高評価レビューを見て合本版を購入。
可愛いらしい題名でほっこりほのぼの系と思いきや、出だしからお母さんがあんなことになるなんて。
森の片隅でひっそりと薬師の母の薫陶を受けながら暮らしてきたミーシャは、ある日父の怪我の治療のため母と2人で父のもとへ。
愛し合っているのに離れて暮らさざるを得なかった両親
...続きを読むの話も切なく。
ミーシャには知らされていなかった母の出自、森の民。
そして森を出たことのなかったミーシャが隣国へ招聘されることに。
旅路では狼のレン、森の民ミランダなどが新たな仲間となり。
ミーシャの鋭い観察眼、薬師としての活躍ぶりが頼もしく、周りの人達を魅了してゆきます。
隣国の姫君を元気にし、死の流行病のはじまりが仄めかされたところで次巻待ち。
でも恋の話はまだまだのよう。
読みやすいです。