富井さんのレビュー一覧

ヒーロー/ヴィランに救われた者

ホークスとトゥワイスは、それぞれヒーロー/ヴィランとしてしか居場所がなかった者達なので、似ているようで噛み合わないもどかしさがある。

トガちゃん、最期まで相手の欲しい言葉を掛けてあげられる子。

ミルコ、生き方も考え方もヒーロー過ぎて、惚れる。

周囲の人が結構ちゃんと見ている

主人公の矢口がDQN扱いされていたり、他にもユカちゃんや美術部員の趣味とか第一印象が個性的/強めのキャラが多い。でも、自分の思っていることを言葉に出来る人が多かったり、人の中身(努力や性格)をしっかり見ている人が多い印象。
例えば1話に「これ、早朝？」って当てた友人とか。絵について気になり出している矢口に対して3人のコメントもからかうより肯定的なコメントだし。
母は自分の願望押し付けるタイプで今後揉めるかと思ったら、間接的に息子の努力認めていて、息子の思いも汲み取れる親なのかとちょっと驚いた。

全体的に空気感も、言葉選び(無音の絶叫とか)も好きなので、今後どうなるか楽しみ。
ひとまずアニメ見...続きを読むます。

15年以上前の作品だけど

年下の旦那にコーヒー入れさせている辺り、潤母強い。
家政「婦」でなく家政「夫」の柴田さん等、作品自体は結構前だが、性別云々の縛りが少ない作品な印象。
一郎の変人体質、ちゃんと理由があったのね(それはそう)。

頑張れ聖女

普段の姿も素敵だが、ポニーテールで明るい雰囲気が増した聖女様もいい。
普段は牧師に頼りきるところが多いけど、聖女なりに僕のために自分に何ができるか四苦八苦する場面があるのもこの作品のいいところ。

壁になりたい

黒牧師ってタイトルにも書いてあるから、腹が黒かったり汚れ仕事やっているんかと思ったらどっちも白だった。
癒されるので教会の壁になってほのぼの空間を見守りたい。

欠けていく二階堂と杉元

杉元と会う度に兄弟を喪い、耳を喪い、足まで失った二階堂。喪う度に精神も退行している。はよ誰か兄弟に会いに行かせてやってくれ。

戦いの中で生きていくうちに故郷で過ごしていた頃の日常を喪いつつある杉元。
いつかアシリパさんと干し柿をヒンナヒンナしながら食ってくれ。

アイヌの女は強い

旦那を殺されたアイヌが最終的に囚人を殺していて、厳しい環境下で生き抜いてきた勇ましさみたいなモンを感じた。

牛島はたまに人なのか分からなくなる。
杉元、ある意味名誉挽回できて良かった。今回はええ声していた。

囚人じゃないけど変態

江渡貝は人殺したりはしていないが、作中屈指の変態だった。
でも、本当に人の皮を加工品として扱って色んな道具にして愛でていたモデルが実際にいるから尚怖い。

牛島とアシリパの再会のやりとりが好き。

予想外なことばっか

まさかゴールデンカムイで同性愛が拝めるとは…THE・おっさんズLOVE…。
下半身に刺青してあるとは思っていなかったし、そのバラシ方の間抜けさも面白い。

爺がかっこいい漫画

土方歳三。あらゆる作品でかっこよく描かれているが、老年の土方歳三も格好いい。史実で新撰組がよく使っていた戦法も描写してくれるし、歴史の勉強にもなる。

辺見和雄

本編でも十分変態だったが、単行本のおまけ漫画でも何やってんだ。しかもアシリパさんの前で。杉元に殺されるぞ。殺されていたわ。

髪型と傷口が変わっただけでモブから卒業した尾形。色気がある。

奇人囚人が続々登場。

二瓶は序盤の囚人の中では一番好き。狩る側として獣への敬意も感じられる。
牛島は対銃器相手じゃ難しいが、近接戦では、ここから大きく人を外れ始めたな。
辺見、二瓶が比較的まともだった分、より変態度が際立つ。

白石という男

白石が仲間に加わった！

戦闘能力はないのに、ボケも出来て潜伏調査もできて、脱獄もできて、作者にも弄ばれ、読者にも弄ばれ、もぐら叩きのもぐら役もできる(夢だけど)。汎用性が高い男。

モブもいいキャラしている

鶴見中尉も大分イカれたお方だが、熊相手に逃げ出さないだけでなく、攻撃食らっても立ち向かうわ、顔が剥げて自分は死んでも熊を倒しきるわ、一兵一兵も大分イカれた強者。

闇鍋漫画

アイヌ文化やグルメを学びつつ、時に重い話やクソどーでもいい話、ギャグ満載な展開、なんか色々ある話。感情処理がとても忙しい。

首撃ち抜かれても相手に突進していく様子から、この主人公死ななそうの具体例を序盤から見せてくれる杉元。頼もしい。

16年前か…そうか…。

どんな理由があろうと営業妨害はしたらあかんとか思ったのは、己が大人になったからか、社会が色々厳しくなったからか。
昔を懐かしつつ、以前とまた違った感想を抱きながら読み進める。

