女性向けライトノベル - ツギクル - ツギクルブックス作品一覧
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4.3ファルトン伯爵家の長女セレナは、異母妹マリンに無理やり悪女を演じさせられていた。言うとおりにしないと、マリンを溺愛している父にセレナは食事を抜かれてしまう。 今日の夜会でのマリンのお目当ては、バルゴア辺境伯の令息リオだ。 ――はいはい、私がマリンのお望みどおり、頭からワインをぶっかけてあげるから、あなたたちは私を悪者にしてさっさとイチャイチャしなさいよ……。 と思っていたら、リオに捕まれたセレナの手首がゴギッと鈍い音を出す。 「叔父さん、叔母さん! や、やばい!」 「えっ何やらかしたのよ、リオ!?」 骨にヒビが入ってしまいリオに保護されたことをきっかけに、セレナの過酷だった境遇は優しく愛に満ちたものへと変わっていく。
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4.7思ったことははっきりと口にする南部と、開けっぴろげな言動は恥とされる北部。 そんな南部と北部の融和を目的とした、王命による婚姻。 南部・サウス公爵家の次女・リリエッタは、北部・ブリーデン公爵家の若き当主に嫁ぐことになった。 しかし夫となったクリフは、結婚式で妻を置き去りにするし、初夜を堂々とボイコットする。 話しても言葉の通じない夫を、妻は衆人環視のもとわからせることにした。 ざまぁからはじまったふたりのその後はどうなっていくのか――?
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4.5田舎から出てきた私・シンシアは、結婚相手を探すために王都の夜会に参加していました。 そんな中、突如として行われた王女殿下による婚約破棄。 婚約破棄をつきつけられた公爵令息テオドール様を助ける人は誰もいません。 ちょっと、誰か彼を助けてあげてくださいよ! 仕方がないので勇気をふりしぼって私が助けることに。テオドール様から話を聞けば、公爵家でも冷遇されているそうで。 あのえっと、もしよければ、一緒に私の田舎に来ますか? 何もないところですが……。
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4.4魔力の高さから王太子の婚約者となるも、聖女の出現によりその座を奪われることを恐れたラシェル。 聖女に悪逆非道な行いをしたことで婚約破棄されて修道院送りとなり、修道院へ向かう道中で賊に襲われてしまう。 死んだと思ったラシェルが目覚めると、なぜか3年前に戻っていた。 ほとんどの魔力を失い、ベッドから起き上がれないほどの病弱な体になってしまった。 悪役令嬢回避のため、これ幸いと今度はこちらから婚約破棄しようとするが、なぜか王太子が拒否!? ラシェルの運命は――。 悪役令嬢が精霊と共に未来を変える異世界ハッピーファンタジー。
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4.0エリス・ラースはラース侯爵家の令嬢。特に秀でた事もなく、特別に美しいわけでもなく、侯爵家としての家格もさほど高くない、どこにでもいる平凡な令嬢である。 ……表向きは。 狂犬執事も、双子の侍女と侍従も、魔法省の副長官も、みんなエリスに忠誠を誓っている。一体なぜ? エリス・ラースは何者なのか? これは、平凡(に憧れる)令嬢の、平凡からはかけ離れた日常の物語。
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4.8傲慢な王子だった俺・クラウスは、卒業パーティーで婚約破棄を宣言して、鉱山送りにされてしまう。そこでようやく己の過ちに気が付いたがもう遅い。毎日汗水たらして働き、一度目の人生を終える。 二度目は孤児に生まれ、三度目でまた同じ王子に生まれ変わった俺は、かつての婚約破棄相手にまさかの一瞬で恋に落ちた。 今度こそ良き王になり、彼女を幸せにできるのか……? これは駄目王子がズタボロになって悟って本気で反省し、三度目の人生でかつての過ちに悶えて黒歴史発作を起こしながら良き王になり、婚約破棄相手を幸せにすべく奔走する物語。
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4.3伯爵家の娘リーシャは後妻の母娘に虐げられていたが、そんなリーシャに結婚の話が届く。 相手は、イケメン堅物仕事人間のリンドベルド公爵。 周囲からの結婚の打診がうるさかった公爵は、お互いの私生活に口を出さない、仮面夫婦になってくれるような令嬢を探していた。 そんな条件に当てはまったリーシャは、結婚に際して1つの条件を提示する。 「三食昼寝付きなおかつ最低限の生活を提供してくれるのなら結婚します」 実家の仕事などを全て行っていたリーシャは、常に忙しく寝不足続きだったのだ。 この忙しさから解放されると喜んだリーシャだが、リンドベルド侯爵邸では予期せぬことが―― 三食昼寝付き生活を目指す公爵夫人の奮闘記がはじまる!
