山田さんのレビュー一覧

第一部完

自身の秘密を打ち明け、単独でゾンビとの死闘が始まる4巻。仲良くなれたと思ってた仲間から突き放されるのはちょっと寂しいです。深月が良いヒロインになってくれたのでまあ帳尻ということで。なんとか修羅場を潜り抜け、話はひと段落。原作ノベルはここで更新が終わっていますが、本コミカライズでは続きが見れるとのこと。来年まで少なくとも8ヶ月以上。楽しみに待ちたいと思います。良いコミカライズでした。

アニメもAT-Xでやるようなのでそちらもあわせて楽しみです。

怖い

敵、ゾンビの使う手が段々と知性的になっていくのが怖い。少しずつ首を絞められていくような怖さがある。そして内部の争い。現場にいたら神経擦り切れそう。
救いは深月が段々と行為にノリノリになってくれているところでしょうか。しかし締めが…。次回、波乱の予感がします。

合流

ゾンビパニック後の世界で、人の集団に合流。ここからはチームプレイか、とも思われたが、やはり単独行動が目立つ主人公。新ヒロインの女医者さんが可愛かったです。端々で重い女感が漂っているあたりが最高。

落ちる時には一緒にいてくれ

一度踏み越えてしまえば境界は曖昧になって、なんだってできるようになる。たぶん好きな女のためなら主人公はもうなんだってできる。文芽は作者の前作的には報われないポジションなのだろうが、もし主人公が落ちていくなら一緒に落ちていってほしい。

鬼気迫る

話が進んだ、というほど進んだわけではないが、セルバン王の戦闘シーンが素晴らしかった。描き込みというか筆圧というか、とにかく素人目でも鬼気迫るものを感じるものだった。話も面白かった。数ページとはいえ結構キツめの陵辱を想起させるシーンがあるので苦手な人はご注意を。

違和感

作中で主人公の評価が上がるたびに疑問、というか違和感。弱肉強食の世界で弱く力のない優しさだけが取り柄の女々しい男がなぜモテるのか？主人公の魅力が伝わってこないのが作品を楽しめない結構な要因になってる感じがします。

なにゆえか

主人公、いいやつなのはわかったけどモテる理由は謎。顔がいいからか？ヒロインは最初だけツンツンしてたけど秒で陥落した。ツンツンだけでもダメだけど、即デレッデレになるのも風情がない。いい塩梅を出してほしいっていうのが正直な気持ちです。

普通

感想も何もタイトル通りの作品。心優しい、というか女々しい男が戦う力欲しさに悪魔を呼び出したら可愛かったので求婚。主人公もヒロインもチョロいため、カタルシスもなく、なんともいえない読後感。今後に期待。

なんか慣れてきた

NTR系のエロ目当てで購読してきましたが、なんか慣れてきたのか刺激が足りない、物足りないと感じるように。

出会った女をそのまま抱く、今巻はそんなんばっかであまり燃えませんでした。

やっぱ嫌がる相手を組み敷いてこそのNTRでしょう。次巻以降はしっかり満足させてくれることを期待します。

少しの不安とスピリチュアル

夏期休業も終わり。また新たな武術大会という目標が眼前に。

ウェンディの屋敷での話、休み中の出来事が綴られた巻でした。ウェンディの過去、仲の良かった召使の話が語られ、そこからウェンディが放った言葉がアルマークに刺さります。悪気がないとはいえ、少し辛いですね。休み中ずっと、もしかしたら今後もずっと引きずっていくことになるかもしれません。おいたわしやアルマーク。

地下での戦いがなぜ起こったのかちょっとよくわからなかったのでもう一度読み返す必要がありそうです。

もはや癖なんだろうね

かのかりの作者らしさというか手癖というか、登場人物の心の声、モノローグがめちゃくちゃ多く感じました。正直くどいです。絵と表情でわかることを全部言葉にしてくるし、言葉がコマに詰め込まれてるので情緒もなにもあったもんじゃありません。物語開始した辺りはまだ抑えめだったのですが、徐々に手癖で描いている感が出てきました。かのかり同様テンポが死んでます。あと主人公もどんどん和也化してます。序盤はかっこよかったのに、今は対して魅力を感じません。このかっこわるさを人間味と捉える方もいるとは思いますが、この主人公に期待することは人間味よりも主人公として、兄としての頼り甲斐、家族としてのかっこよさ、読者が憧れるよ...続きを読むうな、好きになれるようなかっこよさと複数のヒロインから思いを寄せられることに説得力をもたせる人間的魅力です。気持ちの揺れは確かにあっても良いかもしれませんが、主人公のかっこよさを十分に描写して物語を進めた後で人間味を書き加えても遅くはないと思います。現段階では必要性を感じませんでした。
また一つの話(デート回)を1冊をかけてやっているのに中身がスカスカ。せっかくのヒロイン(妹)とのデートも印象に残るのは終盤のやり取りだけでした。かのかりも本作も、ダラダラと引き伸ばしが流石に目につきます。せっかく漫画なんだから、字だけでなく、絵で魅せるってことも意識してほしいと感じた次第です。

