あらすじ
仕事中に倒れてしまった宮廷薬師シュゼット。目覚めると、遠い憧れの存在の魔法師団長グランジェークに看病されていた。甘く名を呼ばれて困惑するシュゼットに彼は言う。「俺たちは恋人同士だった」と。シュゼットは何者かに魔法薬を飲まされて彼との思い出だけを忘れてしまったらしい。クールだったはずの憧れの人の溺愛がすごすぎるんですが、私に何があったんですか!? 記憶喪失の薬師と愛情過多な魔法師団長様の溺愛ラブコメディ! ※電子版はショートストーリー『休日の朝』付。
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犯人は…
事件の犯人はそう単純でもなかった。が、どんな理由であろうと正当化出来ない。
と言うより、同情の余地なしでした。
主人公シュゼットはどうしてこんなにも愛されているんだろう?と思っていたけれど、納得。この流れでは好きになります。
ヒーローグラン様の重い愛ももはや仕方がないですね。
続編は出たらたぶん買います。
誰が、なんの為にヒロインの記憶を消したのか。
ミステリータッチの展開が心地よく、愛が重たいヒーローとの掛け合いもとっても楽しい。
事件の真相はというと、何とも自己中心的な犯行理由。犯罪者の心理なんて理解したくもないが、理不尽な憎悪を向けられたヒロインの気持ちを思うと悲しみしかない。
その背景や主人公両サイドの過去もなかなか複雑だったが、仄暗さと軽快さが絶妙にマッチしたストーリーは最高でしかない。
ラストはほっこり。面白かった!
先生の作品はやはり面白いです
有能な薬師のジュゼ。なにやら魔法薬を飲まされて二日間倒れて眠っていたら、恋人に関することだけ記憶からすっかり消えていた。憧れの人の溺愛モードが信じられないのに二日後には結婚式!しちゃいました。本人にしてみればドタバタの中あれよあれよと事が進むが理解が追い付かない。
誰が 何のために どんな魔法薬を飲ませたか。憧れのグランジェークが「2年前から恋人で、もう一緒に住んでる」と言うが、彼が恋人だという事だけが記憶から抜け落ちてるので、気持ちも追い付かない。
謎が多い中、クールで大人なはずのグランジェークの甘々がいい感じに笑わせてくれる。普通ならきっとストーカー事案なくらいの溺愛がサラッと流されてる(笑)
犯人も動機も理不尽で、一生懸命生きて人に寄り添っていても、妬みそねみはどこかしらからわいてくるのだと思った。犯人へのざまぁは……もっとしてやった表現が欲しかったかも……、ジュゼには秘密で。
ミステリータッチで、溺愛。面白かった。
ままならない自分の恋心を、他人を陥れる事で解消しようとするなんて、それは、愛じゃない。
ヒーローの溺愛が凄まじくて、ちょっと引いたけど。
何があっても、ヒロインを信じるヒーローが、素敵。