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4.2本に埋もれて死んだはずが、次の瞬間には侯爵家の嫡男メイリーネとして異世界転生。 言葉は分かるし、簡単な魔法も使える。 神様には会っていないけど、チート能力もばっちり。 そんなメイリーネが、チートの限りを尽くして、男友達とわいわい楽しみながら送る優雅な貴族生活、いまスタート!
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2.8婚約者である第一王子セオドアから、婚約解消を告げられた公爵令嬢のシャルロッテ。 自分の感情が天候に影響を与えてしまうという特殊能力を持っていたため、常に感情を抑えて生きてきたのだが、それがセオドアには気に入らなかったようだ。 シャルロッテは泣くことも怒ることも我慢をし続けてきたが、もう我慢できそうにないと、不毛の大地へ嫁ぎたいと願う。 そんなシャルロッテが新たに婚約をしたのは、魔物が跋扈する不毛の大地にあるシュルトン王国の国王だった……。
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3.8家の事業のため、侯爵家に嫁いできたエリザベス。政略結婚とはいえ、式を挙げた翌日から夫は幼馴染の愛人を屋敷の中に招き入れた。 屋敷の使用人たちにすら虐げられたエリザベスの最後の希望は白い結婚の3年間の継続による婚姻解消だったが、夫の卑劣な罠に嵌まり、乙女の証と命を無残に散らすことに。 運命を呪いながら命が尽きたはずなのに、気が付けば結婚直前の王都へ向かう馬車の中にいた。 やり直すチャンスを得たエリザベスは、もう二度と選択を間違えないと誓う。 目指すは白い結婚ではなく、円満な……円満でなくても構わないからとにかく離婚! 3年間の記憶を武器に、自分の状況を切り開いていこうとすると、なぜか再会した幼馴染の大公閣下がどんどん溺愛モードになっていて……。 「あの、私バツついちゃってるからね――――!」 どん底の絶望から幸福の絶頂まで目まぐるしく変わるエリザベスの第二の人生は!?
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4.2卒業パーティーで王太子アレファルドは、自身の婚約者であるエラーナを突き飛ばす。 その場で婚約破棄された彼女へ手を差し伸べたのが運の尽き。 翌日には彼女と共に国外追放&諸事情により交際0日結婚。 追放先の隣国で、のんびり牧場スローライフ! ……と、思ったけれど、どうやら彼女はちょっと変わった裏事情持ちらしい。 これは、そんな彼女の夫になった、ちょっと不運で最高に幸福な俺の話。
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4.4優れた婚約者の隣にいるのは平凡な自分──。 ヘルミーナは社交界で、一族の英雄と称された婚約者の「お荷物」として扱われてきた。 婚約者に庇ってもらったことは一度もない。 それどころか、彼は周囲から同情されることに酔いしれ、ヘルミーナには従順であることを求めた。 そんなある日、パーティーに参加すると秘められた才能が開花して……。 逆境を乗り越えて人生をやりなおすハッピーエンドファンタジー、開幕!
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3.6リーチェには同い年の婚約者がいる。 婚約者であるハーキンはアシェット侯爵家の嫡男で、眉目秀麗・頭脳明晰の絵に書いたような素敵な男性。リーチェにも優しく、リーチェの家族にも礼儀正しく朗らか。 友人や学友には羨ましがられ、例え政略結婚だとしても良い家庭を築いていこうとリーチェはそう考えていた。 なのに……。 ある日、庭園でこっそり体を寄せ合う自分の婚約者ハーキンと病弱な妹リリアの姿を目撃してしまった。 婚約者を妹に奪われた主人公の奮闘記がいま開幕!
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4.2コミカライズ企画も進行中! 幼い頃からずっと好きだった幼馴染のセブラン。 私と彼は互いに両思いで、将来は必ず結婚するものだとばかり思っていた。あの、義理の妹が現れるまでは……。 母が亡くなってからわずか二か月というのに、父は、愛人とその娘を我が家に迎え入れた。 義理の妹となったその娘フィオナは、すぐにセブランに目をつけ、やがて、彼とフィオナが互いに惹かれ合っていく。けれど、私がいる限り二人が結ばれることはない。 だから、私は静かにここから消え去ることにした。二人の幸せのために……。
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3.3聖女にしか育てられない『乙女の百合』を見事咲かせたエルヴィラに対して、若き王、アレキサンデルは突然、 「お前が育てていた『乙女の百合』は偽物だった! この偽聖女め!」 と言い放つ。 同時に婚約破棄が言い渡され、新しい聖女の補佐を命ぜられた。 偽聖女として飼い殺しにされるのは、まっぴらごめん。 隣国の皇太子に誘われて、エルヴィラは国外に逃亡することを決意。 一方、エルヴィラがいなくなった国内では、次々と災害が起こり―― 逃亡した聖女と恋愛奥手な皇太子による異世界隣国ロマンスが、今はじまる!