あと表紙のヒロインさん、本編での活躍ゼロでした。なぜこの表紙にした…？

死んだ

死にました。するべきことは死ぬことでした。

過去回想から遺物を託されそれを活用して大勝利。のち死亡。次巻が気になる引きでした。ただ過去回想がイマイチ冗長というか読みにくく感じたのでこの評価です。

恐ろしいもの

主人公パーティーが最強の作品で主人公を脅かす存在とは何か。

大抵主人公が最強だと戦いも緊張感がなくこぢんまりとしてしまうものですが、例外がありました。

それは最強の味方が裏切るという展開。本人の意思に関わらず、強力な味方が敵になれば、寝首をかかれる。たったそれだけ。

裏切ったのがメインヒロインや主人公の側近ならこの裏切りによって起こされる波紋は絶大でしょう。

オーバーロードでもシャルティアが裏切る展開がありましたし、やっぱ味方同士の戦いは緊迫感が出てきますよね。

絶望顔

作者様がご体調を崩されたと聞き色々と心配していましたが、新刊が出て嬉しい限りです。どうか無理をなさらずごゆっくり養生してください…。

それはそれとして、今巻はアニメにおけるラストエピソード、アニスvsユフィの始まりになるわけですが、アニメとは異なる表現が胸を打ちました。アニスの行き着く未来を想像して曇るユフィ、ユフィの決断を聞きアイデンティティを失いかけるアニス、両者の絶望顔。これはこの漫画でしか味わえない見どころだと思います。色のついたアニメではなく白黒の漫画だからこそ、アニスがどう世界を見ているのかが伝わってくるような表現には脱帽です。

その雰囲気が他者に伝播し、ユフィが真っ黒になって...続きを読む、アニスが涙を浮かべながら白黒反転するシーンはおいたわしくて見ていられませんでした。こういうコミカライズならではの表現が見られると嬉しいですよね。

難しい

話自体は結構単純。百合ゲーに転生して、主人公とヒロインをくっつけようと悪役が頑張る話。

まあ案の定ゲーム展開を捻じ曲げ悪役主人公くんがヒロインから惚れられるわけですが。

話のテンポが良く面白いですが、作品独自の魔法？デバイス？などのオリジナル専門用語がまあ多くてちょっとよくわからない部分があります。これは人を選ぶかも。

あと地の文も一人称小説で結構読むのがキッツイと思う瞬間もありました。良い点、悪い点がそっちにある感じの作品です。気になる方はご一読を。

こがねざきさん。

事情を知る数少ない友人ポジション小金崎さんに悲しき過去。主人公の抱える秘密をすぐに察したのは過去からの経験があったからなんですね。

なんにせよ、主人公よ。迷うな。三股しろ。俺が思うのはそれだけだ。

これは…良い…

蛇川さんの印象が変わった巻でした。これまでは何を考えているかちょっとわからない部分がありましたが、家庭環境であったり幼少期の経験からくるもののようで、同情にも似た共感を抱かずにはいられませんでした。

これはゆくゆくは三角関係になる感じでしょうか。蛇川さんはいろいろ諦めてきた感じの人っぽいので、主人公に執着というか、独占欲みたいなものをもってくれるとうれしいなぁ…と。

らしくなってきた

ラブコメですよラブコメ。こういうのが見たかった。
マスクが外せないという価値観の中でラブコメをしっかりやっています。かつて斉木楠雄が鼻を隠す世界だったら？という例えを話していましたが、それを真剣にやっているのがこの作品なんだなぁと。どうなる？ここから。

やはり最凶の属性

再会系幼馴染はラブコメ屈伸の最強属性。

あくまで持論ですが、会えなかった間に相手側がずっと主人公を覚えているどころか、思い出を支えに今日まで生きてきた、みたいな重さがあると最強です。

しかしあくまでそれはその幼なじみがくっつく相手であればデス。すでに彼女が2人いる場合、その子は泣かざるをえないでしょう。

しょうがない、三股すっか。

1、2、3、4…

二股の後、妹と一悶着。あいもかわらずゆるーい主人公です。ヤバそうな展開があってもどこか軽いと感じるのが作品の良いところです。楽に読めます。

めんどくせえ

作品の良い点を挙げるのなら最初の仲間になるのが男、というかおっさんなところです。女だらけのパーティで主人公がヤレヤレしてたらさすがに3巻までキツくて読めなかったと思います。主人公めんどくせえです。友達になりたくないです。

