あらすじ
人と物。その狭間に揺蕩うのは“付喪神”。付喪神を導く塞眼の青年・兵馬と、付喪神を愛し、共棲する少女・ぼたん。そんな二人の前に立ち塞がるのは、己の在り処を常世に根差す付喪神――“藁座廻”。ぼたん救出のため黄泉路へ突入した塞眼達は、兵馬を“現人神”の元へ辿り着かせるため、散り散りとなって唐傘との戦闘を開始する。しかし天恵を得た藁座廻の真の力を前に、塞眼達は劣勢を強いられ――!? 絆と恋の付喪ノ語り、死闘演じる第十四巻。
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向かい風が追い風に
絶望しかない状況が少しずつ、少しずつ変わって来ています。各所で唐傘の討伐にかかる、婚礼調度、八衢、辻、門守、兵馬。それぞれに頼もしい援軍が。何より討伐隊の敗北で食われたと思われていた椿が戻ってくるのが激アツでした。前巻の見開きページで椿だけ唐傘に喰われたメンツの集合絵にいなかったのでもしやと思っていたのですが、そのあとの椿の唐傘ぐるぐる目が写ってもうダメだと思っていました。
ありがとう椿、今回も美しかったです。
あと黒檀が少しずつ好きになって来た自分がいます。戦う理由がまっすぐなんですよね菫ちゃんパパ。