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3.7クレヴァーナは公爵家の次女であった。 ただし家族からは疎まれ、十八歳の時に嫁いだ先でも上手くいかなかった。 嵌められた結果、離縁され彼女は隣国へと飛び立つことにした。 隣国の図書館で働き始めるクレヴァーナ。そこでは思いがけない出会いもあって――。 これは離縁されてから始まる、一人の女性の第二の人生の物語。
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5.0婚約者の王太子から、“真実の愛”のお相手・男爵令嬢へのイジメ行為を追及され―― 始まりはよくあるテンプレ。 特別バージョンの王妃教育で鍛えられ、悪役を演じさせられていたエリザベスは、故国から“移動”した隣国の新天地で、極力自由に恋愛抜きで生きていこうと決意する。 ところが、偶然の出会いを繰り返す相手が現れ―― 幸せな領地生活を送りたいエリザベスは、いろいろ巻き込まれ、時には突っ込みつつも、前を向き一歩一歩進んでいく。最終目標、『社交界の“珍獣”化』は、いつ達成されるのか。
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4.310人の側妃を持つ好色王にすら顧みられず、不名誉な誹りを受ける惨めな王妃。 そんな未来が待っているとはつゆ知らず、ルイーゼは今日も健気に縦ロールをキメる。大好きな王太子の婚約者になるために。 ある日、転んだ拍子に前世の記憶を取り戻したルイーゼは、ここが乙女ゲームの世界で、このままだと不幸な王妃か、婚約破棄のち国外追放の未来が待っていることを理解する。 「それならいっそ婚約者に選ばれなければいいんじゃない?」 そしてルイーゼ(改)は、嫌われる努力を始める。 学園に転入してきたヒロインにぜひ頑張ってもらいましょう! 糖分控えめ、異世界ハッピーファンタジー。
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4.7病床に伏せっている父親の断っての願いとあって、侯爵令嬢のエミリアは、カレン辺境伯の長男マティアスとの政略結婚を不本意ながら受け入れることにした。 それから二人の結婚式が行われることになったが、夫となるマティアスは国境防衛のため結婚式に出ることができず、エミリアはマティアスの代理人と結婚式を挙げ、夫の領地であるヴァンロージアに赴くことに。 望まぬ結婚とはいえ、エミリアは夫の留守を守る女主人、夫に代わって積極的に領地改革を進めたところ、予想外に改革が成功し、充実した日々を過ごしていた。 しかし、そんなある日、顔も知らない夫がとうとう帰還してきた……。 はたして、二人の関係は……?
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3.5イヴェッタ・シェイク・スピア伯爵令嬢は、卒業式後のパーティで婚約者であるウィリアム王子から突然婚約破棄を突き付けられた。 自分の代わりに愛らしい男爵令嬢が殿下の結婚相手となるらしい。 先代国王から命じられているはずの神殿へのお役目はどうするのだろうか。 あぁ、なるほど。王族の婚約者の立場だけ奪われて、神殿に一生奉公し続けろということか。 「よし、言われた通りに、出て行こう」 これは、その日のうちに荷物をまとめて国境を越えたイヴェッタの冒険物語。
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3.8没落寸前の男爵家の令嬢アニスは、貧乏な家計を支えるため、街の菓子店で日々働いていた。 そのせいで結婚にも生き遅れてしまい、一生独身……かと思いきや、なんとオラリア公ユリウスから結婚を申し込まれる。 いざ本人と会ってみれば「私は君に干渉しない。だから君も私には干渉するな」と言われてしまう。 ユリウスは異性に興味がなく、同じく異性に興味のないアニスと結婚すれば、妻に束縛されることはないと考えていた。 アニスはそんな彼に、一つだけ結婚の条件を提示する。 それはオラリア邸で働かせてほしいというものだった……。 虐げられていた主人公が公爵夫人として活躍するハッピーエンドロマンス、開幕!
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3.6バイクに乗って旅をするかっこいい女性に憧れた女の子は、入念な旅の準備をしました。外国語を習い、太極拳を習い、バイクの免許をとり、茶道まで習い、貯めたお金を持って念願の旅に出ます。 そして、辿り着いたのは、なぜか異世界。 え、赤ちゃんになってる!? 言語チートは!? 魔力チートは!? まわりの貴族の視線、怖いんですけど!! 言語と魔法を勉強して、側近も育てなきゃ……まずは学校をつくって、領地を発展させて、とにかく自分の立場を安定させます!! 前世で学んだ知識を駆使して、異世界を変えていく転生幼女の物語、開幕です!