なんだこいつ

なんだこいつ、という感想しか出てこない主人公。協調性、口の利き方をはじめとした礼儀、品性が無いクールぶってる変なやつです。全然好きになれそうに無いです今のところは。人に素っ気なく無礼な態度で接することがかっこいいと思っているのなら、流石にそれは人間として必要な要素が著しく欠けていると言わざるを得ません。かっこよく無いです。むしろダサいです。

ただまあ同行者がいい人なのはよかったな、と。

良くも悪くも

異世界ものの中でも古株の作品らしく、長らく続いているとのことで、序盤が安くなっていたので購入。

発売当時は真新しい作品だったかもしれないが、今の時点ではかなり古臭さを感じる。なんというか、なろうの異世界転生のテンプレ要素が詰まりに詰まった作品という印象。

ヤレヤレ系の協調性のない社会不適合者な主人公、チートスキルとステータス、1人で旅をして俺TUEEE展開。すでに食傷気味です。

続けて読んでいけばおもしろくなるのだろうか。

めでたいね

別行動→危機→帰還→日常

とテンポの良い第4巻。前巻であれだけ仰々しいことをナレーションしておいてあれだが、思った以上に別行動期間が短く感じた。

ただまあワイバーン戦のお人好し加減は割と好きです。

キリのいいとこで終わった読後感のいい巻でした。

痛い目を見るのか

ここまではなんだかんだでトントン拍子で進んできた主人公。初の別行動で痛い目を見ることになりそう。果たして再びヒロインの前に顔を出せるのか。

食戟？

食事パートが増えた。
まあ肉やスープを美味しそうに頂いているシーンは読んでいるだけでもなかなかに楽しいと感じる。パーティー仲も深まってきて、しかも安易に仲間を増やしたりしないのは結構良いかもしれないと思った。

ふつう

飛び抜けて面白いわけではなく、かといってめちゃくちゃつまらないわけでもない。普通という感想しか出てこなかった。作画担当の方がまだ発展途上なのかコマからコマ、ページからページの流れが唐突に感じることがあったりするのが読んでて気になったところ。ベオウルフに吹っ飛ばされたシーンは本気で意味わからんくて困惑しました。せめて黒ベタのコマを挟むとか、主人公の驚愕する顔のコマや周りの惨状を描写しないと、ただただ置いてきぼりにされるだけなので、もう少しコマ割りや展開の進め方を頑張ってほしいと感じた。
それはそれとしてヒロインは意外と可愛いと感じた。

わからんけど

神秘的なようで、そうでもないような。百合のようでそうでもないような。よくわからない作品というのが現時点での感想。次巻まで読み進めればわかるのだろうか。

比較すると

前巻よりも絵がずっと綺麗になったような印象を受けました。特に敵方のキャラクターをじっくり時間をかけて調教していくところはなかなかに見応えがあったと思います。

安かったので

値段がセールで手頃だったので購入。正直中身があまりない…とまでは言いませんが薄味なのは否めません。面白さよりもエロさ重視。そのエロもあまり好むところではありませんでした。次巻までは様子見です。

概ね満足

表紙が良いので表紙買い。

期待したものは見られたので満足です。ただ絵にムラがあるというか。良いところはすごく良くて、でもそうでないところもいくつかあって。痒いところに手が届かない感じもしばしば。

人それぞれ感じ方は違うと思いますので、少しでも気になった方はぜひ。試し読み範囲で感じることと、全編しっかり見て感じることはきっと違ってくるはずです。

ふっきれ

それぞれが吹っ切れた第3巻。積極的になったり、遠慮のない物言いになったり、探していた相手の所在に気づいたり、ヒロインがそれぞれ何かしらの前進がありました。

有利だと思っていた恋海に進展が見られず、個人的な勝者はゆかちゃんです。発情JC恐ろしや

大丈夫？

続々とクソやば女を量産していく主人公。口火を切ったのは覚醒したJC。押し倒してキスしました。

そして前巻からやばかったOL。ついに一線を越えるか？挿絵で美人さんなのはわかるからいいですが、文字だけ読んでるとキツさがやばいです。

個人的にはJCを推していきたいですが、主人公、喰われそうだな。

いいところが実にいい

穢れを知らぬ聖女たちにエッチなことを教える。

今回はよりいろんな女の子たちに、より様々なプレイを。少しずつマニアックになっていきますね。乱れる彼女たちの表情は実に素晴らしいです。ただ、まだ恋愛感情などが伴っているわけではないので、面白いかと問われてもただえっちなだけ。エロにはドラマがあるとより興奮するタチなので、早いとこ女の子たちとさまざまな感情渦巻くドロドロな関係に沈んでいってほしい。