昔購読していた。懐かしい。

1巻から結構進藤さん相手に歯に衣着せぬ物言い多いなと思ったが、下げてから相手を持ち上げる言動が多い気がする。一郎とのコンビも好き。

一番男前/女々しいキャラは

主要キャラ5人の中で一番男前なのは木々。
一番女々しいのはミツヒデ。

10巻で浮き彫りになってしまったな…。
まぁ、主要キャラほぼ皆男前だけど。白雪含め。

総力戦で病に立ち向かう

今ここで俺が王城に仕える薬剤師の言葉を捨て置いてどうする。

私達は一度でも偽れば誰の力にもなれなくなります。

コロナ禍になってからこの話を読むと、より、これらの言葉が見に染みてくる。

オビ好き読者尊死回

次は探しに来てならんからな

ちゃんと戻らなくてごめんね。もうしないよ。

分かってたまるか

等々。1話内のちょっとした言葉選びに何度殺されかけたか。

次は皆大好きリリアス回！

髪が伸びたら

髪が伸びたら見せに来てくれ、云々の台詞のやり取りはラジ王子じゃなきゃ成立しないよな。見送りで一礼する姿からもまた成長の兆しが見えた。

にしても薬の影響で紳士になったミツヒデが面白い。それを語録としてメモを録り、後に再現するオビも良き。

モブが好き

タンバルン王国の王宮勤めの人たちの1コマ。何気ないけど、王宮では粛々と業務こなしていながら、裏では喜怒哀楽全面に出して盛り上がっているのも見ていてとても楽しい。非番なのに白雪とラジの見物しに来ている衛兵も面白い。

ラジ、大きくなって

白雪の事態を知ったゼンがラジを責めるような言動をしない。ラジから謝罪を言う。ここだけでも2人が王家としての矜持(人を預かることの重要性)とか関係性がプラスの方向性に向かっているのが分かるシーン。

最後の称号のネーミングセンス、ラジらしい不器用さもありながら、自分の武器をいい方に全面に押し出している。1話の時は自分の名前だして、見た目の珍しさから白雪を城に呼び寄せようとした奴とは思えない。でっかくなったなラジ王子。

オビと白雪

渡り廊下での何気ないやりとり。
オビが白雪に対して新鮮な気持ち抱いているのが伝わる。

ミツヒデがいい兄役

アトリの件、救いはなかったのか…なかったか…そうか…。

ミツヒデが何であんなにゼンに対して過保護になったか分かる回。皆成長していく。

イザナ殿下が悪殿下じゃない

領土問題の時といい、イザナ殿下が悪役じゃなく、善き王家の人間として描いていて、憎めないと言うか寧ろ好き。
門番も好き。

白泉社の赤髪主人公、皆強い

脅されてもすぐにゼンに頼らず、まずは自分で相対する白雪が好きです。

試験の時の王子に手伝わせた理由をさも当然と言う白雪の胆力の強さがこの作品の良さでもある。

各々の成長巻

皆が負けたからこそ今ある武器を磨く、なければ別の武器を鍛えようとする。1個1個始めは小さな変化でもそれが次第に大きな変化になって今後に生きてくるのがハイキュー!!のいいところ。全部が全部繋がっている。

新キャラ続々登場巻

敵チームで新たなキャラが出てくるなら分かるけど、烏野サイドでも新マネや田中姉の2人も女性キャラ登場するとは思っていなかった。谷地さんのお陰で潔子さんの人間味がより深まるのが善き。
田中姉は言わずもがな。

68話

7巻途中から絵柄が変わった(あとトーンバンバン使うようになった)のもあってか、勢いに磨きがかかった8巻。

68話のブロック越しに見える及川の目が印象的。

試合に出ていない時間

試合に出ていない時間もちゃんと糧になっているという菅原の言葉が印象的。
その糧になった分をしっかり試合に生かそうとする菅原をコートの外から観察する影山。
試合に出ていない間の木下、成田のリアクションも個人的に好きです。