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3.7OLとしてブラック企業で働いていた綾子は、家族からも恋人からも捨てられて過労死してしまう。 そして、気が付いたら生前プレイしていた乙女ゲームの世界に入り込んでいた。 しかしこの世界でも虐げられる日々を送っていたらしく、騎士団の料理番を務めていたアンゼリカは冤罪で解雇させられる。 さらに悪食伯爵と噂される男に嫁ぐことになり……。 ちょっと待った。伯爵の子供って攻略キャラの一人よね? しかもこの家、ゲーム開始前に滅亡しちゃうの!? 素っ気ない旦那様はさておき、可愛い義子のために滅亡ルートを何とか回避しなくちゃ! 何やら私に甘くなり始めた旦那様に困惑していると、かつての恋人や家族から「戻って来い」と言われ始め……。 そんなのお断りです!
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5.0幼い頃に両親が亡くなり、伯父であるフローゼル伯爵家の養女になったリゼは、姉のミカナから私の婚約者であるソファロ伯爵家の長男・エセロを渡せと言われる。 拒否したその日から、家族だと思っていた人達から嫌がらせを受けるようになる。 ミカナはエセロを誘惑し、エセロも彼女の気持ちを受け入れ、最終的に私は婚約破棄されてしまう。 その数日後、ミカナの婚約者のお父様であるノルテッド辺境伯が乗り込んできて……。
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4.0目覚めると大好きな小説「トワイライトlove」に登場する悪役令嬢オリビアに転生していた。 前世は3児の母、ワンオペで働き詰めていたら病気に気付かず死亡……私の人生って……。 悪役令嬢オリビアは王太子の事が大好きで粘着質な公爵令嬢だった。王太子の婚約者だったけど、ある日現れた異世界からの聖女様に王太子を奪われ、聖女への悪行三昧がバレて処刑される結末が待っている。 転生した先でもバッドエンドだなんて、冗談じゃない! 前世で夫との仲は冷え切っていたし、結婚はうんざり。 王太子殿下は聖女様に差し上げて、私はとにかく処刑されるバッドエンドを回避したい! そう思って領地に引っ込んだのに……王太子殿下が領地にまで追いかけてきます。 せっかく前世での子育てスキルを活かして、自由気ままに領地の子供たちの環境を改善しようとしたのに! 包容力抜群子供大好き公爵令嬢オリビアと、ちょっぴり強引で俺様なハイスぺ王太子殿下との恋愛ファンタジー!
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4.5真面目で誠実な孤児のリーナは、ひょんなことから後宮に就職。 リーナの優しさや努力する姿勢は、出会った人々に様々な影響を与えていく。 現実は厳しく、辛いことが沢山ある。平凡で特別な能力もない。でも、努力すればいつかきっと幸せになれる。 これは、そう信じて頑張り続けるリーナが紆余曲折を経て幸せになる物語。
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3.5気付くと、乙女ゲーム「王立学園の秘密の花園」の世界、ルビア王国の公爵令嬢ライラ・ヴィルヘルムに異世界転生。 困ったことに、ライラは王太子ヨハネスの婚約者で悪役令嬢。 幸せな未来を掴み取るため、10歳の王太子様にタロットカードで婚約解消を提案する。 「ヨハネス様との未来は、何度占っても『恋人』の逆位置。私たちは、愛し合わない運命なのです。愛する人くらい、自分で選びたいとは思いませんか?」 婚約を破棄される前に合意の上で解消させてやると思っていたのに、あれ、おかしいな……。 「恋愛の好きって感情がないのは当たってるよ。でも、君としゃべるのは少し楽しくなってきた」 少しずつ、彼との距離が近づいていく―― これは、異世界転生したライラと王太子ヨハネスが信じ合い、愛し合うまでの異世界ラブストーリー。
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4.4子爵家の長女として生まれたマリー。母は生後すぐに亡くなり、父は再婚。再婚相手の子、義妹のエミリアは美人で明るく社交的だ。 マリーは劣等感を抱きながら少女時代を過ごした。そこに、無慈悲で最強と言われる元帥のメルク公爵との婚約話が持ちあがる。けれども、噂ではかなり暴力的な性格で、家には愛人が4人もいるらしい。 結婚したくないとマリーが落ち込んでいると、部屋に義妹のエミリアが突然やってくる。 「冴えない性格に平凡顔で、みっともないお姉様」 そう言った義妹の手から放たれた眩しい光に全身が包まれると、斑模様のとても太った猫になってしまった。マリーは命がけで妹から逃げて―― ブサ猫になってしまった令嬢と冷酷無比で最強と言われる元帥のファンタジー系ラブロマンス、いまスタート!
