あらすじ
“付喪神”それは魂を宿した器物――人ながらその身に“稀人”を宿し“憑坐”として生を受けた少女・ぼたんと、人ながら付喪神を常世に導く“塞眼”として生きる青年・兵馬。良縁を紡ぐ二人の前に現れた唐傘。その襲撃の代償はあまりにも大きかった。ぼたんを攫われ、仲間を失った塞眼たちはぼたん奪還へ向け新たな決意を固める。塞眼と唐傘の全面戦争の幕がいま上がる――絆と恋の付喪ノ語り、狼煙が上がる第十三巻。
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Posted by ブクログ
「はい」
…強いわぁ…ホント強い。
真っ直ぐでブレない。
憎しみや後悔はなく。
ただ前を向いて、ひたすらぼたんの下へひた走る。そのために超えるべき壁として造兵と対峙する兵馬。
もう、強くてカッコいい以外に言う言葉が無い。
他の皆も決意と覚悟を持って最終決戦に臨み、そして大活躍。
藁座廻は強大な敵ですが、新たな策と技もあれば……って、そうなりますよねぇ。そうだよねぇ…。
きっついわー。
それにしたって相変わらずの絵の強さ。
縦横無尽に切り替わるカメラワークとでもいうべき構図。力のこもりまくったポーズ。キャラの眼光。
圧が凄過ぎます。
…アニメ化、ホントにめでたいですが、「これ」をアニメ化できるの…?
追い詰めちゃいけない
こういう手合いは追い詰めてはいけない。追い詰めれば次が来るから。絶望しろと唐傘どもは言う。それにたる逆襲が次巻にあるんだろう。恐ろしいね。
戦いは激化し。
唐傘はなぜ生まれたのか、真の目的は何なのかが判明します。
敵の本拠地へ攻め入り、各個唐傘を倒すべく別れる仲間たち。
兵馬は唐傘に取り込まれた造兵と対峙します。次期当主vs現当主の一戦はどんな結果になるのか。
婚礼調度と八衢親子はそれぞれ唐傘と戦闘になりますが、その力の差は大きく――。
あぁ、次巻が待ち遠しい。