あらすじ
常世より迷い出でた“稀人”が憑きし心ある器物“付喪神”―― 人ながら稀人を宿すことで“現人神”となり得る少女・ぼたんと、付喪神を常世に帰すことを生業とする青年・兵馬。ぼたんを現人神として覚醒させようと目論む唐傘の襲撃を乗り越え、絆を深める二人。だが、現人神の存在を巡る疑惑が束の間の平穏に影を差す――思い合い、計り合う。絆と恋の付喪ノ語り、信念と決意が交錯する第九巻。
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戦闘は少ないが物語が動く
もののがたり一巻で、ぼたんの後ろにワラワラ出てきた付喪神たちが満を持して再登場! お前らあんなワクワクする登場するからずっと待ってたぞ! さぁどんな動きをしてくれるんだ!?
と思わせてくれた巻でした。
大きな局面に繋げる話であり、少しストレスを感じる場面もありますが大事な話です。
個人的には菫の母親が衝撃的でした。
悪い方向へ
菫ちゃんは悪い人ではなかったんでしょう。命を受けて尚そのあり方はまっすぐで嘘をつけないといった印象を受けました。
逆に他の輩は結構ヤバめです。状況がどんどん悪い方向へ向かっているような気がします。菫ちゃんのご両親、八衢は一体何を狙っているのか?敵なのか?それとも。わからない、って怖いなぁ、と思う第9巻でした。