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3.6「アリス、お前との婚約を破棄する!」 そんな声と共に前世の記憶を思い出した騎士団長の息子エクス。 夜会の会場にて今まさに王子の婚約破棄が行われているその状況で、彼は前世の乙女ゲームにて全く同じ展開があったことを思い出す。 あきらかに冤罪なのに、悪役令嬢を責める王子と他の攻略対象。そして、こっそりと不敵に微笑むヒロインを見たとき、彼は決意した。大好きな悪役令嬢を救って自分のものにしようと。 これは乙女ゲームの攻略対象の一人、騎士団長の息子に転生した主人公が悪役令嬢を溺愛していく甘いだけの物語。
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4.0誰だって、一度は試してみたい『異世界へ行く方法』。それが、ただ紙に『飽きた』と書いて眠るだけなら、お手軽&暇つぶしには丁度いい。 人生に飽きたわけではないけれど、平凡な生活に何か気晴らしをと、木間みどりはささやかな都市伝説を試して眠った。 そうして、目覚めたら本当に異世界! 目の前には顔の良い……自称お兄さま! どうやら木間みどりは、『婚約者である王太子が平民の少女に心変わりして婚約破棄された末、首を吊った』悪役令嬢の代役として抜擢されたらしい。 舞台から自主撤退された御令嬢の代わりに、「連中に復讐を」と願うお兄さまの顔の良さにつられて、ホイホイと木間みどりは公爵令嬢ライラ・ヘルツィーカとして物語の舞台に上がるのだった。
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2.9乙女ゲーム『キャンディと聖女と神秘の薔薇』の世界で前世の記憶を取り戻したりかこは、気づけばヒロインと敵対する悪役令嬢アナスタシアに転生していた。 記憶が戻ったタイミングはヒロインが運悪くバッドエンドを迎えた状態で、乙女ゲームの本編は終了済み。アナスタシアは婚約者である王太子とそのまま婚姻したものの、夫婦関係は冷めきっていた。 これ幸いとばかりに王太子との離縁を決意し、将来辺境の地で田舎暮らしを満喫することを人生の目標に設定。しばらくは自由気ままにアナスタシアのハイスペックぶりを堪能していると、なぜか人が寄ってきて……領地経営したり、策略や陰謀に巻き込まれたり。 さらには、今までアナスタシアに興味が薄かった王太子までちょっかいを出してくるようになり、田舎暮らしが遠のいていくのだった――。 バッドエンド後の悪役令嬢が異世界で奮闘するハッピーファンタジー、いま開幕。
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4.5転生して平和な島国アストレアの第三王子として、自由気ままに生きてきたエドワード。だが、女神によって召喚された聖女様の出現で、その生活は一変する。 精神状態が天候に現れるという厄介な聖女様の世話役に選ばれたのは、見目麗しい兄たちではなく、地味なエドワードだった。 女神様から与えられた使命を放棄して泣き続け、雨ばかり降らせる聖女様の世話なんて面倒なうえ、責任重大。 どうして泣くのかと理由を聞けば「彼氏が死んだ」。 ――そんな理由でお前は泣かないだろう。 分かっているんだからな。 その死んだ彼氏、前世の俺だから! 転生王子と聖女が二度目の人生をやり直す、異世界転生ラブコメ、開幕!
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4.0喫茶店に勤務していた料理好きの琴子。 自らレシピサイトを運営するほど料理にのめり込んでいたが、気付いたら異世界に迷い込んでいた。 異世界で食堂を経営している老婦人に拾われると、そこで得意の料理を提供することに。 あるとき、容姿端麗な騎士団長がやってきて悩みを聞くうちに、琴子はあることを決意する―― 突然の異世界転移でも得意の料理で生きていく異世界料理ファンタジー。
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3.2ルーランド伯爵家の長女マリアンヌは、リック・ルーランド伯爵が出征している間に生まれた上に、父親にも母親にも無い色見を持っていたため、その出自を疑われていた。伯爵に不貞と決めつけられ、心を病んでしまう母親。マリアンヌは孤独と共に生きるしかなくなる。 伯爵の愛人がその息子と娘を連れて後妻に入り、マリアンヌは寄宿学校に追いやられる。 卒業して家に戻ったマリアンヌを待っていたのは、父が結んできたルドルフ・ワンド侯爵との契約結婚だった。 白い結婚大歓迎! 旦那様は恋人様とどうぞ仲良くお暮しくださいませ! やっと自分の居場所を確保したマリアンヌは、友人達の力を借りて運命を切り開く。
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3.6突然、数千体という未曽有の魔物の襲撃が発生。ルイスウィーク王国の王都を守るため、大聖女レティシアは結界を張り続け……寿命まで削り死んでしまう。 大聖堂で最後の時を待つばかりだったレティシアの元に、竜との戦いで致命傷を負った第二王子ノアが戻ってきた。喧嘩ばかりしてきた第二王子ノアが突然、来世で結婚してくれとプロポーズしてきたのだった―― 命尽きたはずのレティシアは気が付くと、薬屋の娘に転生。18歳の時、記憶と一緒に聖女の力を取り戻す。問題だったのは、第二王子ノアが転生してすぐに記憶を取り戻して、同じように転生しているはずのレティシアをずっと探していたことだ。 今度の人生では、聖女の力とか国の運命とか、第二王子との結婚なんて、お断り。 転生した大聖女レティシアは決して、自分が元大聖女だなんて名乗り出ない。 なんとか平民としてのんびり生きようとする元大聖女と、婚約者の大聖女を転生してまで追いかける一途な王子様のやり直しファンタジー。
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4.0下町の食堂で働く紹藍(シャオラン)の趣味は絵を描くこと。 その画風は墨と水を使い濃淡で色合いを表現する珍しいものであることなどから、彼女は『下町の画聖』と呼ばれ可愛がられていた。 やがてその評判がきっかけで、蜻蛉省の副長官である江遵(コウジュン)から『皇帝陛下にお渡しするための見合い用の絵を、後宮で描いてほしい』と依頼させる。 その理由は一度も妃と顔を合わせない皇帝が妃たちに興味を持つきっかけにしたいとのことで……。 後宮のトラブルを墨絵で解決していく後宮お仕事ファンタジー、開幕!