ネットで稀に見る…

あれだ。これあれだ。エッチなことをしないと出られない部屋だ。

とある事情で異空間に迷い込んでしまった男女。そこから抜け出すためにはあることをする必要がある。

そう前戯。じゃなくて漸儀。すなわちエッチなことをしないと出られない空間。

はたして、主人公たちは異空間で勾玉を集め、真相に迫れるのか。乞うご期待！

なんじゃこりゃ。

見本市

異種姦の見本市みたいな作品。旅する主人公がいく先々でいろんな生物に犯され、時に孕んだり産んだりする話。ストーリー的な面白さはほぼなく、あるのはただ性的な展開を絶え間なく描写し続けるという狂気のみ。閲覧注意な作品です。下手に手を出すとえげつないシーンが夢に出てくるかも。

破滅へのカウントダウン

貞操逆転世界に転移した主人公が無自覚に周りの女の脳を焼き、暴走させる話。

コミカライズで作品を知り、先が気になったので原作の方を購入。ヒロインはみんな特徴が分かりやすく可愛らしい子が多いなという印象をもちました。ただツンデレ系OLさんはなかなかやばいです。ストーキングに貢ぎと、なかなかやべえことをやっている感じ。挿絵がなかったら冷や汗が出ていたと思います。

JCちゃんはかわいいです。1番応援したいですけど、理性がない分主人公を襲いかねない感じがやばいです。センターヒロインの恋海は普通にスタンダードに重い女で、その友達は横恋慕を苦悩してる感じが不憫でなりません。きっと今後も主人公被害者の会の...続きを読むメンツは増え続けていくのでしょう。アーメン。

読みやすいのでおすすめですよ。

良い。良いが。

前後編の後編。だいぶ待たされた感がありますが、それに見合う面白さではあったと思います。れな子のの掘り下げがしっかりとされていて、こういう道を辿ったから今の姉妹になったんだということがわかりました。遙奈ちゃんかわいいです。

しかし、なんというか物足りなさを感じているのも事実です。せっかく付き合ったのにイチャイチャは全然ないれな子真唯紫陽花。もっと絡んでおくれよ。特に紫陽花さん。うかうかしてると盤面がサーちゃんにひっくり返されるぞ。大歓迎だ。

アウト

第3のヒロイン朝華の巻でした。不変を望むとかいう鬼舞辻◯惨様みたいなヒロインだなぁと。恐ろしい子です。でもこういう依存度高めのキャラ、嫌いじゃないです。

実にらしい

本当の意味でライトなノベル作品だと感じました。

一人称小説で、苦悩しすぎず、かといって軽すぎず、登場人物たちの緩くて緊迫感のない、だけど要所は押さえた構成。非常に読みやすい、実にライトノベルらしい作品かと。

まあやってることは最低寄りかもしれませんが、それは外野が口を出すことではないですし、当の本人たちが幸せそうなのでいいでしょう。当事者が幸せであれば倫理観など捨ておけば良いのです。

そう、こと創作に限っては。

最高の漫画だったが…

何度も言うが2024年で最高の作品だった。この作品があまりに面白かったがために、ジャンプは日が変わった瞬間に電子で読むようになったし、毎週1話ずつ追っていくのが、キャラクターたちと一緒に前に進んでいる感じがして好きだった。

人生で初めて紙のコミックスを2冊ずつ買って布教をして、電子でも読むということをしたのがこの作品です。

最高の作品なのは間違いありません。残念なことといえば、終わるのが早かったことくらいか。ジャンプは日々いろんなヒット作を飛ばしていますが、カグラバチよりも、魔男のイチよりも私はグリーングリーングリーンズが面白いと思いました。

今後も考えは変わらないと思います。またいつか...続きを読むどこかで続きが読めるといいな。きっと難しいけど、それでも続きを熱望せずにはいられない作品でした。

ありがとう。

今度のGIGAの寺坂先生の新作読切も楽しませていただきます。

面白すぎる

2024年最高の漫画です。前巻は初心者の八重崎がゴルフにハマっていくのがメインでしたが、今回は実際にホールに出てゴルファーとして成長していく姿が見られます。

これまでやったことを活かして、失敗しながらも腐らず前を向いて努力をする。ジャンプ漫画にしては地味に写るかもしれませんが、この愚直で素直で、一歩一歩を踏みしめながら進んでいく感じがたまりません。

