピーエンドだったので、悪役令嬢がちゃんと悪役令嬢しているのが見たい方にはおすすめです!
スッキリ
コミカライズを読んで続きが早く知りたくなり読んでみました。
ヒロインが前世の記憶を取り戻したのが断罪の24時間前。そこからの逆転劇は天晴でした。目的のためなら多少強引にでも進めるヒロインがキレイなだけのヒロインより良かったです。元婚約者の王子以外の他の攻略対象たちが風邪や下痢で断罪の場を欠席となるも、呆気なさすぎ物足りない感じがしました。しかし聖戦に駆り出され負傷兵となったりするなど断罪の場以外で罰がありスッキリしました。しかし第3王子であるヒーローが年下なのに素敵だわ。婚約者になって子作りの許可が降りたら速攻って本当に素敵でした☆
ざまぁではない。
幼稚なヒロインは生き残ってるし、廃太子の破滅もなく、なんか悪役令嬢への復習とかヒロインの奪還とかまだ、企める位置にいるし、中途半端。久しぶりに購入して失敗したと思った。