あらすじ
自分のために祈ったイヴェッタは“ラングツェラトゥ”から追われる身となった。人の世から「出ていけ」と言われたイヴェッタは、大切にしてきたものをすべて捨ててルゴの街を去り、ギュスタヴィアの故郷であるエルフの国へ結婚のため訪れる。
かつて国を恐怖と混乱に陥れたギュスタヴィアの帰還に恐れおののきながらも国王ルカは、イヴェッタ一行の滞在を許可する。しかし、エルフの国はイヴェッタをよく思わない者達が大勢いて、結婚準備も困難を極める。さらには祈りを止めたイヴェッタに軍神“ガレス”が牙を剥き――
おっとり聖女の冒険物語、堂々の完結
感情タグBEST3
完結!と思ってましたすみません。
出来事は全て茶番。それが誰のためのもので、誰が関わっているかの違いだけ。
今回のオマージュは“赤鬼青鬼”と“眠り姫”。そしてエルフの国での茶番劇。畏れられ封印されていた王弟の婚約者が、格下の人間種だということへの侮蔑からくるもの。そんな奴らの思惑には乗ってやらない。でも糸を引いているのはエルフではなかった。
竜に成りかけているイヴェッタを救うため動いたのはギルとウィリアム殿下。イヴェッタの夢の中で学生時代を追体験する。
私の推しはフラウ・ノートルだったけど、終わってみるとギュっさんでよかった~ってなっちゃった。