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-なんでも私のものを欲しがる義妹に婚約者まで奪われた。しかも、その婚約者も義妹のほうがいいと言うではないか。 じゃあ、私は自由にさせてもらいます! さあ結婚もなくなり、大好きな魔道具の開発をやりながら、自由気ままに過ごそうと思った翌日、元凶である義妹の様子がなんだかおかしい。 ラノベとかスマホとオシとか、何を言ってるのかわからない。 あんなに敵意剥き出しで、思い通りにならないと駄々をこねる傍若無人な性格だったのに、どうしたのかしら? もしかして、義妹は誰かと入れ替わったの!?
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3.8錬金術の才能を買われ、平民でありながら宮廷錬金術士として認められたアイラ。 錬金術を使った調合によって、日々回復薬や毒消し薬、ダークポーションやポイズンポーションなどを精製していたが、平民を認めない第二王子によって宮廷錬金術士をクビになってしまう。 途方に暮れたアイラは、知り合いの宿屋の片隅を借りて薬屋を始めると、薬の種類と抜群の効果により、あっという間に店は大繁盛。 一方、アイラを追放した第二王子は貴族出身の宮廷錬金術士を新たに雇い入れたが、思うような成果は現れず、徐々に窮地に追い込まれていく。 起死回生の策を練った第二王子は思わぬ行動に出て――。 追放された錬金術士が大成功を収める異世界薬屋ファンタジー、いま開幕!
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3.0私、シャリアーゼは、どういったわけか人の余命が見える。 10歳の私の余命はあと70年。80歳まで生きるはずだった。 それなのに! 皇太子殿下と婚約したら、余命があと10年に減ってしまった! そんな婚約は辞めにしようとしたら、余命3年に減ってしまう! ちょっと! 私の余命60年を取り戻すにはどうしたらいいの? とりあえずの婚約をしたとたん、今度は殿下の寿命が0年に!? 一体何がどうなっているの?
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4.0小さな公国でのんびり自由に育ったレイリア。 ある日、自国の金鉱脈目当てに圧力をかける隣国から国を守るため、別の大国の王太子との縁談を受けることに。 しかし、その王太子には想い人がいて、レイリアに「当分は婚約者とする」「公の場に出るな」「隣国との問題が解決次第、婚約解消とする」などの過酷な十項目の条件を突きつけてきた。 「良かったわ。殿下に気を使う必要もないし」なんて気楽に考えていたら、殿下の態度がどんどん変わってきて……。 謎めいた王族とおてんばな王女が繰り広げる、うずうずキュンキュン異世界王宮ファンタジー。
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4.3王都から遠く離れた小さな村に住むラネは、5年前に出て行った婚約者が聖女と結婚する、という話を聞く。 もう諦めていたから、なんとも思わない。 どうしてか彼は、幼馴染たちを式に招待したいと言っているらしい。 王城からの招きを断るわけにはいかず、婚約者と聖女の結婚式に参列することになったラネ。暗い気持ちで出向いた王都である人と出会い、彼女の運命は大きく変わっていく。 不幸の中にいたラネが、真実の愛を手に入れる、ハッピーエンドロマンス。
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4.2侯爵家の一人息子アドニスは、顔よし、頭よし、家柄よしのキラキラ貴公子。 ただ、性格の悪さゆえに23回も婚約を破棄されていた。 もうこれ以上婚約破棄されないようにと、24番目のお相手はあえて貧しい田舎貴族の令嬢が選ばれた。 やってきた令嬢オフィーリアは想像を上回るポンコツさで、数々の失敗を繰り返しつつも皆にとってかけがえのない存在になっていく。 頑ななアドニスの心にもいつの間にか住み着いて……。 ダメっ子令嬢の頑張りが冷血侯爵の息子の心を掴んでいくハッピーエンドロマンス!
