あらすじ
幼い頃に火傷痕を負ったファロン家の長女は、家族から名前を呼ばれることすらなく、子爵家の令嬢にはありえない冷遇の日々を送っていた。ある時、公爵家令息アルフレッドが気まぐれに子爵邸を訪れたことがきっかけで、彼女への虐待が公爵家に伝わり、養女として保護されることに。子爵家から完全に縁を切るという意味も込めてエリザベスという新たな名前を貰った彼女は、公爵家の面々から大切に愛されることで、心身ともに回復していく。そんな矢先、エリザベスは自身の瞳が『宝石眼』であることを知る。魔力の高さを示すその瞳は亡国の王族関係者のもの、しかしエリザベスの実の家族に王族関係者はいないはずで……!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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匿名
10年もよく耐えた
ふたごの妹をかばって受けた顔のヤケド。
痕が残って醜いと、かばってやった妹をはじめ、両親、使用人からも虐げられて過ごした10年。
よく耐えたね。名前も呼んでもらえずに。
救ってもらった公爵家で、「名前をつけてください」って言ってつけてもらったエリザベス、愛称リズはとても幸せになってハッピーエンド。
助け出されてよかった
実母は不老といってたけど人間でもないのではと思いました。子供をたくさん生んで、最後に生んだ子供を傀儡にするために、精神的にも体にも虐待するなんて…。
実母の行方などまだまだ先が気になるので、ぜひ続きをお願いしたいです
理不尽な
親の都合で虐げられていたのを助けてくれたのは、他人だった。同情と理由もあった。でも、やっぱりなんで?としか思えない。親なのに自分の都合のいい駒としか扱えないなんて。残酷。でも、今の世の中で見られるものもあるよね。
世の無情と暖かさ思い出す。内容だった。
色々伏線を残した終わり方
試し読みの部分迄はウル🥲ってきてたけど、ある意味そこまではエピローグぽくって、アルに助けられて公爵家に来てからはみんな優しくて良かった。
元の家では火傷を負ってからは名前すら呼ばれ無かったなんて、いくらなんでも酷い!と思ったら、実はそこまでリザを孤独にしたのには実母の企みがあったなんてビックリした😯 アカデミーに出発するアル達を見送る場面ではアルに対しては家族らしくて、ほのぼのしたのにヴィーとはお互いに意味深にアミュレットを交換してるし、この二人の今後がどうなるのか?!とか色々謎を残して終わった…。
自分獲得物語
このタイトル、生家の家族に向けて言った言葉なんですよね。
気づけば誰も味方がいなかった生家に偶然訪れたアルフレッドに助けられ、公爵家の養女になって、人間らしい生活と、愛し愛される家族と出逢うお話。
ヒロインが邪険にされてた理由も二段階くらいに分けて判明するけど、結構闇深かったりします。
お話の早い段階で公爵家に引き取られる分、常に周りがリザを気遣ってくれる暖かさがあるので、安心して読めました。
これからの人生幸あれかな
虐げられていたリザが、その不幸から、なんとか脱して、そしてこれから新しい人生を生きていく、というお話です。読後感が良いのですが、中で語られているのは壮絶ないじめです。そう、他人を自分より貶め、その姿を見て優越感を覚えるのは、まさしくいじめだと思います。彼女をその境遇に落とすために、多分本当のジェリーは魔法薬で殺された。そして子爵家の連中を使って、自分に依存するように仕向けた。まだ、本当の目的はわかりません。これからまだまだ辛いことが起こりそう。家族と共に乗り切って、本当の幸せを掴んで欲しいですね。やっぱりハッピーエンドが好きなので。
続きがありそう
なぜ虐待されていたのか、滅びた魔法王国の魔術師が何のためにそんな状況を作ったのかははっきりとした理由がないまま終わってしまった。まだ未解決っぽいので星は4つにしました
虐待されていた少女が救われる。
ハッピーな読後感は悪くありませんが‥魔法、精霊、宝石眼、滅亡した王国の血と影の存在など、詰め込み過ぎのファンタジー要素が消化しきれず、話に生かせていないと思いました。
平板で盛り上がりに欠けています。
諸々の謎は解明されていないので、当然第二巻に続くのですが、次巻を読もうとする気力が沸かない作品でした。
内容が、余りにも複雑で、色んなことを盛り込み過ぎて、消化出来てない感じが、残念。
色んな事が起きて、全て、消化不良のまま進んでいくかんじ。