山田さんのレビュー一覧
レビュアー
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購入済み
イチオシのラブコメです
変態たちと出会い徐々に変態に染まっていく主人公と主人公を慕うヒロインたちのラブコメ。絵が綺麗でとにかく引き込まれます。まず出て来たのはサドとマゾ。両者とプレイをして満足させられる聖くんはなかなかの素質を持っています。
ヒロインがみんな可愛いので、どんどん先が気になりますよね。それにしても性癖で悩みを持つ女の子たちの心を溶かし付き合っていく聖くん、コミュ強すぎますね。
唯一気になる点は、ヒロインである佐渡さんが1話目でおっさんに秘部を舐めさせていたとこでしょうか。ラブコメでこれはヤング誌ならではですね。好き嫌いが分かれるところだと思います。 -
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購入済み
大団円
始まってから最後まで、ずっと面白かったです。
最初から示されていた唐傘との戦い、そして兵馬とぼたんの結婚を軸に一本筋の通った話で無駄なく、そしてそこにある人たちの変化や躍進がしっかりと描かれていました。兵馬は視野を広く付喪神との関わり、塞眼としての使命を学び、ぼたんは兵馬との関わりを経て他者との関わりを学び、門守や八衢、辻とそれぞれの陣営で人間的な成長が見られたのが本当によかったです。12巻の絶望的展開から最後までは特に、その成長が引き寄せた必然の勝利だったと思います。
画力もストーリーも至高でこれ以上ない素晴らしい作品だったと思います。後日談とかもあったら嬉しいですが、きっとみんなこれから先 -
ネタバレ 購入済み
向かい風が追い風に
絶望しかない状況が少しずつ、少しずつ変わって来ています。各所で唐傘の討伐にかかる、婚礼調度、八衢、辻、門守、兵馬。それぞれに頼もしい援軍が。何より討伐隊の敗北で食われたと思われていた椿が戻ってくるのが激アツでした。前巻の見開きページで椿だけ唐傘に喰われたメンツの集合絵にいなかったのでもしやと思っていたのですが、そのあとの椿の唐傘ぐるぐる目が写ってもうダメだと思っていました。
ありがとう椿、今回も美しかったです。
あと黒檀が少しずつ好きになって来た自分がいます。戦う理由がまっすぐなんですよね菫ちゃんパパ。 -
購入済み
超バトル
敵は八衢、菫ちゃんは利用されていただけだった。考えうる限り最悪のパターンでしたが、相手の言うこと、その野望は意外にも納得できるようなものでした。塞目になることは不幸で、付喪神を倒すことに一生を費やすことは馬鹿ばかしいのだと。確かに一理あります。まあそのための手段が最悪だったから兵馬は激怒したわけですが。これが八衢の真意なら何というかその背景を考えようとすると、少し共感できてしまえそうなのがやるせません。
戦闘シーンはめちゃかっこよかった10巻でした。 -
購入済み
時代が早すぎたとしか…
青のフラッグやバディストライクのKAITO先生の生み出した名作。ジャンプNEXT、WJ本誌と2度の読切を経て始まった連載版。読めばわかる。面白いです。
連載当時、毎週夢中になって読んでいました。小学生ながら、親に切手をせがみアンケートも出していました。
歳を経て改めて、すごい作品だなと思います。
ラクロスという少年誌ではあまりフィーチャーされない作品を題材に、サッカーで挫折を経験した主人公がマネージャーとして関わっていく。
周りのいい友人や、一筋縄ではいかないラクロス部の女子部員たち。
人間関係の描き方や表情の魅せ方は本当に脱帽です。ただ少年誌でやるには少し早かったか。全5巻で終了。 -
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購入済み
購入済み素晴らしいコミカライズ
アニメの途中までしかコミカライズされなかったことが残念でならない。話の流れこそ一緒だったが、アニメとはまるで別物。キサラの内面や戦闘シーンの描き方など、漫画だからできる表現をこれでもかと詰め込んだ、まさに漫画版engage kiss。出来が素晴らしかったからこそ短期で終わってしまったことが悲しくてならない。描き下ろしも期待したがそういったものも特に無し。
この作品、アニメ、ゲーム、コミカライズもこれにて全て終了。メディアミックスとしての展開はもう望めないのだろうか。本当に素晴らしい作品だっただけに、続きやスピンオフなどを望まずにはいられない。またどこかでengage kissの新展開に出会えま -
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購入済み
駆け足ながらも
短期連載特有の早足な終盤でしたが、それを感じさせない密度の濃い話でした。面白かったです。
最初に助けられなかった女の人が、最後に主人公を助けてくれる。とても涙腺にくる展開でした。ヒロインは一途に主人公を信じる良い子でしたが、活躍らしい活躍が見られなかったのは少し残念ですね。連載が長く続けば彼女の新たな一面も見ることができたんでしょうか。未回収の伏線もどれも気になるものばかりで、終わってしまったことが悔やまれますね。しかし、石山先生も今他誌で龍とカメレオンをヒットさせていますし、今後も躍進されることでしょう。
才能を感じさせる傑作でした。歪のアマルガム、自分は大好きな漫画です。 -
購入済み
可能性は感じた
コミックス全3巻、新装版にして全2巻。内容が内容だけに少年誌では伸び悩んだというのもわからなくはありませんが、美麗な絵、魅力的なキャラクター、作者のポテンシャルを感じずにはいられませんでした。連載当時は終わったことが受け入れられなくてしばらく引き摺ったものです。
作品の終了が決まったのか、終盤の展開はかなり急。まくら引越し→計祐が追いかけて結ばれる→そして先輩は泣く。
すすのさんはきっと3人目のヒロインになるはずだったんだろうなーとか、青春部活ものとしてやっていく路線もあったんだろうなーとかいろいろと先の構想を妄想せずにはいられませんでした。
先輩に至っては初めての恋で浮かれに浮かれてた -
購入済み
告白します
連載当時小学生だった自分。この作品が大好きだったのに、初々しい感じのラブコメでしかもすこしえっちだったので周りにこの作品を好きだという気持ちを言うことがないまま隠れて読んでいました。
アンケートを出すのも憚られ、気づいた時にはこの作品は終わっていました。好きだからこそ、ちゃんと応援をしないまま作品が終わってしまったことは後悔としてずっと自分の心に残っていました。
大学を卒業した今、周りを気にせず胸を張って言います。この作品が好きです。新装版ということで絵柄ははねバドっぽい感じがしますね。年月の重みも感じながら噛み締めて読ませていただきます。積年の気持ちを込めて。 -
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購入済み
購入済み嘘つきばっか
恋愛リアリティーショーが題材の四角関係ラブコメ。1人のプレイボーイが3人の女の子の間で揺れに揺れる…って感じでしょうか。業界に染まりきったが故に全員が嘘を巧みに使ったり、時に本音で語ったりとちょっとした心理戦気分も味わいつつ、扇状的な場面もたっぷりでドキドキしながら読みました。
主人公は嘘つきを自称する小心者、他3人はかなり根深い嘘をつき続けていたんだということがわかります。三者三様の魅力はあると思いますが、個人的にはエマがダントツで乙女だと思いました。
それにしても黒髪清楚ヒロインさんは…なんというか名前がすごい既視感。福圓美里の声がしそうな名前だなぁと。空飛ぶ靴でも持っているんでしょう -