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4.4星獣を不当に使役した罪によって、突然、王太子ジョザイアに突然死刑を宣告された侯爵令嬢セレスト・ゴールディング。 使役していたハリネズミの星獣スピカを奪われ、氷の針で全身を貫かれ……意識が失われていく中で、最後に聞こえたのは獣の咆哮だった。 気が付くと、10歳の姿に戻ったセレスト。これから起こる不幸な未来を変えるため、星獣使いの軍人フィル・ヘーゼルダインと結婚することを思いつくが……。 これは、10歳に死に戻りした侯爵令嬢と生真面目将軍の仮初め結婚から始まる物語。
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-侯爵令嬢キーラ・ヴィ・シャンディスは、婚約者のレグルス王から婚約破棄を告げられたうえ、無実の罪で地下牢に投獄されてしまう。 失意のキーラだったが、そこにリュジーと名乗る悪魔が現れ「お前の人生をやり直すチャンスを与えてやろう」と誘惑。迷ったキーラだったが、あることを条件にリュジーと契約して人生をやり直すことに。 2度目の人生では、かつて愛されなかった婚約者に愛されるなど、一見順調な人生に見えたが、やり直した人生にどうしても納得できなかったキーラは、最初の人生に戻すようにとリュジーに頼むのだが……。
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4.5『推し』、それは乙女にとって最も尊く、憧れの存在。 「私の推し……クライヴ様は本日もなんて素敵なのでしょう」 クランベル王国の大貴族――モルガー公爵家の末娘アリスは、ふたつ年上の近衛騎士候補を眺めて静かに呟いた。クライヴはアリスの幼馴染で、モルガー公爵家の隣に住むレイラン子爵家の次男。彼は、王宮の中でも最難関と言われる近衛騎士の試験合格を目指し、現在はレイラン家の庭で自主練習の身だ。屋敷が隣同士ということもあり、アリスは頻繁にレイラン子爵家に出入りしていた。 そんなある日、クライヴが突然訪問してきて、「魔物討伐のためにしばらく会えない」と告げられる。推しのクライヴが前線で命を落とすかもしれない。そうした事態にいてもたってもいられなくなったアリスが神に祈りを捧げると――。
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1.0精霊王、オルフェンによって作られたこの世界では誰もが精霊の加護を授かり、その力で生活を豊かにしていた。 どんな者でも加護を授からない者はいないはずだった。……ただ、一人を除いては。 父は英雄と呼ばれるギルド長。妹は精霊に嫁ぐ名誉を賜った乙女。その息子であるディアンは、誰からも嗤われる落ちこぼれ。 騎士になるように言われ続け、努力し、それでも実力は伴わず。『精霊の花嫁』になるのだからと甘やかされる妹の態度に不安を募らせ、苦言すれば父に怒られる日々。 本当にこのままでいいのかと葛藤するディアンはある日、父によって自分の成績が改ざんされていた事を知ってしまう。 全てはディアンを騎士にするためだった、とは納得できず。反抗したディアンは家を出ることを決意する。 その晩、魔物に襲われた彼を助けたのは……不審点しかない男と一匹の狼だった。 これは、他者の欲望に振り回され続けていた青年と、彼と旅を続けることになったおっさんが結ばれるまでの物語である。
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4.2グラス森討伐隊で働く聖女シーナは、婚約者である第三王子にお気に入りの侯爵令嬢を虐めたという理由で婚約破棄&追放を言い渡される。 その瞬間、突然、前世で日本人であった記憶を思い出す。 自分が搾取されていたことに気づいたシーナは喜んで婚約破棄を受け入れ、可愛い侍女キリのみを供に、魔物が蔓延るグラス森に一歩踏み出した―― 虐げられていた追放聖女がその気もないのに何となく勝ち上がっていく異世界転生ファンタジー、開幕!
