あらすじ
突然何者かに攫われてしまったマイア。
抵抗もむなしく魔術筆(クイル)も取られてしまい、人攫いのアジトへ運ばれる途中で同じく攫われた者たちと出会う。
励ましあいながら劣悪な環境で耐える彼女たち。
連れて行かれた先にはなんと、トリンガム侯爵がいた――。逃亡劇の黒幕は一体……?ティアラの正体とは……?
マイアはどうなってしまうのか?ルカと再会できるのか……!?
コミカライズも大好評連載中!逃亡物語、堂々の完結!
感情タグBEST3
向かう先への不安は残りつつ
囚われのヒロイン、助けが来るまで長かったー。でも来てくれたー。とんでもない辺境侯爵家だった。後始末、おじ様お疲れ様でした。ルカが自分にストッパーかけてる事情もわかり...それでも気持ちはまっすぐに。良かった良かった。
後日談、メリルが第二王子に不敬罪を覚悟でズバッと言ってくれてました。まるで読者の気持ちの代弁してくれるかのよう。他の2篇も良かった。
ティアラの正体はやはりおぞましいものだった。
ルカの事情も辛いものだった。だから、マイアとルカ二人で支え合っていけそうな雰囲気で終わったから、安心して良いんですよね?
もしかしてまだ続いてくれるなら、ぜひ安心させてほしいです。ふたりに幸せを!