3年が印象的

伊達工3年組、悔しさがありつつも後輩に次を託す引き際が綺麗だが、後に父兄かと疑うレベルで出る。好き。

及川は見た目爽やかで何でも卒なくこなせそうなのに、実はスゲー研究熱心で観察眼も鍛えられていて努力家なのがしっかり分かる巻。

インターハイ予選編

IH予選すら始まっていない段階で、日本どころか世界を見据えた発言。完結し終えた今読み返すと改めてすげーなと。IHがゴールじゃなくてその先も2人は目指し続ける。

試合になったからには勝者もいれば敗者もいる。池尻はこれ以降殆ど出ないけど、確かにハイキュー!!史にしっかり足跡残したキャラだった。

皆大好き音駒戦

翼がないから人は飛び方を探すのだ。

強いスパイクを打てる方が勝つんじゃあない。
ボールを落とした方が負けるんだ。

年長者2人の台詞が好きな4巻。

この音駒戦から戦略的に動くことが増えて試合のルールへの理解度も深まるようになった。日向が人に言われてでなく、自ら変えようとした最初の試合でもある。

西谷の入学理由

主要メンバーは皆、烏野のブランドに憧れてとか、何かしら明確な理由があるけど、西谷は男女の制服が好み/家から近い、とバレーに関係ない理由。この時から、天才と評されながら(バレーとは別の意味で)自由だなと感じる。


だから皆アサヒさんを“エース”って呼ぶんだ。

の時の、日向の(憧憬と悔しさが混じった)絶妙な表情が好き。

最後まで繋がる伏線が序盤に沢山

ハイキュー!!はタイトルで「◯◯◯・2」表記等で以前の話と今回の話は繋がっていることを示すことが多い。
1巻に収録されている各話タイトルも300話以降に◯◯◯・2として繋がる話が多い。

読み応えある作品なので是非。

話の展開が早い

ルネの正体が明らかに

思ってた展開と違うが好き

育ての親は初回に死ぬかと思ったら、そうでもなく。
ヒーロー実は強いのではと思ったら、むしろ主人公の方が動けるし。
どう転がっていくか分からない展開が面白い。

改めて読むと新鮮

10話辺りでモブ2年(縁下/成田/木下)が安定し始めたところ…？

菅さんが副部長として色々フォローしている…！

まだ頼りなさ気だった頃の武田先生。

気にしないでください。あの人ああやって人引っかき回すの好きなだけなんです。
って影山にフォローされる外見爽やか性格悪い及川さん。

最終話まで読んで今読み返すと、第一印象と今の印象全然違うキャラが多くて新鮮。印象は違うけど芯の部分は変わっていないキャラもいるけど。先生含め、皆が成長していく作品。

ここに来て

当時、二次創作(夢小説)で散々使い回されていた零番隊の登場と霊王初公開とか初代剣八の正体明らかになるのとか、一護のルーツに立ち戻るとか原点回帰が多くなる章だった。

霊王の成り立ち知れば知るほど、尸魂界って世界そのものがドロドロしてるのよな。

一番隊

ここにきて雀次郎と総隊長の仲が爆上がりする回を持ってくるとは思っていなかった。
お茶会で西洋被れvs古風な和式で対立してんのしってんだかんな…。

信じられん馬鹿共だヨ！

確かに。
中々の脳筋的な発想だったというか。勢いで切り抜けられると思っていた辺り慢心している部分が多く見受けられたな。隊長何年目よ？

キルゲ、亡くすには惜しい位いいキャラだった。結構好きです。

ここで…？

行木と志乃が結局モブで終わったんが悲しい。
ハリベル、これ以降本編に出てこないの悲しい。

黒

一護が一度でも組織の一員として加わる場合、組織の色が黒のイメージ。(死神も代行として一応、組織の一員として加わっているし)

組織に加わる訳ではなく、教える側はカラフル？(浦原商店/仮面の軍勢)
白は言わずもがな。

2021年8月現在

ここに来て、読者が作者のスピードに付いていけなくなるとは思っていなかったよ。20周年迎えた途端、置いていくんじゃねぇ。

白一護の表情

一護と同じ顔なのに一護が絶対しない表情(狂気じみたものや、嘲笑しているような顔)が見られるの、今見てみると面白いな。

文学少女みたいな見た目でエロ本大好きなリサもええキャラしている。好きです。

良かったなグリムジョー。

作者的には序盤に殺す予定だったグリムジョー。
人気が出過ぎたあまり、殺せなくなったグリムジョー。
CV:諏訪部順一だしな。
最終的に作中屈指のしぶといキャラになれて良かったな。好きです。

漸くまともに戦えるルキア登場

序盤は浦原やら藍染のせいでまともに戦えないどころか救出される側のルキアの斬魄刀が漸く明らかになった回。今見ても綺麗なんよ。

一角の己の筋を通す戦い方も好きです。

どのキャラも引き立つ

ひよ里と平子の会話のテンポのセンスよ。お化け。

ひよ里の扉絵、猿だけ筆文字で後はブロック体？で現代寄りになってんの面白い。

197話タイトルで日番谷だけ背伸びしてんの好き。

星と野良犬

11巻のタイトルとしては「A STAR AND STRAY DOG」を採用するのに、各話のタイトルは「星と野良犬」って使い分けるセンスが好き。

各話のタイトルは英語が多いが、ここぞって時は日本語タイトルを採用することが多かったそうです。