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1.5聖女フラフレは地下牢獄で長年聖なる力を搾取されてきた。 しかし、長年の搾取がたたり、ついに聖なる力を失ってしまう。 利用価値がないと判断されたフラフレは、民衆の罵倒を一身に受けながら国外追放を言い渡される。 衰弱しきって倒れたところを救ったのは、隣国の国王だった。 目を覚ましたフラフレは隣国で手厚い待遇を受けたことで、次第に聖なる力を取り戻していくのだが……。 これは、どろんこまみれで農作業を楽しみながら、無自覚に国を救っていく無邪気な聖女フラフレの物語。
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4.0スラム街で貧しいながらも家族とささやかな幸せを享受していたレーナは、突然現代日本で生きた記憶を思い出した。清潔な住居に種類豊富な美味しいご飯、たくさんの娯楽。そんな快適な生活と現在の環境を比べてしまい、スラム街の酷い生活にどうしても耐えられなくなってしまう。 吹けば飛びそうなボロい小屋で虫と共同生活なんて、元日本人の私には耐えられないよ! せめてもう少しだけ快適な生活を、外壁の外であるスラム街じゃなくて街の中には入りたい。そんな望みを持って行動を始めたら、日本人だった頃の知識で生活は思わぬ勢いで好転していき――。 人並みの快適な生活を求めた元日本人の少女が、着実に成り上がっていく異世界ファンタジー開幕です!
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3.0震えながら殿下の腕にしがみついている赤髪の女。 怯えているように見せながら私を見てニヤニヤと笑っている。 あぁ、私は彼女に完全に嵌められたのだと。その瞬間理解した。 口には布を噛まされているため声も出せない。 ただランドルフ殿下を睨みつける。瞬きもせずに。 そして、私はこの世を去った。 目覚めたら小さな手。 私は一体どうしてしまったの……? これは死に戻った主人公が自分の意思で第二の人生を選択する物語。
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4.8両親の死で子爵家最後の跡取りとして残された1人娘のサーシャ=サルヴェニア。しかし、子爵代理の叔父はサーシャに仕事を丸投げし、家令もそれを容認する始末。 ここは、交通の便がよく鉱山もあり栄えている領地だったが、領民の気性が荒く統治者にとっては難所だった。 そのためサーシャは、毎日のように領民に怒鳴られながら、馬車馬のように働く羽目に。 そんなへとへとに疲れ果てた18歳の誕生日、婚約者のウィリアムから統治について説教をされ、ついに心がポッキリ折れてしまった。サーシャは、全てを投げ捨て失踪するのだが……。
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3.0「大聖女 フーリアを国外追放とする」 高らかに宣言されたのは、第一王子クロードが一命を取り留めた後のことだった。 批難の声も上がっているが、国王陛下より下された命が覆ることはない。フーリアの功績は大きいが、不敬罪であることも事実。 瀕死の王子を助けるべくフーリアがとった行動は、王子を薬釜に入れて煮込むという方法だったのだ。 フーリアは異議を唱えずに国外追放を受け入れ、養父母の墓参りのために遠い国を目指すことにしたのだが――。 追放された大聖女がもふもふと旅するハッピーエンドファンタジー!
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3.7元婚約者の皇太子と、浮気相手の聖女に嵌められ断罪されたイリス・タランチュランは、冷たい牢獄の中で処刑の日が刻一刻と迫るだけの絶望に満ちた日々を送っていた。しかしある日、夢の中で白いウサギの神様に「やっぱり君を聖女にする」と告げられる。目を覚ますとイリスの瞳は、聖女の証である“ルビー眼”に変化していた。 イリスは牢獄で知り合った隣国の大公子と聖女の身分を利用し、自身の立場を逆転していく! 元悪役令嬢の華麗なる大逆転劇、ここに開幕!
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-ティアは神殿で働く身寄りのない下働きの少女。神殿では聖女様からいびられ、他の人たちからも冷遇される日々を送っていた。 ある日、濡れ衣を着せられて神殿から追い出されてしまい、行く当てもなく途方に暮れていると、ふさふさの白い毛をした大きな狼が姿を現し……!? ふとしたことでもふもふの神様の加護を受け、聖女の資格を得たティア。 でもあんな神殿など戻りたくもなく、神様と一緒に旅に出ることにした。 もふもふの神様と元気な少女が旅する、ほっこりファンタジー開幕!
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1.7公爵令嬢メリッサが10歳の誕生日を迎えた少し後、両親を亡くした同い年の従妹アメリアが公爵家に引き取られた。その日から、アメリアを可愛がり世話を焼く父、兄、祖母の目にメリッサのことは映らない。 そんな中でメリッサとアメリアの魔力の相性が悪く反発し、2人とも怪我をしてしまう。魔力操作が出来るまで離れて過ごすようにと言われたメリッサとアメリア。父はメリッサに「両親を亡くしたばかりで傷心してるアメリアを慮って、メリッサが領地へ行ってくれないか」と言った。 必死の努力で完璧な魔力操作を身につけたメリッサだったが、結局、16歳になり魔力を持つ者の入学が義務となっている魔法学園入学まで王都に呼び戻されることはなかった。 そんなメリッサが、自分を見てくれない人を振り向かせようと努力するよりも、自分を大切にしてくれる人を大事にしたら良いのだと気付き、自分らしく生きていくまでの物語。