その成長には王賀、そしてオリバーの影響も大きいです。ゴルフをやるきっかけになった王賀という追いかける相手、互いの覚悟を知りゴルフを教授してくれるオリバー、ともに師事する相手として、なによりライバルとしても魅力に溢れたキャラクターだと思います。誰...続きを読むもが譲れないものがあって、そのために捧げているものがある。当たり前ですが他人の功績ばかりに目がいくと忘れがちになってしまうことだと思います。

他者への尊敬と、憧憬と、そこに食らいついていく研鑽のなんと大きく偉大なことか。

次巻最終巻。最後まで楽しませていただきますね。

2024年最高の漫画

個人的にですが、2024年で1番面白いと感じた漫画でした。誰もが抱えるであろう日々の「空っぽ」。それを真正面から突かれ、生き方を考えさせてくれる、そんな漫画です。ゴルフは知らなくても楽しめるし、キャラクターのドラマ、主人公の一歩一歩進んでいく感じがたまらない本格スポコンかと。

日々の空っぽに、満たされない何かを抱えている人すべてに読んでほしい。心を動かす漫画はここにあります。

全3巻。短いことだけが悲しいですが、ジャンプが生んだ傑作に間違いはありません。

心の声

相変わらず、主人公の心の声がうるさい作品でした。エヴァパロを始め、いろんなパロディが散見されましたが、こういったパロディは扱いをミスると反感を持ちかねないので注意が必要です。

まあそんなことより、最後の一文。よかったね。
次巻、どうなるんでしょうね？

厄ネタすぎる

逃げ出した前衛3人。1人はパーティー申請を勝手に出し、1人が逆恨みでついには襲撃・強奪に走るなど、おおよそ人として最低の部類です。あのパーティー、斥候と魔法使い以外は厄ネタすぎると思います。

主人公に悲しき過去

がありそうな予感。家、なんであんなに広いんでしょうね。なんでエプロンが家にあったんでしょうね。1人では持て余すような家に1人で住んでいる時点でいろいろ察してしまいます。でも面白かったです。

絵がものすごくいい

異世界召喚された男が現地の男を知らない女性たちに次々とえろいことをする話。そういうことに疎いシスターも、興味があるシスターも、ちょっと気が強そうなシスターもみんな分け隔てなく教えないといけません。大変だ。大変な変態だ。絵が綺麗だから魅入ってしまう。毎回ちゃんとそういうシーンがあるのは素晴らしい。しかも毎回プレイ内容が違う。きっとあなたの性癖に合ったプレイが見つかるかも！？

エ◯漫画の絵

転生モノで過剰なくらい性的な描写をぶち込んでくる作品は数あれど、こうもエロ漫画みたいな絵柄の作品も珍しい気がします。今のところ栗花落は不快感しかないし、主人公も気持ちの悪さがすごいので好きなキャラがいないです。次巻を買おうという気持ちはなかなかならないかもです。メインヒロインも空気だしこういう作品って絶望感だけじゃなくて、ある程度主人公もいい思いをしてバランスを取るべきではないかと思います。

先が気になる

聖女騎士と番いの聖女。2人一連托生の関係。主人公はうっかり一夜の過ちを犯し、3人のうち誰かと関係をもってしまった。本当なら任命式までは関係をもってはいけないのに。番いの聖女を見つけ出し、かつそれを隠し通すことができるのか。ファンタジーラブコメにミステリっぽい要素が入ったなんとも味わい深い作品。絵が少々丸みが強くて迫力や臨場感に欠けるところもありますが、面白さはそこそこ。先が気になる作品です。

作品名から受ける印象とは結構…

よくある奴隷解放ものかと思って購入。いい意味で予想を裏切られる結果になりました。周りから盗賊というだけで偏見の目で見られる主人公ハリス。よくあるなんちゃって不遇職が実は有能みたいなn番煎じすぎて味のなくなった展開ではなく、生々しい爪弾きが主人公への見る目が変わりましたし、ティアナとの何気ないやりとりがとても心温まるモノだと感じました。実はすごい能力でイージーモードの偽善ではなく、細かな気遣いが感じられるセリフや行動が、主人公に対する心象の良さにつながっていると思います。
絵も綺麗で非常に読みやすい。

迷ったら買え、とだけ。